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もう、はっきり言ってしまった方が良い事。

前々から思っている事だが、なかなかはっきり言える機会が無くて日伸ばしになっていた事があるので、今日はここにはっきりと断言してみたいと思います。それは…
 
「電気自動車は普及せず、必ず失敗する。」
 
以上です。
地球温暖化が叫ばれて二酸化炭素の排出量をどうするかでやり玉に挙がった「ガソリン自動車」に変わる環境に優しい次世代の自動車として政治的思惑に乗せられて金太鼓でPRされている「電気自動車」であるが、もう一度はっきり予言します。
 
「電気自動車は普及せず、必ず失敗する。」
 
将来はこの方向に進もうと、現在勉学や実務に励んでいる若き諸君らがいるとするなら、もう今すぐにでも進路方針を変えた方が良い。電気自動車は軒先をちょいと走る公用車に利用されて、次第に廃れてゆくのがオチで、現在の日本の道路上に走る8000万台の一般車が電気自動車(以下:EV)に置き換わる未来は絶対に来ないからだ。これは人生経験で言っているのではない、君たちの将来を案じて言っているんだよ。

では、なぜ一般普及しないのか…。

答えは実はもう大半の人が感づいている事で、要は
 
「充電時間が絶望的に長い」
 
これに尽きます。
2021年現在、最短で80%の電気を急速充電できるEVで15分かかる。最長のEVは60分だ。車種によって30分とか40分とかである。
さて、百歩譲って15分で出来るとしよう。EVに乗っての旅先で電気が無くなってきたので充電しようとステーションに愛車を滑り込ませたら、既に4台のEVが待っていた…。この時点で自分が充電できるのは1時間後に決定し、旅の続きに出られるのは1時間15分後と言う事になる。こんな充電を知らない土地でやり続けながら旅行をするなんて考えられるかっていう話だ。では、千歩譲って近所しか走らないと考えても良い。家で充電も出来るが一旦充電となると15分や30分待たないといけない車なんて、誰が乗りたがりますかね?
 
さて、今度は電気を売る側の立場に立ってみようか。
一般的なEVで考えて東京-大阪間の500kmを走るのに500円の電気代がかかる。これは2021年現在の実際の話。ガソリンが135円/Lの昨今で考えると電気は安いですねー。でもちょいと待った。私は「売る側の立場に立って」考えてみようと言ったでしょ。
このたった500円の売上を上げるのに、15分とか30分とかの時間を1台の車でステーションを占有されたら商売になりますか?って話なのよ。将来電気自動車の整備士や設計者になりたいと考えて今を学ぶ頭を持った者なら、ちょっと考えれば商売にならないって簡単に分かるでしょ。その商売にならないEVの為に、今から8000万台分の電気供給を行う為に、全国に大量に発電所を造らないといけないわけです。これのどこが環境に優しいクルマですか?
 
「電気自動車は普及せず、必ず失敗する。」
 
もう3回目ね。これ予言です。間違いないです。
EVって、画期的に言い回しているが、実はこんな未来しかないどん詰りのクルマなんです。だからこんな話に乗ってはダメです。
テスラ?航続距離を伸ばす為に大量に電池を積む必要があるのでめっちゃデカい車体ですよね。狭い道路が8割を占める日本で、あんなクルマが其処彼処に走られたら、裏道は離合渋滞でそれこそ道路がどん詰りしますよ。
 
ただし、ハイブリッド車は大丈夫です。ある程度は…(笑)
 
ハイブリッド車は日本の街中でも珍しくない程に普及していますよね。だからある程度は将来がありますってだけの事です。問題はハイブリッド車ではトヨタを筆頭に日本のメーカーが席巻している状況で、これが逆に仇になって他国のメーカーは歯が立たなくなっています。つまり、海外メーカーにとっては負け戦なのでハイブリッド車を主戦場にしたくないって考えるわけです。だからドイツを筆頭にした欧州メーカー勢やビッグスリーを看板に持つ米国勢は「電気だ!EVだ!」とやっているわけです。つまり、ハイブリッド車はかつての携帯電話のように、日本だけのガラパゴスな存在になる可能性が非常に高いです。だから「ある程度は…(笑)」なのです。
でも、ガラパゴスになろうと日本人に好かれればハイブリッド車は走り続けるでしょうし、メーカーも作り続けるでしょう。ハイブリッド車は100%ガソリン車に置き換わる一つの答えとも言うべき存在でもあるからです。しかし、これをやっていると欧米勢が絶対に黙ってはいません。恐らく原油価格を国策で吊上げたり、未だにガソリンを使って二酸化炭素を排出し続けていると国連で訴えたりして、必ず嫌がらせをしてくるでしょう。つまりハイブリッド車にもあまり開けた未来は無く、まぁ次世代車への橋渡しのような存在と言う事ですね。
では、次世代のクルマは一体何を燃料にしたクルマになるのか。
 
それは…
 
私には、分かりません。(笑)
トヨタが押しているMIRAIのような水素エンジンの自動車(FCV)でしょうか。私はこれも胡散臭い未来しか無いと思っています。トヨタ自身がその財力にモノを言わせて一軒5億とも10億(2021年現在)とも言われている水素ステーションを日本中に1年以内に2000軒以上建設すれば、普及するかも知れません。
ちなみに今、ガソリン車に乗っていると、給油に不自由したり不安になったりする事はほぼ無いと思います。それは日本全国にガソリンスタンドが3万軒存在するからです。2000軒で「そんなにいらんだろ」って思った人がいたとしたら、もう少し世間を知った方が良いですね。本当は2000軒でも全然足らんのです。でもFCV(FCEV含)は、自動車メーカーが率先して水素の供給の事も考えて進めれば、普及しない事は無い技術だと私は思います。が、今の状況を見ると厳しいですね。
未来の技術はともかく、ガソリンをやめるという事に主眼を置けば私は最有力なのがLPG(プロパンガス)やLNG(液化天然ガス)のクルマだと思います。結局化石燃料なのですが、ガソリンに比べると圧倒的にクリーンだし燃料コストも安い。数十年前からタクシー業界が使ってくれていますので供給網も構築出来ているし全国にスタンドもそれなりに存在しています。一昔前のようにガソリンをばら撒いて高出力を競うようなマッチョなクルマが流行らなくなった昨今においては、低コストで安定的な供給が可能なガス系を伸ばすのが良いのではないかと思いますが、いかがなもんでしょうかね。
ちなみにタクシー車のシェアの殆ど(9割だったかな)を握っているのはトヨタさんです。燃料電池車とか近未来の街作りも結構ですが、現実的な所にも投資をして戴きたいと考える今日この頃であります。

これは一体何を見ているのかと考えてみた結果。

Vシネマとか映画などでは和製のゾンビ物があったが、日本で初めての地上波での「ゾンビドラマ」という事で始まった「君と世界の終わる日に」というTVドラマ。ちなみに主演は竹内涼真さん、ヒロイン役は中条あやみさんです。22時からのドラマ枠という事でキャスティングに派手さはない(って言うか私があまり知らない:笑)が、早々に死んでしまうチョイ役で笹野高史さんや芳根京子さんが出演した辺りは、なかなか華があったような気がする。あとゾンビをどうしたいのかよく分からないマッドサイエンティストみたいな役で滝藤賢一さん、それに従う研究者として玄理さんが脇を固める。話はそれるが、芳根京子さんの悪女になる場面のあの表情は彼女の女優としての大きな振り幅を感じる物で素晴らしく、今も印象に残っているほどだ。彼女を早々に死なせてしまったのは残念だが、22時枠だしな・・・しょうが無いのかな。知らんけど・・・。
 
と言うわけで、日本地上波初のゾンビドラマという事で、もはや主軸も副軸もブレまくってしまっているウォーキングデッド系に辟易していた私には多少の期待を込めて見始めたわけですが、ここまで6話が終わったが、何というのか・・・(汗)、ドラマってやっぱシナリオだよなーと思い直させられると共に、やっぱ日本ドラマの予算の少なさが、かなーり感じさせられてしまう内容となっているように思う。
地域もあまり拡大すると、ロケ地の設営や映像のCG処理で予算がかかってしまうので、そこは封鎖区域と言う事で、横須賀のごく一部と横浜のちょい手前までに限定している。第5話の最後で封鎖区域外までウイルスが蔓延してゾンビだらけになっている体にはなっていたが、横浜って事になるとロケが本当に大変になってしまうので、物語は横須賀(駐屯地)に戻って生きる術を探す事に。その途中にある無人島の猿島ももちろん利用します。するだろうと思ったし(笑)。あと、ゾンビはあまり大量に出現させるとエキストラとかメイクとか予算がかかるので基本的に物語の軸線上では5人以上は出てきません。唯一、序盤に中条あやみさん演じるヒロインが閉じ込められるバスの場面だけ、ゾンビがたくさん出てきますが、ドローンで真上からの遠景撮影ですので、実はこれも一人一人メイクまでしているかどうかは不明、でも唯一の迫力のある場面と言う事で、毎回使い回しております。
あと、大事な要素として「ゾンビ」の種別ですが、この物語のゾンビは「速いほう」です。つまり喚いて走って飛びかかってくるタイプです。バイオハザード系って言えば分かりやすいのかな。韓流なら「新感染シリーズ」の奴ね。
ちなみに「遅い方」っていうのはジョージAロメロが生み出した元祖「ゾンビ」で、ユラユラとゆっくりした動きで、確実に生きた人を食しに迫ってくるタイプです。私的には「遅い方」の方が恐怖を感じるのですが、これはやはり巨匠ロメロ監督の物語の進め方の巧さでしょうね。
そんな世界観の中で、竹内涼真演じる自動車整備士の主人公と、中条あやみ演じる医師のヒロインが、お互いを思いつつ、お互いを探し合い、ゾンビウイルスの渦巻く街に身を巻かれてつつ、再会出来そうで、しかしすれ違ったりして、なかなか出会えない・・・という、悲しくも切ない所を描写しつつ、数人の集団で冒険をするという日本版ウォーキングデッドっぽい感じの話になって・・・いるんですかね?これって・・・。(^◇^;)
正直、私的には全然感情移入できない、もっと言うとグダグダになったウォーキングデッド以下にしか見えないと言うか・・・。
 
「私は一体、何のドラマを見ているのだろう?」
 
と、思う事しきりで毎回見ております。
設定は現在(2021年)辺りだとすると、日本人なら間違いなく「ゾンビ」というものがどう言うものかは映画などで皆知っているはず。バイオハザードもウォーキングデッドもやってたろって話。それをわざわざ「ゴーレム」という呼び方をしてみたり、法も正義もない世界になっているのに、子供が暴力父をゾンビに襲わせた事をネタに「警察に突き出す」とか話し合ったり・・・訳わからんのだよね。ゾンビはゾンビで良いし、すでにどう言う世界に変貌してしまっているかはちょっと外の様子を伺えばピンと来るだろって話。

いやいや・・・。

よく考えたらこの話は「ゾンビドラマ」という内容で見てはいけないのだ。それにもっと早く気付くべきだった。これは、両思いの男女が出逢い、すれ違い、求め合い、冒険する恋愛ドラマなのだ。
なるほど、そう思ってみるとある程度合点がいく所も多くなるし、「おまえらアホやろ」って思う部分もほぼ無くなる。
決してウォーキングデッドや新感染、ゾンビシリーズ等と比較してはいけないし、ゾンビ愛を持って見てもいけないドラマなのだ。
 
うーむ・・・。
 
もっと言うと現在のコロナ禍に重ね合わせて見て欲しいという制作側の意図も見え隠れする部分も感じるんだけど、申し訳ないがコロナウイルスと重ねて見るって言うのは、ゾンビなだけにさすがに無理があるし、それだけはしたくないなって気分が勝りますね。

これは恋愛ドラマ。

と言う事で、今回の日記は一件落着という事で・・・。
評するドラマがグダグダだと、私の日記までグダグダになってしまうという現実・・・。笑

自信作ならプリントしてファイリングを。

「これは我ながら、なかなかの写真になったぞな!」
と、自信に満ち満ちた気分にさせる自信の一枚と言うのは、写真を趣味にしていれば誰しもがあるものだろう。
しかし、カメラも写真もデジタルになった昨今、今自分がモニターで見ている自信作は、さて本当に自分が見ている画像そのままがネットの向こうで見てくださっている皆様に届いているか…と言うと、実はそうでもなかったりする。って言うか、観覧者によっては全然違う色味の写真として届いている事の方が多いと思われる。
なぜそんな事になるかというと、写真をモニターというデジタル機器で見る以上、百人が百人、全員がモニターを同じ条件に設定して写真を見ている…なんて事はまず無いからだ。人によっては色温度を9300Kとかにして青っぽくしている方もいれば、ゲーム用に輝度とコントラストを普段から高くしていると言う方もいれば、映画鑑賞が主で暗めに設定している方もいるし、ブルーライトカットを入れていると色温度は当然下がる(=赤っぽくなる)、と言った具合に十人十色の条件下で、貴殿の自信作を見ているわけです。暗部を苦労して仕上げたのに、暗めの画面の方は真っ黒に見えて苦労も何も伝わらなければ、明るい光源をキモにした写真なのに、人によっては白飛び状態だったり…(´・ω・`)
一言で言うと、したり顔でアップしたアナタの自信作は、人によっては「大したことないねぇ」で終わってる可能性があるって事です。悲しいけれど、それが現実なんです…。(´・ω・`)(´・ω・`)

そう思うと、一体自分の撮った写真というのは、いまいち正体の分からない物になってしまうんですね。だって自分の撮った「自信作の写真」の真実の姿が分からないんだもん。
ちなみにその自分の撮った「自信作の写真」も、ある日モニターを買い換えたら全然違う色味の物になった…という事も起こり得ます。最悪は自信作の色がどうだったのか分からなくなってしまうという憂き目にも…。職業カメラマンも含めて、写真にコダワリを持つ方ほどそうなる可能性が高いですね。
そこで「自分の自信作」という写真を確定させる事が必要になってくると私は思うのです。
それは、デジタルではなく紙焼き…って今は言わないね、ちゃんとプリントして「原画」と言う物を作ってファイリングしておくという事です。写真屋さんで印画紙にプリントしてもらうと、自分が撮ったデジタルな写真も印画紙に起こされて「原画」として確定します。つまりその色味が「自分の撮ってきた写真の本当の姿」という事になるわけです。

正直言いますと、何も口出ししないと全然違う色で仕上がってきます(笑)。しかし、上手いラボマンだと凄く綺麗に仕上げてきてくれます。だから展示会や個展をされる方は、展示するための写真の仕上がりに拘る必要があるので、業者と緊密に連携して納得の一枚に仕上げた「原画」を展示するわけです。
デジタルな昨今になっても、モニターに映して見せるような写真展をやらないのはそういう理由があるからです(最近はモニターで展示会なんてやるんですかね?)。

しかし、私のように展示や個展とは縁遠い人間であったとしても、やはり自分が撮ってきた写真は、自信作であるならば、そこはやはり自宅のプリンターでも良いので印画紙にプリントして「原画」としてファイリングで保存しておくのが良いと思います。
プリントすると、モニターでは写っていなかったような陰影や映り込み等も見えたりします。また、モニターでは派手で個性的な光画になったと自信満々だったのが「なんじゃこれ?」と、写真を弄り倒した自分に赤面してしまう事もあります。でも、それらが全てマイオリジナルの「原画」です。
自分の撮っている写真を、もうワンステップ上げたいと思われるなら、過去作も含めて自信作はプリントして「原画」確定してあげてください。そこから自信や反省が湧き出てくると思います。

リボルビング機能付き雲台・ベルボンのPHD-66Qを買ってみた。

前回の記事の続きというわけではありませんが、真四角センサー搭載の一眼レフ(ミラーレス)カメラが登場してきそうにない、頭カッチカチカメラメーカーに期待してもしょうがないので、カメラの撮影体制で縦撮りと横撮りを少しでも楽に変更できるように、やはりこちらで対処を取る事にした。それにしても、なんで今持ってライカ版のフィルムサイズにこだわる必要があるんでしょうね・・・?
以下の写真はメーカーのサイトから拝借して参りましたので悪しからず。
 
今まではこういうL型ブラケットというのをカメラに付けていました。
ファイル 135-1.jpg
今は1300円前後とちょいと高くなったようだが、その昔は確か1000円もしなかったと思う。これを先代のバディだったD7000の時代から今のD500でも使っており、三脚のヘッドにはアルカスイス互換のクランプを下駄にしてカメラを固定している。横位置から縦位置(または逆)に替える時には、一旦クランプからカメラを外して、縦位置(または横位置)にしてクランプに固定して撮影する。
これのメリットは、慣れれば素早く縦横の変更が出来る事と、三脚のヘッド位置を動かさないので重心が変わらず安定している事。L型ブラケットを付けっぱなしにしているので、何となくカメラの保護になる事かな。被写位置は微妙にズレるのでそれはしょうがないです。デメリットは三脚からカメラを外す瞬間があるので、特に夜景撮影時などの暗がりではカメラを落下させてしまう危険がある事。三脚に確実に固定するまではストラップを首に掛けておく事という原則を守れば済む事だが、ハンドストラップの時やタイトな撮影ではそんな基本もどこ吹く風の如く振る舞ってしまうものだ。
長年この方法で風景・夜景を撮影してきたが、やはり毎回危険を感じるのと、面倒臭い気持ちが徐々に勝ってきていたという・・・(笑)
 
そこで・・・
 
こういう時は何か良い物が無いかとググってしまうのが人情というもの。「三脚 雲台 回転式」とかでググっていると、苦労して自作をする方もいたが、大がかりな工具が必要だったりして予算的に現実離れしていると思われた中で、ベルボンからリボルビング機能付き雲台PHD-66Qと言うのが出ているページに行き当たった。
ファイル 135-2.jpg

見てくれが独特で、まるで電車の折りたたんだパンタグラフのようで、既にギミック感ありありの雲台だが、これがレバー一つを緩める事で、こんな風に動いてカメラを固定したまま縦横の位置変換が素早く出来るようになっている模様。
ファイル 135-3.jpg

水平出しの機能も入っておりなかなか高機能だ。ここら辺はさすが日本メーカーの気配りの細やかさを感じる所ですね。
ファイル 135-4.jpg
 
ちなみに素材はマグネシウムで、見た目よりも軽量な造りとなっているようだ。耐荷重は3kgで私の持っている機材の最大荷重だとちょっと足りないが、普段の風景撮影で持ち出す機材では半分も行かないので全く問題ない耐荷重だ。
写真で見る限りでは、私の場合だと非常に使い勝手が向上しそうな予感がして「これは一度使ってみたい」と咄嗟に思った。

が、

定価が何と28820円もする・・・(汗)。実売は2021年1月5日現在で15800円となっている(価格.com最安値)。
実勢価格を見ると安いのか高いのかよく分からないが、これだけの仕掛けが施されたヘッドなのでどちらかと言うと良心的な価格と言う気がする。これがマンフロットやSIRUIだと倍の値段、ジッツォだと4倍は付けているだろうと想像してしまう・・・。

そんな事を思いながら、中古とかもネットで漁っていると、なんとほぼ未使用という本品が某個人売買サイトで税込7980円で売りに出されていました。
レバーがすぐに甘くなったとか、色々と初期・短期の不具合も報告されている機材ではあるが、実勢の半額以下となると買わない手はない・・・と言う事で反射的にポチりました(笑)。
 
そして商品が昨日届きました。
 
商品は、箱こそ無いものの、付属品は全て添付されており、本体も新品?と思うほど使用感がありません。どういう経緯で売りに出しておられたのかは分かりませんが、私の所に来たからには先の所有者の方に敬意を表して大切に使わせて頂きますよ~~(今までの機材も全部そうだよ)。

現場で使用した詳細は後日にするとして、とりあえず適当な三脚に付けてバツグリ付きのD610に24-120mm(旧型)を載せて見た所、所見での使い勝手は、ベルボンの雲台を使った事がないので若干のクセを感じるものの、やはり縦横の位置替えをガシャッと一瞬で出来るのはかなーり便利です。
操作系は以下の通りです。
ファイル 135-5.jpg

まず、
①のハンドルを回して緩めると上下の首振りだけがフリーになります。②のレバーのLockを外すと左右の首振りがフリーになります。
・・・・・・・・・・・・??
これって逆の方がよくね?
三脚のハンドルって普通はパンハンドルって言うじゃん?
パンと言うと英語では上下左右どれでもOKだけど、カメラ業界では普通は横方向の事を指すじゃん?
パンハンドルのつもりでハンドルを緩めたら、縦方向(チルト)がフリーになって「ガシャン!」ってやっちゃいそう・・・。ベルボンさんはパンハンドルではなくチルトハンドルって呼ぶのかな・・・?
正直ちょっとやってしまいそうで怖いけど、まぁ、とにかく慣れるしかないですね。って言うか、私は普段はパンはフリーにしたまま使う事が多いのでベルボンさん逆にしてくれ・・・。
③を緩めると水平出しの調整が出来るように皿が動くようになる。これは地味に便利。なんだけど私の場合ベルボンのプレシジョンレベラーを挟んでるんだよね。ま、2カ所で調整できるって事で・・・。
④をフリーにすると、いよいよ独自のギミックが動いてカメラがガシャッと縦位置、横位置に自在に動きます。当然斜め位置というのもできますので性格の出た撮影もできますよ。私の場合は縦横の変更が結構激しいので殆どの場合②のパンレバー(笑)と④の縦横レバーはフリーにして使う事になると思う。
 
という感じです。若干のクセを持つが、それを差し置いても有り余る便利さを感じる雲台ですね。
ちなみに縦横変更で「光軸がズレない」ではなく「ほとんどズレない」です。世にある全てのカメラが下端からノーダルポイントまで同じ距離と決まっていたら、ベルボンもその規格に合わせて雲台を作れるので万人のカメラでズレないギミックを作成できますが、そうは問屋が卸しませんからこれはズレます。あと、バッテリーグリップ付けてるとめっちゃズレます。縦横を変えたら画角を取り直す。この基本は忘れないようにした方が良いです。
PHD-66Qは、面倒抜きで縦横の位置替えが出来る機材という事で理解しておくのがよろしいかと思う次第です。

デカい口径にしたのなら、ニコン様にお願い。

なんか、特にフルサイズミラーレスに参入してからこっち、業績不振に喘いでいますねぇ・・・ニコン様。
実はなかなかの機能が搭載されているんだけど、宣伝が下手で世間様に知られず、売れ行きがイマイチになってしまうニコン様。
条件だらけで、実はそれほどでもない機能なんだけど、巧みにセンセーショナルな宣伝をして売れ行きに結びつけてゆくキヤノン様。
私には昔からこういうイメージがあります。キヤノン信者の方には失礼だが、あくまで個人的なイメージなので悪しからず。
 
ま、キヤノン様やソニー様の事はひとまず置いといて、今日はニコン様へ提言というお話。って言うか、古くはフィルム時代から、デジカメを手にした頃からは特に言っている事なんだけどね。
ニコンのFマウントに関してはフィルム時代からの産物も多くあるのでしょうがない面もあったんだけど、フルサイズミラーレスのZマウントでは、理想のレンズを実現する為に口径を大きくしたのなら是非やって欲しい事があるんだよな。それが真四角センサーを搭載したカメラ。
レンズというのは、皆が知っている通り原型は真円である。で、ガラスの厚みを真ん中と端っこで適度に変える事によって拡大したり縮小したり、物を歪ませて見えるようにしているわけですね。
しかし、光というのは色によって屈折率が違っており、レンズを通すと赤、青、緑の要素が分解されてしまいます。そうすると、カメラの場合、写真の端っこ方で色がズレて何だかピンボケしたような画像になってしまいます。この色ずれを「色収差(しきしゅうさ)」というのですが、カメラのレンズではこれを補正する為に出来るだけ屈折を出さない素材や、色んな凹凸のレンズを組み合わせて広角や望遠のレンズが作られています。レンズに6群8枚とか書かれているのがそうです。ちなみに重ねるレンズが少ない方がヌケが良くスカッとした画質になりますが色収差を除去するのが困難になります。ここら辺がレンズメーカーの凌ぎを削る所なのですね。ヌケの良さや色収差等ががわかりにくい場合は、夜景の遠景を撮ってみると一発で分かります。アタリのレンズ(高価なレンズでは無い)だと遠景の灯りまできっちり写っていますが、ハズレのレンズはどんなにピントを合わせても遠景の灯りが綿棒の先で色を塗ったようにボヤけているはずです。そういうレンズは夜景撮影には向かない事が多いですが、そこにこだわりすぎると単焦点に行き着いてしまいますからほどほどに・・・。
 
閑話休題。
レンズ作成の難しさに色収差を挙げましたが、レンズの造り出す画像の歪みは色収差だけではありませんので、ここからは「収差」と言います。
レンズの原型が真円であり、真ん中が一番収差が少なく、尚且つ眼鏡と違ってカメラにはそのまま真円のレンズが使われている・・・にもかかわらず、何故デジタルになった昨今のカメラには、全メーカーが申し合わせたように3:2の横長の撮像センサー(フィルムに相当)が使われているのでしょうか。フィルム時代はしょうが無かったにしても、デジタルの場合は画像までカメラで完結するのでセンサーの比率は各メーカーが独自の思想でサイズを決めれば良いはずです。現にAPS-CとかAPS-Hとかフォーサーズとかいっぱい出ているわけですが、なぜか真四角サイズは一つもありません。意味が分かりません。
 
図で示しますと、例えばフルサイズのレンズにフルサイズのカメラを、又はAPS-C用レンズにAPS-Cのカメラを組み合わせると、レンズとセンサーの関係はこうなります。
ファイル 134-1.jpg
真円のレンズに横長のセンサーを使うので、両横の収差がどうしてもキツく出てしまいます。ハズレのレンズだと尚更です。特にフルサイズの場合はレンズも大きくなる為、収差の除去などにより高度な技術が必要になるのでコストが上がります。だからフルサイズ用のレンズは大きく重く高額なのですね。
このフルサイズ用のレンズにAPS-Cカメラを組み合わせるとこうなります。
ファイル 134-2.jpg
こうなるとレンズのオイシイ部分だけを使う事になりますので、周囲は切られてしまいますが収差に関しては改善できます。私はこのパターンが割かし好きです。ただ、結構な望遠になってしまうのが玉に瑕ですが・・・。
ちなみに、中盤用のレンズにマウントアダプターを付けてフルサイズで撮影するというプロカメラマンの方もいらっしゃいます。これは目から鱗だった。実際に周囲まですごく綺麗に写っています(原画を戴いたのでわかります)。
ニコンがZマウントで口径を最大に大きくしたのは、実はこの状態をしれっと作りたかったからだと思います。そうすれば周辺減光も含めた収差をカットして小さかったFマウントに比べて大幅に画質を改善できることになるからです。大きな真円(イメージサークルと言います)になった事に合わせて、レンズとセンサーの距離(フランジバック)を短くする事で、レンズ作成の幅も拡げています。
つまり色収差はレンズの素材や設計で改善するよりも、カットしてしまう方が良いとニコンは判断したと思うのです。私はこれは正解だと思います。実際に本気のZマウントレンズの画質は、他メーカーのどの画質よりも頭一つ抜けている程に綺麗です。これはきちんと見比べれば分かります。
 
で、そんなこんなで口径を拡げたなら、真四角センサーを搭載したカメラも出して欲しいのです。そうするとこういう感じになります。
ファイル 134-3.jpg
イメージサークルよりもちょっぴり小さなセンサーというのがミソです。要は4x5や8x10に倣っているわけですが、センサーを真四角にする事で、カメラを縦にしたり横にしたりして撮影する事が無くなりますので撮影の手間とコマ数が半分くらいに減らせます(これが有り難い)。画像の収差が均一になりますのでアオリなどの補正現像がやりやすくなる。さらに現像時にトリミングで縦なり横なりに自分で構図を決め直せる。などなど・・・。メリットはあれどデメリットはせっかくカットした収差がまた出てきてしまうと言う以外に、べつに無いと思いますがいかがでしょうかニコン様。
ちなみにZマウントと言わずFマウントのカメラでもいいので、これを出して欲しいと今でも思います。
 
これをやると、何か問題でもあるんですかね・・・?
せっかく苦労して造ったレンズですよ。端から端まで無駄なく使えるカメラを出しましょうよ。

新型コロナ、第二波開始かな…。

さて、
夏前に書いた私の預言日記。
http://toki-ryutaro.mydns.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=123
であるが、この時、ここまで書いた以上、秋も深まりつつある現在二至っては、これに関連した日記を書かないといけないだろうという事で、今回はそんな日記です。
 
日記の内容は、自分で預言として書いたので覚えています。
で、今となってどうだと言うと、自画自賛になってしまう嫌いはあるが、当たらずも遠からずという感じではないかと思っています。
明らかにハズれたのは
 
1)夏には一旦は収束する。
2)マスクをしない人がほとんどになる。
3)コロナを治療する薬(既存品含む)が出回っている。
 
と言う点かな。
マスコミが相変わらず騒ぎ続けたのと、感染者をカウントし続けた事もあって流行が続いたように感じている方も多いとは思うが、実際には大流行と言うにはほど遠い感染者数で推移していたワケで、そこん所は落ち着いて考えてもらうか、もう一度感染者数の推移をネットなどで確認してもらいたいと思う。
つまり、夏に流行る風邪はないという感じだった。
実際には陽性と診断された患者の中には、相当数の擬陽性=陰性だった方も多数いたので、実感染者数はもっと少なくなるが、それを言い出すと検査を行っていない方も大多数なので、水掛け論になってしまうが、要は夏場の新型コロナはその程度だったという事だ。
それと、今冬に不足して混乱を招いたマスク対策。
政府は、すでに第二波が始まろうという昨今に至っても、結局国民に見える形でマスク増産の下準備は行った形跡がない。この点もわりかし私の予想通りのような気がしている。
あと、新型コロナの完全な治準は未だないが、夏場の中途半端な感染者数のお陰で、結構なノウハウが蓄積されてきているようで、重症者、死亡者の数が格段に減っている。が、残念ながらワクチンはもとより、治療薬の類いも未だに完成の域には達していないように見える。まぁ、それらどちらかでも完成したら、完全にゲームチェンジしているところだが…。
 
と言うわけで、当たらずも遠からずかなって思っております。
しかし、新型コロナに関しては一瞬だったが無風になった時があった。それは安倍晋三氏が総理を辞職した時だった。あの時はマスコミ共の話題が一旦コロナから離れたため、国民もちょっとだけ忘れた時合いがあったように思えたが、情報で民衆をコントロールするのがお仕事の彼らは、この美味しい新型コロナの話題は決して離さず、すぐに話題を戻した。ずっと忘れたままだったら、私の預言はもっといい線いってたのになぁって思おう次第だ(笑)。
 
さて、もうすぐ冬の始まりです。
気温は下がり、空気は乾燥し、ウイルスが舞い散りやすくなる時節を迎えます。インフルエンザとのW流行を指摘する医者の類いもいるようだが、インフルエンザウイルスも新型コロナと同じ「飛沫感染」なので、予防策は同じとなるため、絶対的な感染力でいくとワクチン接種がない新型コロナの方が優勢になると思われる。
11月7日現在、すでに第二波と言うよりも第二幕と呼べるような感染者数の増加が始まっている。
今回は私は預言はしません。推移を見守るのみとしたい。

光触媒がふたたび世間に・・・。

「光触媒」という言葉を聞いた事があるだろうか。
今話題になっているようで、最近ちょっと耳にした・・・という方もいたり、ひょんな事から外壁工事の際に奨められたりしたという方もいたりするのではないだろうか。
この光触媒、実は20年近く前になるが私はこの話に絡んだ事がある。当時も「塗って置くだけで汚れが取れる」という触れ込みで結構な話題になり端から見ていると正統派、勘違い派、詐欺派の業者がそれぞれの思惑の下で、それぞれの営業展開を行っていた記憶がある。
私は直接商売には絡まなかったが、説明だけはしつこい程に聞かされたので「光触媒」とはどういう物かと言う事だけは知っています。
今日はこの「塗っておくだけで汚れが取れる光触媒」の正体とは何なのかについて、サパっと解りやすく書き綴っておきたいと思う。
色々な広告やセールストーク等でミソが付いている、或いは「私はもう知っている」と思っている方も、一旦脳みその「光触媒」の部分だけを白紙にして読んで貰えればと思う次第です。
 
まず「光触媒」というのは、そういう言葉であって薬剤の名前ではありません。その名前の正体は「酸化チタン」という薬剤です。
  
1)光触媒=酸化チタン
 
まずこれを頭に入れてください。
次に、酸化チタンは一体何をしてくれるのかという機能ですが、単純に「水」を「酸素」と「水素」に分解するだけです。
 
2)酸化チタン=水を酸素と水素に分解する
 
以上です。
この2つを覚えると、光触媒の8割を理解した事になります。
で、酸化チタンはこの「水」を「酸素」と「水素」に分解する材料として、太陽光などの「光」を利用します。つまり・・・
 
<結論>
酸化チタンは「光」を材料にして水を酸素と水素に分解する機能を持つ。だから光触媒と呼ばれている。
 
と言うわけです。光触媒についてはこれ以上でも以下でもございません。これ以外の機能があるわけでもありません。~型とか~タイプとか事細かに言われても、要するに光触媒とは結論の通りの機能です。それ以外の機能があるとしたら、それはもはや酸化チタンではなく「別の物」です。
 
では、その酸化チタンを外壁などに塗布すると、どうして汚れが勝手に落ちるという理屈になるのか・・・。
それは、以下のプロセスに拠ります。
 
1)酸化チタン(光触媒)を塗る。
2)そこに汚れが付着する。
3)雨が降る=水分が付く。
4)太陽光が当たる。
5)酸化チタンが雨水(水)を酸素と水素に分解する。
6)分解された酸素(活性酸素)は汚れと結合する。
7)もう一度雨が降る。
8)酸素と結合した汚れが洗い流される。
9)2)に戻る。
 
という事でございます。
光触媒が機能しているプロセスは5)です。
でも消費者的に重要なのは3)と7)です。
このプロセスを経ないと、光触媒は絶対に汚れを落とす事はできません。重要なのは光触媒が「防汚」という機能を発揮するには「光」だけでなく「水」も必要であるという事です。
その「水」は、光触媒が水を分解して汚れと結合する為の活性酸素を生み出す為の「水」と、汚れを洗い流す為の「水」が必要なのです。これを見落としてはいけません。
 
さて、
光触媒が実際にどういう場面で活躍できるかというと、外壁やエクステリア関連の場合は、太陽光も当たるし雨風も当たるので、そういう場所であれば長い目で見れば効果を確認できるようになるかもしれません。逆に陽光は当たれど雨がかからない、又は逆の場合はそこだけ汚れが残ります。なので、効果の出る場所をよく考えて塗布する必要があります。でないと数年後に予期せぬツートンカラーの建物になってしまう可能性があります。
ちなみに鳥の糞とか、泥ハネ、テープの貼り跡等は光触媒では除去する事はできません。また、光触媒が塗布されている上から光触媒を塗布する事もできません。経年劣化で完全に前の光触媒が無くなっているか、除去してから塗布し直す必要があります。耐用年数は外壁塗布放置で約15~20年。フッ素樹脂の耐用年数とほぼ同じです。
しかし、一般消費者にとって重要なのは室内での使用品に光触媒は有効かどうかと言う点でしょう。最近では光触媒で抗菌・抗ウイルス効果を謳った商品も目立ってきましたので、実際はどうなのかと気になっている方も多いでしょう。
まず、光触媒としての酸化チタンが蛍光灯やLED灯の弱い光でも機能するのか・・・と言う点。これは、今も開発と改良が続けられているようですが、正直言って「どうなんだろう?」という感じです。
それと分解と洗浄の「水」をどう調達するのか・・・。
室内の壁などなら雑巾で水拭きも出来ますが、湯沸かし器の上面とかクーラーの吹き出し口とかはそうそうやってられないですよね。そもそもその手間を省く手段として「光触媒」が期待されている面もありますしね。効果を出すのは難しそうです。
次に思いつくのがスマホなどの画面。これは画面からの光がありますので申し分ないと思われますが、はっきり言って「光触媒を塗ったから大丈夫」って使い続けるよりも、こまめにアルコール除菌した方が清潔ですよね。私はそうしています。
あと、マスクなどの衛生用品。これは消費者庁から指導が入った商品もあるようですが、はっきり言ってマスクが光触媒にとって完璧に機能できる環境であるとは私は思えないんですよね。確かに陽光も当たれば吐く息で水分も供給できますが、これもわざわざ光触媒を使わなくても・・・という気がします。
結局アイテム類には光触媒と言うよりもこまめに除菌アルコールで消毒したり交換するのが一番ではないかと思います。そうしないと本末転倒になってしまうのでは無いか・・・と思います。
まぁ、その辺は消費者の方々の判断という事になるのですが、「光触媒」の機能の根本を理解していれば、ちゃんとした説明がなされた商品なのか、胡散臭いセールス商品なのかを判断する事ができるのではないかと思い、今回はちょっと書き綴ってみました。

星空撮影レンズ。

星空の撮影は、私も専門外ではあるがとても興味があって、自分の持っている機材でどこまで撮影できるだろうかと、遊び半分、気持ち半分で過去に何度か挑戦している。挑戦しているうちに馬頭星雲とかアンドロメダ星雲の撮影にも挑戦してみたくなり、ポータブル赤道儀(ポタ赤)を買ってみたりと、本格的では無いもののそれなりに追従撮影までできる機材まで揃えたが、極軸合わせという作業が苦手なのと超面倒なのとで、そうこうするうちにポタ赤はただの回転台として使うようになり、タイムラプスでの撮影を行って最終的に星空動画にするという案配に自分なりに落ち着いた。
 
第1期星空マイブームでは、撮影機材はD90に35mm/F1.8、D7000に15mm/F2.8魚眼、D500に17-50mm/F2.8を付けて一晩で3方向の撮影をやってました。今思うとAPS-Cで、星空レンズ用とはほど遠い機材でしたがそれぞれ個性的なレンズでの3台体制は効率も良く、動画にしてもバラエティに富んだ内容になり一番楽しかった。
 
第2期星空マイブームになると、D500に17-50mm/F2.8、フルサイズのD610に15mm/F2.8魚眼を付けての2台体制になった。フルサイズで使えるレンズをあまり持っていなかったのでこうなった訳だが、面白さは減ったが画質のクォリティは確実に上がった。しかし、上がった分だけレンズの収差とかが目立つようになり、やはり星空の撮影って奥が深いなぁ・・・と思い知らされる事にもなった。ちなみになぜD610なのかと言うと、中古で安かったからD90とD7000を売ってちょっとだけ追銭して買ったという訳です(笑)。
 
さて、コロナ騒ぎを挟んでの第3期星空マイブームはどうするかとなるわけですが、今の私の機材に足りない物は「レンズ」に尽きます。でも、ちょこっと首を突っ込む程度で撮影に興じるなら、フルサイズ用で24mm/F1.8もあるので良いと言えば良いのですが、やはり天の川全体が画角に収まるような広いレンズが欲しくなります。15mm魚眼でそれは可能なのですが、平面も欲しくなるんですよね~。それも星空撮影御用達のようなレンズが・・・。
しかし、星空撮影御用達のレンズとなると、一番有名なのがニコンの14-24mm/F2.8です。キヤノンの機材の人もアダプターを付けてこれを使う人がいるほど有名です。しかし、モノは大三元の一角を担うニコン渾身の名玉ですから、私のような貧乏人には手が出ません。値段見たらぶったまげるぜー(笑)。
あとはライカの何とかとか色々とあるようですが10mm台の超広角レンズって、サードパーティ製も含めて、どれもこれもめっちゃ高いんですよね~~。
ちなみに星空撮影に求められるレンズは、究極を言うと

1)超広角レンズ(10mm台、20mm台でも、う~んって感じ)
2)明るい事(最低でもF2.8、F1.4とかF1.2とかが求められている)
3)レンズ収差が無い事(四隅の星までクッキリと写る事)

という条件が求められます。これらを高次元で実現しているレンズとなると、そりゃ高額になりますわね(^◇^;)。
 
しかし、そんな中でも1本だけ庶民の味方の星空レンズが存在するんです。多分、メーカーも想定外のまぐれの当り玉になったレンズだと思います。それが、サムヤンの14mm/F2.8というフルサイズ対応レンズです。どれも10万円をくだらない超広角レンズ市場にあって、この玉だけは5万円を切ります。安売りしていると3万円台中盤と言う事もあります。

しかし、安いのには理由があります。

それは、このレンズはオートフォーカス機能をはじめとしたカメラ本体との連携機能が全て差っ引かれています。つまりはフルマニュアルのレンズというわけです。この潔さが安さに貢献しているのは間違いないでしょう。しかし星空撮影ではどんなレンズでもフルマニュアルにして撮影しますので、全然問題にならないんですね。なので安さに貢献するこの清廉さは逆にありがたいってもんです。
それとあともう一つ。
製品精度にバラつきがあります(笑)。
これはパソコンを含む電化製品にも言える事ですが、激安品というのは特に当り外れがあるという事です。このレンズも例外では無くモノによっては片ボケとかあります。あと周辺光量も現像ソフトありきなほどあります。つまりそういうことです。

では、なぜこのサムヤンの14mm/F2.8が人気なのかというと、それを差し引いても価格に加えてクォリティが高い超広角での星景写真が撮れるからですね。
 
そんなサムヤンの14mm/F2.8ですが、実は私もずっと注目してました。しかしこのレンズ、ニコン用だけ何故か1万円ほど高いんですね。AEがどうとかって書いてあるんですが、何かややこしいんでしょうね。注目はしていましたが、この「ニコンだけ1万円高い」って言うのがどうも気に食わなくてポチるのを躊躇していたわけですが、この度このレンズがMK2にバージョンアップして新装発売されました。相変わらず「ニコンだけ高い」のは同じなのですが、価格差は6千円と縮まっています。販売店レベルになるともっと縮まるのかな・・・という感じで、久しぶりに注目の1本に繰り上がってきました。そしてバージョンアップ内容も「完全に星景撮影を意識した」物となっています。追加された主な機能は以下の通りです。

1)ピントをロックするリングが付いた。
2)絞りリングのクリックが無くなり無段階にできる機能が付いた。

あと100g軽くなったとかありますが、主な新機能は以上です。1)のお陰でピントが重力で回ってしまうのを防げますので、もうテープで留める必要は無くなります。2)のお陰で微妙な光量調整も可能になります。
このレンズ、これらの機能とニコンだけ価格の縮小で、私、ポチりました(笑)。
 
ファイル 131-1.jpg
横面はこんな感じです。赤いはちまきは無くなってスッキリとしたナウい(死語)デザインになっています。フードは完全固定で取れません前玉は出目金なのでフィルターは付かないので、前面固定のフィルター機材が必要ですね、私はフィルターは使いませんけど・・・。

ファイル 131-2.jpg
これがピントリングを固定するリングです。ただ、カチッとロックってなるわけでは無く、Lock方向に回すと、段々とピントリングの動きが渋くなっていくって感じです。これはありがたい機能だなと思いました。ポチった理由の一つでもあります。

ファイル 131-3.jpg
背面です。電子接点らしき物が見えますが、多分ニコン用だけカメラとのAE機能の辻褄を合わせる為に付いているだけの物だと思います。つまり連携する機能はニコン用にもありません。後玉フィルターも付くようにはなっていませんので本当に潔いですね(笑)。

ファイル 131-4.jpg
これが絞りリングを無段階に出来るリングです。これは絞りロックとは違ってクリック感があるスイッチになっています。FREEにすると絞りリングが絞りリングが多少の抵抗がありつつ無段階に動きます。はっきり言ってこの機能は、特に露出がシビアだったフィルム時代(リバーサルやコダクロームとかの外式)に欲しかった機能ですね。デジタルな昨今に必要かどうかは判りませんが、電池交換とか保温器とかを触っているうちにズルッと動かしてしまったら嫌なので、私は使わないかも・・・。

ファイル 131-5.jpg
D610に付けるとこんな感じになります。
前ブタも凝っていて「SAMYANG」の文字がこれか真っ逆さまになるようにしか付きません。
D610はまったりとした風景撮影やタイムラプスに使う事が多いので、電池交換がやりやすい事もあってバッテリーグリップを付けています。星空の場合はカメラ本体にもバッテリーを入れます。あまり見た目は気にしない私ですが、こうして見るとバッテリーグリップを付けたD610だと、なかなかハンサムさんになってくれますね。
 
さて、あとは実写ですが、これについてはとりあえず星の少ない近所で撮影してみたり、夜景はどうなるのかとか試してみたいと思います。
 
それは次回の講釈で・・・。(ゴダイゴのガンダーラ♪)

個人用途では不要なIT(?)用品。~うれしがりを除く~

生活スタイルがどうのこうのというのもあるかも知れないが、ITを意識した最近のアイテムで、出てきた当初から個人ではまず要らないなと思うものがいくつかあるので、グダグダと挙げてみたい。
ちなみに10年後にどのように発展しているのかという期待も込めて、こうだったら要るかなぁ~という所までも書いてみたいと思う。
 
1)タブレット
その頃発展しそうだった10inch前後のモニターを搭載した超小型ノートパソコンを一気に駆逐してしまったiPad等をはじめとするタブレット。これ、はっきり言って登場した当初から「個人用途ではまず不要」と思った最たる物で、今もその考えは変わらない。と言うのも、タブレットが世間に出回りだした当初から、スマートフォン(以下スマホ)の画面の大型化が進み始めていたからだ。ここで情報弱者の方向けにはっきり言っておきますが、スマホとタブレットの出来る事の違いはスマホは電話がかけられる点。タブレットには電話回線は接続されませんのでWi-Fiのみとなります、それ以外は全く同じです。iPhoneとiPadも同じです。違うのはその画面の大きさというだけです。最近では一部画面の大きさの違いから、出来る事に差別化を図る傾向が見えますが、スマホで困っている事が無いのなら、重くてデカくてデリケートで持ち運びに結構気を遣うタブレットは必要ないと思います。
タブレットが必要な方は概ね以下のような方でしょう。

・営業などで客先で大きな画面で商品を紹介説明する必要がある。
・会社の端末になっていて持たされている。
・出先で少しでも大きな画面でゲームがしたい。
・ちょっとアレで、小さい字が苦手なので大画面が欲しい。

そんなもんです。
何度も言いますが、電話機能を除くとスマホとタブレットは出来る事は全く同じです。残念ながら小型のキーボードをぶら下げてもパソコンぽくなるだけでパソコンにはなりません。スマホ、タブレットは情報端末であり、情報を取ってきて見るのが主体の機械です。パソコンはそれに加えて「情報を自ら作り出す」機械です。だからキーボードが必須なのです。これが決定的な違い。普通にスマホを使ってニュース読んだりSNSやったり写真撮ったりしている人には、わざわざタブレットなんて追加購入する必要ないです。むしろタブレットに10inchクラスのノートパソコンを駆逐されてしまった事に憂いたほうが良いですね。私は一時期パナソニックが力を入れていた頑強なレッツノートのような10inchクラスの小型ノートパソコンが、高性能化して再発展してくれるといいなぁっています。
ちなみに、ネイチャーステージの撮影現場などで、自分の撮った写真を見せてくれるのに、わざわざタブレットを出されるとはっきり言ってちょっと引いてしまいます(^_^;)。アルバム出されたらもっと引いちゃうけど・・・(^◇^;)。
  
2)スマートスピーカー(AIスピーカー)
この声に反応するスピーカーで生活が一変したとか、便利すぎて手放せなくなったとか言う事をネットの書き込みで散見されるが、はっきり言ってどこがスマート(賢い)スピーカーなのか全然理解できない。AIが入っているので、これからどんどん賢くアップグレードされてゆく・・・と、この商品の提灯持ちの方はアレコレと言うが、あのね・・・、AIって言うのは「人工知能」の事なのは分かりますよね。つまり極端な話をすると人間の思考・記憶する部分をソフトウェア技術で再現・実用した物という事になっている。
ところがだ。
今の世に蔓延るスマートスピーカーのどこにその「AI」の片鱗があるのでしょうか。そのスマート何とかってのでやっているのはせいぜい以下のような事だろう。

まずはスピーカーにお決まりの名前で呼びかけてから、

・今日(明日)のお天気は?
・今日は何日?何曜日?今は何時?
・3分(5分)タイマー・・・。要はラーメンorキッチンタイマー。
・~時~分に起こして。(アラーム機能)
・音楽をかけて

などなどってところか。
ちょっと進んでいる方だと

・灯りをつけて(消して)。
・エアコンをつけて(消して)。
・テレビをつけて(消して)。

と、対応の家電製品を操作するのが関の山か。
その他にも買い物が出来るとかあると言うのだろうが、多少出来る事が増えてもそんな事はどうでも良い。
要は上記に挙げた中に「どこにAIの要素があるのか・・・」という事を問うているのだ。はっきり言って全てにおいてただ単に「自分の音声に反応して、それなりに認識しているだけ」ではないか。まさかそれが「AI(人工知能)だ!」とは言いますまい?
 
人工知能を搭載しており、メーカーからのクラウド操作による
アップデートによって日進月歩で進化しているというなら、スピーカーその物が使用者(ご主人様)の行動パターンを学習して、先読みした提案などをしてこなければいけないんじゃないですかね。

例えば、いつもプロ野球を見ているご主人様に、スピーカー側が判断して「そろそろ~様のファンの野球の中継が始まりますがテレビはいかがですか?」とか、「そろそろいつもの昼食タイムですが、良いお店を検索しましょうか?」とか、「この所、揚げ物の食事が多く健康に良くありません、お奨めのお料理をご提案しましょうか?」と言う具合に、使用している「ご主人様」の動向や傾向を「学習」した反応を示すようになっていかなくてはなりません。それが人工知能・・・AIです。
それらを一つでもやって見せてくれるスマートスピーカーとやらは、一体どれでございましょうか?
「そこまでまだAI技術は開発されていない」
と、訳の分からない弁解をしてくる「音声認識ファン」の方に申し上げると、そこまで行ってます。高速道路などの特定の条件下ならレベル5の完全自動運転の自動車だって作れるし、将棋も数万手先まであっという間に読める。何よりも地球を再現してそれこそAIで気象を先読みする事だってできる時代です。今世に出回っている「スマートスピーカー」など、AI開発者からすればAI以前のただのおもちゃです。それに興奮してお金出して買ってくれるんだからメーカーは面白くてしょうが無いでしょうね。
 
とまぁ、ちょっと世間様の勘違いと少々過熱気味のIT関連っぽい二つのアイテムに関して、歯に衣着せぬ物言いで、書き殴らせてもらいました。目の前のスマートスピーカーは、多分10年経ってもアナタの事は全然理解などしてくれてないでしょうね。
要はタブレットとスマートスピーカーって、一般家庭では最終的にどういう位置付けの物になるかというと「食器洗浄機」です。
はじめは物珍しさと喜びもあって使うんだけど、最終的には
 
ウチにもあるんだけど、あまり(今は)使わないねぇ・・・。
 
という位置付けになっていくんじゃないかな。
お金は大事。よく考えて賢い買い物をしてくださいね~。
ちなみに、タブレットで出来る事も、スマートスピーカーで出来る事も、全部お手持ちのスマホで同じ事出来ますよ~。
と言うお話でした。

バディのファンカーゴ4WDに、二代目の4シーズンタイヤを付けました。

2017年12月26日に、初めて取り付けた4シーズンタイヤ。
当時はほぼグッドイヤーのVector4Seasons一択という状況でしたが、3年半も経つと状況は一変しており、ブリヂストン以外のタイヤメーカーが挙って日本の市場に投入してしのぎを削っているという状況に様変わりしておりました。
私の車ステージでは普段はほとんど雪など降らない大阪ですので、夏と冬にタイヤをいちいち履き替えるのは面倒で不経済だし、大体うちにはタイヤにカバー掛けて保管しておける場所などない。とは言え、冬季にはカメラを持って時には豪雪地帯に足を踏み入れるため、チェーン規制の関所をくぐり抜けるスノーマーク入りの冬タイヤが必要な事と、スタッドレス履いてようとタイヤチェーンがないと行けないようなヤバい場所に行く事が殆どなので、オールシーズンタイヤというのは私のニーズに非常にマッチしているのだ。
蒸気の装着日から2020年7月11日に至るまでグッドイヤーのベクターを装着したが、丹波方面での突然の降雪に二度ほど助けてもらっている。私の感覚では8cm前後の積雪なら、難なくクリアしてゆけるほどの性能があった。ただしアイスバーンはスタッドレスでも冷や汗をかく事があるので4シーズンタイヤにそこまでの性能を求めるのは酷という物だ。あくまで簡易クリア用。それ以上はタイヤチェーンを巻くのが正しい用途となると思う。よく言われる晴天時の走行時室内騒音は普通の夏タイヤと変わらない。雨天時のグリップ性能は排雪用の大きな溝が排水に一役買うようで、これも普通のタイヤのように普通にコーナリングを安定してクリアしてゆけます。
あ、ちなみに私その昔ジムカーナをやってました。レースではタイヤでは嫌という程拘らされましたし、フォーミュラニッポンの某チームにサスペンションを供給する某メーカーの開発にも在籍しておりましたので、多少の実体験や知識もあってこんな事も多少書けます。でも今はファンカーゴのただのおっさんファンドライバーですけど・・・。
とにかく4シーズンタイヤは、巷のアンチや一部のショップ店員が力説するほど、どっちつかずの劣悪商品ではありません。特に雪が降ってもせいぜい1日2日という大阪圏では、良い選択肢になると思います。が、ベクターは実質2年7ヶ月ほどしか持たなかったため、やはり減りが早い印象がどうしても拭えませんでした。
というわけで私が二代目の4シーズンタイヤに選んだのは、ミシュランのクロスクライメート175/65 R14です。
ファイル 129-1.jpg
装着直後なのでヒゲが付いています。

ファイル 129-2.jpg
大事なのはこのスノーフレークマーク。このマークがないと冬用タイヤ規制の関所をクリアする事ができません。クロスクライメートにもしっかりと刻印されており「M+S」も入っています。扱いはスタッドレスと同等という事になります。

ファイル 129-3.jpg
4シーズンタイヤで、各メーカーが一番しのぎを削っている部分がゴムの材質と、とりわけこのタイヤパターンですね。クロスクライメートは斜めの溝の先端が交差するようになっており、トレッドに行くに従って溝幅が大きくなっています。溝で引っかけた雪を効率よく外側に排出してゆく工夫が感じられます。副産物としてウェットにも強い理屈も分かります。さらに先端のクロスというパターンのお陰で、他の4シーズンタイヤよりも少し長持ちするのではないかと言われています。実はそれが今回このタイヤを選んでみた最大の理由です。1本1万円と割高ですから、少しでも長持ちして欲しいですね。

ファイル 129-4.jpg
装着したファンカーゴの姿はこんな感じです。
新しいタイヤと言うだけで、少し男前になった感じがします。笑
ちなみにルーフに積んでいる脚立はハシゴにもなるやつで、キャリアの上に乗るために積んでおり、RV-BOXはただのゴミ箱です。

ファイル 129-5.jpg
ミシュラン、クロスクライメートの全体。
ベクターよりもちょっと高いですが、その分いい結果を出してください。ちなみにこのファンカーゴ4WD、現在14万キロオーバーです。まだまだ調子が良いので、いいバディでいて欲しいです。