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取り揃えのスキマを埋める三脚。

三脚は二度買い換えるアイテムと言われるが、私の場合二度どころではない程買い換えている。大型三脚では161MK2Bから小型ではSLIKの卓上ミニ三脚まで取り揃えて使い分けているが、半年ほど前に山行用で使用していたSLIKのF740をカメラデビューした友人にお嫁に出してしまったので、この規模の三脚の取り揃えにポッカリ穴が開いておりました。と言っても山行はここ数年行ってないし、行く予定も余りないので無くても困らないし、かなり使い倒したF740でもあったので写友に献上したわけであるが・・・。
しかし今秋になって、とある山の中へ撮影に行く予定を立てた為、やはり数時間単位の山歩きにも苦にならないような軽くて小型の三脚のニーズが発生してしまいました。ならば手っ取り早くもう一度F740を買い直せば良いのだが、半年前まで持っていた三脚をまた買い直すのも能が無いし、何よりも性分に合いません。それに、好きじゃない3ウェイ雲台で、あまり使い勝手の良い三脚でも無かったしなぁ・・・。
と言う訳で私の今のニーズ、つまり軽くて、コンパクトに収納出来、機動性があって、一眼レフに便利ズームを付けた約1.5kg以上の耐荷重がある製品を探してみた。
どうやら、私が探している三脚は俗に「トラベル三脚」と呼ばれる物に相当するようだ。その類でググると結構良い感じの物がわんさかと出てくる。縮長はやはり短いほど良いが、短くなる代償として高さが犠牲になる。あまり拘りすぎると卓上三脚になってしまうし、アイレベルを求めると縮長は50cm近くになり重くなる、それなら今持っているSLIKのプロ500DXでOKという事になってくる。ここは割り切りが必要だ。と言う訳で、色々とネットで物色した揚げ句、某Y社の展示コーナーにまで実地踏査を行った結果、私が選んだ三脚は以下の物と決まった。

VANGUARD VEO2 235AP
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私は三脚はマンフロットが一番好きなんだけど、しっくりくるサイズ感の物が無かったんだよねー。それにカーボン製でやたら高いし・・・(;^ω^)。このサイズの三脚だったらアルミも三脚も余り変らんでしょ。それに私はある理由があってアルミが好きなのさ。
しかし、バンガードはリュックやバッグは使っていますけど、三脚っていう選択肢は無かったなぁ・・・235APは展示コーナーでたまたま目に付いた商品で、やはり実地踏査は必要だと感じた今日この頃ですわ。
ちなみにこのVEO2-235には自由雲台仕様の235ABと私が選んだハンドル付き雲台の235APとがある。耐荷重は前者が6kgで後者は3.5kgとなっているが、雲台は交換が可能で私の場合マンフロットのガッシリ自由雲台が1個余っているので235APを選んだ次第だ。ちなみにお値段は12000円程で、更にメーカーが3000円のキャッシュバックをやっていたので実質9000円そこそこで買えた事になります。バンガードいいじゃんいいじゃん(笑)。
雲台は別売りもしているPH-25と言う物が始めから付いてきます。
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自由雲台よりも少し複雑になるので耐荷重が減るのは仕方の無い所だ。取付は付属のシューをカメラに付けてアルカスイスのように挟み込んで締めるタイプ。滑り止めのボッチも付いているので滑落する事もほぼ無いようになっている。ここで注意したいのだが、一部の書き込みや記事では「アルカスイス互換」と書かれているが、実は違う。アルカスイス互換のプレートを挟むには幅が僅かに足りず挟み込めないのだ。端っこから滑り込ませれば固定はできるが、それをやると取外しの際に滑り止めのボッチが邪魔になって外せなくなります。これは実際に複数のアルカスイス互換プレートを使って試したので間違いないです。これは「なんちゃってアルカスイス互換」なのだ。モノによっては合うプレートもあるかも知れないが、基本は合わないので注意が必要だ。私の場合は紛らわしいのでこの雲台の上に更にアルカスイス互換の50mmクランプを取付けて解決しております。
収納時に邪魔になりそうなハンドルは、根元のネジを緩める事でハンドルが寝て収納しやすいようになります。私的には引っ張って固定するバネのラッチ式にして欲しかったがコストと耐久性を考えればこれはこれで正解かも知れない。雲台の動き、固定はすこぶる優秀だ。D500にSIGMA18-300mmを付けた1.5kg余のセットも難なくハンドルを振って画角を決める事ができる。パン方向はやや抵抗があってヌルヌル・・・とやや重く動く。ビデオ撮影や動止撮影(流し撮り)には良いかも知れないが、野鳥の追いかけなどではやや重いかも知れない。そっち方面が主体なら自由雲台の235ABの方が良いと思われる。チルト方向はカウンターはないのでしっかりと止めないとカックンするので注意が必要だ。が、特筆すべきはカメラの画角固定だ。ハンドル操作で画角を決め、雲台のレバーで固定するのだが、この時、画角は全く動かないのだ。決めた画角をそのまま固定してしてくれる。このサイズ、このクラスの雲台だと、レバーで固定した後、ハンドルの手を緩めると画角がプニュっと動いて面倒な事になり勝ちだが、この雲台はかなり優秀なデキだと思った。
続いて脚部だが、最伸長は1440mmとなっているが、エレベーションはできれば伸ばさない方が良いので、そうなると1mそこそこの高さになる。あくまでコンパクトなトラベル三脚なのでここはあまり贅沢を言ってはならないだろう。どうしてもアイレベルが欲しい人はもう一つ上の265シリーズ等を選べば良いが、当然重量も嵩も増える。私の場合は500DXが・・・。笑
脚部の開きは3段階になっており、根元のボタンを押しながら途中45°位の所と、最大でスタンドマイクの足のように開く事が出来る。このセンターポールの雲台とは反対側にはフタが付いていて、これを外すとセンターポールが抜けるようになっており、代わりに付属のローアングルアダプターと言う簡易雲台を付けると、超ローアングルでの撮影が出来るようになっている。
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(写真は元の心棒のままです。)
収納時は、3本の足を反転して・・・ではなく、センターポールを反転させて最小収納サイズにするという攻めたデザインになっている。
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私は物ぐさで面倒くさがりなので、センターポールは反転させずにそのままの状態で付属の袋に入れて持ち運んでいますが・・・。山行用のリュックになるとむき出しで取付けますしね。
 
この三脚、235APの重さは1.4kg。
私は普段は475Bや055を持ち歩いている人間ですので、充分に軽いです。もっと軽さを!と言う方にはこの235シリーズのカーボンでは100g程軽い程度で、あまり効果がないので、もっと小型の1kgを切るような小型三脚がお奨めだろう。その代わり耐荷重は殆どが1.5kgとなってくるので、一眼レフと望遠ズームの組み合わせはちょっと厳しいかも知れないが・・・。
あと、VEO2では前バージョンと違ってツイストロック式になっている。と言ってもネジは1周ほど回して固定するタイプなので、ネジをどこまで回すねん?って言う面倒臭いタイプの物ではないので、これも好感が持てます(でも私はレバー式が好き)。

これを持って、山行用の三脚というスキマが埋まりました。
実際の使用感はまた後日レポートしたいと思います。

イージーカバーと言うのを買ってみた。

妖しげなバッテリーグリップを外してからこの方、超快調に動作しているマイバディのD500ですが、実は幾度となく落下の危機を乗り越えていたりします。その何れもが家の中や車の中での柔らかい所に転げ落ちているので大事には至っていないのでありますが、これが地面やコンクリートの上だったらと思うとやはり冷や汗が出ます。それに私は結構過酷なステージにも足を運んで荒い使い方をする事があるので、本体に小傷がビシビシ着いたりする事もままあります。
と言う訳で、現在はまだ奇麗ななりをしている相棒の為に、カメラ本体をシリコン製のカバーで覆って保護するというイージーカバーという物を買ってみた。百聞は一見にしかず、要するにこういう物だ。
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カラーは黒、黄、迷彩とあったが、あまり人が選ばなさそうな気がした黄色を購入しました。笑
概ね本体全体を覆っているものの、操作性には極力影響を与えないようにと考慮されているのが特徴だ。カメラカバーは使う時には外して荷物になるが、これは相変わらずレンズには気を遣う必要はあるが、そのまま稼働出来るのがちょっと良い所だ。
取付には少々悩んだが、シリコン製で少し伸びるので、カメラの上部から服を着せるようにガバッと被せるように取付ければ専用設計なので勝手にしっくり懐いてくれる。ストロボ接点の純正カバーは取り外してイージーカバーが代わりにはまります。これで完了。あ、ストラップは外さないとダメですよ。
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使ってみた感じは、少しカメラがゴツくなった感じはするものの、専用設計だけあって各ボタンの凹凸や、扉の開閉などが上手く工夫されていてレンズ交換、バッテリー交換、カード交換など特に違和感はない。巷の下馬評では上部のカバーが足りないとか、D500のエンブレムが隠れるなどと言った意見も聞かれるようだが、実際の操作性と言う事を考えたら、これがベターでは無いかと思われる。
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ただ、カメラ本来の手へのフィット感はイージーカバーに取って代わられてしまうので、新しいフィット感を持つ事になる。これに懐けるか懐けないかは使い手次第と行った所か。それと、シリコン製なのでやはり滑る。手から滑り落ちる事はほぼ無いとしても、少し困るのは三脚への固定の為のアルカスイスプレートやクイックプレートの取付時に、イージーカバーを挟む大きさの物だと滑るのだ。私は汎用のL型プレートを使っているのだが、イージーカバーを挟んでカメラに固定する事になるので、結構締め込んでもやはりヌルッと動いてしまう。自由雲台等のカメラを手に持って操作する系統の雲台の場合は、カメラだけがネリっと動くような気がして、ちょっと気を遣わされてしまう気がする。
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それでも、このイージーカバーによって多少のスレや衝撃からは守ってくれるし、撮影の合間の休憩時にカメラをポンと置く事もあまり気兼ねしなくなる。元々はそういう機能の物であって、落下の衝撃から守ってくれるという物ではないと思われる・・・。
そうなると、当初の目的からは外れてしまうのだが、そんな事どうでも良いくらい良い感じなので、当分はこのまま使い続けてみたいと思う。
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結局新しいマウントのレンズなんだよ。

ニコンがZマウントという新しいレンズシステムをしてフルサイズミラーレスの市場に入り込んできた。その後、間もなくしてキヤノンもRFマウントという新しいレンズシステムを採用してのEOS Rというフルサイズミラーレス機をして市場への参入を表明した。
それぞれの2台メーカーは口を揃えて、
「従来のマウントシステムも残し、フルサイズミラーレス機でも違和感なく使えるようにする。」
と、宣伝しております。
要するに、新しいミラーレス機に買い換えても、今持っているレンズは無駄になりませんよ~。だから新しいカメラ買ってね。と、言っているわけです。両メーカーとも、発売前から「画期的」だの「違和感のない」だのと色々と申しておりましたが、要するにフルサイズミラーレス機の方がフランジバックが短い事を利用したマウントアダプタによる対応でオールドレンズの対策を取ったわけであり、それ以上でもそれ以下でもありません。しかし、相変わらずコマーシャルが上手いなぁと思ったのはやはりキヤノンですな。EFマウントとRFマウントは、実は全く別物のマウントなんですが、口径を同じ54mmにする事でユーザーの違和感をなんとなく取り除いている点だ。同じ口径だからマウントアダプタを噛ましてもレンズ性能に違いは出ない・・・等というような事を匂わせているのは何とも言えませんな。はっきり言っておきますが、メーカーを問わずマウントアダプターを噛ませればそれなりに光学的なハンデは背負いますし、機能的にも制限が出ます。
早い話が、FマウントレンズはFマウントカメラに、EFマウントレンズはEFマウントカメラに、神の物は神に、カエサルの物はカエサルに・・・。すいません。興奮しすぎました。(;^ω^)
つまりは、そのマウントのレンズは、そのシステムのカメラ用に開発され、最適化されているという事です。ですからZシリーズやEOS R用に開発されてくる新マウントのレンズ群には逆立ちしたって敵わないというわけです。それ以前に悲しいでしょ、カメラは新しいのにレンズは旧仕様だなんて・・・。
今のデジカメEOSにマウントアダプタを付けてFDレンズを使い続けるようなもんですよ。周囲が新システムのカメラマンばかりになってくると虚しくなってきますよね(笑)。
つまるところ、ニコンもキヤノンも何だかんだ言ってますけど、FマウントもEFマウントも捨てたってワケです。キヤノンに至ってはEF-Mも捨てましたってね。そこはユーザーとしてしっかり認識しておきましょう。ニコンユーザーもキヤノンユーザーも一旦ガラガラポンされるわけです。俺はいち早くミラーレス機に移ってやるぜ!っていう元気な方は、今後今持っているカメラを手にしてノスタルジーに浸る気がないなら、早々にカメラとレンズを全て叩き売って、全ての資産をミラーレス機に注ぎ込んだ方が良いわけだ。その時、ソニーか、ニコンか、キヤノンか・・・それらは冷静に選択した方が良い。ファン心理も働くだろうが冷静に・・・冷静に・・・。
ガラガラポンとはそう言う事です。
ユーザーは、全く新しくどこのメーカーに追いて行くかを決める機会が巡ってきてしまった訳です。マウント径54mmに拘っている場合じゃ無いです。ローンで買った大口径単焦点に拘ってる場合じゃ無いです。フォトサロンのおねーちゃんが奇麗で親切だったからとか言ってる場合じゃ無いです(笑)。
フルサイズのミラーレス一眼の市場ではキヤノンはトップメーカーではありません。ニコンも初陣であります。数年前から挑戦し続けて先を走っているのはソニーです。でも間もなくその性能差は埋まるでしょう。だから・・・
 
冷静に、選んでください。
 
そして、持っていたカメラ資産を投げ打った結果、例えまたレンズ1本になってしまったとしても・・・。その代わりその1台のカメラと1本のレンズは、確実に新しい世界を見せてくれるはずです。今まで撮れなかった物がいとも簡単に撮れるようになるかも知れません。
そうしてまた、貴方自身の新しいカメラライフの第一歩が始まるのです。
 
なーんちゃって。
 
(とある映画のマネ:笑)

インスタグラムで実験を行ってみた。

インスタグラム(インスタ)のいいね!やフォロワーを集める関連のネットの書き込みや記事を見ていると、投稿した写真の検索ワードとなるハッシュタグという物が非常に大事だという記事をよく目にする。そりゃそうだ、漠然と写真1枚を第五空間に放り出しても、誰かが見つけて同行してくれる確率は限りなく低い。インスタだけで考えても1日に世界中のユーザーが数億枚以上の写真を思い思いに投稿するんだから、自分の写真をそれなりに見てもらうには、それなりに「検索」に引っかかるように、それなりの仕掛けをしておく必要があるのは道理だ。それがハッシュタグという物で、写真に関係するキーワードをキャプションの末尾などに「#」記号+ワードという形で書き込んでおく事で、検索にかかり易くし、より多くの人に見てもらえる機会を得やすいようにする訳だ。
具体的には・・・
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このような写真を投稿したとして、その写真のキャプション欄の末尾などに
「#神戸港 #夜景 #ポートタワー #海洋博物館 #海の景色」
という要領で書き込んでおく訳だ。
このハッシュタグには当然の事ながら「人気ワード」という物がある。多くの人が検索欄に打ち込むワードの事だ。多少の関連性があると思える人気ワードもハッシュタグに入れておく事で、より多くのユーザーの目に触れる機会が増えるという訳だ。
 
ところがだ・・・。
 
このハッシュタグの内容が「イタイ」と言い出す輩がいる。
確かにいいね!やフォロワーを増やしたいローカルバンドのオーナーや、駆け出しのタレント等によく見られるが、そこに問題は無い、私が「??」と思ったのは、この輩どもが言うには
「ハッシュタグなど入れなくても、いいね!やフォロワーはたくさん増える。」
という言い分だった。確かにこう言う事を述べるヤツが、ネットの関連記事を見て回っていると実は結構いる事に気づく。
これに対する私の反応は、
  
「うそつけ。」
 
である。
確かにある程度のフォロワーが付いていれば、フォロワーは投稿された事に気付く機会があるので、それなりに「いいね!」は入るだろう。さらに友達の友達が気付いてフォロワー増に貢献するかもしれないが、理論的に考えて検索ワードがないデータに、不知の誰かが気付く事など、偶然が重ならない限りあり得ないのだ。
 
と言う訳で・・・。
 
インスタ知ったかぶりの輩の言う事が本当かどうかを、現在フォロワー300程度しかない私であるが、実際に検証してみたので、その結果をそのまま書きます。

まず、ハッシュタグをたくさん入れた場合・・・。
写真の内容にもよるが、大体平均して100~150のいいね!を戴き、フォロワーさんも5~10位増えます。ありがたや・・・。
更に、フォロワーさんではない人のいいね!が結構入ります。なので、何がどうなるのか分かりませんが、フォロワーさんの数よりも多いいいね!を戴いたりする事もあります。
 
では、輩どもの言うハッシュタグを一切入れなかった場合はどうなったかと言いますと・・・、結果は推して知るべしです。平均のいいね!数は65~75で、それもフォロワーさん以外の方からのいいね!はほぼありません。また65~75のいいね!を戴くにも、1週間位かかるほどに反応が鈍いです。しかも新しいフォロワーさんが付く事は皆無でした。
 
分かり易すぎる、しかも理論的に合致した歴然とした結果が得られました。つまり、ハッシュタグなどそれほど重要ではない等と言っているヤカラの言う事は「うそ」です。ボットでも使っていないとそのような事は言えないはずですから、インスタな皆さんは、このようないい加減でネットの仕組みがあまりよく分かっていないクセに知ったかぶりの自称インスタのプロ的なヤツの言う事など相手にせず、きちんとハッシュタグを入れた方が良いですよ。
 
あー、いい加減なバカどものお陰で、面倒くさい検証作業をしてしまったやないか。大体、検索で成り立ってるSNSが、検索ワードなしでワンサカと人が集まってくるなんて、あるわけないやろ。頭おかしいんと違うか、ネットでいい加減で無責任な事を言うヤカラには本当にムカつきます。俺の時間を返せ。

インスタグラムって・・・。

写真という媒体を利用して、自己の持つスタイルを不特定多数の人に拡散する方法としてはSNSという物があるが、とりわけ写真に特化した物で、芸能人などのアカウントも多く、それに比例して最近特に人気が高いのがインスタグラム(=インスタ)だ。
私は現在フェイスブック(=FB)のアカウントで、撮ってきた写真を紹介しているが、FBを利用して有名になってやろうとか、どこかのサイトに投稿して賞を取ってやろうとかいう気分があるわけでも無く、現在はただダラダラと続けている感がある。たまに行った先で知り合ったカメラマンとアカウントを交換し、たまに友人が増える・・・。その程度だ。
インスタは存在は知ってはいたが、Tumblrに並んで私的に意味不明な点が多く、ただひたすら自己満足な写真をサイトに並べて公開し、ただひたすらいいね!を集めて、ただひたすらフォロワーを増やす・・・という一種のロールプレイングゲームのレベル上げのような「作業」を行うプラットフォームにしか感じていなかったので、面倒なので近寄ろうとしなかったのだ。
しかし、旧友がインスタのアカウントを持っており、フォローもフォロワーも10前後で、スマホ写真をぼちぼち上げているのを知り「これは一体何をやっているのか?」と、改めて聞いてみると、「おれは単に釣りの情報をもらいたいから使っているだけ。写真はおまけで上げてるだけ。」という答えが返ってきた。旧友もどうやらこれで何かをしようとは考えていないようだった。
そんな遊んでいるようなアカウントがあるならと言う事で、私の適当な数枚の写真を用意して「これをアップしてみてくれ」とお願いして、適当なハッシュタグを付けてアップしてもらった。
すると、一眼レフの写真クォリティなのかハッシュタグの効果なのか今まで殆ど入らなかったといういいね!がダダダ!っと付きだすと同時にフォロワーも増えだしたのだ。当然旧友は写真を知らないので、コメントの返事にも苦慮していたようだが・・・。笑
その様子を見ていて、私はなんとなくインスタという物がどういう物か実際に理解できたのだ。
要するにインスタは冒頭で言ったように、

1)ただひたすら、自己満足な写真をアップし、
2)ただひたすら、いいね!を集めて、
3)ただひたすら、フォロワーを増やす。
 
というドラクエのレベル上げのような物だとわかった。RPGでもハマった人間は人一倍レベルを上げ、アイテムを集め、ゲーム内で「神」扱いされる事を目指す。それと同じ事なのだと・・・。
いやいや、そうじゃないんだよ。と、上から目線で知ったかぶった輩が湧いてきそうだが、どうせマニアが総論で語るか各論で語るかの違いであって、冷めた目で見ると結局そう言う事だ。
ただ、相手はどこかのサーバーという機械では無く不特定多数の人間なので、レベル=フォロワーの数が一定数増えてくると、社会的に(=ネット的に)それなりに影響力があるユーザーだと見なされて、とある企業から商品のレビュアーになって欲しいとか、新商品のレセプションに参加して情報を拡散して欲しいといった実際の仕事に繋がる面がある事だ。そういう多くのフォロワー数を背景に収入に繋げている人達を「インスタグラマー」と呼ばれるようである。
さて、話を私個人のステージに戻すと、その後その旧友のアカウントに写真を提供する形でどんどんと写真をアップしていった所、現在は400位のフォロワー数になった。ついでに言うと旧友も中古で一眼レフを購入し、現在は一緒に相談しつつアップしている共同アカと化している。ちなみにその400のフォロワーは、全て会った事も話した事もない人ばかりであり、純粋に私たちの写真のファンになってくれているのか、いいね!率は現在も7~8割前後と異常に高いのが自慢だ。
インスタはスマホでアップしてスマホで見る事を前提としている特性上、縦写真が効くと聞いたので、今度は資源の再利用というわけで、専ら縦位置撮影を行った写真ばかりに特化してアップするアカウントを私個人で作成し、これも組織票や友人票が入らないように内緒でアップしてみた所、現在で1ヶ月程になるが300程のフォロワーが付いてくれている。ちなみに私のアカウントは基本的にどこのサイトにもフィーチャーされないようにしています(フィーチャーはくだらないし後が面倒くさいから・・・)。
 
で、
ここからが本題。(長くてごめんよ)
多くの方が知っての通り、インスタにはいいね!をしてもらったらその人のアカウントの写真にいいね!を返す、フォローをしてもらったらフォローをし返す(フォローバック)という暗黙のエチケットルールが存在する。別にやらなくてもいいが、何となくやらないと悪い気がするし、私の性格的にもやってあげたくなるのだ。
しかし、(フォロワー300の私のアカウントの場合だが)写真を1枚アップすると、大体100前後のいいね!が入ります。フォロワーも5~10前後増える感じかな。これにいちいちエチケットルールで応えるのがなかなか大変な作業になってくる訳である。旧友が管理する共同アカウントではフォロワー400でいいね!が300以上入るので、さらに大変なようだ。
と言う訳で、そこで恐らく誰もが考えるのがそれらを自動化するアプリを使う事だろう。今回私自身も、そんなインスタ用アプリを探してみた次第である。
しかし、自動でいいね!返しをしたり、フォローバックをしたりするアプリはなく、ほぼ全てが予め登録しておいたハッシュタグに基づいて自動で写真やユーザーを探してきては、自動でいいね!やフォローをすると言う物だった。インスタにはツイッターのリツイートのような一挙拡散の機能が用意されていない為、フォロワーを増やすには、多くのハッシュタグで呼び込むか、あちこちでいいね!をしまくって未知のユーザーに振り向いてもらって自己サイトを見に来てもらうと言った事を地道に行わなければならない。この地道で機械的な作業を24時間自動でアプリが行う事によって、10、20と新たなフォロワーを増やしてゆくというスンポーだ。いいね返しやフォローバックはしないので、こちらは相変わらず地道にしなければならない訳だが、このアプリを使う事によってフォロワー数は(理論上)どんどん増えてゆくので、エチケットルールを無視したと言う理由でフォローを外してくるユーザーが多少いた所で痛くも痒くもない・・・という訳だ。
そんな便利なアプリなら是非使ってみようかと思い、私も例に漏れずダウンロードをし・・・ようと思った。思ったよ。思ったんだけど「ちょっと待てよ」と、ダウンロードボタンを押す指が躊躇った。
 
よくよく考えてみたら、ひたすら写真にいいね!を付けて、未知のユーザーに振り向いてもらってフォローを期待したり、いいね返しをしたりとか、フォローバックをしたりとかって一体全体なんなんでしょうね?
少なくとも、今挙げたそれらの「作業」の中には、「写真そのものが素晴らしいからいいね!をした。」とか、「素晴らしいギャラリーだからフォローしたくなった。」という要素が全く無いのではないか。本来は、自分の興味を持った分野の写真を検索してみて一覧で見、感銘を受けた「作品」にいいね!を付け、素晴らしいと思えたアーティストにフォローをして新作情報を得ると言うのがインスタの使い方なのではないのか。
そう考えると、肝心の写真(作品)を見て感銘を受けるという肝心な部分をアプリに任せて自動化し、フォロワーをかき集めてくるって、これってたまにオンラインRPGなんかで問題になる「ボットによるレベル上げ」そのものではないか・・・?
確かに集まってくる相手は人間で、いいね!をもらっているので気になって自己の作品は見てくれるだろう。一定の方たちは、いいね!やフォローもしてくれると思う。が、アプリを使っているこちらは相手の作品など実際は全く見ていないのだ。これって何なんでしょうね。これこそがまさに血の通っていない、見ず知らずの相手を手玉に取れるSNSの醍醐味ってヤツですか?

いやいや、なんか違うでしょ。

そんな事をふと考えるに至り、結局ボットアプリをスマホにインストールするのはやめました。相手に分かる事ではないが、やはり作品も見ずにいいね!やフォローを付けて人を集める事に徹するって、何となく詐欺っぽい感じがするし、気がとがめて自分自身が許せない。でも実際にはこうしている現在もインスタ上ではボットが動き回り、自分の作品に感銘を受けてくれたと思い込んだユーザーは何も知らずいいね!やフォローをしているのだろう。
 
結局インスタってなんなんでしょうね?
私の結論としては、MMORPGと同じ次元のものという結論に達しました。みなさん、せいぜいレベル上げ(フォロワー集め)にボット・・・じゃなかった、没頭してください。

あー、なんだかあほらし。

コンポジット撮影→比較明合成という流れについて。

デジタルカメラでの夜景撮影とか花火撮影など、長秒露光を必要とする、あるいは長秒露光した方が綺麗な写真になる可能性がある撮影でのその方法として短秒撮影した写真を複数枚撮影して、それをPhotoshopやSiriuscompといったパソコンソフトで重ねて、比較明合成を行い、1枚の写真に仕上げるという方法がある。これを俗にコンポジット撮影とかインターバル撮影とか呼ばれており、最近のデジタル一眼ではこの機能が搭載されている機種も少なくない。
コンポジットやインターバル撮影とは、厳密にはその撮影方法を指すのだが、その方法で例えば花火を撮影すると、長秒撮影ではセンサーの捉えられる輝度がオーバー・・・つまり白飛びさせる事無く花火の光を複数枚のコマで撮影し、比較明合成することで綺麗で輝度の高い派手な花火を再現する事が可能になる。ところが最近ではこのコンポジット撮影は「邪道」とする向きが強くなってきており、花火も夜景も「一発撮り」と言われる無合成で撮影された写真を自慢する風潮がくすぶり始めた。私的にはデジタルカメラでの表現方法、撮影方法の幅を狭める風潮だと思えたので、改めてコンポジット撮影という手法の意味をここに記しておきたいと思い立った訳です。とりあえず、始めに言っておきますけど「一発撮り」って、それほど偉そうに自慢する事でもないと思いますよ。正直な話、1枚の処理で終わる分、コンポジット撮影よりも簡単だし・・・。
 
フィルム時代には無かったコンポジット撮影が、なぜデジタルカメラになった昨今になって言われるようになったのか・・・。これを語らずしてコンポジット撮影を理解する事はできないので記しておきますと、要するにデジタルカメラはイメージセンサーという電気仕掛けのフィルムに、光を当てて撮像をイメージ化し、演算によって色を付けて1枚の画像を起こしているという仕組みで、フィルムで言うと昔のコダクロームのような外式フィルム(後から色付けをするフィルム)のような処理をカメラ内部で次々に行っているわけだ。
レンズを通した光をフィルムに当てて撮像をする場合は、電気を使わないので、フィルムが露光オーバーにならない限りは事実上幾らでもシャッターを開けて長時間露光を行う事が可能だ。実際に夜景からより多くの光跡を得る為に、低感度フィルムで減光フィルターを用いて撮影すると言った場合、30~60分、もっと言えば90分の露光を行う事だって、フィルム時代は別に珍しい事では無かった。しかしこれと同じ事をデジタルカメラで行ったらどうなるだろうか。さてさて、興味のある方は百聞は一見にしかずと言いますから、実際にそのデジタルカメラで夜景を相手にやってみるとよい。
 
・・・・・・・・・。
 
する気しませんよね。
デジタルカメラで60分とかの露光なんて。
カメラ壊れちゃうんじゃないかとかも考えてしまったりして。笑
実際にそれだけの露光をデジタル一眼でやってみると、センサーが帯電してしまって熱を帯び、いわゆる長秒露光ノイズ(カラーノイズ)が発生します。また、撮像のあちこちに赤潮のようなムラが出る物もあります。その為に撮影後すぐにレンズカバーをして1枚撮影し、合成時にそのノイズを差し引くという手法を特に星景写真の処理で行うようですね。
要するに、カメラマンの本能が長時間露光をやりたくないと思わせる以前に、電気仕掛けで撮影を行うデジタルカメラとは相性が悪い訳です。その本能、信じて良かったですね。笑
 
しかし・・・、
 
長時間露光ができないと言う事になると、フィルムには撮れてデジカメには撮れないと言う写真ができてしまいます。例えば、その昔香港旅行に行くとバスガイドに必ずと言ってよいほど買わされてしまう香港の夜景のスライド写真とか、道路上に長く強く光跡が残るような写真などです。これらを撮るにはやはり数十分単位の長時間露光が必要になってきます。
そこでデジタルカメラ向けとして考え出されたのが、数秒単位の露光写真を連続で撮りつないで、それらをパソコンソフトで合成し、長時間露光を施したような1枚の写真に仕上げるというコンポジット撮影という撮影方法なのです。つまり、コンポジット撮影を否定するという事は、それに比肩する撮影方法がありませんので、そのカメラでは絶対に撮れない景色ができてしまうと言う事です。花火の撮影についても同じ事で、時間が極端に短いだけで、理屈はセンサーの受光容量を超えない光量に制限する撮影方法であり、何ら否定される撮影方法ではありません。むしろ、コンポジット撮影の方がカメラを絶対的に固定する必要があり、撮影条件を揃えるために全ての設定をマニュアルにしなければならないなど、一発撮り=単発撮りよりもむしろ高度な撮影技術と器具、そしてソフトウェア技術が必要になります。こう言うと「一発撮りにこだわっている」という特に花火カメラマンに「別にコンポジットを否定しているわけではない」などと事程左様な理屈を付けて怒られそうですが、残念ながらコンポジットの方が準備も多く、高い技術が必要なのは否定できないところでしょう。ましてや花火となるとBULBモードでの目押し撮影が定番ですので、カメラが一定間隔で撮影してゆくコンポジットだと名シーンも撮り逃す可能性だって出てくるわけです。私もメインカメラでは目押し撮影、サブカメラでコンポジットをしますが、しかし手間がかかるのは圧倒的にコンポジットの方です。
 
要はコンポジット撮影とは、長時間露光とは相性が悪いデジタルカメラ向けの撮影法として考え出された物であるという知識(認識ではない)があるかどうかです。コンポジットを否定するカメラマンは、単に後で合成写真を作る為の伏線技術だという認識しかないのではないでしょうか。
合成写真というのは・・・
そこにあるはずのない物がある。
その時間には見られない物がある。
と言った写るはずのない物が、複数の写真の一部から事後の加工によって画像内に移植されている写真の事を言うのです。一番分かり易い例は心霊写真ですね。デジカメでPhotoshop等の加工ソフトを知っている人なら簡単に作れる事は察しが付くでしょう。UFO写真もそうです。静止画で簡単にできるようになってしまったので、オカルトなスチル写真では説得力が無くなってしまったため、その業界?の人々は、更に高度な技術と機材と手間のかかる動画へとシフトしているのです。
花火にしても、東京タワーの横で上がっている物は言うまでも無いとして、例えば最初に上がった花火と最後に上がった花火をあたかも同時に上がったかのように加工するのは私は合成だと思っています。しかし、ほんの十数秒のうちに上がったワンシーケンスの花火をコンポジット撮影し合成して劇的な写真になったなら、それは合成では無く立派な写真だと思っています。なぜなら同条件で撮影し撮像全部を単純に比較明合成しているからです。それに同じ物をそこにいた万人の方も見ていた光景でもあります。ならば花火大会の最初から最後までをコンポジットして、全部を合成した物も写真じゃないかと屁理屈を捏ねてくる方に言っておきます。それがあなたにとって誇れる写真になるというのなら、それはそれで立派な写真です。どうぞ私なんぞに構わず最初から最後までコンポジットして、素晴らしい花火写真にしてください。
でも、これも言っておきます。
(香川照之の大和田常務の口調で)「やれるもんなら、あ、やってみな。ってか。笑」
 
憎まれ口はこの辺にしといて、今回は、最近デジカメを始めて、たまたま一発撮りにこだわるカメラマンと花火撮影でツルんでしまったが為に、コンポジット撮影に誤った解釈をしてしまっている初心者カメラマンが、ボチボチ出回りだしてきているような気がしましたので、コンポジット撮影の技法について、少々ウンチクを述べさせて頂きました。
デジタルカメラは、元々は撮影後にパソコン上で直接加工ができる事を利点にして生まれた撮影機材であります。スキャナーでは無くカメラでデジタル画像として直接パソコンに取り込めた時は、それはそれは画期的でした。Windows時代以前からパソコンとカメラを知っている人は、その画期的な瞬間を皆知っています。
これによりフィルム機では為し得なかった劇的な画像処理も簡単にできるようになりました。その発展型が今のデジタルカメラの世界として確立されたのです。タダそれだけの事。
一発撮りはフィルム時代では当たり前にやっていた事です。
デジタルカメラになって、その必要が無くなったわけです。
それをまたデジタルカメラで一発撮りでなければならないというのは、スタン・ハンセンがアメフトのハイタックル(現在は禁止技)をヒントにウエスタンラリアットを編み出したのに、後年になってプロレス技で「ハイタックル」を編み出した!と、騒いでいるような話で、「せっかく新しい技法を編み出したのに、なんでお前はまた元に戻すんじゃ」っていう、聞いている方が恥ずかしくなる程に本末転倒の理屈なのです。撮影方法にコダワリを持つのは良い事ですが、それを周囲の人間にもひけらかすのは、私のようにカメラ技術の経緯を知っている者が聞くと笑い話にしかなりません。
だって一発撮りの方が簡単だし。できればそうしたいよ。できないからコンポジットなんだよって・・・。
 
一発撮りです!なんてSNSで自慢げに書かない方がいいよ。サラッと撮影機材と条件を書いているだけの方がスマートです。
知るは一時の恥と言います。知らなかった人は、ここでこっそり知っておきましょう。あなたにとって豊かなカメラライフとなりますように・・・。

謎のレンズが意外に使えたと言う話。

自身初のフルサイズ一眼レフカメラNikon D610。
中古で買って、まもなくしてシャッターがバカになって1週間ほど入院し、無事に退院してきてからはすこぶる調子が良い。って言うか、今なお使える普段レンズが15mm魚眼、28mm、50mm、90mmマクロと単焦点4本なので、出番があまりないって言うのが正直なところ。色々と撮影には赴いているのだが、どうしても豊富なレンズ群を使う事ができるD500を持ち出してしまうんだよね。って言うか操作性も機動性もダントツD500の方が上だし。レンズ的に同じ品揃えになっても多分持ち出すのはD500だな。でもそれを言ってしまうと今日の日記の趣旨がなくなってしまうので、そこは一旦無かった事にしておきましょう・・・。(^_^;
 
と言うわけで、一応標準域のズームレンズがないという理由で不遇な毎日を過ごす我が家のD610君なのですが、やはりそこにあるからにはガシガシ使いたいと言うわけで私、色々と探しました。リーズナブルでお便利なフルサイズ対応ズームレンズを・・・。
で、AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-EDっていう長い名前の今はもう旧型になってしまったレンズを程なくして見つけました。中古で大体2~2.4万円で売られているようだ。ちなみに新しいのはナノクリが施されてF4通しとなった。これは10万円位するので私にはムリクリなレンズだ。
で、先日シグマの150-500mmをドナドナしたら、思った以上によろしいお値段が付きまして、一気に24-120mmを買える立場に躍り出ました。しかも某カメラの728で18000円というお買い得な玉も・・・。
 
しかし、
 
150-500mmを売ったら私は今度こそマンフロットの410というギア雲台を買うと決めていたので、若干後ろ髪を引かれながらも728を後にしてYodoで410をゲットしてしまいましたとさ。笑
で、D610を一躍バディ候補に押し上げるであろう標準域ズームの導入は見送られたわけです。
で、相変わらず不遇な毎日を過ごすD610でしたが、そう言えば我が家には謎のレンズが1本ある事を思い出した。
そのレンズはこれです。
 
AF NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5 MACRO付

そう言えば、その昔フィルム機のF801を中古で買った際に、F801でも使えるレンズという事で一緒にオクで落として買った覚えがあった。F5でも数回使ったっけ・・・。あまりに昔の話なので全く記憶から消え去っていましたが、保管庫の隅に今もきちんといてはりましたよ。ありがとう。
ファイル 101-1.jpg ファイル 101-2.jpg
こんなレンズです。
このレンズ、ちょっと調べてみました所、1980年代に作られていたオールドレンズのようで、この頃のニコンのレンズにはカニ爪はさすがに無かった物の、距離計の小窓が付いていて、ちょっとナウい感じになっていましたが、このレンズにはその小窓もありません。なので更に古いのかと思いましたが、実はそれらよりも新しいようで35-70mm/F3.3-4.5の最終型と言う事が分かりました。要するに簡略化された物を新しい型として出し直したのね・・・。先代よりも小さく軽くなってるし・・・。(..;)
 
このレンズ、名前が示すとおりAFは付いていますがCPUは内蔵されていないらしい。ですからAE機能は働かないとか・・・。またAFモーターは内蔵されていませんのでD3000系やD5000系と言ったAFモーターがカメラ側に内蔵されていないデジカメだとAFは働きません。D601やD500には内蔵されていますのでAEは限定的ですがAFは動きます。って言うかだからいくら高性能化されてもD5000系以下には興味が無かったんだけどね・・・。あ、D90はAF動きまーす。
 
あれこれ考えるよりも実際に付けて撮ってみるのが一番というわけでD610に付けてみました。
ファイル 101-3.jpg
バツグリが厳ついですが、意外にしっとり落ち着いて見えます。
AEが効かないとの事ですが、私はこの辺になるとイマイチよく分かりません。とりあえず見たまんま書きますと、Aモードでちゃんと絞り値は勝手に動きます。補正もできます。撮るとちゃんと撮れます。シグマの28mmのように+1.7の補正をしないといけない・・・なんて事もありません。要するに普通に使えています。どういうことなんでしょうね。非CPUレンズの意味がわかんないです。すいません。
 
で、ボケも何とかボケとやらで好ましくないような事が書かれていましたが、私の見る限りではどう見ても綺麗な丸ボケの形です。ネット上に出回っているこのレンズの情報は一体何なのでしょうね。この先代レンズのことを言っているのかな?
とりあえず、写り具合はこんな感じです。
ファイル 101-4.jpg ファイル 101-5.jpg
Nikon D610 70mm f4.5 1/200秒 ISO6400 補正+0.7
 
何か言いたい事があればあればどうぞ・・・
みたいな。
どう見ても綺麗な丸ボケですよね? ね? ねーー?
 
いやいや、80年代という前世紀に作られたレンズの割には、かなり綺麗に写っていると思うのは私だけだろうか。背景のボケも買おうと思っていた24-120mm/F3.5-5.6VRよりも遙かに自然で綺麗です。ただ、オールドレンズらしく絞り開放だとパープルフリンジは盛大に出る予感満々です。いやいや絶対に出ますね。でもf8位まで絞ると無くなるというパターンだと思われます。
 
とりあえず、気に入った!!
 
買おうと思っていた旧24-120mmにも引けを取らない写りなので、D610にこのレンズを繁々と持ち出す事にしました。24-120mmに比べたら便利度は落ちるかもしれませんが、35-70mmはフィルム時代によく使っていましたから、全然苦になりません。って言うかD610にもようやく春が来るという気がします。
 
早速このセットで何かを撮りに行こうっと。

D500用の互換バッテリーグリップ

フィルム時代に使っていたキヤノンAE-1Pというカメラの末期に、中古でお安くなったモータードライブMAを取付けると、グリップがし易くなり、横位置のシャッターボタンの位置もエルゴノミックな位置に変わって使い易くなった。さらに一番センセーショナルだったのは縦位置に構えた時にも、横位置と同じ位置にシャッターボタンがあった事だった。当時は写真でメシを食っている身ではありましたが、プライベート機で36枚撮りのフィルム装填にて秒間4コマのモータードライブをガシガシ使うほどの被写体はそれ程相手にはしなかったが、とにかく縦位置が楽になるのは、重くなっても余りあるメリットに感じた物だった。
そんなわけで、デジカメになった昨今も、カメラを入手すると縦位置が楽になるバッテリーグリップに真っ先に物色の眼が走ってしまう自分がいる。
D90では使う事は無かったが、D7000では安い互換品がある事を知って購入し、その2年後に純正品を中古で購入して使っていました。D610では純正品のバルク品と称する商品が出回っていたので、少々お高い値段ではあったがそれでも正規品の1/4の価格と言う事に飛びついて、これは今も現役で調子よく使っています。本当に純正品のバルクなのかはアヤシい所ですが、とりあえずトラブルがないので今の所は結果オーライと言う事にしています。

さて今日の本題はD500の互換バッテリーグリップ(以下BG)です。
とにかくD500用BG、MB-D17は高額ですよね。定価は59800円、実売は2018年9月現在でも40000円前後を維持しています。純正品はマグネシウム合金製である事と、防滴シーリングがされているという特徴があるようですが、D500ユーザーの一番多い使用目的はやたらとバッテリーを食うD500の撮影時間を延ばしたいという物ではないかと思います。その一点を埋める為にこの価格はあまりにも高価だと思うのは、多くの純正品レビュアーが回答の中で言っている事でもあり、縦位置目的の私の意見とも重なるものであります。
正直言ってせめて25000円位でよくね?って感じです。
 
2年程前にD500を購入して間もなく発売されていたPIXEL社の互換BGを購入しました。D500用のBGの特徴であるファンクションボタンが無いというお粗末な商品でしたが、当時は他に選択肢が無かったので気にする事もなくそれなりに便利に使っていました。が、互換品のサダメか否か、たまにカメラをフリーズさせたり、連写撮影中にエラーを出すという致命的な不具合が発現しだしました。
でもかなり安かったし、ここは潔く使い捨て感覚で次のBGを購入しようと言う訳で、2代目のBGでは(純正品はまだ高いのでパスして)評価もそこそこ良かったNEEWERというメーカーの互換BGを選択しました。価格は当時のPIXEL製よりも更に安い3500円でした。このNEEWER製の物には、シャッターボタン横にちゃんとファンクションボタンが付いており、私は露出補正を割り当てて使う事にしました。
 
しかし・・・。
 
このNEEWER製のBGが酷かった・・・。(;´Д`)
大阪・岸和田のだんじり祭の撮影に初投入して、連写しまくりましたが、ある一定の枚数の所でシャッターが突然押せなくなりました。カメラの肩表示を見ると「Err」の表示・・・。そのままフリーズしているようでスイッチを切っても表示は消えず、BGの電池を抜いても同じ状態で、BGを外してカメラの電池を抜いても同じでしたが、そこまでしてシャッターを押すと戻りました。
が、BGを再び付けて連写をすると、今度はもっと少ない枚数で同じ現象が起こりました。一瞬XQDカードに不具合があるのかと焦りましたが、写真はきっちりと撮れていたのと、考えてみればPIXEL社製のBGの末期と同じような症状なので、急場と言う事もあって犯人はBGと断定してBGを外して撮影を再開しました。
 
すると・・・。
 
その後は全くのノートラブルでした。最高で120枚以上の10コマ/秒の連写(XQDを使ったD500は200枚までイケます)を行いましたが軽快にこなして無事にだんじり祭の試験曳きの撮影を終了出来ました。やっぱD500って、すげーぜ。
って、そんな事言ってる場合じゃないっスよ。
 
問題の互換BGです。
 
ここからは私の体験した事、感じた事をそのまま書きます。今もD500と互換BGを満足して使っている方や、ノートラブルで使っている方には、気分を害したらごめんなさい。でもこれから買おうと思っている方には参考になると幸いです。更に互換品を作っているチャイナ系企業の今後の参考になり、改善されたらもっとうれしいです。
 
PIXEL社製で起こった不具合は、スイッチが入ったままでレンズ交換を行うと、肩液晶のAF表示が細かく点滅(異常な点滅)して、誤動作をしてしまう不具合です。これは割と早い段階から出ていましたが、一旦BGのネジを緩めてBGから断電すると治りました。電源を切ってレンズ交換をすると発現しなかったので気を付けて使っていました。
もう一つは、連写以外でもカメラに突然Err表示を出させてフリーズしてしまう症状です。これは2年程使った最近で起こりました。かなり致命的な症状なので先述の通り買い換えるきっかけになりました。
 
NEEWER製の物は先述の通りです。
 
そして、この2台に共通した症状が、秒間10コマ撮影時の瞬間的な連写の遅延です。
通常ならシャッターを押すと
|||||||||||||||||・・・
と、軽快にシャッターが切れてゆきますが、互換BGを付けると
||||| |||||||| ||| |・・・
という感じでアンリズミカルにシャッターが切れます。これは人によっては気付かないかも知れませんが、実際に両方のBGで体験した症状です。
PIXEL社製で「おや?」と思ったのは、子供の野球の試合でバッティングやピッチングを連写したときの事です。この連写したコマを繋げてパラパラ動画にすると、途中でコマ抜けをしていたのです。最初はカメラのノイズ除去とかAEやAFの計算とか、オートWBとかが原因かと思いましたが、こう見えても私はAE-1Pを駆っていた元職業カメラマンです。だいぶ衰えたとは言え、今でもAFも含めて完全マニュアルでもカワセミの撮影位はできますので、その設定をして色々と連写してみました、が、コマ抜け症状は変わらなかったのです。
PIXEL社製の物でもその症状が出ていたのだと確信したのはNEEWER製を使っただんじり祭の撮影時でした。Errが出るまでの数シーケンスでは連写がで来ていたんですが、何となく連写間隔が空くような違和感を覚えたのです。それも数度にわたって・・・。Err症状が出た後にBGを外して撮影をした所、今までに無いほどの軽快な連写が出来るようになったので、遅蒔きながらも
「そうか、そう言う事だったのか・・・」
と、妙に納得させられました。
 
つまり、D500しか私は知らないのですが、少なくともD500用互換BGでは、秒間10コマの連写を多用する場合は、何らかの不具合が発現するという事です。これが私の実感です。7コマ、8コマ程度の連写を撮り繋ぐ場合は、もしかしたら初期ではErr症状も出る事無く、特にコマ落ち症状には気付く事もなく使い続けてしまうのかも知れません。少なくとも私はPIXEL社製の物をそのような状態で2年間使っていた事になります。でもそれなりに役に立ってくれましたので後悔はなく、むしろ感謝ですが・・・。
当面は、D500にはBGなしで使う事にしました。この軽快な連写は縦位置が多少しんどくなっても今の私には新鮮ですしね。
 
もしかしたら純正品のMB-D17が高額なのは、秒間10コマを多用するというヘビーなユーザーにも耐えうるように色々と試行錯誤の末に造られた逸品なのかも知れません。
しかし、MB-D17が気になります。さすがにErrはでないとは思いますが、アレを使ってもコマ落ち症状が出るのか・・・超気になりますね。
 
ね?ニコン様。

我の姿を振り返ってみた。

ネットで、とある花火の写真を色々と見て回っていると、こんな面白い記事を発見しました。このブログの方の敬意を表してリンクを載せたいと思います。アクセス数が少しでも増えますように・・・。

登山と写真で仕事をしている人。
https://yamasha.net/camera-wrong
 
商売でカメラマンをされている現役の方のブログのようですが、いやはや全くその通りと共感する点が多かったので、自分にも当てはめて振り替えてて見る事にした。この方が仰っている「一眼レフに慣れてきた人が犯す14の間違い」とは以下の内容でした。抜粋失礼します。あかん場合は言ってくださいね。m(_ _)m
----------------------------------------------------
1 ストロボ直射を嫌う
2 F3.5~F5.6の絞りに劣等感を感じる
3 APS-Cレンズや18-200mmのような万能レンズを見下す
4 望遠を開放で撮ることに美学を感じる
5 レンズ交換にこだわりすぎてシャッターチャンスを逃す
6 広角の歪み、望遠の圧縮を異常なまでに気にする
7 手ぶれを気にするシャッタースピードができる、しかし被写体ブレは気にしない。
8 コサイン誤差にこだわる
9 ISO感度に余裕がない
10 無意味にバッテリーグリップが欲しくなる
11 自分が使用してるメーカーが好きすぎて他メーカーを貶す
12 一度に高価な機材を買いすぎて色々と扱いきれずにアンバランスになる
13 覚悟もなく友人の結婚式や子供の写真撮影を引き受ける
14 一般の人からみたらゴミ以下の存在であることを忘れる
----------------------------------------------------

です。
では、自分自身に一つ一つ当てはめて見ていきたいと思います。
ここを読んだ方も、ブログをお読みになり、ぜひ自己回顧して頂きたいと思います。
 
1)ストロボ直射を嫌う
今のバディであるD500には内蔵のストロボがないのと、重くてでかい(しかも古い)SB24を持ち歩くのが嫌で使ってませんね。D90、D7000の頃はこのSB24をバンバン使ってました。

2)F3.5~F5.6の絞りに劣等感を感じる
アクティブに撮影する時はf4~f5.6辺りで、風景など落ち着いて撮影出来る場合はf8~f11ですね。開放がF1.4の単焦点だとf2.2とか使いますけど、要は被写界深度よりもそのレンズの美味しい絞り値を中心に被写体によって使い分けてる感じです。飛行機の夜間着陸など、開放止むなしも多々ありますけどね~。
 
3)APS-Cレンズや18-200mmのような万能レンズを見下す
そんな奴いるのか?って感じ。私のメインバディはAPS-CのD500。最近はシグマの18-300mmに味をシメてフタ代わりです。サブのD610はフルサイズですが、如何せん50mm/F1.4しか標準域のレンズがない・・・。フルサイズ用の便利ズーム欲しいっす。
 
4)望遠を開放で撮ることに美学を感じる
ずーっと使っていたシグマのAPO150-500mmはF9が一番キリっと写るレンズだったので開放を使ったのは約7年間で夜間の飛行機撮影の時の数回だけでした。今は150-600mmCに買い換えたので、キリっとしているなら開放も使いたいなぁ・・・なんて考えてます。
 
5)レンズ交換にこだわりすぎてシャッターチャンスを逃す
こだわる気は無いが、18-300mmを手に入れるまでは17-50mm、50-150mm、150-500mmの3本のズームで勝負していたので、レンズ交換をしなければいけない事が多々ありました。だから野鳥撮影ではシャッターチャンスを逃す事は多少あったかな。でも山道(大台ヶ原しおから谷)で150-500mm付けて歩くってあり得ないっしょ。さっきも言いましたが18-300mmを手にしてからは、レンズ交換がかなり減りました。ありがたや。
 
6)広角の歪み、望遠の圧縮を異常なまでに気にする
超広角の誇張効果は好きだけど、あの両端のトールな被写体が倒れ込んでくるような歪みは正直嫌い。だから魚眼を使います。24mmとか35mmとかは気になりませんね。望遠の圧縮効果はむしろ大好物です。
 
7)手ぶれを気にするシャッタースピードができる、しかし被写体ブレは気にしない。
手ぶれは嫌なので、そういう撮影は基本しません。被写体ブレも作品として成立するならOKですが、大抵はしないので撮影しません。そう言う状況にハマったら、流し撮りで遊んで終わりです。
 
8)コサイン誤差にこだわる
ボタンをチクチク押してAFポイント動かして・・・面倒なので、いつもカメラ動かしてピント合せてってやってます。ピントずれた事無いし。
 
9)ISO感度に余裕がない
実際にISOは低いほどノイズが少ないからね。でもブレるくらいならISOを上げて撮る。それって普通の事だと思ってた。今は光量さえあれば6400とか使えますしね。
 
10)無意味にバッテリーグリップが欲しくなる
フィルム機で長年バディだったAE-1Pにモードラを付けたら、縦位置とかが凄く楽になったので重さなど気にせず連写よりも縦位置の為に付けてましたね。今もD500とD610には基本付けています。でも軽い社外品でバッテリーも入っていたり入っていなかったり・・・。笑
 
11)自分が使用してるメーカーが好きすぎて他メーカーを貶す
写れば何でもいい派。だから貶した事なんてない。今はニコンユーザーだけど、ミラーレスはSONYがいいなぁとか、8K動画時代になったらパナソニックなのかなぁ・・・なんて思ったりします。機材を語るより技術を語れって師匠にも言われてたし。
 
12)一度に高価な機材を買いすぎて色々と扱いきれずにアンバランスになる
羨ましい限りですな。中古でもいいからそんな高価な機材を大人買いしてみたいもんですわ。
 
13)覚悟もなく友人の結婚式や子供の写真撮影を引き受ける
これは、このブロガーさんの仰る通り、本当に安請け合いしない方が良いと思います。私は元商売カメラマンで、芸能人相手とかこのような場面はかなりくぐり抜けてきていますので緊張もしませんし、その場で撮影条件を作っていく事もできますが、それができる自信がないなら断った方がマジでお互いの為ですね。ちなみに私は当時の後輩カメラマンに頼みましたが全て失敗されて結婚式の写真は1枚もございません。
 
14)一般の人からみたらゴミ以下の存在であることを忘れる
いるよねーーみないな。笑
撮影地では常に周囲に目を配る余裕がないとね。私は車の運転と同じくらいの頻度で後ろを見ますね。自分が邪魔になってたら申し訳ないし・・・。どうしても邪魔になるならそこでの撮影は諦めますね。撮影場所に関しては、結構あっさりしてると自分でも思います。
 
と言う感じですね。
幸か不幸か99%は該当しませんでした。だって、そんな身を入れて撮影に臨んでないしなぁ。デジカメはフィルム撮影に較べたら失敗なんてほぼしないでしょ。緊張なんてした事無いし。

私が適当なだけなのかな・・・。それにしても撮影地に行くと本当に"いらん事しぃ"っていますね。堂々と真ん前に三脚を立ててみたりとかよくやるわって感じ。で、揉めに揉めて諍いになって、結局その撮影場所から全員追い出されるとか・・・。みんないい年した分別の付くオトナなんだから・・・っていつも思います。
さて、皆さんは一体いくつ該当していましたでしょうか。該当するものがある場合は、すべからく自身で戒め改めて頂きたいと思います。と、ちょっとエラそうに言ってみたりして。(^□^)

ニコンが新カメラシステムを発表。時代はミラーレス・・・なのか?

ニコンがZ6、Z7という2機種のFXフォーマット(35mmフルサイズ)のミラーレスカメラと、それに対応する新しいZマウントというレンズを数本出すと正式に発表した。
待ちに待った熱烈なニコンファンの方は、早速「時代はミラーレス」とか「数年でレフ機はなくなる」的な事を(希望も交えてか)言っているようだが・・・。
ちなみにZマウントという新しいレンズシステムにはなったが、キヤノンがかつてやったようなFD切りのような事はせず、マウントアダプターFTZ(別売)も用意し、従来のレンズ資産も有効に活用できるよう配慮しているのは好感が持てますね。
さてZ6、Z7の性能や下馬評はネット上にすでにわんさかと溢れているので、ここでは私なりのこの発表2機種を見た時に思った刹那的な気持ちを綴っておこうと思います。あくまで個人的な感覚で言っているので、ニコンに熱狂的な方はあまり気にしないでください(笑)。
 
なぜZ6、Z7というネーミングなのか?
という疑問が結構ネット上に見られたのですが、私的には単純にNikon1がJ5で終わったから、ミラーレス機の続き番として6と7を割り振ったんじゃないの?って思いました。こう言うとNikon1=失敗というイメージが強いファン層の方は若干の不安を感じるのと、一桁機=フラグシップという先行イメージがある方は不満に思うかもしれませんが、ニコンからしたらマウントが新しくなった要するに6番目のミラーレスという認識なのだと思いますけどね。
番号付けにはセンスがないと言われるニコンらしい性分かと思いますが、いかがでしょうか?
 
カメラの価格対性能比に関しては、それなりに最新の機能が盛り込まれているのでしょうけど、Z7の44万円、Z6の27万円は実売はもう少し安くなるのでしょうけど、やっぱちょっと高いなぁ・・・って気がします。注目できるのは5軸ボディ内手ぶれ補正が付いている点かな。それ以外では特に真新しい機能もなく、よく言えばニコンらしく質実剛健な機能を持たせて優等生なカメラって感じ。最初の実売最安値はZ7が398000円、Z6は238000円って感じかな。口径が大きくレンズ的に余裕があるZマウントをいち早く使いたいという方には、まぁそこそこのお値段なのでしょうね。
 
Zマウントのレンズは、フランジバックが16mmとキワキワまで詰めた設計になってます。これはFマウントのフランジバックが長かったため、別メーカーのカメラでニッコールレンズをアダプターで使われまくるという煮え湯を飲まされたメーカーとしての市場に対する仕返しだと私は解しています(笑)。Zマウントはニコンユーザーにしか使わせませんよという宣言ですな。これは私的には面白いと感じました。お値段は・・・。ニコンらしく庶民感覚では少々お高い設定となっています。が、サードパーティ製の50mm/F1.4レンズが10万円を超える昨今、50mm/F1.8ながらも10万円を切るのは、そうお高い設定でもない事になるのでしょうか。ここら辺は私には分からないですね。数が売れれば安くなるのは家電の特徴ですが、数が売れても安くならないのはカメラレンズの特徴だったりしますからね。
 
で、ニコンの新しいミラーレスカメラですが・・・。
正直、私的には魅力は今のところは無いカメラです。もっと言うとここ5年くらい人柱になってくれる人たちを遠目に見ながら様子を見ようと思います。
って言うか、言って良いのかなぁ・・・。えーい、言ってしまおう!
 
「大丈夫なのかなぁ?これ・・・。」
 
って言うのが私の正式発表を見たときの刹那的インプレッション。
確かに、Zマウントレンズのロードマップも2年先まで発表されているし、Nikon1の教訓を生かしてニコンも今度は腰に力の入った宣伝をしているようにも見えます。熱狂的信者の方には待ってましたの公式発表でもあったろうし、興奮もひとしおなのも理解します。
しかし私的には、Z7がD850相当なのだとしたらD850の機能に、新時代を感じさせるプラスαな機能をもう少し盛って欲しかったし、Z6もD750相当なのだとしたら以下同文です。
連写もAF追従で秒間20コマくらい行くとか、バッファも300枚くらいとか、バッテリーも新設計で14bit-RAWで1000枚位撮れますとか、ソニーがα9で背伸びしていた機能も、今や当たり前ですよ的にエポックなプラス機能が欲しかった。今後、先行するα9を彷彿とさせる機種も出すのだろうが、そう言うのは先の話。
これからはミラーレスの新時代に入ります。と、持って行きたいのなら、まず最初の機種でD850もD750も強いて言えばD5もD500も、もはや過去の機能のカメラです。と、言わんばかりに、これらの機種にしかできなかった機能が、Z6、Z7では当たり前にできて、プラスミラーレスならではの機能が当たり前のように入っている・・・というインパクトが欲しかったですね。
 
そう言う意味で、私的には「だいじょうぶかなぁ?」
なんですよね。
Nikon1の発表の時も、ご大層なお題目を掲げて登場させた経緯があって今のディスコンに至っているので、それを思うと・・・まぁ、フルサイズミラーレスやZマウントには、まじで社運がかかっているみたいだし今度こそは一心不乱、不惜身命に賭けて頑張るんだろうなぁ・・・とは思うんだけど、やっぱ、しばらくは人柱の人達を遠い目で見ておこうかなって感じです。キヤノンがEFマウントに移った時もそうしたし、で、買わなかったし・・・(笑)。
 
ちなみにレフ機ですけど、多分まだまだ消えませんよ。少なくとも5年そこそこでは・・・。消えるなら、その前にフィルム機がとっくに消えているはずですよ。
私はまだまだレフ機を使うなぁ。持ちやすいし、あの絶妙な重さが安定感をもたらしている面もあるし、何よりもシャッターを押したときの撮影の充足感がミラーレスとは段違いに高い。
いい写真は、楽しい撮影から生まれると私は信じている人間なので、ミラーレス機が楽しいと思える時が来るか、仕事上必要に迫られるような事態になった時に考えたいと思います。
 
ところで、フルサイズミラーレスに関しては相変わらず沈黙を守っているデジカメの雄であるキヤノン様ですが、2019年には発表って噂が流れていますね。巷の噂話を元にした機能やレンズシステムの話はここには書かない主義なので省きますが、私の感覚ではキヤノンさん、現行のEFマウントの延長線上で何とかならない物かと試行錯誤をしているんじゃないですかね。仮にEF-2マウントとして、それは新型ミラーレスではAF速度とか連写性能とかフルに性能を発揮出来るけど、現行EFのレフ機では今まで通り・・・みたいないわゆる上位互換ってやつ。これだとニコンFマウントみたいになってしまうけど、Fマウントのように歴史が長いわけでもないし、統一感もあるので、ややこしい事にはならないと思うんだよね。
で、あかんかったら新型マウントやで・・・みたいな。
もう、どっちにするか答えが出ているのかも知れないけど、フルサイズミラーレスには先行するソニーがいるし、ニコンも先を行ってしまった。そうするとEFを捨てて市場参入するとなると、それなりのリスクが伴う。これはFDがEFになった時やフィルムがデジタルになった時とは全く状況が異なり、キヤノンにはマーケティング的に有利な材料はほぼ無いわけだ。EFはもう限界、だけど捨てられない・・・。う~む、EFで何とかならんかなぁ・・・ここをこういぢって・・・。ってな感じでここら辺で頭抱えてるんじゃないのかなぁ・・・。でも、世の中には多羅尾伴内の変わり身のように、マウントを変えまくるお金持ちの人種がいますので、案ずるより産むが易しと思いますけどねぇ。キヤノンはキヤノンで熱烈なファンも多数いますし・・・。しらんけど・・・。