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カメラのバッテリーグリップ。

今一番悩んでいるのがD500のバッテリー。
D7000と同じEN-EL15というバッテリーなので、合計3つ持っているんですが、とにかくD500のバッテリーは減りが激しい。ニコン様はD500での使用の際に問題ありとの事でリコールを発しましたが、既に交換済みで使用しているのですが、それでも減りが激しい・・・。
D7000では、北海道の氷点下20℃でのステージだろうと、一晩中の夜景撮影であろうと、ほとんどバッテリーの事など考えた事は無かった。更にバッテリーグリップを付けた日には、3泊4日の立山での山行もノー充電ノー予備で余裕でこなせる程だった。所がD500だと先日のブッポウソウの撮影でガシガシ撮影していたら、3時間程で2個目のバッテリーに交換という、凄まじい減り具合を披露してくれた。D7000の何倍電気を使っとんねんっちゅう話ですわ。
で、バッテリーグリップを検討中・・・なのですが5万円って・・・。(^_^;)
そう、ニコン様は昔からこういう所があります。本体を買ったら、オプション機器はべらぼうに高いという・・・。
そりゃあマグネシウム合金製だったり、防塵防滴だったりと至れり尽くせりの仕様なのは分からなくも無い。だから高いとは思わないという方もいるのも理解できる。しかしね、エアガン市場を彷徨いた人には分かるんですよ。多くの方はマグネシウム合金という、何だかそれだけで天竺にあるという、ありがた~いお経のように崇高な感じがするのでしょうけど、エアガンのオプションパーツでは割かしマグネシウム合金というのは結構ありまして、バッテリーグリップよりも複雑な組み立ても精度もあるにもかかわらず、手のひらサイズで5万円という値段の付いた部品はないです。KSCのイングラム(M11A1:当時21000円位)のオプションだった軽量のマグネシウムボルトでも当時8000円位だった。今はほぼ同価格で標準装備されている。畑は違えどオプションで5万円という価格が、いかに現実離れした価格であるかが理解・・・できないかな。(;^ω^)
エアガンのそれと精密機械のカメラ部品とを比較するなと言われそうだが、それはエアガンをカスタマイズした事が無い人間が言える事だと思う。エアガンは6mmのBB弾をエアの圧力で飛ばすために、非常に精密、緻密に作られていて、適当なパーツで適当に改造すると、まず間違いなく純正よりも精度も威力も落ちてしまう。東京マルイの電動ガンともなると、イラクの市場で3000円以下で売っているAK47の実銃よりも10倍高額なのだ。(笑)
 
まぁ、何でもいいさ。閑話休題。
 
そんな訳で、思い切ってD500にバッテリーグリップを買って付けても良いのだが、縦位置の撮影はやり易くなると言うおまけは付いてくるが、単純計算で3時間の撮影時間が6時間になるというだけの事。私的には5万円払う代償としては、あまりにも寂しいというか何というか・・・。で、撮影現場でたまたま隣り合わせた同じD500の方のアドバイスだと、バッテリーグリップよりもバッテリーその物をたくさん買う方が良いと言う事だった。確かに純正バッテリー10個買える値段だしね。そうすると3時間は30時間になる。
さすがに10個も買いませんけど、しかし毎回4個も5個もじゃらじゃらと持っていくのも何だかなぁ・・・。まぁいる物はいるんですけどね・・・。
 
と、こんな風に堂々巡り(?)で日々悩んでいる訳ですよ。
 
で、結局何がそうさせるのかと考えてみると、要するに純正バッテリーグリップの価格が高すぎるという所に結論が落ち着くのよね。
一番良いのは、バッテリーグリップを安くで入手して、浮いたお金でもう2つ程バッテリーを購入するという結果を生む事。
そこで、待ってましたのD500用バッテリーグリップ互換品。
世の中のD500ユーザー様は、単に気付いていらっしゃらないのか、人柱になるのを嫌がっているのか、実はもう少し前からMB-D17の互換品はamazonでも販売されております。
 
「D500 MB-D17 互換品」
「D500 バッテリーグリップ 互換」
 
ってググっても、その商品は現在も検索では引っかかってきません。amazon内で検索しても引っかかってこないです。
ではここでこっそり教えませう。

amazon内の検索で、
「D500 D17」
と入れて検索をかけると、一番最初に引っかかってきます。商品名は「Pixel Vertax D17」と言います。価格は10998円。
ずーっと見守っておりますが、ずーっと残り14点から動きません。つまり、ずーっと1個も売れていない訳です。
そりゃあ、こんな一捻り必要な検索をかけないとひっかかってこないんじゃあ、売れる物も売れませんわな。ちなみに動画の方でも「買ってみた」な人を期待して検索しましたが、現在も一つも引っかかってきません。マジで今、日本で気付いているのは私だけ?みたいな優越感バリバリの勘違い男になってしまいそうです。(笑)
ちなみにこのPixel製D500用互換バッテリーグリップは、大型のEN-EL18aには対応しません。EN-EL15がもう1つ入るか単三乾電池8本で対応するだけです。誰か買わないかなぁ・・・。私が買えってか・・・。
 
では、この商品について、もう少し耳寄りで詳細な情報を・・・。
届くまでに少し時間がかかってしまうんですが、実はamazonで買うよりも、aliexpressにてドル建てで買った方が安く買えます。aliexpressの検索窓で同じように「D500 D17」で検索するとPixel製D500用互換バッテリーグリップが、たくさん引っかかってきます。そう、実は海外ではすでにメジャーな存在だったりします。送料込(Free Shipping)で$75から販売されておりますので、日本円で約8000円という感じになります。amazonの販売業者は、恐らくここから仕入れた物を転売しているのではないかと思われます・・・。知らんけど。(;^ω^)
amazonで、海外の製品を見掛けたら、aliexpressでも見てみた方が良いですね。めっちゃ安い場合があります。それに、海外のショッピングサイトではありますが、きちんと届きます。それは業者がきちんと出荷して荷物到着が確認されないと、aliexpressに託された購入者からの代金が販売業者に支払われないからです。
私は既にaliexpressでD7000と日本ではまだ販売されていないD500対応の液晶フード(透明シールじゃなくて、フタが付いているカバーフード)を格安で購入しております。D500は純正のプラカバーもないし保護シールをしていても、カメラを肩に掛けてガシガシと身体にこすれながら歩くのは、やっぱりちょっと抵抗がありますので、カバーフードは私的には必須アイテムですね。日差しの強い日も画像確認し易いし・・・。2000円もしないアイテムですから、壊れたらまた買えば良いという値段ですしね。
 
と言う訳でD500用互換バッテリーグリップ、買おうかなぁ・・・。
ただね、多分買うのを躊躇している方がいるとすれば、理由はただ一つ。D500の未来のファームアップで、純正バッテリーグリップを装着すると連写コマ数が11コマとか12コマ/秒という感じで増えるのではないか?という淡い期待。
ないない。絶対に無い。
MB-D17は同時発売されているし、D500の発売後、既にファームアップは2回行われているが、そのようなお祭り仕様の兆候はまったくございません。出来るものならもう既にやってますよ。仮に純正品でしかそうならないようなファームアップをしたとしても、互換品もすぐに対応品を出すはずです。それを買い直してもお釣りが来ますからね~。で、最終的にオークションなどで出回る純正品を1万円前後で入手出来たら、めでたしめでたしでしょ。D7000は実はそうやって互換品を使ったあと、現在は9000円で買った中古の純正MB-D11を装着しております。互換品とは別に何も変わらないっすね。私は使い方が荒いので周辺機器は中古や安い互換品の方が良いです。カメラを普段床の間に奉っているかのような使い方をする方は、高価で美しい純正の新品を買えばよろしいと思います。
なお、バッテリーだけは私は新品の純正品を使っております。その上で申し上げますが、互換バッテリーグリップを使っていて、カメラが壊れたとか、不具合が出たとか、きな臭くなったとか、煙が出てきたとか、爆発したとか、木っ端みじんに砕けたとか、そんな事は今まで一度もございませんでした。ただ、7500円で買ったMB-D11互換品は2年で壊れた。それだけです。転んだら泣いちゃう人は、ごちゃごちゃ言ってないで新品純正使うがよろしあるね。
さて、aliexpressに注文入れてみよう。
http://www.aliexpress.com/wholesale?catId=0&initiative_id=SB_20160718035759&SearchText=d500+d17

D500と言うカメラ。

ニコンというメーカーは時々、ファンが諦めた頃に他のメーカーが追随を諦めてしまう程の、市場もファンも仰天させるような性能を持ったカメラを市場に投入してくる事がある。
古くは世界初のストロボ同調1/250秒を達成したFM2、世界最速1/8000秒のシャッター速度を達成したF801、デジタルでは3600万画素という中判デジタルカメラに匹敵する程の画素数を持ったD800がそれだろう。そして今回のD500もそれらと同様、今後のデジタルカメラの機能におけるメルクマールになれるカメラだと私は思う。
DX(APS-C)機のフラグシップという触れ込みながらも、誰がISO164万の超高感度機能や、秒間10コマで連写バッファ200コマ等という機能を想像しただろうか・・・?これだけでも現行の全デジタルカメラの性能の数年先を行っている感があるし、超高感度に対して開発されたのであろう-4EVという月明かりのような暗闇でも動作する暗所AF性能も頭一つ抜き出ている。
あまり言いたくはないが、価格が近いからかD750と天秤に掛ける方がネット上で多いようだが、D750とD500ではその性能差は歴然としているのは言うまでも無く、投入されているテクノロジーその物が新旧以外にも厚みその物が違うので、この2機種を比較するのは価格しか目に入らない、知能の低いフルサイズ上位論者の人間のする事だ。D750は新しいとても良いフルサイズ機ではあるが、フラグシップではない。D610ではちょっと・・・という少し深くフルサイズのカメラをなめたい方向けに作られた中級機だ。だからその程度の機能が盛られているに過ぎない。私はD7000で省かれていたミラーバランサーに連写が実用出来ないという煮え湯を散々飲まされたので、同じようにミラーバランサーがないD750には全く興味は湧きませんでした。D500にはミラーバランサーの他、電子先幕シャッターなど徹底したブレ防止の機能が盛られているし、センサーも画像エンジンも新しく、とにかく機能が盛れるだけ盛られているわけで、D750とは物自体が違うし、想定されている被写体も全然異なっているのだ。恐らくD750で野鳥撮影に行くと秒間6.5コマでバッファ15コマという壁にぶつかり、D7000同様ストレスを感じる事が多いと思う。D500の秒間10コマでバッファ200コマとは雲泥の差だ。少しD500を実践で触る機会があったが、少なくとも連写が詰まる・・・という事は考えなくても良いという大きなメリットを感じたのも事実だ。それにXQDカードは、恐ろしく書き込みが早く仮に200コマというバッファを使い切ったとしても待機時間はごく僅かだと推測できる。動標補足性能ではD810でさえ太刀打ちできるものではなく、性能比較するなら歴代のD一桁機と較べるのがスジだろう。フルサイズ絶対論者はFX機をしてDX機を見下ろしたい気も分からないではないが、D500とは残念ながらそれ位の性能を持ったカメラだ。

しかし、
そんなニコンの職人気質を思わせる久しぶりの会心作であるD500ではあったが、登場が少し遅かった感がありますね。すっかり7Dmk2に駆け込んで落ち着いてしまった感のある鳥専カメラマンですが、このD500をしてどこまでユーザーを取り戻せるかですね。
ここはニコン様の直近のテーマと言えるでしょうね。
それと、何も私が過去にニコンをボロクソに書いたから目が覚めてD500の開発に着手した訳ではないとも当然思っておりますが、何か結果的にそうなった感が私個人で思ってしまうタイミングなので、どこかむず痒い気持ちもあります。D500は私も近いうちに買いたいと思います。(くだらない不具合が怖いんだよね・・・)

ところでD500の気になる高感度性能ですが、ちょっと触る機会があったので、そのテスト画像を等倍で載せておきます。
撮影はD500にシグマ17-50mmを付けて電気を消した室内でパソコンの液晶モニターの光だけで撮影しています。D7000ではAFは迷いまくりでしたがD500は一発合焦でした。

ISO10000。よく見ると粗が見えますが、結構綺麗です。
ファイル 61-1.jpg


ISO20000。まぁまぁかな。ISO10000とあまり変わらないような・・・。
ファイル 61-2.jpg

ISO32000。まじっすか。際が崩壊寸前ですが結構イケますな。
ファイル 61-3.jpg

ISO51200(常用感度上限)やや膨張気味の画調。でもD7000からすると驚異的です。
ファイル 61-4.jpg

ISO1640000(拡張感度)さすがにこれは使えない。レタッチでどうにかできるレベルでもない。ただ写せると言うだけ。
ファイル 61-5.jpg

こんな感じです。

お試しカメラとお試し現像ソフト

出所はちょっと内緒なんですが、NikonのハイエンドDX機として先月末にデビューしたD500を使う機会が巡ってきましたので、早速私のレギュラーであるSIGMA 17-50mm F2.8を装着して試写を行ってみました。試写した写真云々については既に大量の凝った写真がネットに上がっており、サクッと撮ってきました調で解説や蘊蓄がたくさん語られていますので、ここでは非効率なのと面倒なのとでそういうのはヤメにします。笑
私はカメラ評論家でも、カメラ職人でも、カメラマニアでもないので、要はサクッと使ってみた感じをサクッとここに記すだけだ。
結論から言うと、D7000に較べると、もう果てしなく進化を感じるカメラになっていますな。もう果てしないです。

とりあえず本体はふわっと軽い。え?って思うほど軽い。
まぁD7000にはバッテリーパックを付けていたのでそのせいもあるんですが、それを割り引いても軽いです。だってフラグシップ機って、何でも機能が詰め込んであるので大抵はズシッと重かったりするじゃないっすか?でもD500は軽いっすね。これは150-500mmを装着して手持ちでがんばってもプルプルモードに至るまでの時間はD7000とそれほど変わらなそうだ。(全然参考にならない表現:笑)

動き物を撮る上で私が一番ストレスに感じていたのが14bit-RAWでの連写可能コマ数。要するにバッファ。D7000ではこれが10コマだった。12bitにすると11コマになるので、野鳥以外の時は12bitで撮っておりました。しかし最近は面倒臭いのでずっと14bitで撮ってましたけど、とにかく連写バンバンの被写体の場合は10コマではやはりストレスになるし、周囲は一桁機などでマシンガン音を響かせてガシガシ撮影しているのに、自分だけ息継ぎ丸出しの連写音を発しているというのも、何となく小っ恥ずかしくも感じる時がありまして・・・。(^_^;
で、今回手許にさせていただいているD500にはLexarのx2933って書いてあるXQDカード64GBが装填されていました。これでD500の連写最高性能が出るらしいので、早速試してみた。D7000は秒間6コマだがD500はDX機初の秒間10コマである。
連写モードに切り替えて、シャッターを静かに押すと・・・。

「ぱしゃ!」→「・・・・・・」→「カシュン・・・」

いやいや、シャッター速度が遅いし・・・。汗
気を取り直し、マニュアルに切り替えて1/1000秒にセットして再度シャッターを押す。
軽快な連写音を響かせて、ファインダー内が目にも止まらぬような速さで瞬きをしまくります。実際は5秒ほどしかしませんでしたが、それでも50連写をストレスなく秒間10コマで撮りきります。すげぇ・・・。カタログ値では最大200コマとあるので計算では秒間10コマが20秒間維持できる事になります。すげぇ・・・。まじすげぇぞD500。ちなみに64GBのメモリで14bit非圧縮だと約1300枚撮影できるので、最大連写すると6回半でメモリが一杯になります。そんな奴いないっすね。メモリカードはもう1枚SDカードが装填でき、リレーでも使うことが出来るので、万一の為に32GB位のSDも装填しておいて損はないでしょうね。バッファが大きいのでSDだけでも連写は10コマって事も無いです。
 
さて、すげぇ話は置いといて、デジタル一眼に必須なのがカードリーダーと現像ソフト。早速ニコン様のサイトから無料で提供してくれているCapture NX-Dというソフトを落としてきてD500の画像を読み込んでみた。
ん?
サムネイルは表示されるが、プレビューが表されないコマがある・・・。しかもまばらに・・・。
何度撮り直しても、同様の事が起こるんだよね。連写で撮ったコマも、正常な物とプレビューされないコマが混在しているという・・・。

「不具合!!」

自分で金出してかった口だと、その瞬間メーカーなり購入店なりに連絡するんだろうけど、D500がお借り物の私は意外にも落ち着いておりまして、一旦XQDカードを抜いてエアダスターでカードとカメラの接点を数回シュー!!
で、再装填して撮影して再度読み込むと・・・直りました。笑
名付けてファミコンカセット大作戦。
この接点フーフー技は、これからも普遍の技となるんだろうな。笑
それにしてもカメラ側だったのかメモリ側だったのか、どちらも高額な商品だけに、ちょっと気になりますね・・・。知らんけど。
で、ニコン様ご自慢?の純正現像ソフトCapture NX-Dですが、噂に違わず世の中にはこれほど使い物にならない現像ソフトがあるもんなのかと感心させられるほど使い勝手が悪い。D90の頃、お試しで使ったCapture NX2よりも格段に使えないようなソフトに進化しており、自分でも一体何をしているのかさえ見失ってしまうほどのアプリとなっている。これではお話にならないので、30日間お試しが出来るあの思考の現像ソフト、Adobe様のLightroomCCをインストールして使ってみた!!

結果は!!

ライブラリで読み込むんだけど、現像モードに入ろうとしたら高確率でフリーズ。(; ・`д・´)
それでも何とか現像モードに入って、ごちゃごちゃしているとやはりフリーズ。(; ・`д・´)(; ・`д・´)
要らないコマを削除すると、削除後に100%フリーズ・・・。
という感じで、現像と言うよりもフリーズをメインにお試しさせていただきました。(;^ω^)
これでは埒があかないので、ネットで原因を漁ってみるとどうやらAMD製のグラフィックボードとの相性が悪いらしく個人ユーザーの方の対策方法が掲載されていて、それを講じると何事もなかったかのように快調に作業が出来るようになった。よかったよかった。Adobe様はLightroomを使って30日間フリーズ体験をさせてくれるのかと思いましたよ~。笑
 
というわけで、まだ発売後間もなしでなんだかんだとトラブルに見舞われ勝ちではありますが、致命的な不具合もなくD500はその激烈な性能を提供してくれるようです。
もう少し突っ込んだD500談義は、購入して好きなように使えるようになってからにしますねーー。

で、何が言いたいかと言いますと、要するにD500はやっぱり買いのカメラだったと言う事です。ちゃんちゃん。

ミラーレスカメラが盛り上がっているようですが・・・。

久しぶりぶりの更新です。
なんか色々と忙しくて、全く日記が書けませんでした。って、そういうのって日記って言うのかな・・・?
とか何とか言うのはひとまず置いといて、とりあえず出ましたなDX機のフラグシップD500が・・・。
D5のB面で開発していて「サプラーイズ!!」みたいな感じで登場したのは良いんですけど、いきなり発売日が1ヶ月延期になるというね・・・。まぁ、結局出たんだからいいとしても何だかなぁ・・・。笑

で、鮮烈デビューを果たしたD500ですがさすがにフラグシップだと銘を打つだけの事はあって、色んな機能がてんこ盛りで、ニコン様フラグシップのD5譲りの性能で、待ってましたの秒間10コマに14bit-RAWの連写バッファが圧巻の200コマ分!!先行のライバル機キヤノンの7Dmk2が秒間10コマでバッファ30コマなので大体3~4秒でバッファフルになるが、D500はフルスピードで実に20秒もの連写時間を維持できる事になる。カワセミの飛び込みを取り損ねたという言い訳など出来ないほどの充分すぎるバッファ容量だ。
しかし、その高速連写を生かす為の裏面の機能として大事なのが高感度性能だが、これもかなり改善されているようで、噂ではISO12800でも充分使えるという下馬評も上がっているが、私的には6400辺りが限度じゃないかとかなり割り引いて想像しているが、本当に12800等というインフレな値で高い画質が得られるというならD500は相当な進化をしているという事になるが、これについては実際にD500を入手してから見てみようと思う。
とにもかくにも、今使っている相棒のD7000がシャッター数が既に20万を超えているという状況で、なんだかもう悲鳴を挙げているという感じ。後継にD7200を考えていたのだがD500が出たなら、望遠+動体主体の人間なら普通にそっちにしたくなってくる。D750という誘惑もあるが、ミラーバランサーが付いていないという手抜き仕様に気付いたのでD750という選択肢は私にはございません。D7000でお勉強した事ですが、あれ付いていないと、お天道様カンカンの時以外は、まじで連写が使い物にならないんですよね~。あ、D750な人「まじでか?」とか思わせてしまったかも知れませんね。すいません。普通に撮影を楽しむ分には関係ない話という事にしておきますので気にしないでください。D750買って間もないし、フルサイズが嬉しい季節だし・・・。でも、ミラーバランサーがD500には付いている、D750には付いていない、そういう事実があるだけです。
ちなみにD7000には付いてない。D7100とD7200には付いている。D610には付いてない、D810には付いている。という感じ。なんかもう全部に付ければ良いのにって思うのは私だけ?そんなに高価な機構なのかな・・・?
とにかく、D500は今の所D7200と同様「買い」のカメラだと思う。ただ、あくまでD500はDXのハイエンドカメラなので、当然秒間10コマとか高感度性能とかなんじゃかんじゃはあっても宝の持ち腐れという使い手さんも当然多いだろう。そういう方はD7200と棲み分ける事になるのかな。前から言ってますが、私的にはニコンの一眼レフを買うならド素人であっても初心者であってもD7xxx以上のクラスを買えと言っております。どうせ欲しくなるんだし。
フルサイズかDX機かの選択については、フルサイズ信仰にシンパを感じるとか、フルサイズの方が所有欲が高いとか、フルサイズの方が自慢が出来るとか、フルサイズの方が偉いとか、ただただカメラ性能以外の部分でたくさんの満足度を得たい方はフルサイズを選んだ方が良いだろう。撮影現場を駆け回り、超望遠レンズを付けて振り回し、少しでも軽く、より機動力を求めるという向きはDX機も視野に入れて自分の撮影スタイルを良く鑑みて幅広い視野で選ぶと良いだろう。正直言うと、フルサイズ機をぶら下げて3000m級の山を歩いている人を見掛けるとちょっと浮いて見えますのよ・・・。
 
で、
そんなD500で盛り上がるのをよそに、密かに期待が高まっているのがニコン、キヤノンの二大メーカーがスタンバっていると噂されているAPS-C以上のセンサーを持ったミラーレス一眼カメラの存在。もしかしたらこの秋に発表か?という噂まで出ているので、話題は盛り上がる一方だ。何故そこまで盛り上がるかというと、ミラーレスは既に小型カメラで登場してはいるが、未だ発展途上の機能が多く、それらを克服してゆく事で、将来的に一眼レフの市場を塗り替えてしまうと予想される新機軸のカメラであるからだ。シャッターを押してもバタバタとミラーが動かないので、デジスコでしか実現できていない3000mmクラスの超望遠でも無振動撮影が可能であったり、電子シャッターによる秒間100コマと言った超高速連写が可能であったり、機構が電子部品中心なので小型軽量化が可能であったりと、これだけでも次世代感を漂わせるカメラである。
それが現在の二大メーカーの一眼レフクオリティのカメラとして登場したら、当然市場は騒がしくなりますわな。
そんなミラーレスがカメラの主流になったら、エンタメ系のテレビでよく見るフラッシュバシバシ、シャッター音バシバシの場面も程なくなくなって、とても静かな記者会見になるんだろうなぁ・・・なんて想像してしまいます。これはこれで何か面白いですね。
 
ところがよ。
 
二大メーカーのミラーレスで盛り上がるのも良いんだけど、実は私、ダークホースとして注目している物があります。恐らくこれが高いクオリティで登場すれば、それは恐らくカメラの最終形態となるであろうイノベーションだと確信します。それは現在パナソニックが着々と開発を進めていると思われる8Kカメラだ。
既に4Kカメラは発売済みだが、注目はされるがそれほど市場が騒がないのは4Kだとカメラ換算で800万画素相当の画像クオリティである為だと思われる。
しかし、
これが8Kとなると、実に7680×4320ピクセル、約3300万画素となる。D810には僅かに及ばないが、今あるスチルカメラのほぼ全機種の画素数を凌駕してしまうのである。仮にパナソニックが8Kで60fpsでの撮影が出来るビデオカメラを開発したとしよう。そのカメラはD810に匹敵する画素数で、秒間60コマの連写を持続して撮影できる事を意味するのである。つまり、被写体の動きのタイミングに合わせてシャッターを切るという反射神経を使う必要は無くなり、ただ被写体を画角に入れる事だけに専念してビデオを回し続けていれば良く。撮影が出来たら秒間60コマの撮影結果の中から、気に入ったコマを切り出しすればOKと言う事になる。つまり撮影のあり方その物がビデオに取って変わるわけだ。その8KカメラがAPS-Cやフルサイズのような大型センサーで登場したら・・・。RAWデータで30fps以上の記録が可能であったとしたら・・・。小型軽量で現在の一眼レフカメラのような玄人好きのする形をしていたら・・・。もはやミラーレスカメラなどと言う存在自体が虚しくなってしまう程の、お化け的存在になるのは間違いない。パナソニックはそんな市場の一網打尽を狙っているのではないだろうか?
ミラーレスは一眼レフの進化形だと思うが、8Kビデオカメラは、記録をするというカメラその物の最終形態だと私は思うのだ。本当に注目すべきは、パナソニックがどのような8Kカメラを構想しているかで、今後の動向がとても興味深い所である。

iPhone6 plus がビシッ!!

というわけで一昨日の夜、いつも通り仕事を終えて事務所に施錠するべく右手に持ったカギを持ち替えようとした所、手からスルリとiPhoneが滑り落ち、そのまま足下の玄関口にある踏み石に落ちた。

思わず、「ぅわっ!」と声が出てしまう・・・。

私のiPhoneは少し大きい方の6Plusですが、これに某ドンキホーテで380円で投げ売りされていたモニター保護シールを貼って、1200円でワゴン売りされていたブック型のカバーで保護していた訳ですが、過去2~3回の落下から、これらグッズで守られておりましたが、今回はなぜか落下と同時に声が出てしまった。私がこういう反応をしてしまった時は、何かが起こっている事が多い。

そろっと足下に落ちたiPhone6を拾い上げると・・・やはり、フロントガラスに蜘蛛の巣状のヒビが無情にも走っておりました。
ネットでもたまに散見し、1ヶ月前にも娘の持っているiPhone6が割れたのを見た時もそうであったが、ガラスが割れると、ホント蜘蛛の巣状にビシビシ!!っとヒビが走るもんなんですねーー。

で、このiPhone 6Plus、2年超えると高額電話になるため、すっぱり契約切れにする予定なんですが、それにしてもあと1年ほど持ち歩かないといけません。さすがに蜘蛛の巣の張った画面を見続けるのもストレスになるので、遅かれ早かれと言う訳で、娘の時はそれ程身も入らなかったiPhoneのガラス修理について、ちょっと調べてみた。すると修理手段として、およそ以下の方法がある事が分かった。

①街中に点在するiPhone修理専門業者に依頼する。
②ネットでパーツを調達し、自力と根性で直す。
③アップルストア、または公認業者に正規修理手続きを取る。

それぞれについて考察、検討してみた。
まず誰もが真っ先に思いつくのが①の方法だろう。私のように携帯ショップで店員の長くてくどい説明を半分寝ながら聞いているような向きには尚更の思考だと思う。この修理専門業者というのが、意外に電気屋さんとかパソコンショップとか、あちこちに点在していたりする。私の街の駅前にもあったりするし、仕事で知っている業者も取り次ぎではあるが扱っていた。実際にガラス割れなどよくある修理の場合は集中的に数時間で直してくれる店も存在するという、非常に頼もしい存在だと言える。持ち込んだiPhoneを直すわけだから、保証切れ、バックアップを取っていない場合や、脱獄非行iPhoneの修理も自然に対応して貰えるのもメリットかも知れない。一つだけデメリットがあるとすれば料金が高い事。今回のガラス割れだと14000円~20000円位が相場のようだ。結構開きがあるので調べてからと言う事になるだろうが、事情がある場合は背に腹は代えられないだろう。私の娘は時間が無く、すぐに直す必要があったので安めのこの業者を頼ったようで何と相場を下回る12800円で直したようだ。

②は特段の事情があったり、機械好きでiPhone6をどうしても開けてみたい人だったり、修理代にどうしても折り合いの気持が湧いてこない方が取るツワモノの手段だ。実際に個人でパーツを取り寄せて、自力で直す方法を解説しているネットの有志サイトも散見されるし、成功すれば工具も含めて大体8000円程であがるようだ。一度成功した人には、二度目以降もこの方法を選択するだろう。2代目iPhoneはバッテリーが膨らんで偶然にも開け方を知ってしまった私ではあるが、iPhone6では私には到底考えられる方法ではなかった。

③は契約時に携帯ショップの店員の長くてくどい話をまじめに聞いていた方が思い当たる方法だ。今回の私は偶然にも自分のiPhone6にはApple Care+という修理優遇のプログラムに入っていた事を知り、この方法で修理する事になったわけだが、とりあえず、iPhoneに何かがあった時はまず思い出して、自分のiPhoneがこのCare+という保証内にあるかどうかを調べた方が良いと思う。

で、実際に③の方法を使った今回の修理であるが、どのように行ったかと言うと、「iPhone 保証 確認」だかでググると出てくるアップルのサイトの保証確認のページ。

https://checkcoverage.apple.com/jp/ja/

ここで自分のiPhoneの保証に関する明暗がはっきりする。
確認サイトで求められるのは手持ちのiPhoneに個別に割り振られたシリアル番号のみ。設定→一般→情報からシリアル番号の項目で分かるようになっている他、水没など起動しない場合でもiPhoneの背面にシールで表示されていたり、箱に記載されていたりする。どうしても分からない場合は、契約キャリアに問い合わせて調べてもらう事も出来るようだ。このシリアル番号をサイトに打ち込んで、確認コードを入力し、「続ける」を押すと答えが出る。
もし保証期間内となっている場合は、迷わずこのプログラムを受ける事をオススメする。ガラス割れの場合でも7800円で対応して貰える。これは自力で直す方法の平均費用よりも安い可能性があるし、バックアップの必要はある物の、何と言っても新品にマルッと交換して貰えるメリットは計り知れない安心感があるだろう。ちなみに期間外または対象外の場合は、ガラス割れは14800円の修理代となり、街中の業者との費用やメリットとの天秤にかける事になるだろうが、やはりマルッと交換って言うのはありがたいです。
ただ、持ち込みで即日対応してもらうには、同じ機種の在庫がある事、思惑通りの時間予約が必要な事、店舗が少ないので割かし近い場所にアップルストアまたは公認ショップがある事などが条件となる。私は京都と大阪の真ん中へんという立地にいますので、問い合わせを入れて大阪・梅田にある公認ショップであるキタムラへ持ち込んで修理(=交換)をしました。
具体的にはガラス割れで持ち込んでも、他に破損箇所や不具合がないかを調べられる。他に修理箇所があれば当然その分の修理代が加算される辺りは、交換と言ってもあくまで「修理」という名目でプログラムを行っているからだ。これを理解せず静かな店内で大声で揉めると、逆にはずかしいしクレーマーにも見えますのでご注意を・・・。

と言う訳で、今回のiPhone6Plusのガラス割れは、私の場合7800円で新品になりました。過去の落下の際に付いていた小傷もなくなり気分スッキリ爽快です。
思っていたよりも安く上がったので、新しい画面保護シールも少し良い880円の高硬度スルスル版の物を買い、ついでに保護ケースも新調しました。iPhoneって重量のせいか、ほとんど短辺を下にして落ちるらしいので、左右に加えて上下もグルっと保護しているケースが、割かし安全らしい事を今回担当してくれた店員さんに教えてもらったので、やはりブック型の、しかもグルッとiPhoneを持ってくれる奴を今回は選びました。ちなみに今回の破損は下面の保護されていない所から地面に落ちたのが原因でした。
このブック型のホルダーの下側にハトメを入れて、首掛け紐を付けて今度は完璧かな・・・。それにしてもホルダーのストラップって上側に付いている物が多いけど、私的には絶対に下側についている方が使い易いと思うんですよねーー。
ま、何にしても直ってよかったよかった。(^^)

高感度が綺麗って言うけれど・・・。

最近の一眼レフのデジカメの話でよく見掛けるのが高感度の性能。新しいモデルが発売されると、ファンの間では必ずと言って良いほど高感度性能の話題が出る。当然、ISO800迄しか撮影できないカメラよりもISO6400まで撮影できるカメラの方が、被写体に対する撮影のバリエーションが増えるし、暗い場所での撮影においても、シャッター速度を速くして、被写体の動きを止めたりと言った芸当も可能になるわけだけど・・・。
で、ネットでよく見掛けるのがISO5000でも全然実用範囲だ!とか、ISO6400でも問題ない・・・等というお言葉。しかも撮影例まで掲載してくれているから分り易い。それを見ると本当に綺麗に写っていると思う。私のパソコンの画面では・・・。
私はD7000を今も使っておりますが、このカメラの場合はISO1600までは実用範囲だ!などと今もって言う人がいます。確かに、撮影例を見ると、そんな風に見えます。私のパソコンの画面では・・・。
しかし、更に上のフラグシップ機まで含めて言わせて戴きますと、なんか詐欺臭い言い回しなんだよね。実際D7000でISO1600なんて私の主観で申し訳ないが、荒れ荒れでとても人様に出せるような画質ではない。少なくとも結婚式や一世一代のライブの撮影を頼まれてホイホイと設定するようなISOではない。やれるもんならやってみぃと言う感じだ。
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ISO5000とかISO6400とかが綺麗に見えるのは、暗い場所ではあるが、割と明るくて被写体にそれなりに満遍なく光が回っている状況下で撮影ができる場合だ。それを横幅1000px位まで縮小してウェブに掲載したら、そりゃ綺麗に見えるわな。
私が実用域だと思えるのは、結婚式だとスライドショーを見ている新郎新婦やライブハウスのスポット光が無い時のバックダンサーなどが、まるでフィルム時代のISO400辺りで撮影しているかのような画質の場合だ。これを実用域というのだ。
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しかし、暗がりの撮影でISOをグイッと上げると、どのようなカメラでもたちどころに月の表面のようにあばた面の写真になってしまう。ウェブに掲載するのなら誤魔化しようもあるが、A3辺りの写真にするとなると、まず誤魔化しが利かない。ど素人相手なら「まぁ綺麗!!」と喜んでもくれようが、ちょっと写真を知っている者が見ると、「もうちょっと、どないかならんかね?」と苦言の一つもでてくるんじゃなかろうか?
曇天のシチュエーションなどで、スポーツ選手を撮影する場合などは使えるだろうが、月夜の撮影ともなると、やはりフラグシップクラスでもISO1600でもキツいんじゃないですかね?
どんなシチュエーションでもISO5000の設定でISO400のような写真が撮れるなら、それはそれは素晴らしいですけどね~。そんなカメラはISO100もISO3200も見分けが付かない程、綺麗なんでしょうね?ね?ね?
私はD7000で格闘技の撮影であってもISO500以上にした事はほぼ無いです。キツいです。所謂大三元レンズのようなF2.8の高価なレンズでも役に立ちません。キツいから単焦点F1.4やF1.8のレンズで光量を稼ぐんです。するとF2.8まで絞っても開放じゃないので写真が綺麗です。そうするとD7000でも雑誌に載っているような明るい写真が撮れます。紙焼きに起こす場合でも、デノイズだの何だのをしなくても、写真として担保された綺麗な写真が出来上がります。デノイズ処理をしていると輪郭がボケるのと、濃淡が無くなってのっぺりしますのですぐにわかります。
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結局はカメラマンとしての価値観の違いでしょうね。
ウェブ掲載が最終到達点と考えているカメラマンと、あくまで紙焼きが最終到達点と考えているカメラマンの考え方の相違と言うことになるのでしょう。そういうことにしておきましょう。
なぜこんな事を言い出したかと言いますと、nikonがD5とD500を出すから、んでもって世間様はやっぱり高感度性能がどうとかって言ってるから・・・。ISO5000でも常用と抜かす輩もいるので、その言葉、真に受け止めて実物を手にした際に見てやろうと思います。カメラにどんなに高精細高性能なモニターを搭載していようが、私にはわかりますよ~。

掲載写真はD7000+50mm/F1.4、ISO500にて撮影。
スポット光が当たっていない所や影になっている黒の部分を見ると、私にはISO500が限界。デノイズ処理をする事を前提にするとISO800~1000辺り。デノイズはカメラ設定でも外しているし、現像ソフト等でも極力しません。

いつも思います。

暗いところでゴソゴソチマチマときっつい撮影してないで、太陽光がガバッと当たった、明るいところで撮影すればいいのに・・・って。ww

最近の傾向というか・・・。

最近の写真を見る側の人間の流行なのかな。

ちょっと前なら、
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こんな感じだったり、

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こんな感じの写真で充分だったんだけど、

きょうびの傾向として、持て囃される写真の多くが、
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こんな感じであったり、

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こんな感じの写真だったりなんかする事が多い。

「HDRは時代的に必須になりつつあるのかも・・・」

何て言うキャメラマンも出てきそうなんだけど、すいません、後の2枚はHDRではないんです。
HDRというのは知っての通り High Dynamic Range の略で、1枚の写真で光学的に表現が可能である明暗の範囲を、暗い写真から明るい写真まで複数枚撮った物を合成して、デジタル処理によってその範囲を広げた物だ。要するに、雲を出そうとすると、微妙な影の部分が暗くつぶれてしまったり、逆に影の部分を出そうとすると、空が白く飛んでしまったり・・・というのをどちらもオイシくいただくというデジタル加工という事になります。

ちなみにHDR処理の場合は、こんな感じになります。
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ね?
ちょっと違うでしょ?
重く暗い雲の質感と、手前の植え込みの木の陰の部分が両立しています。絵面は超絶的な感じになりますが、目が慣れてくると割かし普通に見えてくる程度に処理をしています。ダイナミックレンジはカメラよりも人間の眼の方が広いので、程よいHDR処理は、慣れると自然に見えてくるんですね。
で、その前の2枚は一体何かと言いますと、輪郭強調という加工を行っています。彩度も上げているのでHDRのように見えるんですが、印影部分のつぶれ具合や白の飛び具合は補正されないのと、カリカリ感というか、画像にざらつきを感じるのが特徴です。そのざらつき感をキャンセルしたい場合は、デノイズ処理というのを行う事で、ヌルヌル感を醸し出す事ができます。東京駅の2枚目はそれを行っていますので、よく見てみてください。
私はいづれの処理にも専用のソフトを使用していますが、時間をかければPhotoshopその物の処理でこれらを実現する事が可能です。
それにしても写真もデジタルという時代になって、段々と光との戯れ・・・という感じが薄れてきているように思う昨今です。既に数年前に輪郭強調やHDRの写真は私も公表していますが、当時はそれ程話題にもならず、どちらかというと異端視された感の方が強かったですね。
「へぇ~、で、どうよ?」
ってな反応です。
それが今や、斯様な加工をされていないと、普通の絵面では話題になる物もならないというご時勢になったもんだから、私的には何と申して良いか・・・。何が良いとは言いませんが、確実に言えるのは、撮影3割加工7割の時代なのでしょう。大衆に受ければ体勢はそちらへなだれ込むのが世の常ならば、写真は一体これから、どのように変遷してゆくのか、もう少し長生きしてそれを見てゆきたい気分満々な小生であります。

魅せる写真の要素

魅力的な写真を撮って、しれっとネットで公開したり、または展覧会に展示したい・・・そこまではいかなくとも、せめて身内や友人に良い写真だね~と言ってもらえるようになりたい・・・とは、カメラを始めた人ならば、誰もが一度は抱く感情だと思いますがいかがなもんでしょうか?
カメラがデジカメになり、カメラ本体、主レンズといった一通りの撮影道具を買いそろえると、撮影に関しては金も物も特に減る物も無く撮影を楽しめるようになった昨今、ネットの向こうはかなりの盛況ぶりですね。かくいう私もFBなりmixiなりで魅力たっぷりの素晴らしい四季折々のお写真を拝見させて頂いている今日この頃であります。

さて、今日はその写真の魅力の要素について、一つ大事な事が飛んでしまっている方が結構見られますので、ちょこっとここに書いておこうかな~と思った次第です。
魅力的な写真の要素というと、真っ先に思いつくのは、写真の構図であったり、シャッターチャンスであったり、色味であったり、空気感であったりと、この辺りが第一義的に出てくるのではないでしょうか。しかし、それらが込められた写真であるにもかかわらず、イマイチ伝わってこない写真も確かにあるわけでして・・・それはなぜだろうか?って、あまり考える人はいないのだろうか?

結論から言ってしまうと、写真を人に見せる上で、一番大事な要素は構図や色味ではありません。一番大事なのは写真の「大きさ」なのです。幾ら千載一遇のチャンスをモノにした、素晴らしい写真であっても、手札サイズであったり、640×400ドットと言った小さいサイズで見せられると、ぱっと見は素晴らしいとは思えるだろうけど、ディティールまでは見えない(或いは見ない)ため、「ふーん、凄いね。」で終ってしまう事が多いのだ。
逆に、大した事の無い行きがけの駄賃で撮ったようなスナップ写真であっても、紙焼きなら4つ切りやA4判以上、パソコンなら長辺2000ドット以上の画面一杯に広がるほどの大きさで見せられると、細部にまで目をやってじっとりと見入ってしまうのが人間なのだ。
ところが、何を勿体ぶっているのか長辺600ドット程度にまで縮小してアップしていたり、折角の展覧会なのに、たくさん展示したいが為に小さな写真を所狭しと貼り付けて見せていたりする人が結構いるんですね。
もう一度いっておきましょう。

「魅せる写真の第一要素は大きさ」

これであります。
あと、同じ被写体で2席、3席の写真は組み写真や被写体紹介、テーマ性の意図がないなら見せなくて良いです。むしろ引っ込めておきましょう。2席、3席の写真は、1席の写真の値打ちを大幅に下げます。100点の写真であっても2席を出した途端に40点位になります。3席があるともう10点くらいになり、しつこいな・・・という評価に繋がります。理由は簡単、点数基準が3席が中心になってしまうからです。一般の人の評価眼ってそんなもんです。

それと写真に付ける表題とキャプション。
これって結構センスを問われます。私は一軍の写真にだけ表題を付けていて、それ以外は付けていません。そうやって渾身の一枚であるという自覚を自分に植え付けています。それはそれとして、大事なのはキャプションですね。要するに説明文。ネットのSNS等に掲載する場合は、1枚の写真に持って回った説明などは要らないと思います。いつ、どこで撮ったか。それで充分です。私は安もんの機材を使っていますので、フルサイズと思われそうな写真には撮影機材も書き込んでいます。初出しの時はそれだけあれば十二分です。天気がどうだの、この被写体はどうだのと言った図鑑のようなくだりは紹介記事として掲載する以外は不要です。
要は、

「こういう写真です。お好きなように見たまんま批評してください。」

という訳です。
本当にウマい老舗料理屋へ行くと、料理人は食べ方にいちいち説明を付けてきません。「XXを料理しました。どうぞ、お好きなように食べてください」と言われます。一方、中途半端な店ほどウンチクが多く、食べ方まで説明臭い事が多いのと同じですね。「黙って食え!」なんて客を罵るような某ラーメン屋など私に言わせれば言語道断の最低な店です(これは余談:笑)。
最小限の情報だけを与える事によって、見る人はあなたの作品を見て、考えて、何かを感じ取ります。そして何かを批評してくれます。何も言わない人もいれば、一言残してゆく人もいてくれたりします。それがその作品に対する評価ですから、自分の意図とは関係なく有難く受け取っておきましょう。それは間違いなく次作に生きるはずです。

まとめますと、
1)一番良いのだけを、
2)許せる限りの最大の大きさで、
3)最小限の情報を付けて見せると言う事です。

これができているカメラマンさんの写真は、私はとても気持良く拝見する事が出来ますし、話も弾みます。
逆に一つでもやっちゃっている作品になると、魅力を感じ取る幅が狭くなってしまい、批評のしようが無くなり、言葉を失ってしまいます。
展覧会や個展でたくさんの写真を出されるなら、主役の写真は許せる限り大きく引き伸ばして見せ、脇役はそこそこで良いと思います。6つ切り位のばかりが順不同でやたら並んでいるのは、それぞれの写真は良くても、足を引っ張り合ってしまって、良さに気付かない事が多かったりします。
「そんな中でさえも、彼(彼女)の才能を見逃さず・・・」
なんてテレビドラマみたいな展開は現実世界ではありませんので悪しからずです。

なんか・・・
写真の構図とか、色味とか、多くの方が思いつきそうな事とは全く違う要素ばかりになってしまいましたが、こういう事なんです。
というわけで、魅せる写真の要素・・・でした。ちょーーん。

ルーフキャリアを・・・。

今年も行こうと思っていた宮城県の伊豆沼遠征であったが、天候回りが思わしくないので1週間延期したが、1週間後の天気も思わしくないようなので、今年の伊豆沼遠征は取りやめることにしました。色々と犠牲にして伊豆沼に注ぎ込んでいたので、残念ではありますが、いまいちな天気なのに往復1800kmも走っても、何の意味も無いのでしょうが無いですね。
で、何に注ぎ込んでいたかと言いますと、主にマイカーです。笑
後ろの座席を倒してコンパネを敷き、フルフラットにしたり背面のサイクルキャリアを取り付けたりしてしていたのはご周知の通りですが、今現在はこうなっています。
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今現在といっても11月1日の状態なんですが、リアサイクルキャリアに加えてルーフキャリアを取り付けています。
INNOとか何とか色々なキャリアメーカーがあったんですが、私の車にはルーフにレールがなかったりするので、直接屋根に載っけて固定するタイプの物である必要があったので、色々と調べて精興工業という所が出しているTUFREQ(タフレック)という製品でファンカーゴ用の物を選びました。
白っぽい結構がっしりしたタイプのもあったんですが、少しお値段が高くなるのと、がっしりしているように見えるんですが、結局耐荷重は同じ50kgである事と、私的に若干応用性に欠けるように思えたので、写真の黒い仕様の物を選びました。
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ルーフキャリアを取り付けるのは、過去幾度となく車を乗り換えてきた私ですが、今回が初めてです。組立て、取付に不安はありましたが、製品の精度は非常に高く、ど素人の私でもわりかし簡単に取付に至る事ができました。
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ルーフキャリアを取り付けたかった理由は二つあり、一つは室内で場所を取っていた脚立を室外へ出したかった事と、もう一つは・・・これは後述しましょう。
何はともあれ、取敢えず脚立を外に追いやる事が出来るようになったのと、サイクルキャリアを取り付ける事で、自転車を運ぶ事が出来るようになり、遠征先での撮影の幅がかなり広がったのは言うまでもありません。山道の途中で撮りたい所を不意に見つけても、安全な場所まで行って車を停め、自転車で現地へ向かう事も可能になりました。この自転車に乗るまでのプロセスをできるだけ簡略化したかったので、どうしてもリアサイクルキャリアが必要だったんですね。
脚立に関しては、少し高い位置に立つ事で、特に風景などではがらっと雰囲気の違う撮影が出来る事があったり、人だかりで撮影場所が確保できない場合でも、後方から頭越しに撮影を敢行できる可能性が出来るというアドバンテージは、やはり捨てがたい物があります。しかし、遠征となると寝るスペースを確保する必要があり、その時にこの脚立がかなり邪魔になるんですね・・・。勝手な事ですが、使うときは有難く、使わないときはとことん邪魔なんです。笑
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脚立はこんな感じでベルクロのベルトで固定していますが、加えて頑丈なワイヤー錠でロックしています。ヘタすると泥棒に重宝される道具でもあるので、盗難への備えはしておかなくてはなりません。ちなみに私の車は最高級の盗難警報装置に加えて、オリジナルのWi-Fiによるカメラ監視を行っており、車に近づく者は全方位型に動画で別の所にあるサーバーで記録撮影しており、不届き者は100%警察に証拠付きで突き出せるようになっています。これを付けてからは見回り警官に「荷物入れすぎだよ~」という盗難予防警告の紙を貼られる事が無くなりました。あれを張られると、余計にドロボーに狙われる気がするんですが・・・。(^^;
あ、それとサイクルキャリアも長尺のワイヤー錠で車体と繋いでおり、更に自転車も同じようにロックしています。今はキャリアをはずしてますけど・・・。
そんなこんなで防犯対策も平行して行っている今日この頃です。
もし不届き者が現れたら、顔出し(できれば名前出し)で動画をYoutubeなり何なりに世界中にアップしてやるから、ドロボーさんは心してかかってきなさいよ。ドロボーよ、お前に人権なんて無いのだ。笑

さて、ルーフキャリアを取り付けたもう一つの理由ですが、実は積年の夢というか希望だったんですよね~。要するに、車の上に載って撮影がしたかったんですよ。(^^)
しかし、タフレックは耐荷重50kgのルーフキャリア。私の体重と撮影機材諸々が載るには耐久性が足りないんですね。
100kgとまではいかなくとも、80kg位まで耐えられるようにしなくてはいけません。
というわけで、風呂のフタをするように、キャリアの底面に板を置いて上に乗れるようにすると共に、耐荷重性を上げる事を考えました。一番良いのは5mm厚位のアルミ板を載っけてリベットなりで固定するのがいいんだろうけど、はっきり言ってアルミ板は高すぎる。普通に60000円とかかかるし・・・。キャリアよりも高いし・・・笑というわけで、色々と考えた末、やっぱリーズナブルで加工がしやすい木工で解決する事にしました。きちんと耐水塗装すれば雨ざらしでも5年位は保つらしいので、それだけ保てば御の字という物よ。10年保たしたければその時にもう1つ作ればいいわけだし。
というわけでホームセンターへGOして1480円の12mm厚のコンパネを1枚購入し、キャリアに合わせたサイズにカットして貰い、超撥水の塗料を4回ほど重ね塗り塗りして、実は11日現在。もうそれも出来ております。
脚立も上記の写真の物ではなく、撮影に使える事に加えてキャリアに乗れるようにハシゴにもなるタイプの脚立にスイッチしています。
これについてのレポートは、また今度という事で・・・。

アンブレラホルダー

カメラ用品でアンブレラホルダーという機材というかグッズがあります。その名の通り三脚などに傘を固定する物です。雨の日の撮影のお供に使ったり、ポートレートなどの撮影でレフに使う傘の固定用に使ったりも出来る物だ。
一見優れものに見えるアンブレラホルダー。今日はこれについてちょっと語ってみたいと思います。なお、レフ機材として使用する場合はどれも全く問題なく使えるのでここでは語りません。あくまで「雨傘の固定」というネイチャーステージでの使用を想定しての語り部としておきます。

三脚への固定方法の違いによって3種類位のタイプがあります。

<その1・カメラやレンズの三脚座を使うタイプ>
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構造が単純なので壊れる事はほぼ無い。しかも安い。クイックシューがない雲台だと、カメラと雲台の間に挟みこんで使えそうに見えますが、残念ながらネジの長さが足りないのでカメラが固定できないっすからそれはできません。ネジの裏に雌ネジがあって固定出来るようになってはいるんだろうけど、それは不安定なのであまりお奨めできない固定方法ですね。これの一番の使い方は三脚座のある大きなレンズを装着した際に、カメラの三脚穴に固定する方法じゃないっすかね?標準レンズの場合は傘を付けたカメラを手持ちで撮影するとか?(^^;)
ちなみにアマゾンでは次に挙げるタイプを売りたいみたいで、このタイプはラインナップしていない。商魂たくましいね。

<その2・三脚に閉じ込めて固定するタイプ>
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固定する側の金具が薄く出来ているのがミソですね。カメラと雲台の間ではなく、雲台と三脚の間に挟み込んで使う、言わば永久固定のタイプ。エツミが出しているがアマゾンオリジナルとしても売っているのでアマゾンにはこのタイプが大売り出し中だ。
これも構造が単純なので故障がほぼ無く、しかも三脚に閉じ込め固定なので安定感も抜群だと思われる。しかし500mmなど長物レンズを装着の際には、逆に三脚固定が災いして、レンズを振る度に固定具が邪魔になったりするいっそカメラの真後ろに持ってきたくなるが、そうすると当然の事ながらファインダーを覗けなくなる。笑
その1の物とは逆に標準レンズやマクロレンズの際に使うと便利さを感じる物と言えるだろう。

<その3・クランプで挟み込んで使うタイプ>
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見ての通り三脚の好きな所にクランプで挟み込んで傘を固定するタイプ。一見お手軽で万能のようだが全然違う。まず傘。よく見ると傘固定部分は柄を通すタイプなので通常の傘の場合は取っ手の部分を切断しなければいけません。だから専用の傘が付属しているんですね。あと結構大きいです。で、傘側にこんなもんがぶら下がるので、ちょいと場所替え・・・っていうのも、傘を傘として使うまでに結構大層な事になります。

上記それぞれに特徴があり、得手不得手があるので、使い分けるのがいいのかも知れませんが、これはカメラを雨粒から防御する事を目的に「雨がザカザカ降りしきる中で使う」という事を忘れてはいけません。傘を片手でさした状態で、三脚を取り出して広げ、アンブレラホルダーを展開して傘を固定し、そしてカメラを取り出して固定・・・。場所替えや撤収時のややこしさも考慮しておく必要があります。いかがなもんでしょうか?雨の日の必需品と言う人もいますが、実際機動力という面ではどうなんでしょうね。まぁ風景を撮り方には良いのでしょうけど、鳥屋はちょっと躊躇してしまう機材ですね。

あと、
意外に風に影響を受けると言う点も忘れずに。雨が降る時はある程度風も吹きます。ゲリラ豪雨のような状況だと風はかなり強いです。つまり傘を広げる事によって風に三脚もろともさらわれてしまう危険性があるという事です。私は実際にこれで高級なカメラとレンズが犠牲になった瞬間を見ています。10kgオーバーの機材であっても突風を食らいますと、それはそれは簡単に浮きます。三脚がカーボン製のような軽い物だと、それだけで揺れますし、吹き飛ぶリスクは増大します。重しを付けるのも良いですが、機動力を失うのは私は好きではないですね。要するに使うタイミングを充分考えなくてはいけないと言う事です。
さらに、
当たり前の事ですが舞々する軽雪の前には無力です。雪は簡単に傘をよけてカメラやレンズの鏡筒内に入り込んできます(笑)。

私の周囲には、これら機材を買った人はいますが、実際に毎度毎度使っているという人は実はいません。本来の使い方では、実は使い勝手が悪く実用性に乏しいと言うのがその理由です。

「カメラにレインカバーを付けて、カッパを着て走り回った方が余程撮れ高が高い。」
「撮影場所が決まっていて、そのから微塵とも動かない時は使える事もある。」

と言う事だ。私も昔使った事があるが、同じくそう思います。

では、これら機材には実用性はないのか?

というと、そうでもないです。
本来の使い方をしなければ、使い勝手はあります。笑
三脚に傘持ち役をしてもらうという考えで、自分は傘の下で一脚か手持ちで撮影・・・という事なら即席の屋根という意味で充分使えます。私的にはこの使い方が一番リスクもなくて良いのではないかと思いますね。でも、風があって周囲に人がいる場合は安全確保の為に使えないと考えた方が良いでしょう。日傘として使うには充分ありだと思います。花火やカワセミ待ちとかで重宝したりして。

ちなみにレインカバー。
私は昔っからスーパーの袋を即興で使っています。レインカバーなんて嵩張る物をいちいち持ち歩いてられませんからね。降らなかったらただの荷物だし・・・。でも、基本は降りそうなら撮りに行かないって感じですかね。笑