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終わってる中古PCの購入にご注意を

パソコンの価格が高騰しているのをご存じだろうか。
今回は、世界シェアで9割を占めるWindowsが搭載されているパソコンについて語ってみたいと思います。
 
(Windows)パソコンという機械は、一定の規格(IBM規格と言います)に基づいて製作されたパーツが集積されて成り立っている機械です。主要なパーツを挙げますと
 
1)マザーボード(メイン基板)
2)CPU(中央演算処理装置/GPU内蔵)
3)メインメモリ基板(一時記憶装置)
4)ハードドライブ(SSDやハードディスク)
 
この4つがパソコンを構成している主要パーツです。そして、副次的なパーツとして以下の物があります。

5)電源ユニット(PCに電気を供給する装置)
6)キーボード/マウス
7)PCケース(パソコンの外枠)

 
上記のパーツでPCとしての体裁が整います。で、オプションパーツとして

8)光学ドライブ(DVD、Blu-rayドライブ)
9)GPU/グラフィックボード(3D演算処理加速装置)
10)テレビチューナー(PCでテレビを見る為の物)
 
等があります。
絶対に必要なのは1)~6)実はこれだけあれば中身むき出しでもパソコンとして使えます。各パーツを取っ替え引っ替えして使っているような方は、実際に剥き出し状態で使っている方もいます。これに7)を加えるとお店で売っているパソコンの形になります。普通の方はこの状態で使っていると言うわけです。
少し昔のパソコンだと8)の光学ドライブが付いていたりしますが、最近ではすっかりニーズが無くなり、ほとんど付いていません。9)のGPUは一般的なPCにはCPUにその機能が内蔵されており、通常のPCには付いていません。3Dの演算加速装置(3Dアクセラレータと言います)ですので、3Dグルグルのゲームをされる方や、CAD等のソフトウェアを使う方が付けておられますが、これを付けると値段が跳ね上がります。自慢ではありませんが私のメインPCにはGPUだけで一般の方のPC1台が買えるような物を付けております(自慢しとるやん:笑)。

さて、上記で何故3つの区分に分けて書いたかと言いますと、パソコンの価格に大きく関わってくるからです。
1)~4)の主要パーツはパソコンには必ず必要な構成パーツです。パソコンの価格はこの4パーツで8割位を占めてきます(これ大事)。なので、この4パーツのうちのどれか、或いは全部の性能を抑えると、パソコンの価格は大幅に安くあげる事ができます。安いパソコンにはこの4パーツのうちのどれか、或いは全部が古い物だったり、性能が低い物だったり、安い素材で作られた物が使われています。
 
或いは・・・
 
CPUにCore i7 とか書かれていても、モニターと本体が一体型の場合は、パソコンの中身はノートパソコンの物が使われています。ノートパソコンを見ると分かると思いますが、モニターを外して本体の前面に貼り付けて脚を付け、キーボードとマウスを繋げれば一体型パソコンになりますよね。有名メーカーなどがよく販売しているお洒落な一体型パソコンは実はノートパソコンをその形にした物だったりします。正規のデスクトップPCと何が違うのかと言いますと、ノートパソコンの場合はバッテリー駆動を考慮する必要がある為、1)~4)の主要パーツに低電圧駆動の物が使われているのが普通です。どうやって低電圧駆動を実現しているのかというと、要するに性能を抑えて実現しています。理屈で考えれば分かるはずです。電源の許す限り無尽蔵に電気が使える物と、10Wまでという制限のある物では、出せる性能も当然違ってくるのは道理です。私の感覚ではノートPCのCore i7は正規のデスクトップPCで言うとPentiumかよく行ってCore i3位の性能に思えます。いくら処理スレッドが多くても全体的な処理速度に限界がありますから当然です。
しかし、ゲーミングノートPCとかクリエイティブノートPCとか言う名前で売られている物は、Core i7搭載は当然としても目玉が飛び出るほど高額ですよね。これは何が違うのかと言いますと、バッテリー駆動時間には多少の目をつぶって、9)のGPUを内蔵しているのがその理由と思われ勝ちですが、まぁそれも有ると言えばそうですが正確には違います。高額になるのは144Hzとか240Hzと言った高リフレッシュレートで2Kや4K等の高解像度のモニターパネルが使われており、それを駆動させる為のGPUが採用されているのが高額になっている理由です。要はモニターが高価なのです。
 
さて、ここからが本題なのですが、
 
パソコンのパーツという物は、現在は日本国内で開発、生産されている物は殆どありません。って言うかほぼ全て輸入品と言っても良いでしょう。輸入に頼っているという事は、その価格はその時の為替レートによって常に変動するという事を意味します。「パソコンが安い」「某社は3万円台で売っている!」等と騒げた時代は、実はもう10年前に終わっています。某D社やG社等が挙って安価なパソコンを売り出していた全盛の時代は為替レートが1ドル80円前後だった時代の話です。その後自民党政権になり、110円前後の時代が長く続いたわけですが、単純に30円円安に振れていますので、それなりに高くなっていたわけです。が、大メーカーは大量生産する事によってその差額分を吸収してなんとかやっていました。しかし、今般のコロナによる人的な不足、部材の不足、そして急激な円安が重なった事により、安価なパーツが安定的に供給されなくなってしまった為、現在は底値当時の約2.5倍のパーツ価格となっています。
2020年12月現在の状況を鑑みますと、私が見る限りでは半導体不足というのはパソコンパーツに於いては既に解消している物と思われます。何よりも一番大きいのが円安による価格の高騰だと思われます。
実際に以前3万円台で販売されていたグレードのパソコン本体が、現在は7万円前後で販売されているという感じがしております。パソコンの安売りをあまり大々的に宣伝しなくなったのは、そういう時代が終わった事を意味しているのです。それでも「パソコンは安い」という夢を見続けている方はいるもので、今度は安い時代に作られた中古PCに走ってしまう事があるんですね・・・。
それはそれで個人の自由ですので構わない事なのですが、WindowsのPCに関しては現行のWindows10のサポート終了が2025年10月14日に終了とマイクロソフトが公表しておりまして、絶対的な寿命が存在しております。
ではその時にWindows11を購入してインストールし直せば良いではないかと、ちょっと知ってる方は思うかも知れませんが、Windows11のPCになるにはハード的な制約が課せられておりまして、ちょっと古いPCだとその制約に引っかかってWindows11にはなれないという事になります。
Windows11は現在既に供給されておりまして、Windows10のPCを使っていてWindows11になれるPCの場合は、日々のアップデートを素直に行っておれば、無償でWindows11になってくれます。しかし、Windows11になれないPCの場合は「要件を満たしていません」という表示がされてサポートは2025年10月14日までという事になってしまいます。
 
もうお分かりですね。
 
中古PCでやたら安く売られている物は、私が見る限りではWindows11にはなれないPCです。
Windows11になれるPCは、中古でも結構新しいPCになりますので、新品を買った方が・・・って考えてしまうような、それなりのお値段がしています。安もんにはそれなりの理由があるというわけですね。
では安く中古PCを買ってきて、自前でWindows11になれるPCにパーツを更新すれば良いのではないかと考える猛者もいるかも知れませんが、本当の猛者はそんな事しません。だって更新するパーツが始めに述べた主要4パーツだからです。この4パーツでパソコンの8割の値段を占めると私は言いました。つまり、中古PCを買って自炊しても安くは上がらないというわけです。
ショップによってはこのWindows11になれない、つまり「事実上終わっているパソコン」を、投げ売りしている場面もたまに見かけますが、生兵法は大けがの元と言いますので、店員ではなく、それなりにPCの事を知っている方に相談するのがよろしいと思います。ちなみに、官公庁のリースアップ品の安物を集団販売で買った人は救いようがないです。自力でがんばってください。
 
あと、Windows11になれないPCでも裏技を使うとWindows11をインストールする事ができるようになります。つまり10年前のPCでもWindows11になれてしまうのです。この方法はマイクロソフト自身が公表した方法で、違法でも何でもありません。
しかし、マイクロソフトがこの方法を公表したのは「Windows11の素晴らしさを、より多くの方に経験してもらいたいから」と言っています。それと同時に「要件を満たしていない事実は変わりませんから、将来的なアップデートがされなかったり、起動しなくなったりと言った不具合が出ても知りません」とも仰っています。
つまり、Windows11にしてやったぜと、ほくそ笑むのも束の間、その後の容赦の無いWindows11のアップデートによって、ある日突然動いていたアプリが動かなくなったり、銀行取引が出来なくなったりといった不具合が出てくる可能性があるわけです。近所のちょっと知ってる知人に裏技でWinodws11にしてもらった方は要注意ですね。また知識ある方も無責任に「Windows11にできるよ」等と言って手を下さない事です。パソコンは簡単に動いているようで、実は非常に複雑な機械だという事を忘れてはいけません。パソコンは作成する事よりも修復する事の方が千倍のスキルが必要なのです。

ドローンの資格制度で勘違いしないように・・・。

2022年12月よりドローンの飛行に資格制度が設けられ、施行されることになっています。これは今までのように国土交通省が認定した団体に付与した認定制度ではなく、国土交通省が直に発給する免許制度という事になっています。
 
と、ここまで書きますと、とかく真面目で杓子定規な向きの多い日本の方は、「ドローンを飛ばすには車の運転と同じように免許が必要になるんだな」とドローンと縁の無い人まで認識してしまう方が多い気がした事と、実際に紛らわしくそれっぽい言い回しで説明している「ドローンスクール」のサイトが多々ありましたので、要するにどういう事なのかという正解をここに書いておきたいと思った次第です。
 
まず、100g以上の機体に関する正解は以下の通り。
1)ドローンの飛行そのものには資格(ライセンス)や免許は必要ない。
2)ドローンの機体を誰が所持して、誰が飛行しているかの登録・機体番号の表記が必要。
3)実飛行には、管轄航空局の包括許可が必要。
4)包括許可以外の飛行を行う場合は、別途飛行許可が必要。
5)包括許可範囲内であっても、その地域の管理者がいる場合は、個別に許可を取る事が望ましい。
 
以上です。
大事なのは1)のドローンの飛行そのものには資格や免許などの制度は無い。という点です。これは2022年12月以降も同じです。ここを薄ら暈かして説明する事で、何となく「ドローンの飛行には免許が必要」と思わせている悪意を感じる説明をしているように見えるのが、各ドローンスクールと呼ばれる民間団体のホームページでの説明内容です。
繰り返しますよ。
 
2022年12月以降も、ドローンの飛行そのものに資格や免許は必要ありません。
 
個人的に趣味で飛行するのなら、今まで通り上記の2)~5)を遵守しておれば良いわけです。
では、ドローンスクール等の団体が、やたら宣伝している2022年12月の「免許制度」というのはどういった物なのでしょうか。これは、現在の日本のドローン飛行に関する環境を一歩進める為に国交省が行う物です。具体的には、

●現在の日本では、飛行場付近、人口過密地域といった場所での「無人目視外飛行」、いわゆるレベル4の飛行については法令上、どんなに技術を持っていても一切出来ないことになっています。これは言い換えると、スマホで注文した物がドローンで届く・・・という事がこの先も一切出来ないと言うことを意味します。これではイカンと言うことで、レベル4飛行を出来るようにしようという主旨で国交省が考え至った制度がドローンの免許制度です。なので、趣味で野山の空撮を今まで通り行っていても、別に法令違反にも何もなりません。ドローンを使って運送の仕事をしたいとか、東京都心や大阪市内を専門に空撮して回る仕事をワンオペでもしたいとかいう方は必然的に必要になります。しかし、本筋としてはレベル4=無人目視外飛行を可能にする為の免許と言うことになります。なので、これを取得したからと言って別に自慢にもなりませんし、無許可で私有地で飛ばせば叱られます。この主旨と解釈が非常に重要なのに、ドローンスクールは免許制度になると儲かる利権団体でもあるので、「ドローンには免許が必要ですよ~」みたいな言い回しをしているフシを感じるんですね。
ちなみに、本当にドローンの飛行に免許制度が敷かれて、今のように飛行学校に通わなければならなくなった場合、ドローンとは別に20~30万円の費用がかかる為、ドローンを飛ばそうという人は大幅に減ると思います。ドローンの民間機は内燃機の自動車と違って日本は技術的に数年遅れているのが現状です。そこへ持ってきてドローン飛行のハードルを大幅に上げる施策を行うと、もはや国内でのドローン産業は衰退の一途を辿ると予想できます。利権団体は既得権者ですから、綺麗事は言ってもそのような未来など実は腹の底では考えていません。要は今儲かればいいわけです。
 
最後にもう一度言っておきますが、ドローンの飛行そのものに免許は必要ありません。
 
それと、もう一つ言いたい事があります。
現在のドローンの機体登録制度ですが、これは当該のドローンが誰の物で誰が飛行しているのかを紐付ける制度なのですが、これは仮にその機体を飛ばす許可と考えた場合、基本的にはその機体に紐付いている者しか扱えないと言うことになるのかなと言うのが私の当面の疑問です。
クルマの場合は包括の免許証ですから交付されておれば、親や友人所有のクルマを運転することができます。しかし例えば猟銃や鉄砲の場合は個別免許で、その銃器を扱う者として免許が交付されますので、例えば狩猟中に銃が不調になったからと言って、同行している者の銃を借りて撃つ事はできません。
現行のドローンの飛行許可制度は、どうも後者の方に近いと私は見ているのですが、どんなもんなんでしょうかね。私的にはドローンの飛行は、今までのように使用目的に対して許可申請を出して国交省が「包括免許」を交付し、機体に関しては所有者との紐付けだけにしておけば、自動車免許に近い形になるのではないかと考えるんですがね~。どうも国交省自体が将来的にはドローンに利権構造を築き上げたいと言う風なフシを感じてしまうのは私だけでしょうか。

越前大野城の雲海が奇跡の光景と呼ばれる所以は・・・。

山上にある古城が雲海に囲まれ、あたかも雲上に建っているかの如く見える、いわゆる「天空の城」の光景って、本当に目にした時は現実かと疑うほどに美しく、浮世離れした物ですよね。
そんな「天空の城」状態になるお城は、実は日本中の至る所に点在しています。私が始めて見たのはカメラを始めて間もない今から40年以上も昔の話で、霧に包まれた津和野城跡の姿でした。当時は今ほど情報が氾濫しておらず、Googleマップのような物もありませんでしたので、こういった写真は正に、知る人ぞ知る人が撮ってくる写真という感じでした。しかし雲海に浮かぶ・・・という感じの物ではなく、城跡が霧に巻かれているという感じの写真であったと記憶しています。しかし、その姿は脳内で美化されつつもその後も忘れる事なくずっと引きずっていました。

「いつか霧に巻かれる津和野城跡を撮りに行ってみたい・・・」

そう心のどこかに秘めながら、デジタル一眼レフを手にした数十年後に私はインターネットの片隅で雲上に浮かぶ城跡の写真を見る事になります。それが日本のマチュピチュという名で売り出していた竹田城跡の天空の城となった姿の写真でした。地元の写真家がコツコツと撮り集めては、展示会や写真集を出版されていたようですが、当時はそれほど有名にはなっていませんでした。私は津和野城跡への思いがこの時に弾けたんだと思います。朝来にこんな風景が見られる城跡があったのか・・・。そこから私の雲海と城を撮り集める日々が始まります。
まず目標に立てたのが、四季の竹田城跡を同じ場所、同じ機材で撮影して組み写真にすること。これは冬の風景の撮影が非常に過酷で撮影に至るまでに4年の歳月を費やしました。当時は今のように立雲峡の撮影地までの山道が整備されておらず、踏み分け道を迷いながら登るという感じで、冬は道が雪で無くなる為、熟知していないと遭難するような山でした。その後ですね、とある映画を切っ掛けに竹田城跡が一気に全国区になったのは・・・。

次に目標に立てたのが、これは自分定義かも知れないのですが、以前から特に雲海風景で有名であった竹田城跡、備中松山城、郡上八幡城、越前大野城の雲海四名城の組み写真を撮る事にしました。比較的簡単に撮れたのが郡上八幡城と備中松山城でした。前者は雨上がりに行くととりあえずガスっていると言う事を知っていたのと、後者は竹田城跡と条件がほぼ同じだったからです。実際にそうでしたので、竹田城跡である程度ノウハウを積んでいた私には、割と簡単に好条件で撮る事ができました。
さて、一番の難題は雲海発生条件が不明で、年間平均16回しか天空の城にならないと言われてた越前大野城でした。今もたまに発生確率を聞かれることがある竹田城跡でも年間70~80回と言われていますので、年間16回という数字がいかに少ないかがお分かり戴けると思います。しかし、桜の撮影に一旦の終焉を付けた三年ほどの間を置いた頃、私は雪景色を絡めた撮影をあちこちでしていたわけですが、たまたま雪の無い春の大野市へ訪れた際に、地元のお寺の方に「皆さん雲海を撮りに来られますけど、雪景色となった真っ白の越前大野城も綺麗ですよ」という情報をくださいました。雪景色は当時の私のライフワークのような感じでしたので、次の冬にその姿を撮りに来てみようと予定を組みました。で、年が明けて春も間もない3月初旬でしたでしょうか、豪雪地帯ですので大野市はまだ雪の残る時期でしたが、越前大野城へと向かいました。
ところが、天気予報が外れて雪ではなく雨が降ってくると言う・・・(~_~;)
これでは雪がなくなってしまうでは有りませんか。等と思いつつ大野市に着いたら雨は上がってたものの薄い夜霧が張った状態。しょうが無いので撮影地への出発予定時刻までの2時間ほどを仮眠しましたら、なんと目が覚めると周囲は見えないほどの濃霧に・・・。(^◇^;)
少し慌てましたが、経路は春に下見済みですので写友と撮影地までのまだ暗がりの山道を登りました。大体30分ほどで到着する道程です。撮影地には地元の方が既に15人ほど来ており、カメラを構えたりしながら夜明けを待っていました。
夜景を撮る方もいましたが、全員の狙いは越前大野城の奇跡の天空の城の風景です。
その時は、ホワイトアウト状態となった夜明けと共に訪れました。
めまぐるしく変わり移ろぐ雲海が、時に撮影地を霧に巻いたり、城を隠したりします。その様は竹田城跡のそれとは明らかに違っていました。激しく動く雲海が、越前大野城を浮かび上がらせた瞬間を撮影するという状況で、のんびり眺めている時間なんて無いことを知りました。そう、雪景色を撮りに来た私は、気が付くと勝手に不可能と思っていた天空の城の撮影をしていたのです。その日、目まぐるしく動く雲海が越前大野城を天空の城に仕立てた回数は、間30分を置いての5分程度の時間が二回でした。同撮していた十数人の地元カメラマンさんの話では、「今日は破格の待遇だった。こんな日は滅多にないよ」と口を揃えて仰っていましたので、見られた時でも数分が一度きりというのが普通なのだろうと容易に想像できました。特に声を上げて喜んでいたのが福井市内から通い続けて2年目でやっと見られたという5、6人の女性グループでした。私は春の下見を入れて二度目の来訪で、写友は初来訪でしたので、目を丸くしましたが、ほど近い所に住まわれる地元の方達でさえそれほどまでに見る事が難しい雲海風景なのだと、その時実感した覚えが今も新鮮に残っています。

ところで、
インスタで越前大野城を検索すると、夜景や雲海風景など、今や色々な光景の写真が出てくる昨今となっていますが、バリエーションが増えた分、実際に見た事が無い方にとっては、「越前大野城の奇跡の雲海風景」の何が奇跡で、何が正解の雲海風景なのかが分からない状況となっているのではないでしょうか。中には「私も越前大野城の雲海風景ならもう見た」と思っている方も、実際には「奇跡」と呼ばれるに至っていない可能性もありますし、その逆に「奇跡の風景」を見ているのに、「夜景の方が綺麗だし、こっちの方が奇跡だよね」と思っている方もいるかも知れませんので、越前大野城の奇跡の雲海風景の正解を書き留めておきたいと思います。
越前大野城の周りには、雲海を発生させる大きな河川や湖沼と言った物がなく、城山の周辺の盆地は住宅地と田畑が入り交じって混在しているという土地柄で、つまりはこの周囲の田畑が前夜までに「蒸発できる水」になった状態で、土地が多分に湿っているという状況が広範囲に渡って出来ていると、夜間から朝方の温度差によって徐々に水蒸気となって地面より湧きだし、一気に気温差が生じる朝方に雲海となって盆地を覆い尽くすのがメカニズムだと思われます。気温は大体午前4時頃に最低になり、そこから徐々に上がり出しますので、霧もその頃から顕著に湧き出すのは竹田城跡でも同じと言えるでしょう。ただし安定して霧を作り出せる河川や湖沼がありませんので、越前大野城の雲海は常に安定せず、四方八方から吹いてくる風に影響を受けやすい為、目まぐるしく雲海が動き、時にはホワイトアウトをしたり、城山を隠してしまったりと、猫の目のように落ち着かない訳ですね。しかし、そんな大野市も豪雪地帯ですので、春の近い冬場に行きますと「雪」という水分が街中に大量にあるわけですから、実は秋よりも冬の方が薄かれ濃かれ霧が発生しやすい状況にあるという事は言えるかと思います。要は普通の霧なら雪の残る春先や、翌日が晴れる冬場に行けばそれなりに見られる可能性が高い訳です。では梅雨時はどうなのかと言いますと、朝方に気温差がそれほど生じないので、雲海と呼べる濃い霧に発展する可能性がない訳ではないが、可能性は薄いと思います。秋の方が可能性を感じますが、雨次第という事になるのでしょうか。

結論を言いますと「こういった霧に巻かれただけの越前大野城は「奇跡の雲海風景」とは言いません。

次に、「見た!撮った!」と勘違いしてしまいがちなのが、城山が雲海には浮いているのだけれども、手前の下町が透けて見えてしまっている状態です。これを地元カメラマンさん達は「よくある残念賞」と呼んでました。

確率は365日にたった16日しかない風景です。そう簡単には見られる風景ではない事をもう一度思い出しましょう。
では奇跡の天空の城とは、どういう状況になった時なのか。
正解は・・・
「雲海が越前大野城の城山全体を含む大野市の盆地全てを覆い尽くした後、天守閣の上から見えるように徐々に雲海の高さが下がってゆき、城だけが雲上に浮かぶ状態を作りだした時」
です。
これこそが365分の16の奇跡と呼ばれる越前大野城の天空の城の光景です。
これは実際に私と写友が目の当たりにしましたし、地元のカメラマンさんや足繁く通ってやっと見られたという方々が実際に言っておられた事ですので間違いはありません。なので、ホワイトアウトが晴れて眼前に雲海が全てを覆い尽くした風景が現れた時、その場は静まりかえって、地元の方達は祈るような眼で雲海の動きを見守る瞬間がありました。「上から晴れてくれ・・・」という小声も聞こえてきました。
ファイル 186-1.jpg

私が見たのは次の瞬間、雲海が下がり天守閣の屋根から徐々に姿を現す越前大野城の姿でした。「きたーー!!」と誰かが声を上げたような気がしましたが、その瞬間カメラマンは歓喜の声を堪えてシャッターを打ちまくり、観客は歓声を上げ、抱き合って喜ぶようなお祭り騒ぎのような状態になった記憶が残っています。
ファイル 186-2.jpgファイル 186-3.jpg

私はほぼ初手でその光景を見られた為、やや感動は薄かったのかも知れませんが、その分だけ落ち着いて感動の風景を目の当たりにする事ができた気がします。と同時に「奇跡」と言われる所以もその場の雰囲気で知る事ができたと思える部分もあります。
ちなみに下から晴れて天守よりも先に城下の街が透けて見えてしまうのは、とてもよくある事だそうで、地元のカメラマンさん達が「残念賞」と呼ぶ理由はそこにあるようです。
ところで、この奇跡の光景を見る場所は、越前大野城の向かいの山からのみです。ここから少し遠い位置からも俯瞰する場所がありますが、離れると雲海は濃く見えますし、位置が高い為、撮影場所が霧に巻かれる事もほぼ無くなるので、理論的にも実感的にも実は難易度が下がります。これに文句を言う写真家や観賞家の方もいるかも知れませんが、竹田城跡の天空の城を、別山の金梨山や大倉部山からの写真を持ってしてもさして話題にならないのと同様、もっと言うと三保の松原と一緒に見る富士山が世界遺産であるのと同じく、越前大野城の雲海風景は、先人が初めて見た向かいの山からの雲海風景それこそが奇跡なのです。私は奇跡の光景を語っているのであって、写真や作品としての完成度は始めから語っていませんので悪しからずです。
 
いかがでしょうか。
これが正解の越前大野城の雲海風景です。
SNS等でも今はたくさんの写真が上がっていますが、この「正解の風景」となるとその数はぐっと減ります。
是非一度、この越前大野城の雲海風景を見てみたいと思っていらっしゃる方は、この正解を参考にしてぜひ出掛けてみて欲しいと思います。
また、過去に現地へ赴き「見た!撮った!」
と思っていた方も、ここを読んで実は奇跡には出会っていないかも知れないと思えたならば、諦めずにこの冬、越前大野城の奇跡に継続チャレンジされてみてはいかがでしょうか。本当の奇跡に出会った時、人はどう感動するのか、自分はどう感じるのかを知る事が出来るのも貴重な体験になると思いますが、いかがでしょうか。

ちなみに私は、贅沢な話かも知れませんが、雲海風景しか撮っていませんので、やはり真っ白な雪に覆われた越前大野城を撮りたいと今でも思っています。
自然は気まぐれで、幾重にも重なった偶然が創り出す光景を偶に見せてくれるのですから本当に面白いものです。
ファイル 186-4.jpg

たまにはカメラ談義をしませうか。

ドラクエウォークも最後のイベントとなった究極進化エビルの覚醒も終わり、なぜか突然始まったメタルキャンペーンもメタルキング装備のお陰でちゃっちゃと終わってしまったので、久しぶりのカメラ談義です。ちなみに、ドラクエウォークをマイカー使って本気でまくってやったら大抵のユーチューバー解説者を追い抜いてしまいました。本気でやったらあかんね。ちょっと遅れ気味が色々な情報があってよろしいと思います。
 
と言う訳で、今回は単焦点レンズについての私見です。
例えば50mmの単焦点レンズを購入しようかと考えた時、必ず選択で引っかかるのが開放F値、つまりF1.4が良いのかF1.8が良いのか・・・という所ではないでしょうか。この二つ、どういう特性の違いがあって最終的に「写り」に影響してくるのでしょうか。
予算はともかく、どちらかを買おうと思ってはいるんだけど「写り」を考えると夜も寝られずにネット検索をしまくって自分を納得させる情報を得ようとしてしまう病になってしまいますよね。
と言う訳で、私があっさりと答えを出してあげます。
 
「同メーカー、同世代なら、どちらも写りは変わりません。」
 
以上です。
さー、答えも出たしラーメンでも食いに行こうか。なーんてね。

本気でも冗談でも無く、これは本当です。
同メーカー、同世代(=類似技術盛り)という条件付きですよ。
同メーカーでも、例えばシグマのレンズで50mm/F1.4の旧型と、現行型では現行型の方が新しい技術で収差補正が綺麗にされており、特に周辺の歪みや流れが劇的に改善されています。これは中古か現行型かで考えている方には参考になるのではないでしょうか。
しかし、同世代となるとF1.4もF1.8も写りは変わらないと思います。って言うか私には分かりません。
という事を踏まえた上で、ざっくりと両者の違いを書き並べてみます。
 
1)F1.4の方がF1.8よりも価格がトンデモに高い。
2)F1.4の方がレンズ径が大きいので、ざっと倍ほど重くなる。
3)F1.4の方が室内や朝夕など薄暗い場所での手持ち撮影時に有利。
 
まぁ、こんな所じゃないですかね。何やらよく分からない専門用語を持ち出して厳密に語っておられるサイトもありますが、レンズマニアになりたい方はそちらをご覧戴くとして、最終的に「写真」を撮る事を目指す方は、そんな事に詳しくならなくても良いと思います。要は自分の撮りたい光画が作出できるかどうか・・・という一点だけに拘れば良いのです。
私個人は、50mm単は中古で買ったシグマの旧型F1.4を使っております。はっきり言ってヒメボタルとか夜景には全く向きません。フルサイズで使うと周辺の歪みが出まくりです。しかし、昼間の普通の撮影では化けます。更に言うとDXのD500に付けると75mmとなって周辺が切り落とされてくれるので、ポートレート撮影にハマります。実際にこれでモデルさんを撮影した事もございます。
モデルさんで思い出した。ここでちょっと余談なんだけどさぁ。
特に日本人のアマチュアカメラマン(一部のプロも)に言える事なんだけど、はっきり言って短いレンズでモデルさんに近寄りすぎだよね。目ん玉にピントが合ってるのは分かるんだけど、それ以外の所がボケまくりで何を見せたいのかよく分かんねぇポートレートが多いんだよな。きちんと衣装まで着てそれなりのポージングもしてくれているんだから、顔だけ写して衣装がボケて・・・なんて写し方なんてせずに余す事無く写し取ってあげてくださいな。それに比べると外国人カメラマンのポートレートはアマチュアでもお見事ですね。100mm前後の長めのレンズで、基本的にパンフォーカスで撮影しているので、くっきりとモデルさんの全容が分かる写真が多いです。モデルさんに近付いて撮りたい気分も分からなくもないんだけど、目ん玉や指先を撮りたいといった特に狙いもないのなら、もう少し離れて100mm前後でパンフォーカスを基本に撮影する事を基本にした方が良いと思いますよ。ライティングはもう言わずもがなですね。
 
閑話休題。
 
と、話を元に戻しても、先に答えを出しちゃったので何を言えば良いのやら・・・(笑)。
とりあえず、予算というハードルがクリア出来る方には、使用目的でしょうね。多少薄暗くてもそれなりにシャッター速度を稼ぎたいという撮影が多いならF1.4ですね。山行のお供などで荷物を軽くする事が優先で、薄暗ければISO上げるか三脚を使いますよって方はF1.8の方が自分環境に優しいはずです。「写り」に関しては厳密にはレンズ径が違うので特性は出ますが、それは開放辺りでの撮影時の事です。F1.4の方がレンズ径が大きいので被写界深度は浅くなります。つまりピント合わせがシビアになります。もっと言うと扱いが面倒になります。更に言うとプロっぽい仕様という事になります(笑)。こう言うとF1.4に傾く方はプロの機材に憧れる方なんでしょうね。一方のF1.8はF1.4に比べて被写界深度も深くなりますから扱いは楽になりますね。言い方を変えると素人ウケしやすいレンズという事でしょうか(笑)。
こう言うと反感を買うのですいません。冗談と思ってください。
まぁ、プロというのはお金をもらって撮影していますから結果を出さないといけないという使命がありますので、価格もバカ高くて、目方もクソ重いF1.4を持っておかないと対応できない撮影現場かも知れないという理由で購入する事になる事が多いと思います。
アマチュアで趣味で撮影するのなら結果を示す必要は無い訳ですから、安くて軽いF1.8でよろしいのではないか。と個人的には思います。私自身がF1.4を選ぶ理由は、そのレンズの開放値で撮影する事がほぼ無いからです。F1.4のレンズだとF1.8位から使います。F1.8レンズだとF2.2位から使うからです。つまりF1.4のレンズでもF1.8扱いしてるんですね。開放で使うと大抵は結像が甘くて私好みではないからです。こう言う方は結構多いのではないですかね。ただ、わざと甘く撮る時は開放で撮ってみたりしますね。お花とかかな。

あと、レンズの新旧やメーカーの特性に付いては、これはもう好みになりますので、ご自分の胸に手を宛ててじっくりと考えてくださいませ。私は何でもかんでも最新というよりも、オールドレンズの写りも確認してから自分好みの方を買っています。
そんな目を三角にしてレンズを選ばなくてもいいですよ。早く買って撮影に行きなはれ。レンズ選びで悩んでるより、撮影しに行く方が楽しいですよ。

と言う訳で、お後がよろしいようで・・・。

ドラクエウォークを少し続ける羽目に・・・。

ドラクエウォーク、ウォーキングのお供にする程度で相変わらず、あまり一生懸命にはやっていないのですが、結構タップする機会が多くてながらスマホになってしまい、ウォーキングのお供にならないと文句ブツブツの方が結構いるようです。それだけ一生懸命なんでしょうか。私の場合はiPhoneなのでそれを前提に私のやり方を書きますが、手順は以下の通りでウォーキングのお供にしております。

1)キャラを周回用のメンツにする。
2)ウォークモードにする。
3)電源ボタンを3回押してアクセスガイドモードにしておく。
4)強敵をレベル5~7位にしておき、ロックをする。
5)電池残量が少なかったらモバイルバッテリーを接続しておく。
6)ポーチに入れて、後は知らんぷりでお出かけ・・・。

ってな感じです。
大事なのは3)のアクセスガイドモードにしておく事ですね。これによりiPhoneの「バッテリーが減ってきています」とかいうおせっかい表示によるゲーム中断が皆無になります。Androidでも同じような機能があるのではないでしょうか。
ただ、アクセスガイドモードを解除するには予め設定したパスワードが必要で、間違えると段々エラい事になってしまいますので、解除時のパスワード入力は慎重にやりましょう。それと、画面が勝手にズレて中断していたという憂き目にも遭わなくなります。よかったですね。

後は帰ってきてからのお楽しみです。
レアなモンスターのこころSが手に入っていた事も2度ほどありましたし、帰ってきてからが結構楽しみなんですよね。周回用キャラが弱かったり、強い敵の出るクエストにすると全滅の繰り返して無意味になりますから、キャラの強さに合わせて狩り場もちゃんと設定してくださいね。

ところで・・・
 
あれから私のドラクエウォーク環境も色々と変わっておりまして、とりあえず、クリフトとゴッドハンドのくじ引きは、何一つ貰えていません。まぁこれは常な事なので何とも思いません。
しかし、大魔道士用(?)の赤い水あめが数本飛び出す手鏡武器は、何と配布チケットで初ゲットしました。今まで一切出なかったのに配布チケット一発で出るなんて天変地異が起こるかと警戒しましたよ運営さん。でも装備は全くありませんでしたけどね。でもこの赤い水あめ攻撃のアイテムのお陰でおどる宝石の覚醒千里行が2週目で淡々と終わりました。さすが接待アイテムですね。課金して手に入れた方はこんな楽をされておられるんですね。そりゃ徹底してやったら1日で終わりますわ。でも、使えるのはそれだけだった。覚醒千里行をクリアしたら、後はやっぱりドラゴンの杖が強いです。私は12章8話を狩り場にしてますが、大魔道士+ドラゴンの杖で複数回じゅもんもあったりでほぼワンパンです。メタル攻撃も出来るのもいいですね。

ところがよ・・・。
 
とんでもない事が起こったんですね。
当初から何気なく引いていたメタルキング装備が出てくるという「三周年記念ガチャ」なのですが、配布チケットやジェムで10連をやっていると気が付けば、盾×2、兜×3、胴体×1、脚体×2、という武器だけが無い状態になっておりました。
ちなみに私は完全無課金という事もあって、今まで色んなピックアップはもらいましたが、全装備が揃った事は一度も無いんですね。とりあえず何か一つ足りない・・・というのが多いです。あと合間に出てくる龍神王の剣とかくさなぎの剣とかももらえていなかったりします。が、ドラゴンの杖、きせきのつるぎ、ドラゴンキラー、ミリオンダガー、冥王の大鎌などの何かの記念にリリースされる武器はもらえてるんですけどね。装備がなんせコンプリートしない。そんな3年間をすごしとりました。今回も例に漏れずメタルキング装備で肝心の武器だけが入手できないという事になっておりました。一応マイレージを貯めて週に一回10連で引くようにしていたのですが、最後の10連も玉砕しまして残念賞でした。ふくびきの残りは2日です。どうにかならないものかと1回ふくびきで神引きを狙いましたが4回分のチケットも玉砕です。諦めかかったんですが、ジェムが2500個程あったんですね。これは後に必要になるんだろうなぁ・・・と思いつつも1回300ジェムを消費して「えーい、ままよ!」とばかりに単発で引き始めてみました。すると残り600ジェムになった所で・・・
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なんと、出ましたよ!
神引きしましたよ!
0.2%の確率に、ギリギリの所で勝利しましたよ!!
昔、適当に座った一般台で、予定終了まで玉を出し切った時の感覚を思い出しましたよ(分からない人は良いです・・・(*^▽^*))。
完全無課金でメタルキング装備、完全コンプリートです。ドラゴンの杖を2つ持ってる私には猫に小判かも知れませんが、初のコンプリートというのが嬉しい。運営さんには悪いが、策略に勝ったような気分になりましたぜ。しかもメタルキング装備はタイトルバックのキャラが付けている看板装備でもあります。いやぁ、これはやりましたね。これの為に3年間続けてきた自分にも気付かされました。
これがフルコンプしたメラルキング装備です。
ファイル 184-2.png
現在訳あってゴッドハンド育成をしている女の子キャラに着せています。
ちなみに自分のアバターとなる主人公キャラにはこんな恰好をさせているのがその訳です。
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何とキンキラキンです。(笑)
ギガモンスターの全国イベントで、殆どの人がカジノで貰えるこの衣装を着けていなかったので、必死で16万枚のコインをカジノで貯めてコンプリーとさせました。こちらはこちらで感慨深いんですよね。もちろんカジノで16万枚もコインがあれば、もっとゲーム進行に実用的な物もたくさん貰えるんですが、私はゲームの実用性よりもこれが欲しかった。もう、カジノが始まって商品を見た瞬間から狙ってました。何の意味も無いですけど、なんか成金趣味で笑えるんですよね。

とまぁ、相変わらずユルい感じで進めておりますドラクエウォーク。結局は自分なりに遊んでればそれでいいんじゃないですかね。
何だかそんな気分になりました。
どうせメタルキング装備も、あっという間に陳腐化するんでしょうしね・・・。やっぱ課金したら負けの精神で行こうと思います。

ふたたびドラクエウォークをしばらく復活プレイしています。

今日もスマホゲームの話。
ちょっとの間だけ、シムシティ・ビルドイットというスマホ版のシムシティという市長になって街創りをするゲームの方をやっておりました。こちらも気の長いゲームなので、たまーにスマホをタップしては起動して、ちょこちょこと市長をやらせてもらっております。なんせファミコン時代からのプレイヤーな物で・・・。(^_^;)
でもシムシティもスマホ版になると、やはり課金をする、しないという要素というか選択肢が入ってきますので、残念ながらファミコンとかでやったシムシティの楽しさとは違った物になっちゃうんですよね。課金をすると一瞬で建設できる物も、無課金だと数時間、物によったら数日かかる物もあります。また課金限定の豪華な建物もあります。
こうやって課金に誘う度合いを「課金圧」と言います。
シムシティは、豪華な建物を建てたり、都市間競争も課金者が優位に立つ事から一般的には「課金圧の高いゲーム」と言われています。リリースからだいぶ時間が経っていますので、今は殆ど課金して遊ぶアクティブユーザーはいないような気もしますが・・・。
一方で、これまたたまに引っ張り出しては、ちょこっとプレイしている今が旬の「ドラゴンクエストウォーク」の方なのですが、これも基本的には無課金で全てのゲーム内容を楽しむことが出来るようになっています。課金者優遇は一部の衣装等に限られていますので、比較的課金圧は低い・・・と言う気もしますが、以前から言っているように、ドラゴンクエストウォークでは強くなる要素というのは専らくじ引きで引き当てるしか入手方法が無い「武器」によって決まります。プレイヤーによってはモンスターを倒して手に入る「こころ(能力をあげるアイテム)が大事だと仰る方もいますが、武器が弱くてはいくら「こころ」で強さのパラメーターを上げてもイベントで出てくる強敵には絶対に勝てません。
その「武器」を引き当てるには・・・

1)運の要素しか無い事
2)運営側に確率操作をされていても分からない
3)一応60000円課金すると確実に武器は1つ貰える。

という非常に胡散臭い・・・もとい、カオスな要素となっております。一応新しい武器が設定されると、無料で10回分のくじ引きが引ける券が配布されるのですが、まぁ当たりません。以前にも申しましたように1/500の確率ですから、素人がパチスロ台をランダムに選んで大当たりが出る確率と同じです。これをレビューに書いたら痛い所を突いてしまったようでレビューは消されてしまいました。(*^O^*)
つまり10回引ける券を配布しておいて、確率操作で0.05%とかに下げておけば、躍起になってくじ引きを引く、自分をコントロールできない人間は必ずいますから課金に結びつく・・・という風にいわゆる株式で言う「仕手戦」を仕込むことも可能な訳です(株式での仕手戦はグレーです。基本的には禁止行為)。
ちなみに、ドラクエウォークでは今般、特級職という最上級のキャラクター職業が2つ追加されました。これに伴ってそれぞれ20回分のくじ引きが引ける券が無料で配布されました。私は過去にこの配布されたふくびき券では、何一つ当たった試しがありません。つまり過去には数十種類のイベント武器がリリースされていますが、無料の券では当選確率は0%と言う訳です。で、今回もたまたま起動させてみると何やら色々と表示されて、3種類くらいのイベントふくびき券が配布されてきましたが、結果的には何一つ当選しませんでした。明らかに課金へと誘っていると思えましたが、既に個人的には冷めているゲームですのでそのまま「あっそ」という感じでスルーさせていただきました。運営さんごめんなさい。それは桑名の焼き蛤でございます。w
  
一方で、当初から強敵として四天王のようなあくまの存在が物語に設定されているドラクエウォークなのですが、3年目にして3人目の「灼爍天ブレア」という敵キャラがメガモンスターという最大8人で協力して倒すキャラとして登場してきました。
物語のスジから行きますと、ゲームの運営側からするとこの2つの特級職になったキャラと、イベントでたくさん課金して手に入れた特攻武器や装備でこの「灼爍天ブレア」という強敵を皆で倒して欲しかったんでしょうけど、すいません。これも結論から申しまして特級職の下の「上級職」だけのメンバーで、ユル無課金の私の持ってるクソみたいな武器と装備でも初見のシングルで余裕で倒せましたので参考までに載せておきます。
 
1)海賊
装備・・・オチェアーノの剣(1凸)、マスタードラゴンの盾、光創神のティアラ、ダイ(ロモス)の鎧上、凱歌のよろい下(4凸)、冒険の歩み、ロトのしるし
こころ・・・アームライオン(覚醒)、アックスドラゴンS、勇者姫アンルシアS、キラーマシン(覚醒)、耐メラ属性、ヒャド属性・技呪いA

2)レンジャー
装備・・・ドラゴンキラー、トルナードのたて、凱歌のヘルム、ダイ(ロモス)の鎧上、凱歌の鎧(4凸)、水のアミュレット、魔氷のイヤリング
こころ・・・キラーマシンS、アックスドラゴンS、グレイトドラゴンS、アームライオンS、ヒャド属性・技呪S、耐メラ属性S

3)賢者
装備・・・聖女のこん、ルーンバックラー(4凸)、凱歌のヘルム(4凸)、けんじゃのローブ、凱歌のよろい下、金梅花の玉かんざし、記念大王の指輪2nd
こころ・・・エデンの戦士達2S(保険だけど要らなかった)、イブールS、タイムマスターS、ユニコーンS、神楽鈴S、耐メラ属性A

4)賢者
装備・・・ドラゴンロッド(改4)、ルーンバックラー(4凸)、凱歌のヘルム(1凸)、トワイライトフリル上、凱歌のよろい(1凸)、いのちのリング、記念大王の指輪
こころ・・・ベリアルS、ユニコーンS、わたぼうS、イブールS、いやし・技呪S、耐メラ属性A

以上です。
何も変わった武器も装備もございません。だって無課金で強い武器なんぞ全然貰えていませんから・・・。回復アイテムも650と500の物ですよ。聖風とかストロス持ってたら余裕でしょ。
とにかくポイントとしては、私の場合は攻撃はヒャド武器しかありませんでしたからヒャド攻撃+メラ耐性を盛る事に専念しました。あとベギラゴンを撃ってくるのでギラ耐性です。海賊にしたのはこの呪文攻撃があったからです。バトマスは攻撃力は強いけど防御が弱すぎです。スカラかけている暇があったらバイシオンかけたいのと、大海のロマンでとどめを刺したかったので海賊押しです。レンジャーは必須ですね。ゴッドハンドはLv35まで行ってるので実用レベルでしたが、はっきり言って装備も武器も無いので、私のような方はLv90の海賊の方が使えます。アックスドラゴンやグレイトドラゴンはヒャド攻撃にメラ耐性が付いているのでナイスなこころですね。キラーマシンとアームライオンはメラ耐性10%付きでヒャドや攻撃力が上げられますから重宝します。
回復キャラはキャップ650と500のアイテムしかないので2人編成必須です。で、とにかくメラ耐性です。ユニコーンとイブールは必須じゃないですかね。どっちのキャラも回復量は180前後と振るいませんが、耐性盛り盛りなので結構ドラゴンロッドのバイシオンを掛けられました。実は海賊はバイシオンをかけることを前提にしていたので狙いは的中という感じでしたね。
そんな訳で、別に今のところゴッドハンドだの大魔道士だの、武器だの何だのは持っていませんが、何とかなってしまっています。運営さんがこの記事読んだらブレアの補正をしそうだな。w
ちなみにブレアのこころも覚醒があると思うのでSは1つ確実に持っておく必要があると思います。覚醒が決まっているガラクタロボットも1つで良いです。なぜなら覚醒するこころは、覚醒した方しか使う事が無いからです。バリゲーンもラプソーンもギガントドラゴンも無覚醒のこころはショボくて使わないでしょ。1個取ったらあとは覚醒です。討伐手形は無駄遣いせず次のメガモンスターに取っておきましょう。でないと闇のりゅうおうみたいに、課金しないと覚醒出来なかった・・・なんてしょうもない事になっちゃうぞ。

それにしても・・・

ゴッドハンドの武器ですが、なんで体技の武器なんでしょうかね。
戦士、戦士、武闘家、僧侶のミックスなので体技が得意なのは武闘家だけで1/4しか要素がないんですけど・・・。しかもあのコスプレイヤーが持って「にゃん!」ってやってそうもない小汚い手袋・・・(^◇^;)。衣装もスト4の剛拳のパクリみたいな・・・。(ーー;)
ミリオンダガーの上位版のような武器だけど、私はミリオンダガーで駆け引きしますから要らないです。私的には衣装はまぁよしとして、もっとバスタードのラーズ・ウルが持っていたような、幅広の超ドデカい透けたファルシオン(幅広の剣)みたいな物を期待していたのですが・・・。
あと、大魔道士のアイテムも・・・手鏡やん。(~_~;)
もっと禍々しい魔法の杖のような物の方が良かったなぁ。特級職は武器もデカくて派手で、敵を有無無くぶっ飛ばすような見てくれの物の方がウケると思うんですけどね。ゴッドハンドのウォーカーズスキルの弱い敵が吹っ飛んでいくのは笑ったけど・・・。
要は、Lv90まで行ってしまった上級職をこれ以上レベル上げさせてもお先の展望が開けないのでレベリングをリセットする感じで特級職の設定に踏み切ったという感じですね。それでもやり込み組は既に特級職もLv50位まで行っちゃってるようですけど・・・。
そのうち、上級職だけでは倒せなくなってくるのでしょうか。
そうなると、一見さんお断りのインフレゲームになるので、よほどのキャンペーン特需を行わないとユーザー数が減ってゆく一方になりますが、どうなんでしょうかね。既にこの3年で数百万円を注ぎ込んでいるユーザーさんもいると聞きますので、運営さんも舵取りが難しいところですね。一切無課金の私的にはたかがゲームなのですが、大枚叩いている者にとっては、されどゲームという側面がありますから、それらが逆に運営の足枷にならなきゃ良いのですけどね。

強い台風とドラクエウォーク3周年イベント。

910hPaという猛烈な勢いのまま昨日九州・鹿児島に上陸した台風14号ですが、これを書いている現在はお天気情報を見ると975hPaに勢力を落として島根県・出雲市辺りを毎時30kmで東進している状況のようだ。当家は青森の出地ですので、親類はいないのですが、やはり九州の被災状況が気になる所です。天災って過ぎ去った後からジワジワととんでもない被害状況がニュースになる事が多いので、今現在の被害をニュースで見て一喜一憂してもあまり意味は無いんですよね。しかし台風は唯一予測のできる天災害と言われており、今回の鹿児島県の非常事態の宣言や避難勧告の対応は本当に早かった。首長もそれくらい危機感を持ってくれていると、死亡被害もかなり抑えられますね。皆が皆、危なくなってからちゃっちゃと走って逃げられる人ばかりではありませんので・・・。
ちなみに、私の住む大阪府北摂地域ですが、19日17時20分現在で、雨が降ったりやんだりが要約始まった感じです。台風は右利き(進行方向の右側が強い)と言いますが、その右側を通過する予定のようで、警戒レベルなどが我が町の山間部でも出始めました。高槻市はかつては河川氾濫の街でしたがそれも今は昔の話で、この程度の台風の雨なんぞは心配有りませんけど、やはり不安要素になるのは強風ですね。屋根瓦がズレて雨漏りしてきたり、波板が吹っ飛んだり、窓ガラスめがけて物が飛んできたり・・・田んぼや畑を営んでおられる方も雨よりも強風が恐怖なのではないでしょうか・・・等とベタな事を言ってみたりして・・・(分からない人は分からなくて良いです:汗)。

さて、
雨に祟られまくった挙げ句、要約11日から再開されていた宇治川の鵜飼いですが、多分この台風でまた中止の日々になるのでしょうね。恐らくそのままシーズン終了になる物と推察します。宇治川の鵜飼いを見るのは、本当に難しいですね。そんな外出もままならない3連休だったわけですが、スマホの世界では過去に何度か紹介したドラゴンクエストウォークというゲームが3周年を迎えてイベントをやっております。興味の無い人にはとことん無い話題ですが、今日は話題も無いのでこのドラクエウォークを日記の話題にします(笑)。
周年記念のイベントでは目玉になる武器の「ふくびき」がお約束のように設置されるのですが、今回はメタルキング登場記念という事で「メタルキングの剣」が目玉として設定されました。機能的には「次回攻撃時に会心の一撃が必ず出る構え」と「敵全体にイオ属性390%の攻撃」と「敵全体にデイン属性390%の攻撃」と「メタル系に30の攻撃」ができるという武器になってます。適職はバトルマスター一択かな。
早速、動画配信者や配布チケット、大枚叩いて引き当てたユーザーが「こいつぁすげー武器だぜ!」と提灯記事を出していますけど・・・、

えーい!言ってしまおう。
この武器、いつ使うんだよ!いらねぇよ(笑)。

全体攻撃でイオとデインの2系統とメタル狩りが優秀なので周回用武器としてはとても優れているという評価がされていますけど、はっきり言って周回用武器なんて今更要りません。この武器、一回ぶっ放すと64のMPを消費します。適職のバトルマスターは、この武器の性能を持たすべく「こころ」をセットすると、MPはせいぜい500弱です。つまり10回も振れない。ザコ敵を倒しまくるばかりの周回ではこういう武器は逆に面倒臭いんですね。だって一人だけ早々にMPが底を突いてダメキャラになり、結局攻撃キャラをなくした3キャラで周回する事になるから。
周回では4キャラ全員がバランス良くMPを消費して、1人ワンパンではなく大体4人が1回づつ攻撃して終わる・・・という具合に調整するとウォーキング中でも放置できるんです。
メタル系に先制して狩りができると言うけど、メタル狩りなんて年に数回しか無いイベント時くらいなものです。それに逃げられても倒せる数は決まっていて関係ないですし・・・。
12章まで行ってますと「メタルつむり」が出ますけど、これは30ダメージでは倒せません。しかし大抵1匹で出てきますので会心率を30%位まで上げたレンジャー辺りに「ばくれつけん」を撃たせれば大抵一撃で倒せます。
ちなみに、今登場する強敵「スロットマジーン」のレベル30にメタルキングの剣を使うか助っ人で使うとエラい目に合います(笑)。1回で約4~5000のダメージで中途半端に3匹ともHPを削ってしまうので、全員が強力な攻撃をしてくるようになって手に負えなくなってしまいます。私は助っ人をミリオンダガーのレンジャーに代えて、バトマスに「おうじゃの剣」、レンジャーに「ミリオンダガー」、賢者1に「ドラゴンロッド」、賢者2に「聖女のこん」を持たせて1匹づつ倒してクリアしました。難易度はそれほど高くないです。2匹目を倒したら3回攻撃になりますがほぼ勝ちです。

正直、周回用の武器はそこそこ強くて省エネな方が効率が良いです。特に周囲に回復スポットが無い場所で固定してプレイする場合などはそうです。そうなると周回用の武器は有り余っているんですね。覚醒千里行でもメタルキングの剣はすぐにMPが枯渇するので効率が悪くて使わないです。
欲しいのは冥王の大鎌とか闇の覇者の魔杖のような、敵一体に圧倒的な攻撃力を持つ武器です。なぜなら一番苦労するのがシングルでのメガモン討伐だからです。グレイツェルは私は特攻武器が無かったので倒すのに2~30分ほどかかっていました。しかしネルゲルでは冥王の大鎌をいただきましたので2種類ともシングルで約8分で倒せますのでめちゃくちゃ楽です。
ちなみに過去のイベントで目玉となった武器の代表格として「きせきの剣」が挙げられますが、これは今も使います。敵一体500%の攻撃力は有り難いし、同時に味方を300前後回復してくれますので今後も使い続ける武器となるでしょう。
ドラゴンの杖は、当時はメタル系に対する全体攻撃ができる武器が少なかったのと、確実に10ダメージを奪うのでメタルホイミンを一撃で全滅できるというのが画期的だったんですね。加えて今は百獣の暗黒鞭があるのでメタル系はもう良いかなって感じです。
年数回のメタル祭りと、メタルのほこらと、週末メタルダンジョンで活躍する武器もそこそこあるのです。
そう考えると、メタルキングの剣は私には使う場面がほぼないですね。しかし、装備の方は魅力的です。盾、鎧下、兜を貰いましたが、これはなかなか重宝しますね。まぁ盾以外、周回ではほぼ使いませんけど、強敵討伐時や追憶の賢者の相手によっては使えると思います。
と言うわけで、大枚叩いて入手した方にはムカつく内容になってしまった今回の日記ですけど正直に書いております。

ところで・・・
スロットマジーンのレベル30が強くて難しいようですが、はっきり言ってメタルキングのアイテムに拘っていたら勝てません。
持っていない方も助っ人には選ばずきせきのつるぎとかレンジャーを選びましょう。とにかく一体づつオレンジにして倒してゆく方が難易度は低くなります。マシン系の耐性を付けるのは大変なので、心珠では耐マシン系が足りない場合は耐ギラ系、耐ブレスを中心に付けます。こころでは被ダメが大きく、毎度へこむキャラにはドラゴスライムを付けるとかなり軽減できます。パラディンは不要です。やまびこで回復量が稼げる賢者を2人置いて回復特化にしましょう。出来ればドラゴンロッドがあるとバイシオンが使えるので強力になります。
私は攻撃の要でバトマスには1.3倍のおうじゃの剣(錬成5)を使いましたが、バイシオン2段階だと万越え、会心と激怒が重なると2万を超えますので2ターンとかで1体を葬れます。きせきのつるぎでも良いですね。1.2倍となりますが、回復が3人になるのと同じなので死ぬ確率も減ると思います。レンジャーは私は会心率を意識してミリオンダガーでした。百獣の暗黒鞭も良いですが、ダメージが一定過ぎていまいちな感じだと思います。
装備ではメラ耐性を意識した方が良いです。凱歌シリーズがメラ耐性ですのでブレスの被ダメをかなり軽減できます。私は鎧下を全員に装備しました。バトルティアラもマシン耐性がありますので、被ダメが大きいキャラに付けて上げましょう。あとはギラ耐性、メラ耐性を、賢者には回復%を上げるアイテムをちりばめる感じかな。
私はこれで難なく30をクリアしました。逆にメタルキングの剣や装備にこだわると、5回やって一回も勝てませんでした。
要は戦術が大事って事ですね。
みなさん、がんばってください。

あと、言い忘れました。
ボーナスダンジョンにて、今日一日で「777」が2回出ました。通算5回ですが、今日のようなペースで出てくれたら、戦う条件がシブいメタルキングに腐心しなくてもいいんですけどね・・・。もう当分出ないかな・・・。

動き物をスムーズに動画撮影する。

最初に言っておきますが、私は動画は実は専門外です。ずーっとスチル写真をやってきていますし、写真の方が性に合っているという部分もあります。が、DJIのRS3などと言う身の丈に合わない物を買ってしまったがために、今頃になってボチボチとD500(RS3対応カメラです)を使っての動画撮影を始めております。
動画と静止画、同じ事を言ってるのに用語が違ったり、動画には動画の世界のセオリーがあったりと、今更ながらにへぇ~とかほぉ~とか思わされる事が頻りでございます。
で、折角のDJIの最新ジンバルを手にしたのだから、差し当たっての目標を作りました。それは、飛行機をスムーズに動画撮影する事ですね。動画玄人にはアホみたいな簡単な事かも知れませんが、初心者には割かし身の程にあった被写体だったりします。

ところで、
私が初めてビデオカメラを手にしたのは、今からざっと35年程前で、会社の人にソニー製の8mmビデオカメラを中古で安く売って貰ったのが切っ掛けです。自分で撮った物が家庭用のテレビで手軽に再生出来た時は、何だかとても感動した覚えがあります。
その後ソニーが「パスポートサイズ」と銘打って、小型のビデオカメラ(CCD-TR55)を発売したのでそれを自力で購入しました。当時は小型と言うだけでファインダー像は白黒で8mmビデオカメラでしたが、このカメラは私の父も旅行好きでよく貸し出し、実に色んな所へ連れ出して撮影していた覚えがあります。その後、父がカラーファインダーのHi8ビデオカメラを購入するまで活躍しまくります(最後は中古屋に売りました)。しかし、今のようにアナログ8mm時代ですので「編集」となるとビデオデッキを用意して再生用のカメラとビデオデッキの間に文字を入れるタイトラーと効果音や音楽を入れるミキサーを挟んで手動で編集をしていました。編集機も売ってはいましたが高いばっかりで4場面までしか扱えなかったので友人と手動でやっていたのです。今思うと若くて体力もあったから完成までモチベーションを保てたのでしょうね。
父が亡くなった直後の15年前に同じソニーから発売になったハイビジョン対応のDVカセットのビデオカメラを購入して、要約パソコンでの取り込み&編集が実現し、完成までの手間暇が飛躍的に効率化される事になります。1440x1080の圧縮映像でしたが、デジタル特有のスッキリとして締りのある映像には感動した物です。編集は当時からAdobeのPremiere Proを使っておりました。当時はまだHi-Visionでの編集や書き出しはパソコンのスペック上、非常に時間がかかる時代でしたので、書き出しは横長のDVD規格の映像までだったのです。それでもデジタル編集は音楽や効果音と映像の同期が非常に簡単で、テレビの前にワサワサと並べていたタイトラーやミキサーの時代の終わりを感じ、これらの機材もとっとと中古屋に売ってしまいました。

そして・・・

今やポケットに入るスマホを取り出して被写体に向ければ写真も動画も手ぶれ補正が付いて誰もが綺麗に撮れてしまう時代です。私も幾度となく手にしているiPhoneで動画や写真を撮っていますし、仕事でも活躍しています。またスマホ用の小型のジンバルも今は持っており、それを使うとスマホで非常に安定したプロ顔負けの動画を何も考える必要も無く撮れてしまいます。更に編集はパソコンどころか、スマホ内で完結する事すら可能になりました。そう、動画も静止画ももはや撮影そのものに技術的な物は何も必要のない時代になってるのです。ではどこで差を付けるか・・・と言う事になるのですが、それは「何をどのように撮るか」という撮影者のセンスによって差を出すしか無いのです。その差を出すには、やはり映り方に自分なりの特色が付ける事ができる交換レンズ式のビデオカメラが必要になってきます。高価なビデオカメラ等はそのように作られており、シネレンズと言って動画に特化したレンズも販売されているのはその為です。しかし、最初にも言いましたが私は動画にそこまで思いを入れるつもりはありません。が、幸いにも私の持っているD500にも動画を撮影する機能が付いている事もあり、ならばこのカメラが乗っかるようなジンバルに載っけて、飛行機を相手にどこまでの事が出来るのかをやってみようと思った次第です。

DJI RS3のペイロードは3kgとなっていますが、実際には1.7kgまでが限界と思われます。と言う事は大砲レンズはもちろんシグマの150-600mmも重量オーバーです。50-150mmでも怪しいです。
あと、ジンバルはその名の通りバランスを取ってカメラを載せますので、伸び縮みして重心が大きく変わってしまうような高倍率ズームも使えない事は無いが、ズーミングの度にバランスを取り直す必要がありますので事実上使えません。つまり一眼系カメラで動画を撮影する場合はズーミングは苦手と言う事になります。唯一使えるとしたら昔の35-70mm等の小型で「本物のズームレンズ」だけという事になるでしょうか。どうしてもズームという方は、やはりビデオカメラを使うのが一番手軽でしょうね。私的にはこの辺の制限がマニア好きのする所かなと思ったりしています。
要するに一眼系カメラをジンバルに載っけて撮影する場合は、単焦点のどちらかと言うと広角レンズが向いているという事になりますね。私が思うには50mm位までがよろしいのではないかと思うのですが、使いこなせたら面白そうだなと思えるのは90mmマクロでしょうか。所謂タムキューですが、ピント範囲も大きくボケも綺麗なので「使いこなせたら」という条件付きで本当に面白い撮影が出来そうです。
目標はまず

飛行機を、シネマチックに撮る。

ですから、タムキューも出番があるかも知れません。

さて、今回はビデオについて今昔な話も交えて書き綴ってみましたが、実はRS3に新兵器を取り付ける予定です。それはスマホにWiFiで映像を飛ばすRaven Eyeという装置。これを使うとスマホを向けた方向に連動してジンバルが動いてカメラを向けてくれるようになります。つまりスマホで飛行機を追ってやれば、それに連動してジンバルも動いて撮影をしてくれるわけです。完全自動追尾のActive Trackという機能もありますが、これはあまり当てになりそうも無いですが、スマホでの追従は期待大です。
この夏、あまり花火の撮影に力が入っていないのは、実はこっちの予習でごちゃごちゃやっていたりするからなのですが、何分お天気がパッとしない今夏ですので、実撮影は初秋も深まった頃になるのかなぁ・・・。

ジンバルを買ってみたので、接続や設定の備忘録を含めて。-続きだよ。

と言うわけで、前回のD500をDJI RS3というジンバルに載せてみた件の続きです。
汚いお部屋なので写真がどアップで申し訳ありませんがこんなスパルタンな見栄えになりました。
ファイル 180-1.jpg

レンズはシグマの旧型30mm/F1.4のレンズです。今やニコンFマウント用では唯一と言って良い8枚絞りのレンズでございます。ボケを狙った場合、綺麗な丸ボケにならないデメリットと引き換えに、夜景を撮った時に光条が綺麗な8本になりますので今も何かと使うことの多いレンズです。新しいArtモデルも持っているのですが、軽い事もあってこちらを付けてみました。レンズの横に居座っているDJIマーク入りの装置はフォーカスモーターで、レンズに無骨に捲かれている歯車と噛み合わさってジンバルの把手に付いているコントローラーでピント合わせが出来るようになっています。本当に無骨なレンズの歯車ですが、サードパーティ製でレンズ口径に合わせたリング状の無限軌道も売っていますが、とりあえずそこまでのコダワリは私には無いので付属品を使っています。カメラやレンズとは連動しておらず、単純にジンバルからの給電でフォーカスモーターが回って機械的にレンズのピントリングを回します。なので回しすぎると捲いた歯車の余りを巻き込んだりするので注意が必要です。ピントリングに端があって回らなくなるタイプのレンズでは特に注意が必要ですね。一応両端リミットの設定も出来ますけど・・・(判らないのでやってない・・・w)。

さて、D500とRS3の接続ですが、これはUSBで接続するのですが、さて、ここでUSB端子についてちょっと知っておかなければならない事があります。案外知られていないと思いますので書いておきます。
D500に付いているUSB端子はUSB3.0規格のMicro-USB端子です。つまりこう言うのです。
ファイル 180-2.jpg
なので、思わずこういう形状の物が必要なのではないか・・・と思ってしまいますよね。
ファイル 180-3.jpg
しかし、DJIで純正品として売られているケーブルはUSB2.0対応で先はこんな感じになっています。
ファイル 180-4.jpg
なんと、これでは合わないではないか!
と思うことなかれでございます。実は前者のUSB3.0の端子の片方にUSB2.0のプラグがちゃんと刺さるように出来てるんですね。
なので純正品のケーブルを購入しても大丈夫です。Micro-USB端子はD500のUSB端子の下側に刺さります。その代わりUSB2.0の規格速度での動作となります。これややこしいけど知っておくと便利ですよ。幅広のMicro-USB3.0の端子を見てケーブルが無い!ってなっても、少し前のAndroidスマホなどで使われていたMicro-USBのケーブルで急場を凌ぐことができます。

というわけで閑話休題。

RS3に付属されているケーブルは両端がUSB-Cの物が2本と充電用のUSB-A/USB-Cのケーブルしか付いていませんので、これらでは接続はできません。別売りのUSB-C/microUSB-Bのケーブルを購入する必要があります。規格物ですから何でもOKなのですが、Amazonなんかで売っている市販品は安いんですけど1mとか50cmとかやたら長いんですね。ベターな長さとなる35cm物となるとDJIの純正品しか無かったです。やたら高いんですけどしょうが無いので購入しました。
https://store.dji.com/jp/product/r-multi-camera-control-cable-micro-usb

これでD500とRS3が晴れて接続されます。
D500のUSB端子って、撮影データをカメラから抜く時くらいにしか使えないと思っていましたが、コントロールも出来るんですね。私的には前面の9pin端子を使って欲しかった所ですけど、でもまぁD850共々、D500に対応してくれていただけ有り難く思わないといけませんね。
では、目下の所、ネット上にもほぼ情報が無いD500とDJI RS3の接続手順でございます。RS3を持っていない方は何のこっちゃか分からない部分もありますが、備忘録としてですのでご勘弁ください。

1)RS3の電源を切った状態でD500をRS3に搭載する。D500のモニターモードは「動画」の方に切り替えておきます(重要)。
2)フォーカスモーターや外部マイク等カメラに付くオプションを取り付ける。
3)RS3の電源を切ったまま各部のロックを外してD500のジンバルのバランスを取る。これは適当な動画を検索すると手順が出てきます。
4)D500とRS3をUSBケーブルで接続する。D500のスイッチを入れます。D500の肩表示には「PC------」なんていう表示なります。要するにD500はパソコンと繋がれたと認識する訳ですね。カシャッという音がしてモニターの表示はされませんが今はそれで良いです。
5)RS3のスイッチをONにする。上手くバランスが取れていればジンバルはニョキッと立ち上がり、RS3のモニターにあるカメラマークが緑色になっているはず。オレンジになっている場合はスイッチを切ってもう一度しっかりバランスを取り直します。
6)バランスが取れているようだったら、キャリブレーションをします。トリガーとMボタンを長押しするとキャリブレーションが始まります。
7)仕様だと思うが、D500の背面モニターには自動では映像が表示されないので「LV」ボタンを押す。するとモニター表示がされます。
8)これで準備完了。RS3の赤ボタンを押すと録画を開始、もう一度押すと停止します。Mボタンにはシャッターを割り当てておくと、ちょっと押し方にコツはありますがスチル撮影もできるようになります。
9)補足するとD500のAFをONにしていると赤ボタン半押しでAFが効きます。OFFにしているとトリガーの上にあるグルグルでフォーカスモーターを動かして手動でピントを合わせる事になります。

以上です。
D500も今や老兵ですので、最新のミラーレス機のようにBluetoothでスマートに接続とは行かないですが、最新のRS3に対応が謳われている数少ないニコンのレフ機なので、こうして実用できるのは有り難い事ですね。
RS3とスマホはアクティベーションの際にBluetoothで繋がれていると思いますので、Roninシリーズのスマホ用アプリRoninを入れておくと、スマホからキャリブレーションを行ったり、首振りや撮影といったコントロールができます。ジンバルのロックを外すと、できるだけカメラには触りたくないので、スマホから色々とできるのは便利ですね。しかし、スマホをモニター代わりにする場合は実はRavenEyeという別売のオプションパーツが必要で、これは最新のミラーレス機でも必要になります。カメラのHDMIという映像出力端子とRavenEyeをケーブルで繋ぐと、Wi-Fi経由でスマホにカメラの映像をリアルタイムで送信してくれるようになります。RavenEyeは単にカメラの映像をスマホに送るだけでは無く、指定した被写体を自動追従するActive Trackも使えるようになり、さらにForce Mobileもスマホをモニター代わりにして使えるようになるので、スマホを向けた方向にRS3もリアルタイムに向く・・・という事がやりやすくなります(Force Mobile機能はRavenEyeがなくても使えます)。以前のモデルのRSC2ではできなかったのですが、今回発売されたRS3とRS3 ProではどちらもRavenEyeがD500でも使えるようでした(一応確認しました)。

単体モデルでは無く、最初から色々と付属されているRS3 Comboを購入した私ですが、Comboの特徴は要するにフォーカスモーターが付属されている点に尽きると思います。後から買い足すとかなり割高になりますし、何よりも手元でピントが合わせられるのは有り難いですね。出来ればRavenEyeも付けて欲しかったけどね・・・。
しかし・・・、
ニコンが以前から提供しているスマホコントロールアプリ「SnapBridge」を使うと、実はスマホにモニター出力ができたりなんかします。しかし、SnapBridgeを使うと、今度はRS3とD500のコントロールが切れてしまうので、RS3は本体で、D500はSnapBridgeでそれぞれコントロールしなければならなくなり、はっきり言って実用性に乏しいと思いました。
結局、スマホを使う場合は、スチル撮影ならSnapBridgeで、動画を撮影するならRoninアプリを使うのが正しいと思います。

さて、RavenEyeは欲しいか・・・?

と言う問題に最後に答えたいと思います。
正直、興味では欲しいですね。Force Mobileはとても面白そうだし、野鳥がいる方向にスマホを向ければカメラも向いているというのは魅力的です。しかし、私達趣味で撮影を行う一般ピーポーというのは、こう言うオプション部品というのは、使うのは最初の数回だけで、そのうちセッティングも面倒臭くなって、やがては最小限の単体で使うのが主体になってゆくんですね。だから私個人的には要らないかな。それよりも今手にしてしまったRS3のセットを使い倒す事をしないといけませんね。

以上備忘録的な日記でした。

ジンバルを買ってみたので、接続や設定の備忘録を含めて。

以前から気になっていたジンバルって言うかスタビライザーって言うか、要するに手持ちだと人間が持つ以上、必ずカメラは揺れてしまうので、その揺れを吸収して揺れのないピシッとした撮像を得ようという機材であります。一般的にはジンバルと呼ばれているみたいですね。なので私も以降はジンバルと呼ぶことにします。

以前からずーっと気になっていたジンバルなんですが、実は私は初ジンバルではなく、DJIのOM4というスマホ用のジンバルを昨年の秋くらいに購入して使ったり(使わなかったり)しております。
OM4はこんな感じです。
ファイル 179-1.jpg
スマホを挟んで取り付けて、手軽に手に持って専用アプリで揺れのないピシッとした動画や写真を撮ったり出来るようになっています。特定の被写体を自動追跡するActive Trackという機能も盛られており、たまに使うとかなり手軽にハイクォリティな動画を撮ることができますので、今も常に持ち歩いています。当時は17000円位していたんですが、その後ニョキッと伸びる延長棒機能が内蔵されたOM5が発売され、OM4はSEがついて現在は11000円程度で販売されています。
OM5はこんな感じです。
ファイル 179-2.jpg
OM4とOM5が平行販売されているという事はそれぞれに一長一短があると言う事です。一応ざっくりと記しておきますと以下の違いがあります。

1)OM5の方が小さく折りたためて100g軽い292gである。
2)充電池の駆動時間がOM4は15時間でOM5は6.4時間である。
3)OM5には21cm位ニョキッと伸びる機能がある。
4)満充電にかかる時間はOM4が2.5時間、OM5が1.5時間である。
5)OM4の方が実は首振り等の可動範囲が広い。
6)ペイロードはほぼ同じかOM4の方がやや大きい。

という感じである。普通なら新型のOM5だろってなるかも知れないが、特徴を見るとそうでもない部分もあるから悩ましい限りですね。以上の特徴からガチで撮影する方はOM4、手軽にVLOGなんて方はOM5という風に言われているようです。
首振り範囲がOM5で少し狭くなってしまったのは、やはりニョキッと伸びる心棒の機能を入れたのが原因でしょう。さらにバッテリーの大きさも制限されるので駆動時間にも2)のような大きな差が出ています。
気になるペイロード、つまり耐荷重性能ですが、ほぼ変わらないという説明がされていますが実際はOM4の方が大きいと思われます。
掌サイズの機材で100gもの軽量化に貢献しているのは、やはりこのニョキ棒への置き換えでしょうね。把手の中身がほぼリチウムイオンバッテリーだったOM4でしたが、ほぼ中身が空洞の棒に置き換わったわけですから軽くなって当然です。更に各パーツもやや華奢になっていますので、カーボン素材等OM4とは違う素材を使わない限りは、理屈的にペイロードも小さくなる事はあっても大きくなる事はないですね。ここら辺がガチはOM4でライトはOM5と言われている所以ではないでしょうか。
ちなみにOM4もOM5もDJI MIMOというアプリを使ってその性能を遺憾なく発揮するわけですが、Androidスマホは冷遇されており、不具合が多いようです。なので搭載するのは私的にはiPhone一択だと思います。そんなわけで、私的にはOM5はニーズに合わないのでOM4を使い続けております。
ちなみに先日OM4にiPhoneを付けて飛行機を撮影してきましたが、いやー、やっぱり安定しますねぇ。ビデオカメラを持った人類には、やっぱジンバルは求められる機材ですね。
 
で、ジンバルです。
今回私が新しく手にしたのはDJIのRS3という、一眼カメラが乗っかるマジでガチなジンバルです。ちなみにRS3はつい先日発売されたばかりの新製品です。ペイロードは3kgとなっており、私のバディであるD500にも対応している・・・らしいです。
この上にRS3 PROというペイロード4.5kgの一回り大きな物も同時発売されましたが、私はそこまでジンバルに命をかけるほどの身分ではございませんので、少しでも軽いRS3を選びました。RS3は単体でも売っているのですが、手元でズームやピントを動かせるフォーカスモーターがほぼ必要になると思ったので、これが付属されているComboを購入しました。
元々ジンバルって動画方面で使われる物というのはOM4を手にした時から判ってはいたのですが、何とかしてスチルカメラにも応用できないものかと、その使用法について、ユーザーレビューや動画などを見つつ考察を繰り返してきておりました。

しかし、スチルで使われている方はほぼいませんね・・・。(^◇^;)

私もスチル撮影はより軽く、機動性の高い装備が優先されると思っておりますので、既に3kgを超えてしまうジンバルを持ち歩くこと自体がナンセンスだと思います。
でも、買ってしまったんだよね~(~_~;)
ファイル 179-3.jpg
それも、動画で見ていますとほとんどの方がミラーレスカメラを載せています。しかし私はレフ機であるD500を載せたいのです。そうすると、ほとんどレビューや接続方法などが書かれたサイトも動画もありませんでした。そうだよな。RS3にD500載っけて撮影するやつなんてミラーレスな昨今に至ってはほぼいないよな。
なので、ここに記しておこうと思いました。
これはRS3を手にしてしまった私と、そのバディD500を載っけて撮影できるまでを記した壮絶なバトルを記録した日記である。
ちなみに、RS3に対応していると謳われているニコンの一眼レフ機は、このD500とD850しかありません。そう、D500はついに兄貴分のD5、雲の上のD6を超えたのである。ディスコンになって久しいD500であるが、こんなところで以外にも貴重な存在になっていたりなんかするから、ますます可愛らしいカメラですね。

というわけで、今回は予告編という事で。
どこが備忘録やねん。とか言わないでね・・・。w