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関係ない話だけど…。

全然関係ない話から…。(笑)

別に投資とかそういうのしてないんだけど、先日から何か面白くて注目しているのが¥$の為替レートの変動。
衆議院の解散前に日銀が施したやり直しの金融緩和の影響で、1$120円を超えた辺りからちょっと見るようになった。
ちなみに今は119円前後をウロウロ…。
よく分からないんだけど、円を上げようと努力している側の人の事を想像して見ていると、何だか面白くなってくるのよ。
ここからは私の想像も含まれます…。笑
120円っていうのが、何というか当面のボーダーラインになっているようで、120円に近づくと、ぐぐぐっと円が高くなって117円台位までいく。でも、為替市場の趨勢は円安傾向にあるみたいで、彼らがふと気を抜くと、またぞろ120円に近付いてゆく…。
そうするとまた円高にしたい人達が、

「うぉ!? こりゃいかんわ!!」

とばかりに、円買いに走ってまた117円台に戻そうと奔走する…っていうのを、繰り返しているみたいに見える…。
でも、結局努力の甲斐無く120円超えてしまうんじゃないかな…。って思う。121円位にまで行くと、今度のボーダーは多分リーマンショック前の124円。これもあっさり超えて125円位でウロウロするんじゃないかなぁ…なんて予想してみたりして…。

割かし円安傾向で安定している為替に対して、面白いように暴落しているのが原油価格ですね。1バレル$117とかだったのに、今や$50台。日本はほとんど輸入で賄っているので、即座に値段に反映されにくいのと、円安なので安くなった分だけ相殺されてしまうんですが、それでもガソリンがここ1ヶ月程で10円以上安くなったのは喜ばしい。暴落の原因は米国のシェール革命による増産と、OPECがシェールに対抗する為、価格よりも原油の国際シェアを優先したため生産量を減らさなかった事による原油のだぶつき…。国内の燃油価格が下がっているのは、原油の価格下落が円安ペースを上回っているんですね。
でもね。原油価格も国内のガソリン価格も、まだまだ超高いんだよ?
そうですねぇ…私的には1バレル$15~$20位が適正価格かな。そうすると円安を考慮しても国内のガソリン価格は¥90前後にまで下がるはず。灯油も18ℓで800円位になるかな。せめてこれ位にならないと、好景気はやってきません。
それと、為替で円高になるように頑張っている勢力は日本にとっては長期的にはよろしくない連中だと思う。日本はやっぱり材料を仕入れて物づくりをして高価な付加価値製品に変えて、海外に売る事で潤う国。円安基調の方が海外での日本製品の価格が安くなるので売れやすくなって、結果的には好景気に繋がると思う。
ただ、これまでは「輸入」が有利だったので、急激に円安が進むと、当然それで飯を食っていた企業は倒産に追い込まれるし、安い海外製品の魅力も無くなるんだけど、それは一つの時代の流れだと思って企業も個人も努力しないといけないと思う。そうしないとデフレ不況はいつまでも続くんだよね…こっちの方が不幸だよ。

原油が安くて、円安で、ちょっとインフレ…。

これって、円安以外はバブル前の状態ですね。
未だ一度も無い、平成年間の「好景気」の材料となる事を祈って…。