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実は簡単な事だったが・・・。

色々と凝った事を考えていた訳ですが、今日の朝、もう一度ファンカーゴの後部を見ていてふと閃きました。
後部の足回りの出っ張りと倒したシートの最高部って、ほぼ同じ高さじゃね?
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試しにコンベックスを伸ばして目測してみると、なかなか良い感じでほぼ一直線。後部シートのヘッドレストを逆につけると、若干後ろに向かって傾斜も作れる感じだ。と言う事はややこしい形に切ったパネルを用意しなくても、真四角のパネルで一気に真っ平ら床の空間を作れる!!
と言う訳で、えいや!!っと12mmコンパネを2枚買ってカットして貰い、蝶番で繋いでこんな感じになりました。
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本当に四角に切っただけのコンパネが、これ以上無い感じで収まっちゃいました。(笑)
実はこれでも完成なんですが、写真の状態だと蝶番が下にあるのでパネルは山折れしますので使い勝手が悪いんですね。やっぱり谷折れの状態で使えると、ぱたっと片方だけ畳んで下の荷物を取り出したりと言った感じで、パネルの下がデッドスペースにならないという大きなアドバンテージができます。ただし、それをするには前後に一本づつ支柱が必要になるんです。谷折れだと後部に1本で充分なんですが、ここは拘りたい所です。
しかし、支柱を完全固定にしてしまうと使わない時の保管が風呂のフタ以上に邪魔になりますし、二つ折れも出来なくなります。走行の振動でもそう簡単に外れない事は必須ですが、畳みたい時にパッと支柱が外れるというギミックを付けなければなりません。磁石とか、色々と考えましたけど、結局採用したのはパイプでした。安かったしね。(^^)
どういう風に取り付けるかは、後ほどの完成写真で紹介という事で。ちなみにこのコンパネ作戦。運転席側をぱたっと上げると、後部シート1人分を起こして3人まで乗れるようになります。だから谷折れに拘ったんですね。1枚もののパネルだと強度は申し分ないですが、下の荷物の積載など使い勝手はかなり低下する上に1280×1220の1枚物は取り寄せでとても高額です。プロに任せて金さえ積めばもっと良い物ができるのは道理です。ありていの材料で工夫して安く作る事にDIYの意味があるのですから、私的には今の所これが最良かと思っています。ちなみにパネル作るのに3000円程しかかけていません。

ところで…。
以外に場所を取るサイドタープですが、どこか運搬に都合良い物は作れない物かと考えていたらRVバーが実家の納戸からひょっこり出てきた。しかも2本。そう言えば前の車の時に2本1000円と安売りしていたのも手伝って買った覚えがあります。これを使えば天井に収納スペースを作れそうなので早速助手席と後部座席用の手掴みハンドルを利用して作ってみました。
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なぜか分かりませんが、運転席には手掴みがありませんのでこんな感じになっちゃいましたが、なかなか良い感じです。RVバーの固定は小まめに外す事もないと思ったのでビニタイで括り付けました。これだとランタンも吊せるし、釣り竿も一時収納して移動も出来そうです。なかなかやるな!携帯空間!!

これで私のファンカーゴにおいて、
1)脚を伸ばして寝られなかった。
2)降雨降雪時に料理を作る事が出来なかった。
というウィークポイントを克服する事ができました。
残る
3)自転車の運搬。
という点を克服したい。これが出来ればファンカーゴは撮影向きには最強の装備になるのではないか?と思われる。全国のリビングシートバージョンを乗っているファンカーゴな人達も勇気と希望が持てるんじゃないだろうか?
ちなみに今現在は、キャンプ用のデカ袋があるので一応それで自転車を車内に持ち込んで運搬が可能になっている。なっているんだけど、車内で結構場所を取る事が判明したし、ちょっと参っております。リアサイクルキャリア…欲しいなぁ。高いなぁ…。

最大のウィークポイントを克服したい。

私の今の撮影のお供は1300ccのファンカーゴで、あまりなにも考えずに買ったのもあって、後部座席がダイブダウンするヤツではなく折りたたんで前に押しやる事しか出来ないリビングシートバージョンだったりする。つまり後部座席を畳んでも、身長174cmの私は荷台で斜めになっても足を伸ばして寝る事が出来ないのだ。ついでに言っておくと助手席は回転座席仕様になっているので、フラットにもならなかったりする。(T_T)
まぁ普段殆ど横になって丸まって寝ているので、あまり実害は感じてはいないが、やはり寝入りぐらいは足を伸ばしたいところだ。これが私のファンカーゴでの車中泊最大のウィークポイントだと言える。後部座席を取り払ってしまうという強引な技もあるが、ボルトを外したり重たくデカい座席を旅行中家にほったらかしておかないといけなかったりと、私のポリシー(面倒くさがり)に合わない作業+家族からの猛攻撃を受けそうな雰囲気満々なのでこの案は却下。
さて、どうした物か…。
座席を前に畳んで押しやってしまうと、絶対的な足伸びスペースと思われる180cmの直線距離はどう足掻いても取れない。幸い運転席側はシートを倒して後部シートとフラットにはできるのだが、正直凸凹すぎて、多少詰め物で埋めてもとてもではないが快眠できるというシロモノではない。どうしても後部のスペースを使いたい理由がここにある。何か良い方法は無い物かと、後部座席前で思案する事数分。そうか、シートを倒すまでにすれば良いのだ。という事に思い至った。
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問題はシーツの背面の耐久力だったが、幸いにもこのシートの背面はかなりしっかりしていて、寝るくらいは全く問題なさげな感じだ。これで前席の直後からバックドアまでの距離を一応取る事が出来るようになった。コンテナ側に足を伸ばして斜めに寝転がる事もできた。おっしゃ!!
あとはこの後ろ部分の段差と、運転席真後ろの後部座席の足元スペースを埋めればキャンピングモードを作り出す事ができる!!
では、どうやって埋めるか…ですが、これはそれ程難しい事ではないです。もう気付いている方もいると思いますが、ホームセンターでコンパネを買い、ラゲッジに合せてカットして貰い、前と後ろの埋めるスペースの長さの足を付ければ真っ平らの携帯空間が出来上がる。真ん中でカットして蝶番を付けておけば、折りたたみも可能で使わない時も場所をあまり取らずに家に置いておけるってなもんです(これ大事)。
既に採寸は終わっているので、明日、ホームセンターへ行って安上がりの材料でとりあえず作ってみよう。レッツらゴー!!
 
ところで、前回話題に上げたカーサイドタープが届いたので、練習がてらに早速取り付けてみた。
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こんな感じで、雨の中で後部スペースにテーブルを置いて、一人コソコソと手料理をこしらえるには充分な広さがあり大満足だ。
上部の屋根を傘を開くようにポップアップで組立てたら、両足を伸ばして車にもたれさせ、ルーフに吸盤2個で固定して完成である。
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こんな風に吸盤で取付だ。ベルトで調整出来るので車幅のない車でも対応出来るようになっている。が、ファンカーゴで結構ギリだったよ…軽はどうだろう?

2本足で自立しないので、最初は手間取ったが、2~3回練習すれば要領も分かって一人で3分もかからない。
以前TOPPO BJに乗っていた時も思った事だが、バックドアの横開き仕様というのが意味不明であったが、今回このタープを導入した事で、この横開きを初めて有難いと感じる事ができました。普通に2方が塞がり、プライベート感が増すのはいいですね。雨風も入ってきにくいし…。上開きだと別に幕がいると思われ…。
あと、固定が車への吸盤2個なので、風がある時は後部の脚に砂袋など重しをするか、可能であるならペグダウンをした方が安全の為にも良いと思います。
畳む時は、展開の時よりも練習をした方が良いと思います。私の想定では雨の日に主に使う道具だと思っているので、雨の中で畳むのは容易でないからだ。まず吸盤を外したら地面に置いてしまいましょう。で、急いで後部の長脚を引っ込めて短くする。で、屋根のポップアップを閉じたら一気に折りたたんで収納袋に入れてしまいましょう。畳み方とか雨水とか気にしなくていいです。とにかくワサワサと畳んで雨水を適当に振り払ったら袋にねじ込んで車内に放り込んで自分も車内に飛び込んで雨を逃れてください。濡れたタープはまた天気の良い日に出して干せば良いのです。タープを庇って身体を濡らして風邪を引く方がアホらしいですから…。
 
あと、巨大トートバッグも届きました。
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あまりのデカさに吹き出しましたが、デカい故にしなしなと扱いがしにくいので、底の長さを測って板を入れる事にしました。
ホームセンターで80cm×34cmに薄い板を切ってもらいバッグの底に入れると、扱いやすくなりました。
収納長が85cmにもなるマンフロットのデカ三脚も横倒しにして難なく入る為例えば宮島花火のような駐車後にフェリーに乗ったり長時間並んだりと言った撮影地でウロウロしなければならない場合に、今まではカメラリュックを背負って、三脚を肩から提げて、首からカメラをぶら下げて…というスタイルだったんですが、これがまとまっているようで実はまとまっていなくて、途中で何か撮るにも三脚をどこかに置かないといけなかったり、買物するにもリュックを下ろして財布を取り出さないといけなかったりと、歩く以外に何かしようと思うと手間がかかる事山の如しなのだ。リュックって以外にダメっすよ。やっぱガボガボと出し入れ出来るトートバッグ形式がレンズ交換とかもし易くて一番良いと思います。ただ、トートにすると三脚は手持ちか肩掛けになってしまうので、これまたウザい。三脚って使う時以外、かなりウザいっす。というわけで、三脚ごと一手に荷物を詰め込んで持ち運べる巨大トートをえいや!と導入してみた次第です。マジでデカいので周囲に迷惑になりそうな気もしますけど…(;^ω^)
副作用としてこのトートバッグ。なんとHandybike8という折りたたみ自転車ががっぽり入ります。肩に掛けて携行…というには無理がありますが、自転車カバーのように使う事は可能です。つまり、旅先で自転車に乗った後、また車内に持ち込めるという事です。私は車に泥が上がるのが嫌で、Handybike8を買ったものの、実用は殆どしていませんでした。しかしこれで気軽に持ち出せそうです。(^^)

長期遠征のお食事と雨降り対策

車で遠方の撮影地に出かける際に、私は山行セットを持って行って車の後ろでご飯を炊いたり野菜炒めを作ったりして自炊をするんですが、一番困った事態になるのが「雨」。
そう毎度毎度、キャンプ道具メーカーのカタログ写真のように、星空を眺めながら晩餐が出来る程現実は甘くないのだ。雨に関係なく腹は減ってくるので、カップラーメンなり何なりを作って、とにかく食べなくてはいけない。しかし、カップ麺してもお湯がいる訳でその為にストーブで火をおこす必要があるわけで…ね、雨は大敵でしょ。
今までどうしていたかと言いますと、遠征時は後部座席を畳んで広くしてアルミマットを敷いてあるので、後ろを片付けて車の中で火を起こして細々と湯を沸かしたりしておりました。もちろん閉め切ると窒息死するので、後ドアに靴を挟んで外気を取り入れて…しかし若干雨が吹き込んで来たりして…。(T_T)
ファンカーゴの後ドアは横開きなので、こういう時は特に弱点になりますね~。そんな感じでいつも雨を恨めしく感じながら、細々と調理をしておりましたが、解決方法は何か無い物かと以前から機会ある毎にネットだの何だのを徘徊しまくるのですが、なかなかないものですね。要するに後部ドアを開けたままで何か雨よけを天に張り、雨音を聞きながら外で調理ができる状態を作り出したいのだ。
そこで自称キャンプの達人に訪ねると、車に連結出来るタープを張ればいいんじゃね?みたいに軽く言われるんですが、あれってポールを立てたりペグダウンしたりするので、基本的に停めた車の周囲が土とかじゃないとダメなんですよね。私が車を停めて飯を食ったりするのは、道すがらの待避エリアの隅っことか道の駅の端っことかが多く、アスファルトだったりする事が多いので、事はそう単純にはいかない。私のキャンプは手段であって目的ではないのだ。
あとはパラソルを固定器具で張り出す方法とか色々と考えたんだけど、ホットドッグ屋と間違えられそうな雰囲気になってしまう事が多くて、なかなかしっくりこない。

あれから数ヶ月…

秋の遠征シーズンも刻一刻と近付いてくるので再びそう言った物を物色してみると…それっぽい物を要約見つける事ができた!!
ドッペルギャンガーという変わった名前のメーカーからワンタッチカーサイドタープという商品が出ていたのだ。
http://www.doppelganger-sports.jp/product/tt3_207/top/
さすがにこんな派手な使い方はしませんけど、こんな風に使えれば上等だ。
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ちなみに写真では車のサイドに設置しているが、車に固定する吸盤の幅はベルトを使う事で可変式になっており、幅の狭くなる後部にも設置出来るようになっている。後部ドアが横開きなので2辺が囲まれる形となってプライベート感も出てきそうだ。
これだけの雨よけスペースが設けられれば、私的には大満足でまったりと雨を眺めながらの夕食という小洒落た事も出来そうである。そんな事を想像しつつTポイントを使ってYahooショッピングで購入しました!!実際の使用感は、気分が乗ったら実用編でそのうち掲載しましょう。(^^;

で、
贅沢かも知れないんですが、実は私は今は無きブリジストンが販売していた「Handybike8」という8inchの折りたたみ自転車を持っておりまして、これを何とか持ち運ぶ方法は無い物かとも考えておりまして…。
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あ、この写真おかしいですね。縦の1050mmは広げた時です。畳んだ時は570mmです。今は倉庫の肥やしになっているこの自転車を、遠征にも持って行く事が出来たら、撮影の範囲は遠征先で飛躍的に伸びる事になります。持って行くのは簡単だろ…?って言われそうですが、そう、簡単なんです。簡単なんですが事はそう簡単な事ではないんです。(笑)
まず屋根にキャリアを載せる方法ですが、これは私の自宅の前にトンネルがあって高さがなんと180cmなんですね。だからうっかり潜ってしまうオーラを持っている私には使えない。次に考えたのがリアに貼り付けるタイプの物。これは憧れましたね~。でも、2台以上の物が多いのと、私的に取付が超面倒臭い事山の如しだったのでやめました。私の自転車は手段であって目的ではないのだ。
と言う事はやっぱり車内に持ち込むと言う方法。
かなり小さくなるとは言う物の、実際に車内に持ち込むと、これが結構デカいと思わされるから困ったもんです。それに曲がりなりにも自転車ですから、乗った後汚れた車輪をして車内に持ち込むというのも気が引けるので、今の所思案六歩という感じです。
とりあえず、なんでもガッポシ入るだろうと言う事でこんなトートバッグを買いました。
http://www.yodobashi.com/ec/product/100000001001706979/index.html?gad1=&gad2=g&gad3=&gad4=56278881131&gad5=15427813359918068171&gad6=1o3&xfr=pla&gclid=COamusHy6ccCFUiXvQod3e0GhQ
めっさデカいバッグなんですが、計算上このバッグだと私の持っている最大の三脚が底辺横向けにどっぷり入るので、レンズだの椅子だのと、かなり効率よく大量に入る。例えば宮島のように車を降りてから撮影場所まで結構な機材を持って行くとなると、こういうの方が便利かな~なんて思ったりしたのさ。
で、微妙なんだけど折りたたみ自転車も入るような雰囲気なので、これもちょっと試してみようと思います。

あとね…。
遠征中は足を伸ばして寝られないので、昼寝用にハンモック買おうかなぁ~なんて考えています。笑

東京五輪のエンブレム、撤回しましたが・・・。

佐野研二郎氏がデザインしたという東京五輪のエンブレムの一連の騒動は、なんだか佐野氏のいじめ大会みたいな様相を呈し、最終的に八方塞がりとなった時点で撤回・・・という感じになったように見える。
今更言うまでも無いんだけど、ベルギーのリエージュ劇場のロゴと似ていて、そのデザインをしたオリビエ・ドビ氏が使用の差し止め請求を訴えたのがきっかけだった。
それに対してどう思うかと言う辺りは、ネット上のあちこちの「徒然」なブログにもたくさん書き込まれているのでそちらを見て頂くとして、私はちょっと角度を変えてここに書いてみたい。

佐野氏の五輪エンブレムとドビ氏の劇場ロゴ。

似ていると言えば似ているし、違くね?って思えば違うようにも見える。でも総じて似て見えてしまうんだからしょうがない。そんな見ようによっては微妙な二つのロゴなんだけど、なぜドビ氏は速攻で著作権を盾に使用差し止めの請求をしたのだろうか?
一部の方は、ドビ氏や劇場の売名行為だとか、東京五輪への妬みだとか、佐野氏へのやっかみだとか考えた人も結構いるんじゃないだろうか?

ちなみに私がドビ氏だったら・・・。
やはり同じように使用の差し止め請求をしていると思います。
それはなぜか・・・?
それは東京五輪とベルギーくんだりの劇場とでは、ロゴの使用規模も知名度も何もかもが違いすぎるからだ。方やワールドクラスのイベントで使われるのに対し、一方はせいぜいベルギーの国内で若干有名になる程度の物だ。この差はどう足掻いても埋まらない。
そんな状況下で、

「似ているが、よく見ると違うよ。気にせず使ってくれ」

とドビ氏がにっこり微笑んでオトナな対応をしたとしよう。
東京五輪は遠慮無くそのエンブレムを世界規模で流布してフィーバーすることになる。これは五輪開催期間がピークにはなるが、実際は今から7年間そういう事が続く訳だ。
そんな感じで広がったベルギーの劇場ロゴに似ている東京五輪のエンブレム。ドビ氏がにっこり微笑んで・・・という出来事をしっかりと知っている人は良いが、大多数の知らない人は、時を隔てるとその知名度と既成概念から、

「ベルギーのリエージュ劇場のロゴが東京五輪のロゴに似ている」

と言い出すバカがきっと出てくる。言い出さないまでも、思い込んで語らない大バカもきっと湧く。
まぁ、知っている人間が話の経緯を説明するだろうが、その説明する人間もだんだんいなくなってくる訳でして、結局二つのロゴの関係は、五輪優勢という逆転現象が起こりうる訳です。今後いちいち説明がいるのも面倒臭い話だ。ドビ氏が速攻で使用差し止めを請求した本意はここに有ると私は思う。(と信じる)
だから私もドビ氏の行動を支持するんです。

一方で、
佐野氏の行動は、ちょっと私には不思議に見える。
デザイナーであったなら、世界中の・・・とまでは言いませんが、それなりに名前のある施設や企業などのエンブレムやロゴは、それなりにプロの知識として蓄積されていると思うんですよね。そのプロ中のプロとも言える一流デザイナーが描いた五輪エンブレムが、なぜベルギーの劇場のロゴに似ていたんだろう?っていうのが私にはずっと疑問。
一流デザイナーなら、後世にもその名前が残るであろう東京五輪のエンブレムのデザインという仕事なら、今までの我の集大成のように取り組んでそれはそれは魂の籠もったロゴを創り出すだろうと思うのだ。
当然出来上がったロゴは、どこかのロゴに似ていないかなど徹底的に調べ上げるだろう。或いは元々何かに似るはずのないロゴをデザインすると思われる。それがプロの一流デザイナーという物だと思うのだ。それに更に複数の人間で審査した上で選ばれたロゴなら、尚更のことであろう。実際に新国立競技場のデザインは、どこの国にも存在しないようなデザインだ。あれはそういう目で見ると優れているのだ。

それが・・・

いとも簡単にどこかの劇場に似ていると指摘されてしまうとは・・・。私には正直理解が出来ない。
私はあの東京五輪のエンブレムのデザインは佐野氏本人が手がけたものでは無いように思われるんですよね。部下に作らせた複数のデザイン案から少し加味して応募したものではないかと・・・。
そんな事を考えている中で、今度は佐野氏の事務所が世に送り出してきた過去作デザインに、多くの盗用が見つかり指摘されるという事態になった。私の目で見ても、指摘されているロゴは完全にアウトだと私は思う。これらも佐野氏自身が手がけたというのなら、私は結論として佐野氏のデザイン能力は、もう枯れてしまっていると解釈する。音楽の世界もそうだが、一時的に発想が広がる時ってあるんですよね。でも年齢とともに根気が無くなって枯れていくんですよ。人によってはその下降が緩やかだったり、書き貯めておいた過去作品を小出しにしたりして凌いだり、あるいは自覚して引退したり・・・。
一方、
部下が作ったロゴデザインが、軒並み指摘されているのだとしたら、佐野氏自身のマネジメント力も問われるとは思うが、それ以上に、部下にあまり良く思われていない人なのではないかと・・・?

「またエラそうに社員に丸投げしやがって!ミスは社員の責任、手柄は社長の独り占めってか!?」

みたいに思われているなら、多少頷けるんだよな。笑
佐野氏に対して心良く思っていない社員なら、盗用を埋め込んだデザインを世に送り出すようなこともやってのける可能性がある。
どっちにしても、佐野氏のデザイン事務所は前途多難であることには間違いないですね。

という、ちょっとナナメ切りな本日の日記でした。

わすれてた。

そう言えば、言った方も考えていた方もすっかり忘れていた事がありました。

「白黒でポジを作ってくれって言われたらどうしよう?」

みたいな問題をずいぶん前に出していました。マジですっかりポンと忘れてしまっておりました。
でも、白黒でポジなんて、デジタル全盛のご時世に、不要なこと山の如しの話なんですけどね。

でも、
もう一度話を反芻してみよう。
素晴らしい風景が目の前にあるとして、それを最終的にカラーポジ
フィルム(カラースライドだな)にするのはそれ程難しい事ではないだろう。初めっからカラーのポジフィルムで撮影すれば良いことだし、ネガで撮影したとしてもフィルム転写でポジ化する事ができる。じゃあ、カラーポジじゃなくて白黒ポジは?っていう問題です。
ちょっとプライドが高い系で、写真の事は大概知ってるんだぜ系の方には、メンツを擽られる話題なんですけどね。(笑)

まぁ、そう言うのは置いといて。

安直な話で、Try-Xなどの白黒フィルムで風景を撮影して、そのフィルムをもう一度白黒フィルムで撮影すれば良い訳ですかね?
でもそれをやると白黒フィルムの紫色というか薄藤色というか、フィルムベースの色が乗っちゃうので、そう言う色のポジになりますよね。それって白黒じゃないよね?

だったら・・・

白黒反転フィルムにコンタクトプリントをすれば良いのさ。
これはかなり良い感じの答えなんだけど、残念ながら白黒反転フィルムは色素を白と黒しか持っていない、つまり白黒二値のフィルムなのよ。だから白黒の中間色が全て飛んでしまうか、粗く黒つぶれになっちゃうんだよねーー。

って言う話で確か終わっていたような気がする。
純粋に知りたい系の方は「そろそろ教えてくれないかぁ・・・」って感じだと思いますけど、高プライド自称ベテラン系の方は、額に血管を浮かべて「早く答え書かんかぃ!!」って、思いつつも黙っている段階にまで来ていると思いますので、ここらで答えを記したいと思います。
答えを知っていても、実際にはそう簡単にできるって物でも無いので・・・。笑

白黒のポジを完成させるには、ファイングレイン・ポジティブフィルムというフィルムを使います。もっと簡単に言うと白黒のシネフィルムの一種という事になります。
このフィルムは今は売っていないけど、同じような物が今も出回っているようです。丸い缶に巻きで入って売っています。
35mmでフィルムベースは透明で白と言うかクリーム色というか薄黄色というか、そんな色の乳剤が感光剤として塗られています。
元々シネフィルム(動画)として売られている物なので、医療研究の記録用とかに使われていたようです。
ちょっと自慢話になるかも知れませんが、このフィルムをパトローネに巻き取って、カメラに装填してマクロでネガを透過撮影し、白黒ポジに仕上げたのは、もしかしたら私が日本で初めてじゃないだろうか?
と言うと、高プライド系の方が堰を切ったように口を開いて、

「それなら俺もやっていたよ!」

と、言い出しそうなので・・・って言うか、なんかめんどくせぇな・・・。高プライド系・・・。じゃあ撮影条件位は憶えてんだろ?言ってみてよ。っていう所は残しておこう。笑

実際に、この仕事は「あちこちで出来ないと断られた」というお客さんから持ち込まれた物だった。よりによってそれを私の師匠が「どうにかする」と言って受けちゃったもんだから大変だった。
師匠はファイングレインフィルムを、コンタクトプリントすれば簡単にできると踏んでいたようだが、事はそんな単純な物ではなかった。べた焼きで出来上がるなら、あちこちで断られたりはしないだろう。その後、この仕事は弟子の私に丸投げされてきたのである。

そんなアホな・・・っちゅう話です。(^^;

コンタクトプリントだと細かいホコリが問題になったり、やはり細部のディテールが潰れてしまうのだ。これがべた焼きの最大の弱点。これはスライドとしてプロジェクターで大伸ばしすると顕著に分かる。べた焼きは白黒二値の文字でさえも欠けたりするのだ。

それから色々やりました。
何をやったかも憶えていないほど・・・。
そしてファイングレインポジティブフィルムをローダーに装填し、35mmパトローネに巻き上げてカメラに装填し、撮影する事で反転するという方法に行き着いたのでありました。ファイングレインポジティブフィルムは、皆さんが思っている以上に低感度なので、粒子も非常に細かいので「撮影する」という方法を用いる事で、ホコリを解決し、その性能を100%発揮することができるのだ。しかも現像はセーフライト下でできるし、現像液も使える物が非常に幅広い。ここら辺は今も憶えているが企業秘密です。笑
実際に白黒ポジが出来上がった時、感動で海に向かって叫びたいくらいでした。これはさすがに師匠にも誉められました。っていうか丸投げするなよ・・・(# ゚Д゚)
この方法を確立したことで、当時はニーズの高かった高コントラストの白黒中間色写真の焼付けも3号印画紙で可能になり、ファイングレインポジティブフィルムの存在価値が一気に上がると同時に、とある医療機関がうちへ仕事を出してくれるようにもなった。あの手この手でこの方法を探ってくる同業者もいたけどねーー。
しかし、撮影その物は非常に難しく、当時の設備があったからこそ可能であったとも思う。今はフィルムがあっても撮影機材や設備がないので使えない・・・。

色々と書きましたが、そう言うことです。
白黒のポジって、見ると本当に味わいがあるんですよーー。
と、今さら少し宣伝してみたりして。笑

ドラマ版デス・ノート・・・。

昔々に週刊少年ジャンプの特別読み切りで初めて読んだデス・ノート。その後、週刊少年ジャンプで連載化され、アニメ化されて、藤原竜也と松山ケンイチの共演で映画化され、この度テレビドラマ化されて週一で放映されている。
超有名な漫画作品ではあるが、これも時代の流れか、ドラマ版は私が知っている役者が殆どいないという・・・。(^^;

今更書くまでもないが、一応記しておくと、死神が暇つぶしで人間界に落としてみた自分のノートを主人公の八神月(やがみ・らいと)という大学生の青年が偶然に拾う。そのノートこそがデスノートと呼ばれる物で、以下のようなルールがある。

・顔を知った上で、名前を書き込めば、その人間は心臓麻痺で死ぬ。(顔の認識が必要なので、無知の同姓同名には影響しない)
・死因を書き込めば、そちらが優先されて死ぬ。
・一度書き込んだら消せない。

という感じ。
これを使ってその主人公は、目の前の悪人をデスノートで殺すのを皮切りに、世界中の有名な犯罪者を次々にノートに書き込んで殺し、デスノートを使って世界を変えようと目論む。いつしか民衆の間では「キラ」と呼ばれるようになり、崇拝する者までも現れ、一種のカリスマ的な存在になる。
一方で、世界中の警察が手をこまねいているのを尻目に、次々に心臓麻痺で死亡する重大犯罪者に不審を抱いた一人の探偵が既にキラの捜査に乗り出しており、冷徹で聡明な知能でトラップを仕掛け見事にキラが日本の関東圏にいる事を突き止める、その探偵がL(エル)という人物である。かくして、東京を舞台にデスノートを跨いで八神月と探偵Lの熾烈な頭脳戦の駆け引きが繰り広げられる・・・という感じの物語。続きが気になったら映画なり、ドラマなりで是非!!
って、なんで私が番宣してるんだよ・・・。(^^;

ドラマ版は原作を少し改編しているようで、オリジナルストーリーも組み込まれているようだ。レイ・ペンバーが殺される過程も少し違っていたし・・・。
ちなみにジャンプで初めてデスノートが登場した読み切り版では、主人公は学校のクラスのいじめっ子をはじめ、短絡的に周囲の人間の殆どをデスノートで殺してしまう・・・が、思い直してデスノートに書いた名前を消して、生き返らせるという物であった。そう、本編とは違って当初は24時間以内だったかな、名前を消せば生き返らせる事が出来たのだ。そのルールを本編ではなくした・・・という点が、物語をよりリアルでスリリングな物にしていると思われる。
また、世界的に有名な探偵と日本の警察がキラを殺人犯として逮捕しようと躍起になっている姿も印象的だ。

さて、
多くの方がこのデスノートにハマっていると思われるが、実際にこの主人公のような青年がデスノートを使って人を殺していたとして、その者を法廷で殺人の罪に問う事が出来るのかどうか・・・?
この疑問は、結構皆さん持っていると思うのだが、ネットを見て回ってみますと、意外に質問が少なく、また明確に答えられている回答がない・・・。私は別に弁護士では無いけど、答えは明確に出来る。

答えは、ノー。

Lと警察が八神月を逮捕、立件して書類送検し、デスノートを証拠にして検察が起訴したとしても、法廷は維持できない事はやる前から明白だ。
まず、デスノートの真偽を確かめる事が出来ない。=証拠能力がない。デスノートに証拠能力を持たせる為に、検察側がデスノートを使って殺人を犯さなければならないと言うのは本末転倒だろう。笑
と言う事は、デスノートは幾ら八神月のお父ちゃん(キラ担当の警察官)が「これが凶器なのだ!」と喚いてみた所で、デスノートと一連の犯罪者の死亡との因果関係を結びつける事が出来ないのだ。
仮に、
「私が証明してやる!!」
と言って、八神月のお父ちゃん辺りが、法廷でデスノートに自分の名前を書き込んでその場で死んで見せた所で、「ノートに名前を書き込む」という行為と「心臓麻痺で死亡する」という事実が科学的に結びつけられない。また、デスノートを科捜研に持ち込んで調べた所で、ただの風変わりなノートとしてしか結果は得られないだろう。ただ、デスノートを触った人間は死神リュークの姿が見えて話を聞く事が出来るようにはなるが、死神リュークを法廷に引っ張り出して証言させるなどは現実の法廷としてはあり得ないし、それこそ映画「すてきな金縛り」を地で行くような話だ。(笑)

つまり、デスノートは法廷では「呪いのわら人形」や「バズビーの椅子」のようなオカルト物の扱いをされるのが関の山なのである。少なくとも判事も裁判員もそういう判断をせざるを得ない。

いや・・・、

法廷に行く前に、検察官が証拠不十分で不起訴処分にする可能性が濃厚だ。私が検察官ならそうする。そうするしかない。
結局八神月は最長23日間の拘留と勾留を経て、嫌疑不十分で自由の身になり、デスノートも逮捕時の所持品と言う事で八神月に返される事になる。当然リュークの姿が見える者が続出するが、騒げば精神病院に放り込まれる事請け合いだ。これがキラ逮捕後の流れかな。
しかし、そうなるとLが黙ってはいないだろうけど、法治国家でさえも罪に問えない人間を、法治国家で飯を食っているLが勝手に不起訴処分になった八神月を拘束する事はできない。それこそ世界中のキラ信者がLを糾弾しまくるだろう。

要するに、「丑の刻参り」に犯罪性を認めるかどうか・・・?

という話と同じ次元という事だ。
原作では、キラはLに勝つが、Lの遺志を継いだニアに負けて、八神月の負けと判断したリュークにデスノートに名前を書かれて死ぬ事になるが、よくよく考えると、八神月には負けは無かった事になるのだ。一時のプライドとか色々あるかも知れないが、「殺人罪」に問えない時点で、総じて八神月の勝ち戦という事になる。
しかし、それでは世間に顔向けが出来る作品にはならないので、原作では「探偵か警察にキラだと断定されるまでの勝負」という事にしたのであろう。

ところで・・・。

もし、八神月が不起訴処分で再びデスノートを持って自宅に戻ったら・・・。今度は独裁政治を行う国家や、時の権力者、世界中の大金持ち等が挙ってキラの獲得・・・というかデスノートの獲得に動くだろう。KGBやCIA、ありとあらゆる秘密の国家機関が八神月の周囲を取り囲むはずだ。それはそれで八神月にとっては暮らしにくい世界になりますね。八神月はとっとと信者を集めて頑強なキラ御殿を建てて籠もらないといけませんな。で、あとはリュークとリンゴを食べながら一人、また一人と・・・。(^^;

アクアテラリウムに挑戦。(思い立ち編)

前回は海水魚飼育の方法を忘備録として書き記しておきましたが、当の私は実は水辺の再現というか、観葉植物を用いたアクアテラリウムの作成に挑戦しておりました。
以前からやってみたくて、実は8年程前に実家にある90x30x36cmという水槽でやってみようと、何の知識も無いままに、ただネット情報を頼りにソイルを買い、流木を買い、水草を買い・・・。とやってみたのですが結果は惨敗だった。そのまま3年程放置する羽目に陥りました。藻が湧いたり色々な事が起こりましたが、3年もするとソイルは粒が崩れて泥になり、そのうち濾過がつまって水が流れなくなってしまいました。
濾過が止ると部屋中に悪臭が立ちこめますので、さすがに放置する訳にも行かなくなり、ようやく一念発起して水槽のリセットに乗り出しました。既に水草はなく、とろろのような藻が渦巻く得体の知れない水槽と化していましたが、水を抜き、綺麗に洗って再度水槽を設置。実家は強烈な西日が差すので、照明は窓から差す自然光でやっていました。自宅では金食いの海水魚をやっていましたので、とにかくこっちは金を掛けずにやっていたんですね。(笑)
ソイルはもう二度と使いたくなかったので、安い大磯砂を16kg程いれてリセットしたのが5年前。当初は川底をイメージした石と流木のレイアウトで日本の魚をやっていましたが、水温が高すぎた為これも惨敗。結局再び放置・・・になるかと思ったが、1年程した所で自宅の海水水槽を店じまいした為、クーラー、100wメタハラ、小型造波装置(オリジナル)等のハイソな設備が余る事に・・・。
機械は使わなければ廃れてしまうので、すぐさまクーラー、造波装置、毎時750リットルクラスのポンプなどを90cm水槽にシフトし、再び川風景を再現。濾過層も300リットルクラスの密閉型濾過層へとレベルが上がった。海水魚の設備をヌマエビやメダカ水槽に使うのだから、もう何をやっても死なない程の過剰設備である。が、なぜかメダカは日に日に減っていった・・・。そうこうするうちに結局放置水槽となってしまう・・・それも5年間も。(^^;

「水槽は、飼育に飽きた頃に立ち上がる。」

とはよく言ったもので、5年間もの間、勝手に繁殖を繰り返していたミナミヌマエビや、時折母親が寂しいからと勝手に放り込んでいたメダカや金魚のお陰で、いつの間にか完全に水槽は立ち上がっており、濾過層はヘドロ詰まりもなく素晴らしいバクテリアの固まりと化していたようだった。
ただ、水槽内部全体に藻が繁殖しまくっていて、とにかく小汚い事山の如しである。

「金魚を入れたけど、藻であまり見えない。少し掃除したら?」

という母親の声に、始めは面倒ではあったが、よく見るとあまりと言えばあまりな出で立ちだったので、ウレタンスポンジで除去に乗り出した。とりあえず前面。なぜか前面ってあまり藻が付かないのはなぜなんだろう?すぐに掃除が終った。前面が綺麗になるだけでも結構テンションは上がる物である。
ならばもう少し汚れが酷いが狭い側面2面も・・・と藻の除去をしてみたら、更にテンションが上がった。しかし、水槽の水がみどりみどりのグリーンアウト状態になってしまったのでここで終了と言う事でしばらく放置。すると、濾過が完成しているので何と30分程で水は輝くような透明水に生まれ変わっていたのである。
すげぇな・・・5年物の濾過層は・・・。(^^)

「背面も掃除しないと・・・。」

という母者の声。テンションMAXになっていた私も同感とばかりに背面内側の掃除に乗り出す。もちろん濾過は回しっぱなしだし、金魚やエビも入ったまま。
しかし背面はさすがに藻が多く、ウレタンスポンジでは厳しいので普通のキッチンたわしのガリガリ側でこそぎ取ってゆく事に。さすがに面白いように除去は出来るが、水はとんでもなくグリーンアウト状態。もう何も見えません。(笑)
さすがに30分では元には戻りませんでしたが、それでも1時間程で向こう側が見える程になったので、再度藻の除去を行い、ついに4面全て綺麗にすることができました。水槽も再びグリーンアウト状態なので1日目の作業はここで終り。

翌日実家へ来て見てみると、やはり水はすっかり綺麗になり、透明で輝いておりました。なかなかナイスな濾過に仕上がっていますな。5年という歳月はダテじゃ無いぜ、なんてね。単に放置していただけなんだけど・・・。(^^;
とりあえず、ガラス面に残った取り残しの藻を丁寧に除去し、これで完全にガラス面は綺麗になりました。すっかり綺麗になった水槽を目の前に、私の頭には・・・

「もしかしたら、このままアクアテラリウムの作成に突入すれば良いのでは?」

そう、以前からやってみたかったアクアテラ。水位を10cm程に下げて、流木や石組みをして陸地を造り、滝を作ったり、水草を植えたり観葉植物を植えたり・・・つまり水陸共存のジャングル切り取り風景の作成である。

ここから、90cm水槽を使ったアクアテラの壮大な計画がスタートする事になる。

海水魚水槽の作り方。

ファイル 40-1.jpg

今後、恐らくは圧倒的に恵まれた環境がない限りは、二度とその世界に浸る事はないであろうと思われる「海水魚飼育」。
実は私、8年間位海水魚においての飼育経験がございまして、まぁ色々とやりました。オリジナルの波発生装置も造りました。お金も今思うとバカじゃないかと思うくらい注ぎ込みました。で、最後に海水魚飼育のコツというかやり方というか、こういう物なのだ…と言う事を身を持って知った所でマリンアクアリストを引退しました。8年間、息も切らさず色々な事をやってみた結果得た最終結論は、「海水魚は飼うよりも見に行け。」と言う事でした。

しかし…。

ブームは下火になったのかどうかは知りませんが、ペットショップに行くと以前と同じように海水魚が販売され、同じように客があれこれと物色し、店員にアドバイスを受けながらも、適当に安価な機材を購入してゆく…。
その度に私は

「間違いなく1ヶ月以内に死滅水槽になりますな…。」

なんて事を横目で見ながら心の中で呟いております。笑

というわけで今回は、カメラとは全然関係ないんですが、成功確率95%以上(と自分で思う)の海水魚水槽の立ち上げ方を、自分への忘備録も兼ねて、ここに書き記しておきたいと思う。

その前段階として、これから海水魚飼育に挑戦したいと思ってここを読む方に、まずはじめに言っておきたい事がある。

「湯水のように金を使えないのなら、海水魚飼育はするな。」

である。かつては私も20cmキューブ水槽という狭い水槽に、海水転化させ12cmまで育ったテッポウウオを筆頭に、イソギンチャク、クマノミ2匹、レッドソックスを、小型の外部式フィルターだけでバランスを保つという奇跡もやった事はあるが、こんなのは希な話であり、基本的には掛けたお金に比例して海水魚飼育は成功の確率ははね上がると考えよう。そのお金を掛ける事が出来ないのなら、飼育者も生体も何の癒やしを受ける事もなく、お互いが可哀想な事になるので、私は飼うなと言いたいのだ。

前置きが長くなったが、気構えのある方だけ読み進めてください。
ちなみにここでは、オーバーフロー水槽ではなく、シングル水槽での飼育方法を解説する。

<用意する物>
1)水槽…容積=水量が大きい方が飼育は有利になるが、幅よりもとにかく高さのある物を選ぶ事。60cmあれば完璧。最低でも45cmは欲しい。と言う事は通常の60cmではダメという事。なぜ高さがいるかはそのうち分かります。奥行きは30cm以上なら問題ない。私はW45xD30xH45というADAのキューブガーデンを使っていました。今は絶版のようです。海水魚飼育はキューブか縦長の水槽が良い。水量は60リットル前後までが良いと思います。それ以上はお金の掛かり方が違ってくるので、もっと熟達してから…。

2)底砂…サンゴ石一択です。濾材用の粗目、底砂用に中目と細目をそれぞれ用意します。

3)密閉型外部式フィルター…ピンからキリまでありますが、水槽の全水量が1時間に7~10回程度回転する大きさを目安に選びます。55リットルならエーハイムなら2213か2236かな。ただし濾過はこれだけでは不十分ですがとりあえず必要です。

4)水槽用クーラー…なかなか高価な設備なので、ど素人程後回しにするが海水魚では必須。一番最初に買いましょう。買えないなら海水魚は諦めましょう。これが無いと維持管理は格段に難しくなり、飼い主も海水魚もかわいそうな事になる。60リットル前後だとゼンスイのZR-75Eといった比較的安価な物がある。水量を抑えたいと言ったのはこれが理由だ。余裕があればZR-130Eを買っておいた方が冷却効率は飛躍的に上がる。私なら130Eを買う。が私は2236の水流量と相性がバッチリの75Eを使っていた。130Eなら別の強いポンプがいるので、その場合はマキシジェット1000を用意し、2236のプロペラを外して非電源でエーハイム→クーラーと繋げば良い。

5)底面フィルターと網戸の網だけ…モーター付属は不要。また底面にびっしり敷き詰める必要はない。あまり小さいとモーターの吸上げ効率が下がるので、45cm水槽用以上の物で、底面積に合わせて買いましょう。90cmなら45cm用を2個買うと良い。網戸の網は底面フィルターにサンゴ石が入り込んでモーターが詰まるのを防ぐ為に包む用に使うのと、底砂の仕切りでも使うので、多めの1m四方位は用意する事。

6)外部式ポンプ…底面フィルターと組み合わせる。私はカミハタのオーシャンランナー2500を使っていたが、明らかにオーバースペックに思えたので、後にマキシジェット1000に交換しています。オーシャンランナー2500は別の目的に転用したが普通は不要。マキシジェットは水陸両用の安価なポンプなのでお奨めだが、このテの小型ポンプは陸上使用すると結構音が立つので水中で使用するようにした記憶がある。

7)ライブロック2kg~3kg…海水魚飼育では必須アイテム。生臭い物は古いのと管理が悪いのでNG。磯の匂いがする良質な物を購入しよう。良い物は石灰藻という赤い苔が岩面に色を塗ったようにたくさん生えており、藻海老やケヤリなどの生物感も多い。ただ招かざる客(ウミケムシ、ウミウシ、シャコ等)も付いてくる事があるのできちんとキュアリングされた物を選ぶ目を養う事が必要だ。間違っても真っ白のただの死珊瑚を購入しないように…。
ちなみに2~3kgは最小限の量。最終的には6kg位は入れたい所だ。要するにキープ時は水量の1/10位、立ち上げ時はその半分位を目安にすると良い。

8)人工海水の素…水道水をあっという間に海水に変えてくれる魔法の塩。ミネラルが含まれているので普通の天塩を溶かした水とは違うよ。

9)RO水…水道の水は藻類の素がたくさん溶け込んでいるので、そのまま使うとあっという間に水槽内は緑色の苔だらけになってしまう。そこで純水と言われるRO水が必要になる。この水以外は絶対に水槽には入れたくないので、安定的に供給出来る購入先を確保しておこう。初期は60リットルいる予定なので後の足し水も考えて最初は100リットルは用意しておこう。

10)水槽用ヒーター…クーラーに繋げられる場合はサーモスタットは不要な場合が多いが、その機能がクーラーに無い場合はサーモスタット付きを買う事になる。サーモスタットは必ず電子式の物を購入の事。

11)プロテインスキマー…水槽内の富栄養化を防ぐと同時に海水に大量の酸素を溶かし込んでくれる機材。RedSea製の物が有名だが水槽内に本体(直径6cm位の筒)を入れるのでレイアウトや見た目に響くのとエアポンプが必要になる…ので私は後に外掛け色のPrizmSkimmerに変えました。海水は酸素が溶けにくいのでエアレーションが必ず必要だ。

12)メタルハライドランプ…海水魚飼育には必須になります。イソギンチャクやサンゴは買わないよ~という方もライブロックが入る以上は光合成の為に必要になります。点光源ですので太陽光のように水の揺らぎの印影ができます。海水魚ではブルーが強い20000Kを使いたいですが10000K以上なら可としましょう。100w程度の物なら大丈夫です。

13)小道具…水温計、比重計、カルキ抜き。

大体ここまで用意したら海水魚の飼育が可能になります。
どうでしょうか?お店の店員の話とはずいぶんと違ったのではないでしょうか。電卓を叩いてみてお金が掛かりすぎる!!って言う方は、前述のように「海水魚は飼うよりも見に行け!」という教訓に倣いましょう。「それでも私は飼育してやる!!」という方は以下に立ち上げ方を記しておきます。

 
<水槽の立ち上げ方>
1)底面フィルターを網戸の網で包みます。輪ゴムの使用は私は不可としたい。とにかく包んでサンゴ石が入り込まないようにしたら、筒を取り付けて底面に置く。筒を刺した所を少し鹿渡に寄せても構いません。ど真ん中でなくても良いと言う事。

2)サンゴ石の中目を5~7cmの高さに敷きます。そう、結構多いんです。これを投入したらもう後戻りはできません。

3)その上に網戸の網を全面に敷き詰めます。

4)次に細目のサンゴ石…と行きたい所ですが、その前にひと作業します。適当なライブロックをカナヅチなどで適当な大きさに砕いてください。あまり細かくすると網戸を抜けてしまいますので3~5cm位の大きさで良いです。砕いたらそれを網戸の上にばらばらっと適当にばら撒きます。敷き詰める必要はありません。適当でOKです。これこそが誰も教えてくれない失敗しないミソなんですね~。これで底床内にもバクテリアがガンガン湧くという訳です。

5)ばら撒いたライブロックの上から細目のサンゴ石をこれまた6~7cm位の厚さになるように敷きます。底砂の厚さは12cm前後になります。この分厚いライブロック添加済みのサンゴ層が後に強力な濾過効果を発揮してくれます。また、この厚みが水槽レイアウトを楽にもしてくれます。シングル水槽の場合は、これだけのサンゴの濾過層を確保する必要がある為、最低でも45cm位の深さのある水槽が必要だったわけです。

6)水温27度の人工海水を水槽の半分位まで入れます。適温でないとサンゴ層内のライブロックが死んでしまいますので気を付けましょう。

7)水が入ったら水槽内のレイアウトを作成します。一番楽しい行程ですが悠然としている暇はありません。既に水槽には生物が入っています。手早くライブロックを組んでレイアウトを完成させてください。フィルター類のホースやストレーナーの配置も一気に行いましょう。プロテインスキマーが外掛け式の時は、後回しでOKです。

8)底面ろ過から出していた吸込み口にポンプの吸い込み側のホースを突っ込んで、底面ろ過から水を吸上げるようにします。吐き出しは、とりあえず今はそのまま水槽に戻す形で良いでしょう。(後述)

9)外部式フィルターの吐き出しはクーラーに接続し、クーラーの吐き出し水を水槽に戻すようにします。

10)海水を水槽の規定量まで入れ、ポンプと外部フィルターを起動します。クーラー、ヒーターの電源も入れましょう。これで水槽が起動しました。感動の瞬間ですね。

11)最後に照明のセットです。真ん中を照らすのですが、あくまでメタルハライドランプの目的はライブロック、後に入れるであろう海草、イソギンチャクやサンゴ類の光合成の為です。そこを意識してライトを当てましょう。100wの光量なら、60sm位までの水槽なら満遍なく照らせると思います。タイマーを使って1日8~10時間、朝から晩に照らしてあげましょう。

これで水槽は完全に起動しました。あとは立ち上がりまで待つのみです。

と言う感じですね。
早速魚を入れたくなる訳ですが、すぐに入れると必ず死にます。魚が可哀想です。ここはグッと堪えて水が安定するのを待ちますが、3日目辺りでデバスズメを3匹程入れてください。これはパイロットフィッシュと言って、水の様子を計る為の生態です。なぜデバスズメかというと、安いからというのもありますが、それ以上に大人しいからです。後に本命の生体を入れる際に、縄張り意識を主張して影響を及ぼす事がほぼ無いからですね。ルリスズメなどを入れると気が強いので後から入れた魚がボロボロにされたりしますよ~。

パイロットのデバ達は、調子が良ければそのまま生き続けてくれます。ちゃんと餌もあげてください。当然糞をしますが、その糞から出るアンモニアがバクテリアの繁殖を促してくれるのです。そう、目の前にはミニマムな自然の営みが広がっているのです。

さて、本命の魚やイソギンチャクはいつ入れられるのか…?

参考書や店員は決まって1ヶ月程度…という事を言っているようですが、実際は1ヶ月程度では水槽は立ち上がっていません。完全に立ち上がるのは1年後だと思ってください。それまでは何を入れても、特に高価な生体ほど早く死にます。イソギンチャクはおろか珊瑚なんて以ての外です。
こう言うと、あまりに気が長すぎて嫌になってしまうと思いますので、特別に1ヶ月後パイロットフィッシュが2匹以上生きていたらなら1尾500円までの魚1匹。半年後も全部無事なら1尾1000円迄の魚1匹とケヤリムシ2匹までならOKとしましょう。いずれも8cm以下の非肉食魚で大型になる魚は不可です。1年後も全て生きていたならば、イソギンチャク(ハタゴなど大型は不可)1個入れてもOKです。そのイソギンチャクが見事に維持出来たなら、その水槽はそこまでです。あとは海草を散りばめるのが関の山でしょう。

サンゴについて…
サンゴは出来れば入れない方が良いです。確か亜鉛だったと思うのですが、必要なミネラルの全てを水槽に添加する事が出来ない為、何をやっても必ず死にます。死ぬと水質が急激に悪化してバランスが一気に崩れるのです。上手く行っている水槽の場合は…何と産卵をしてしまう為、この場合は水槽内は白濁し、とんでもない状態になります。私は上記の水槽で産卵されてしまい、一気に水槽のバランスが崩れてケヤリ、イソギンチャク等の他の軟体生物まで死なせてしまいました。サンゴは百害あって一利無しです。

イソギンチャクについて…
買う時は濃い色の物を買いましょう。褐中藻と言う藻類を体内で飼っていて、それらが光合成をしてできた養分でイソギンチャクは生きています。この褐中藻が少ないとイソギンチャクは透けてきます。透けてくると間もなく縮小して、やがて死にます。
縮小したイソギンチャクはまず復活しません。その瞬間に水槽から取り出して捨ててしまいましょう。しかし、色が濃いのに縮小する場合があります。これは2つに分離している場合があるので水槽内をよく見ましょう。また、夜になると縮小する場合があります。

あると良い物…
底面ろ過からの水をそのまま戻していますが、途中に殺菌灯をかますと白点病などの病気の発生を抑える事ができます。と言っても私には気休め程度にしか感じませんでしたけど…。

ところで今、私は別の水槽大作戦を企てている。
今年の夏はちょっとアツいかも…なんちって。

やっとできたので忘備録。

電源を落としてある自宅のパソコンを、手持ちのiPhoneをちょちょっと操作して、遠隔操作で電源を入れられたら便利だよなぁ…。なんて事を以前から考えておりまして、過去に幾度となくチャレンジしていますが、購入するメイン基板側のBIOSにその機能が備わっていないのか、LANカードにその機能が設定出来なかったのか、ルーターにその機能が無かったのか、噂には出来るとは聞いていたものの、とにかくまともに出来た試しがなかった。
当時はWindowsXpだったので、スリープか休止モードにした状態、つまりS3ステートと呼ばれる状態からの復帰が主流であったが、私がやりたかったのは完全に電源を切った状態、S5ステートからの復帰だった。当時は特別にそう言う機能を付けたメーカー製PCの一部でできるだけと言われており、しょうが無いのでS3からの復帰で我慢していたのだが、ルーターを変えたら、なぜか勝手に復帰するようになってしまい、何をどうやってもS3すら維持する事が出来なくなってしまった。まぁ私の無知という事もあったんですが…。
以来、泣く泣くS3復帰も諦めて、電源を入れる際はいちいち家族に電話して「電源入れて…」とお願いするという、何ともアナログな事を数年間のいままでやってきた訳ですが…。

で、
気が付けばパソコンのハードウェアは数世代新しくなっているし、WindowsもXPから7になり、S5からの復帰も当たり前のように装備されているという話だ。調べてみると私の使っているパソコンも当然の事ながら対応しているとの事だった。おーー。やるじゃん。
そんな訳で、数年振りに重い腰を上げて、この度徹底的にS5ステートからのWake on LAN の設定を追い込んでみた所、何とこれがめでたく上手くいったので、ここに忘備録として書き記しておく事にした。正直言って電源を完全に切った状態から、iPhoneの操作でフワンっと起動するのは面白い。これが地球の裏側からでも出来るのかと思うと、ちょっとワクワクします。

さて、その方法ですが、今回やった部分だけ書いてゆきます。
なお、iPhoneからWoLをやる場合は、対応したルーターが必要になりますので、その点だけ注意です。
それと、「BIOSって何?」っていう方はもう自力は諦めよう。そこまで説明してらんない。

<LANの設定編>
Intel 82579V Gigabit Network Connection というASUSのZ68v PROというメイン基板に埋め込まれているLANです。
デスクトップ上の「ネットワーク」アイコンを右クリックから、
「プロパティ」→「アダプター設定の変更」と進んで82579Vの文字がある「ローカルエリア接続」を右クリックし、「プロパティ」→「構成」ボタン→「電力の管理」と進む。
上段の節電オプションは「システムのアイドル中に…」っていうのだけチェックをはずす。
下段は「Wake on Magic Packet」「電源オフ状態からのWake on Magic Packet」にのみチェックを入れる。ちなみに「Wake on Pattern Match」にチェックが入っていると、スリープで勝手に復帰してしまうので要注意だ。その症状に悩まされている人はここを触ってみよう。
ファイル 39-1.jpg
これ以外のLANカードの場合もWoLの項目はONの方向にチェックを入れてみよう。ここではS5からの復帰を是としているので、色々と試せるはずだ。
なお、「詳細」タブに「このデバイスを使って…」っていう項目がある場合は、そこもチェックをしておこう。
これでLANの準備は完了。

<BIOS編>
次はBIOSの設定だ。
再起動してDeleteかF2の連打でBIOSに入ったらPower Managementの項目に入りましょう。メーカー製PCや某激安PCの場合はBIOSからオイシイ項目がさっぱり省かれている場合が多々ございますので、その場合は激安品に手に付けてしまった自分を怨むか、素直に自作PCに挑戦してください。BIOSはそのパソコンの基本機能を設定する物なので、正直言うとBIOSをいじられるのは面白くないと言うのが正直な所だからしょうがないんですよ。項目があってもBIOSを弄った瞬間に保証が無くなる場合もあるから気を付けてね。
Power ManagementやPMEと言った項目の中に「Power On By PCI」と「Power On By PCIE」という項目を見つけよう。言葉は違えど要は「パワーオンにPCI(E)を使う」という項目を「Enable」に切り替えます。
「俺はLANにPCIやPCIEは使ってないぜ」
という場合でも、この2つの項目は必ずEnableにしてください。追求すると先に進めないので、あまり深く考えなくていいです。
これでBIOSの設定も終了です。

ここまでの設定が終わり、正常に機能していたならLAN内限定ではあるがWake on LANが働くはずだ。
iPhoneを同じWi-Fiで同じLAN内に参加させ、WoLの適当なアプリを入れて設定をして試してみよう。電源を切った状態から復帰した瞬間は鳥肌ものだろう?笑

さて残るはiPhoneが4G回線などLAN外にいるところからWoLを命令し自宅のPCを復帰させる設定だ。インターネット越しのWoLは実はややこしい。私は長年ここで引っかかっていたと言っても過言ではない。そりゃ設定ができないルーターだったんだから当たり前ですね。ネット接続はPPPoEであること。PPTPサーバーの接続ができること。DDNSができること。これら3つが条件になります。
私は戸建てのeonetギガ契約に、バッファローのWZR-450HPを使っています。
要するにパソコンをたたき起こすためのMagic Packetというのは、ルーターやサーバーなどのゲートウェイを越えることは至難の業なんですね。だからルーターにVPNという方法で接続してバーチャルな同一LAN内にiPhoneとルーターがいるようにし、ルーターに入り込んでMagic Packetをルーターから発信すれば、理屈は自宅パソコンの同一LAN内から発信したことになる…という理屈です。ややこしいですね~。笑

<ルーター編>
ルーターに入ってください。DDNSの項目に更新の設定します。私はDyndnsを使いました。なんと私は有料のVIP会員ですので…。
これで、ルーターはサイバー空間の住所不定じゃなくなりました。次にPPTPサーバーの設定をします。
PPTPを使用するにチェックを入れます。サーバーIPアドレス、クライアントIPアドレス、DNSサーバーのIPアドレスは私はすべて自動でいけました。もし自動ではIPがかぶってしまって旨くない場合は、適宜変えましょう。WINSサーバーは空欄です。
次にPPTP接続のユーザーを設定します。適当なお名前とパスワードを設定してください。この名前とパスワードはiPhoneで設定します。設定が終わったらルーターに焼き付けて終了です。

<iPhone設定編>
最後です。疲れましたね…。私はiPhone6なので、5や4の人は適当に読み替えてくださいね。
iPhoneの画面から「設定」→「一般」→「VPN」→「VPN構成を追加」に入ります。
「PPTP」を押します。
「説明」・・・自宅パソコンとかわかりやすい名前を入れます。
「サーバ」・・・DDNSのアドレスを入れます。
「アカウント」・・・ルーターのPPTPに設定した名前を入れます。
「RSA SecurID」・・・OFF
「パスワード」・・・ルーターのPPTPに設定したパスワードを入れます。

これでOKです。VPNの設定を保存してください。
iPhoneの設定項目にある「VPN」のスイッチをON側に切り替えます。うまくいくと上の「4G」の横に「VPN」という、多くの方が見た事もない囲い付きの表示が出ます。これで準備はOK。外にいるのに自宅のルーターとはサーバー的に同じ空間に入ったことになります。不思議でしょ。
Safariを立ち上げて、ルーターのローカルIPを入力してください。何度も言いますがサイバー的に同一空間にいるのでグローバルIPじゃなくてローカルIPでOKなんです。192.168.1.1とか192.168.24.1とかだと思うのでとにかく入れましょう。するとルーターに入るための認証画面が出るはずです。いつものように認証して入ってください。PPTPで設定したユーザー名とパスワードを入れるような間抜けな事はしないように。
私の場合はBuffaloなので、TOP画面の下にある「ネットワークサービス一覧を表示」を押すと私のPC名とWoLのボタンが現れます。
そのボタンを押すと、晴れてMagic Packetが飛んでPCが起動します。あー疲れた。

東京湾唯一の島、猿島での撮り歩き。

月一で東京へカメラ教室に行かれていた写友(以下Aさん)が、数ヶ月前にその教程が終了したような事を言ってました。何年間か通われていたと思いますが、やりきるという辺りは凄いですね。
その時のレッスン仲間の方と、ネット仲間を合わせたカメラ好き集団で猿島へ撮影に行くのでご一緒にどうだろうか?というお誘いを2ヶ月近く前にいただいた。写友だけでなく一緒にレッスンを受けていた方からも是非と言っていただいているようで、有難い話ですので快諾させていただいた。
というわけで、先日の5月26日に東京湾に唯一浮かぶ無人島、猿島に私を含むカメラ好き6人で現地集合の元行って参りました。

事前にAさんに、どんな所かと聞いてみた所、戦闘の記録はないが戦時中の海軍の砲塁跡や当時のレンガ造りのトンネルなどが残る小島で、関西で言う所の友が島のような所…との事だった。

友が島…。

わたしはまだ実際に行った事は無いが、何度も足を運ぼうと思った所で、リサーチはそれなりにしていた所である。
暑くなりそうだし、海に少し入って島側の撮影もしちゃおうかと思ってウレタンサンダルに半パン、Tシャツという出で立ちで猿島に渡ろうと思っていた私に、Aさんは、その格好ではちょっと撮り歩きは厳しいのではないか?と忠告をしてくださった。
Aさんは友が島に実際に行っている人だったので、私には充分な説得力があった。で、装備は普通の靴に改めることに…。(^^;

そこへ今度は現地の主催者クラスの方からメールが飛んできました。
「まだ海開きされておらず船着き場の売店は全休状態で水飲み場も無い状態です…。水、昼食は各自で用意してください…。なお、当日は気温30度近くまで上がりそうです。」
というような内容だった。
Aさんの忠告も相まって、まるで飛行機で不時着し無人島へ漂着したような状況から始まるような気分になる…。
「それなりの装備はあった方が良さそうですね。」
と、Aさん。
少し装備レベルを上げましょうと言うことで、私は山行の紫外線カットの服装で上着なしの格好に変更し、Aさんと共に水分補給にハイドレーションの装備をしてゆく事にしました。リュックもカメラ用から日帰り山用に変更。とりあえずこれで日焼けはせず、脱水状態は無くなった訳ですが…。

猿島への渡島は26日でしたので、前日の25日夕刻にAさんと出発し翌早朝に横浜に到着、そこで参加者2名と合流。1名は女性でなんと新潟からの参加。もう一人は埼玉からと言うから、最遠距離参加の私たちが言うのもなんですが、今回の撮影参加者の裾野の広さには超驚きです。
猿島に渡る船は、横須賀・三笠公園の桟橋から出ていますので、しばらく横浜の大桟橋で休憩の後に4人で横須賀へ移動し、そこで残り2名と合流。今回のフルメンバーが揃いました。
桟橋近くにあるチケット売り場で猿島への船代1300円と入島代200円を支払います。なんか変な料金体系ですが、恐らく利益の落ち所が違うのでしょうな。

三笠桟橋からは既に猿島がはっきりと見える程の距離です。こんな感じです。
ファイル 38-1.jpg

この日は地元の中学生かな?遠足っぽいイベントと重なってしまい、船上はお祭りのように賑やかです。多分島内でも賑やかでしょうな。(^^;
この中学生達の出で立ちを見た時、既に私とAさんは過剰装備である事が薄々分かっておりました。
船で揺られる事10分程度。猿島に到着です。
ファイル 38-2.jpg

桟橋に降り立った瞬間思いました。
これはかつてオーストラリアのグレートバリアリーフに浮かぶ観光島、グリーン島に降り立った時の感覚だ…。
桟橋の雰囲気もまさにそんな感じでした。賑やかな学生さん達の姿が、嫌が応にもグリーン島での多数の観光客の賑わいを思い出させます。しかも桟橋の向こうには広いバーベキューの広場が…。
その時私(恐らくAさんも…)は悟りました。
ここは、無人島だけど首都圏の人達がくつろぐ、リゾートアイランドなのだと…。笑

友が島のようなサバイバルチックなイメージを想像していた私(と多分Aさん)は、完全に肩すかしの助を食らった感じです。梅雨前でただでさえシーズン開け気分満開の私には、さらにテンションが下がる結果に…。それでも、せっかく誘っていただいた撮り歩き会です。純粋にわいわいとしたこの時間を、童心に戻って楽しむ決心をしました。もう撮影とかは皆さんに任せて…みたいな。笑

島内は、全部が見て回れるように小径が張り巡らされており、所々で海にまで降りられるようになっている。それも階段が用意されていて至れり尽くせりという感じだ。しかし、越前・雄島のように周回路にはなっていないので、道の突端まで行ったら引き返して…と言う感じで見て回る事になる。
砲塁跡もちょこまかとあるが、地元のおっちゃんの解説でも入ってこないと実感が沸かない感じの痕跡という感じです。雰囲気を感じるのは時々くぐる事になるレンガと漆喰のトンネル。友が島にも見られる当時を思わせる設備だ。
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気温は23度くらいまで上がったようだが、梅雨前という事もあり湿度が低いので鬱蒼とした木陰の小径だととても爽やかだった。若干汗ばむものの、汗だくになる程ではない。まぁ私は軽登山の装備なので余裕だったんですが…笑
たまに眼前に広がる高いレンガの壁は、さすがに戦時中の面影を感じずにはいられない雰囲気だ。
それが、さらに高い所で鬱蒼と繁茂する雑木の影と、その間からこぼれ落ちてくる僅かな日光で育つシダ類の緑のコントラストが非常に綺麗に見えた。これはさすがに私もファインダーを向けました。
ファイル 38-4.jpg

しかし…
そんな雰囲気を醸し出すレンガのトンネルではあるのですが、気になったのはやたらと漆喰が白かった事と、レンガにカビや苔の汚れがあまりない所が結構あった事。
友が島の場合は、本当に放置されているので老朽して朽ち落ちていたりするんですが、猿島はその形跡が全く無いんですね。しかもやたら綺麗…。
「これって本当に70年前の遺跡なんでしょうか?」
と、思わず苦言を呈してしまった私。
由緒ある戦争を物語る無人島から、単なるアトラクションなしのレジャーランドになってしまう感があったので、それ以上のツッコミは止めましたが…。
そして、もう一つ気になったのは、島に生命感が全く無いんですね。まぁ海開きをしていないから…という向きもありますが、そう言う事ではなくて、野生の猿とか鹿とか猪とか、そう言うのが全くいない。いればいたで大変なんでしょうけど、いなければいないで何を楽しむ島なのか…?と言う感じです。
島地主に提案です。
海開き期間だけでも、せめてコンゴウインコでも島の数カ所で待機させようぜ。どうせならグリーン島を見習った方がいいかも…。
というわけで、カメラ好き6人の期待に応えたのかどうなのか…。ちょっと?な猿島の撮り歩き会は、そんな感じで終了したのでした。
最後に私が一番印象に残った場所の写真で締めくくります。
トンネルを抜けると、そこは苔むした壁面がそびえる、当時を唯一忍ばせる場所でした。
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