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一眼レフ用にスタビの導入をちょっと考えた・・・。

以前、この日記で少し紹介しましたDJIのスマホ用のジンバルであるOM4という製品。覚えてらっしゃいますでしょうか。
要はこんな感じの撮影機材(?)です。
https://www.dji.com/jp/om-4

時代の移ろいとは早いもので、私が今も(実は)使いまくっているOM4も既に旧製品となり現行品はOM5という物になりました。と同時にOM4はOM4SEという名前になって、機能は同じでもお値段は1万円ちょいとお求め易くなったようです。
ちなみにOM5は何が変わったかと言いますと、かなり小型軽量化されたのと、クビの部分がニョキッと伸びて長い自撮り棒的な使い方が出来るようになりました。
https://www.dji.com/jp/om-5
 
実際に買うとなると、どちらを選ぼうかと悩めば答えは見えてくるのですが、新しい方が良いに決まっていると何も考えずにOM5を買ってしまうと、実は撮影可動範囲が広く、首が伸びないので耐荷重も大きいし、撮ろうと思ったらスマホの電池が残り少なくても給電機能が付いているOM4の方がいいんじゃね?って言う動画を見てしまって後悔したりするので、やっぱり買う前には一旦立ち止まって悩んでから買いましょう。私的にも悪いんだけどOM4 SEの方が買いだと思う・・・。
 
なんて事を考えながら、実は以前から考えていた一眼レフ用のジンバル。いやこっちはスタビライザーとか言うようですね。
要するにスマホの代わりに一眼レフが乗っかるように作られた撮影機材です。スマホ用もそうなのですが、これらはジンバル機能というカメラの動作に対して余計な揺れを除去してスムーズに流れるような映像を撮影するために使われます。つまり動画用の撮影機材という事になりますね。しかし私はこのスタビライザーを野鳥のスチル撮影に使えまいかと常日頃から考えておりましたの・・・。
と言うのは、OM4にも付いているのですが、画面上で被写体を指定すると、スタビライザーはその被写体を認識して追尾を行うようになります。しかもピントも追尾しちゃいます。これをDJI用語でアクティブトラックと言うのですが、これを一眼レフで使えば飛んでいるコハクチョウや猛禽なども、いとも容易くダイナミックな飛翔姿の撮影が出来てしまうんじゃないだろうか・・・と、想像する訳ですね。
ところが、この機材を野鳥撮影で使っている方をトンと見ません。動画サイトでも見かけませんね。で、手元にあるOM4とiPhoneを色々とイジりながら想像してみましたところ、多分そうじゃないかな・・・と言う答えらしき物が見えてきました。
 
1)セッティングにやたら時間がかかる。
2)耐荷重が大砲レンズに対応していない。
3)野鳥のように素早く動く被写体にはアクティブトラックが追随できない。
4)機材が重い。
5)撮影姿が浮く・・・。
 
といった感じでしょうか。
実際に私が考えていた機材は同じくDJIのRS2という物でした。
https://www.dji.com/jp/rs-2
なぜDJIかと言いますと、いわゆる揺れを吸収するシステムであるジンバル装置に一日の長があるからなんですね。DJIと言えばドローンのトップメーカーです。DJIのドローン映像は風速10mの強風の中でも揺れません。この性能こそがトップシェアを走る技術力だと私は思います。そのジンバル技術がOM4やRS2等にも惜しみなく投入されているのですから、やっぱり一番信用しちゃいます。
 
で、実際にポチる寸前まで行ったのですが、やっぱり一旦頭を冷やして悩むって事が必要なんですよね・・・だって、人間だもの。
 
1)のやたらセッティングに時間がかかるってのは、慣れると早くなるのかも知れませんが、野鳥撮影では私が今まで申してきた通り、一番重要なのは機動力です。兎にも角にも素早くターゲットにレンズの先を向けなければ、撮れる物も撮れません。そう考えるとジンバルにカメラをセットしてアレコレしている時間自体があり得ない事になってしまいます。まぁコハクチョウなどオンザレールの野鳥なら活躍するかなって感じですけど・・・。
 
2)私の野鳥ステージでのレギュラー機材はD500+SIGMA 150-600mmです。これで大体3kg位になります。耐荷重(ペイロード)はRS2だと4.5kgなのでイケそうな気がしますが、スタビライザーというのはカメラを載せた後の前後左右の重量バランスを取る必要がありまして、多分斯様な長尺レンズだとこの重量配分が取れないんだと思います。多分モーターがやられちゃいますね・・・。
 
3)被写体を指定するとピントを取りつつ追随してくれるアクティブトラック。これが野鳥撮影で使えたら正に夢のような話なのですが、実はこの機能の弱点は今も昔も素早く動く被写体だったりします。OM4にもこの機構が入っていますが、野鳥じゃなくて人であってもちょっとフェイントをかけられると、いとも簡単に見失ってiPhoneはうなだれてしまいます(笑)。すぅ~っと打ち合わせ通りに動いてくれると、プロが撮ったかのような映像が撮れますけど、野鳥が打ち合わせなんてしてくれるはずもなく・・・ですね。
 
4)重いです。全重量は恐らく私の考えるシステムだと4kgを超えますね(^◇^;)。大砲レンズでもないのに大砲レンズ並みの重量を引きずって撮影するってどうなんでしょうね・・・。
 
5)商品紹介を見てもらっても分かるように、ハッキリ言って撮影地では浮くと思います。でもこれは慣れると思います。でも、撮影していて段々と自分にウソを付いている気がしてくるような・・・そんな気がします。
 
結局、私が踏みとどまった第一の理由は「セッティング」と「重さ」でした。現地ではできるだけゴチャゴチャとやりたくないし、専門外の動画を撮るにしても、こんな大層な機材を用意して一体何を撮るのか・・・と考えると正直言ってOM4なら手軽で楽しいけど、RS2+D500となると楽しいって言う感覚は持てないだろうな・・・と想像するわけです。やっぱこれらは映像に命を燃やしているような方向けの機材なんだと割り切りました。
結構楽しく使い倒しているOM4なので、私にはこれが一番似合ってるという事なのでしょうね。欲張ったらあきませんね。

最近のドラクエウォーク

いやぁ・・・。
何だか分かりませんけど、0.5%の確率のレアアイテムを、先日から信じられないくらいに戴きまくっております私でございます。
くどいようですが、私は完全無課金を押し通しておりますので、全て配布チケットや配布ジェムだけでやっております。
そんな中で、ここ数週間の間に手に入れたアイテムは、ザッと以下の通りです。(先日の記事と重複しますけど・・・)
 
<武器>
・クリスタルクロー
・メタスラのオノ
・百獣の暗黒鞭
・ドラゴンキラー
・ミリオンダガー
 
クリスタルクローは7個目なので2個目を1凸して2SET持ちです。
メタスラのオノは、ドラゴンキラーだか何だかを引いた時にポコッと出てきて現在錬成中です。百獣の暗黒鞭、ドラゴンキラーは先日の記事の通りで、驚いたのはミリオンダガー。配布の100枚チケットで10連をやったら出てきました。メタスラのオノとミリオンダガー、どちらも無属性で激烈な威力を持っている武器なので、アームライオン編の覚醒千里行をやっている時に欲しかったなぁ・・・。ちゃっちゃと覚醒しちゃったので、こんな事ならのんびりやってれば良かったです。
続いて装備です。 
 
<装備>
・プラチナトレイ(頭)
・守護神の戦兜(頭)
・フォースハット(頭)

・ドラゴンメイル(上体)
・おうじゃのマント(上体)
・あぶない水着2020版(上体)
・闇騎士のよろい(上体)

・おうじゃのマント(下肢)

以上です。嬉しいのはおうじゃのマントの上下装備ですね。ドラクエウォークのタイトルバックに出てくる装備でドラゴンの杖での攻撃が更に上がります。が、最近は無属性装備の接待状態で、あまりドラゴンの杖などの魔法アイテムを装備させる機会が無いんですけどね・・・。
それにしても、武器も防具もいきなりわんさかと戴けましたので、まったりプレイで、どことなく貧弱だった私の武器群が、結構最新の強力な物が取り揃った感じで、ちょっとゲームを打ち込んでみようというモチベーションが上がりました(笑)。
ちなみに私はチケットもジェムも貯め込んでから一気に使うと言うのがどうも性に合わないので、今も貰ったらすぐに使い切るという事をやってしまいます。マイレージも1000貯まったら単発のふくびき券で0.5%の神引きに賭けます(笑)。それがこの数週間、神引きで特に★5武器が出まくったのだからしてやったりって感じですね。
 
一方でギガモンスターの方なのですが、明日確実に覚醒の宝珠が揃う状態になったので、私の装備をご紹介します。

1)パラディン(Lv.85)
蒼竜のやり(氷柱突き)、プラチナトレイ1凸、凱歌のヘルム4凸、無法者のベスト4凸、無法者のズボン4凸
豪氷天グリザードS、ドラゴスライムS、ミルドラースS、ゴールデンゴーレムS
 
2)レンジャー(Lv.85)
ドラゴンキラー(邪竜氷葬撃)、プラチナトレイ4凸、無法者のバンダナ4凸、無法者のベスト4凸、凱歌のよろい下4凸
バリクナジャS、アームライオン(覚醒)、アックスドラゴンS、グレイトドラゴンS
 
3)バトルマスター(Lv.85)
オチェアーノの剣(グランエスパーダ)、プラチナトレイ4凸、無法者のバンダナ4凸、無法者のベスト4凸、ダイ(ロモス)の鎧下
バリクナジャS、キラーマシンS、オルゴデミーラS、ドラゴンライダーS
 
4)レンジャー(Lv.81)
きせきのつるぎ(ミラクルフロスト)、プラチナトレイ3凸、くろがねのはちがね4凸、ドラゴンメイル上、無法者のズボン4凸
アームライオンS、バリクナジャS、キングスライム(覚醒)、アックスドラゴンS
 
以上です。
ちょっとウンチクをたれますと、レンジャーを2人組み入れているのはできるだけギガントドラゴンを「縛る」為です。出来れば3人でも良かったのですが、ちょっと育成が間に合わず私の場合は2人になりました。「縛る」意味は重要で、実は動作に一番時間を食うのはギガントドラゴンの攻撃モーションなんですね。なのでレンジャーの影しばりで「縛る」事でもっさりモーションをパスする事でこちらの攻撃サイクルが早まる訳です。あともう一人のレンジャーに持たせているきせきのつるぎのミラクルフロストでヒャド攻撃をしつつ回復という意味もあります。影縛りは1ターン置きにはなりますが、入る確率は結構高いのでレンジャーの2人体制でもかなり有利になります。

武器はギガアタックポイントを12P稼ぐためにヒャド系で統一しました。これは現在の状況だと上位を狙うなら必須です。しかしヒャドなら12P必ず貰えるとは限りません。一定の攻撃力が必要なようで、例えばパラディンに持たせている蒼竜のやりはこうげき力が700以上ないと弱点判定になって10Pしか貰えずギガアタックが1ターンずつ遅れて上位を狙えなくなりますのでここは要注意です。やしゃのこんを持たせたり、賢者にオーシャンウィップを持たせたりしましたが、攻撃(魔)力が弱かったのか10Pにしかなりませんでした。後に語る麻痺耐性との兼ね合いでは私はパラディンに蒼竜のやりがモーションも速く一番しっくりきました。

順当にいくと3ターン目の2人目の攻撃で1度目のギガアタック、6ターン目の4人目で2度目のギガアタックが来ます。2度目がカウントされれば確実に表彰台に上がれます。カウントされなくてもこの装備だと1700Pは確実に貰えておりました。一度だけ全く影縛りが入らなかった事がありましたが、それでも1600Pを貰えましたので最低の1300Pという事は無かったですね。

装備に関しては無法者シリーズが多いですが、要するにこころも併せて「麻痺耐性」を意識しています。ギガントドラゴンは4ターン目辺りにギガントネイルという全体攻撃をしてくると同時に麻痺をさせられてしまう事があるんですね。これで一人でも麻痺させられると2度目のギガアタックが絶望的になるので、何としてでも麻痺だけは避けたい訳です。麻痺耐性は装飾品なども含めて最高で63%、最低でも50%近くまでは高めておきたいところです。
ちなみに、こころは麻痺耐性や守備力を意識しすぎて攻撃力が低くなってしまわない事です。最低でも700以上にはしないと、25位以下の1300Pという事になる可能性が出てきます。1位が2000Pですから1300Pと言うのは、ちょっとイタいですね。レベル70までほど遠く「並ギガ」にしか挑戦できない方は、何とかレベリングを頑張って70に到達させるか、それも無理な方はジェムを使ってでもメガモンを倒して1日4~5回ギガモンチャレンジしてください。でないと間に合わないんじゃないかな・・・。
 
私の場合は、戦闘でオートにしたりマニュアルにしたりと言った小技を使うのは性に合わないのと、何よりも面倒臭いので上記の設定でずーっとオートでしたが、1位が2回、2位が4回、3位が5回と8位入賞も分からない位と、結構上位を頂きました(特ギガ以外やった事ないです)。でも16位とかでも1700P貰えれば上々という気分で1日3回挑戦していれば、確実に覚醒までいけますので、後はまったりと根気よくやってれば良いと思います。多分もっと良い設定もあるのかも知れませんが、私は改良しようとも思わなかったので、最初の3戦くらいまで設定を探ったら、ずっとこの設定でやっておりました。明日ギガントドラゴンのこころを覚醒しまーす。でも覚醒したところで、あまり使わないんじゃないかなぁ・・・ってココロなんですけどね。
 
ところで、ギガントドラゴンもですが、前回のあくま神官の時の覚醒千里行の時からなのですが、私、回復アイテムの使用率がほぼ無くなっているんですね。強敵のレベル25以上とか高難度などのクエストでは長期戦になるのでさすがに使うのですが、無課金で貧弱パーティ持ちの性(さが)と言いましょうか、基本的に高難度系のクエストはやらないのと、強敵もレベル30まで行く時もありますが、大体レベル28辺りから面倒になって止めてしまうので、長期戦の戦いってやらないんですよね。そうすると普段のレベリングとストーリークエストが主体になるので、最近のスタイルでは4人共に武器を持たせて回復は「きせきのつるぎ」とスーパースターのハッスルダンス(最高でキャップ650相当の回復が可能)で回復の可能性を持たせておいて、大体は回復が必要になる前に圧倒的な火力で一気にケリを付けてしまう方法を主体にしています。回復アイテムを持たせると攻撃方が一人減りますし、何よりも時間がかかるようになっちゃう。こう言っては何ですが、ここまでの火力武器が揃っていますと、きせきのつるぎの回復機能とハッスルダンスだけで充分で、レベリングや覚醒千里行もその方が捗りました。それに最近では高耐久のメタル系モンスターや、やたらマホトーンを打ってくる敵が多いので、物理攻撃で出来ればワンターン、最低でもツーターンでやっつけてしまわないとレベリングが捗らなくなっている面もあるので、一時は有り難かった回復アイテムも、私的には今は不要になっております。
現在のレベリングで使用しているアイテムは、百獣の暗黒鞭、ミリオンダガー、ドラゴンキラー、きせきのつるぎ、と、めちゃ贅沢な環境でさせて頂いております。12章7話まで終わりましたが、大概は百獣の暗黒鞭とミリオンダガーでケリがつきますので、回転が速くレベリングが捗ります。やはり強力な武器は有り難いですね。
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ドローンの法改正が、なんだかややこしい。

相変わらずDJI Mavic Air2というドローンをお借りして登録までしている私ですが、この度、航空法の改正でドローンの登録が義務化されるという事になったらしいです。どこがどう変わったのか私もいまいち分かっていない部分があるのですが、大まかに言うと以下のように変わったっぽいです。
 
1)飛行許可申請が必要な機体重量が200gから100g以上に。
2)飛行するドローンと操縦者の登録義務付け。
3)登録番号の機体への表示の義務付け。
4)IDを発信するリモートIDの装着の義務付け。(条件あり)
 
と言うことです。

1)の機体重量ですが、今まで「おもちゃ扱い」と言うことで、基本的に飛行許可無しで飛ばせていた199gまでの機体も、国交省曰く「最近は小型のでもスゲーのがあるしさ~」という事で100g以上となったようです。ちなみに私の持っているTelloは89gなので、まだ「おもちゃ扱い」して貰えます(笑)。
 
2)飛行するドローンと操縦者の登録義務付けに関しては、オンラインでの申請ができ、特にマイナンバーカードを用いてクレジットカードを使うと900円というお手頃な価格で登録が出来る。この登録をすることで登録番号を振り出してもらえる。私も実際にやってみたが非常に簡単で2日位でメールが来て登録が完了しました。ちなみに、包括許可申請とは別の手続きになるので、これをやったからといって速攻でドローンを飛ばせるわけではないので要注意です。実際に飛ばすには、包括許可を航空局に申請して許可を得てからになります。
 
3)2)で振り出された登録番号をドローンの見えやすい位置に表示する必要があるらしい。Mavic Air 2の場合は3mm以上の大きさの文字で・・・との事なので、テプラなどで登録番号を作って機体の数カ所に貼り付けたらOKだと思います。
 
4)最後のリモートIDの装着・・・。これが一番厄介な存在ですね。要は登録番号を電波で常時発信することで、当局の人間がその電波を受信することでどこの誰が飛ばしているドローンなのかを知ることが出来るという発信器です。これが内蔵されていないドローン(今の所ほぼ全てのドローン)は外付けする事になるのですが、私が見た物は100g位の重さで名刺くらいの大きさがあり、価格は何と4万円オーバー・・・。クルマのナンバーを貰うのは役所で貰うんだけど、ドローンは民間会社から買うってなんか仕組みが破綻してますよね・・・。今の所6月19日までに登録されたドローンに関しては、このリモートIDは免除されるのですが、ゆくゆくは何らかの形で取り付けることになると思うので、国は早急にこのクルマのナンバープレートとも言える「物」を無料か300円程度で、そして100gのドローンにも違和感なく取り付けられるように小型化を推進しなければならないと思います。そうしなければ日本はいよいよドローン後進国と言うことになってゆくでしょうね。だって作った所で事実上飛ばせないんだもん。
 
とまぁ、大分掻い摘まんでいますけど、こんな感じになるみたいです。私は既に登録を済ませて、昨年包括許可を貰った機体ではありましたが、更新という形は取らず、新規の機体として申請をし直しました。昨年の包括許可期間との空白期間が10日程できますので、その間は飛行できないことになるのですが、まぁそんなに必死のパッチで飛ばしているわけでもありませんので、これはこれでOKかななんて思っています。

それにしても、ドローン周りの法令関係が趣味で空撮をする者に取っては、どんどんと面倒なことになっていってますね。数年後には恐らく免許制になってゆくのでしょうか。ドローンを迷惑行為だと断じてしまう人にとっては、あらゆる事を想定してどんどん厳しくして行けば良いと思うのかも知れませんが、はっきり言いますけどドローンを犯罪に使う人間は登録だの申請だの酢のコンニャクだのと言った足の付くような事は一切やりませんので、これをやったからと言ってドローンによる犯罪がなくなるわけではありません。それが可能ならクルマの犯罪もとっくに無くなっているはずですからね。あまり焦点のズレた議論で新しい開拓技術やビジネスの芽を摘むような事にはならないようにしてもらいたいものですね。

ドラマ「妻、小学生になる。」に出てくる・・・

Windowsの標準ブラウザがInternet ExplolerからMicrosoft Edgeになって久しいが、最近こうして記事を打っていると、いつの間にか打っていたブラウザが消えているという現象が頻発しています。今回も例に漏れず、これで二度目の記事打ちをさせられています。ウザったいのでテキストエディタで打ってからコピペすることにします。
 
さて、余談は置いといて本日の話題は先日までTBS系で放送されていた金曜ドラマ「妻、小学生になる。」に登場するカメラについてです。ネットでも少し話題になったようですね。お話その物は10年前に亡くなった妻が小学生に生まれ変わった姿になって家族の元に帰ってくる・・・」という内容なのですが、ネタバレになるといけないので、ご興味のある方はパラビ等で配信されていますのでそちらでご覧になってください。
で、
このドラマの主人公(?)である堤真一さん演ずる父親役の新島圭介は、第一話の冒頭で妻(石田ゆり子)が作ったお料理や家庭菜園で記念写真を撮ったりする場面が出てきます。割とサラリと流されてしまう場面ではあるのですが、カメラを趣味にしている者が見ると、結構興味深い場面だったりするんですね。と言うのは、圭介が撮影に使うカメラがマニュアルフォーカスのフィルムカメラなんですね。しかし第一話の冒頭シーンは妻が生きていた10年前の回想シーンなので、まだフィルムカメラが結構な割合で使用されていた事になるのですが、このカメラ、最終話の記念撮影の場面でも出てきます。つまり圭介は時間軸で言うデジカメ全盛からのミラーレス盛り盛りの現在でも、このマニュアルフォーカスのフィルムカメラを愛用している事になります。ドラマの制作陣もなかなか面白い演出をする物ですね。

さて、カメラを趣味にしている者とすると、この次に何のカメラを使っているのか・・・という興味に駆られる訳ですね(笑)。ネットでも少し話題になったようですし、私もカメラの名柄を調べるべく、録画したこのドラマを見返してみましたところ、このカメラが一番ハッキリと映っているのは最終話の記念撮影をする場面でした。ちょっとオトナの事情で堤真一さんまでが映った画像は掲載できないのですが、カメラを中心にトリミングするとこんな感じです。右にいる人物が堤さん演じる圭介ですね。
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第一話での場面でもそうでしたが、最終話のこの場面を見てハッキリと分かった事が二つあります。
一つは制作陣が、このカメラのメーカー名や名柄が映らないように、微妙に光の加減などを駆使して撮影している点です。その証拠に上記の映像にはカメラのメーカー名が入っているであろうペンタ部分と向かって左上の部分が映り込まないように工夫されているように見えます。
そして、もう一つは、このカメラの名柄が私には一発で分かってしまったと言うことです(笑)。だって、このカメラ、いつもと言うか今もこれを打っている私の視界の中にいるんですもん・・・(*^▽^*)。
このカメラは、まず間違いなくキヤノンのAE-1 Programというカメラです。正面から見るとこうなります。
ファイル 160-2.jpg

どうでしょうか。
レンズの上のペンタ部に至る形状、右側のボタンから肩にある巻き上げレバー、左側のレリーズやシャッターモードのツマミなど、もはや同じです。私のはモータードライブが付いているので厳つい感じになっていますが・・・。
ただ、ベルトは当時の物が無かったのでしょうか。私のはAE-1+Pを購入した当時のままのロス五輪(1984年)のマークの入ったオリジナルのベルトなんですが、ドラマの物は色が黒で真ん中のラインが無いように見えますね。まぁ、小道具さんもそこまでのコダワリはなかったという事でしょうかね。ちなみにこのカメラの感度の単位はISOではなくASAです。当時は「アーサー」と読んだ物ですが今の「イソ」よりもずっとスマートな感じがします。「イソ」って実は何か言いたくないんだよね・・・。今もたまに「アーサー」とか言ってしまう時あるし。
余談ですが、AE-1が発売される前は、キヤノンは完全電子制御式のAシリーズとしてフラグシップ機となるA-1というカメラを1977年に発売しています。この翌年にAV-1というカメラを出し、その2年後1980年にAE-1Programを発売します。キヤノンがカメラメーカーとしてイッパシの地位を築く事になったのは、私にはこのAE-1Programからではないかと思えます。AE-1Pは、そういう意味ではキヤノンファンの間では結構感慨深い機種になるんですね。そんなカメラを令和のドラマに引っ張り込んできたドラマ制作陣もやっぱりなかなか色がありますよね(^^)。ちなみに、これで勢いづいたキヤノンはその5ヶ月後に全部入りのNewF-1というそれまでのフラグシップだったA-1の存在を完全にかき消してしまうような新世代のフラグシップ機を発売します。

では、そんなAE-1Pに取り付いているレンズはと言いますと、これも恐らくキヤノンのFD 35-70mm/F4の標準ズームレンズだと思われます。当時は「サンゴーナナマル」と呼ばれたポピュラーなレンズですね。私のカメラにもFD 35-70mm/F4が付いていますが、このレンズには新旧数種類のバージョンがあって、レンズ前面の文字の並び方から推して、ドラマの物は私のよりも新しいモデルのものではないかと思います。ただ四時の方向に書かれた恐らくF値の文字数からするとF3.5-4.5の物ではなく「1:4」と記載されているようでF4で間違いないですね。文字も太くしっかり書き込まれていますので、私のモデルよりも新しいと思います。まぁ、レンズ側面のデザインとかがナウくなっているだけで、性能的にはあまり違いは無いんですけどね・・・。
ちなみに・・・
この頃のズームレンズというのは、今で言う「本物のズームレンズ」だったりします。これはどういう意味かと言いますと、いまの「ズーム」と呼ばれているレンズって、どいつもこいつもズームを動かすとピントがズレてしまいますよね。しかし、当時の「ズーム」というのはズームで画角を変えてもピントはズレなかったんです。だからこの35-70mmは凄く便利で私は今もAE-1Pで愛用している訳です。しかし、このズームとピントの関係を保とうとすると、高倍率ズームにした時に、望遠鏡のように長く大型になってしまうために、インナーフォーカスという手法が編み出されて、ピントはズレるんだけど小型化が可能という事でメーカーもこちらに舵を切ったと言う訳ですね。今現在ではスタジオで使うようなテレビカメラを除いては、ズームしてもピントが合っているという小粋なレンズは無いんじゃないでしょうか。そう言えば一眼レフで動画を撮影する方が増えていますけど、案外これって障害になってないのかな・・・。
 
と言う訳で、今日はテレビドラマに出てきたカメラの正体を暴いてみました。

ドラクエウォークをゆるっと復活プレイしたら・・・。

あれから、細々とドラクエウォークをやっております。最近ではウォーキングも毎日のようにするようになり、良いお供となっている今日この頃です。
それにしても「きせきのつるぎ」を配布チケットの福引きで引き当てて以降、ピックアップどころか単なる★5アイテムすら当たらない状況が続いております。何だか色々なイベントがあり、新しいピックアップ武器も幾つかあったり復刻されたりしましたが無縁です(笑)。現在はギガントドラゴンという強いのか弱いのかよく分からないモンスターを全国区でマッチングされた最大30人で戦うというイベントがされております。このイベントは強い武器を使うと言うよりも、以下に他のプレイヤーよりも手数を増やすか・・・が上位に入るポイントとなっているようで、あまりピックアップ武器とかは関係ないようです。実際私は★4の弱い武器だけどモーションが素早い武器と、ギガントドラゴンを縛る為にレンジャーを2人入れた構成で二度ほど2位を頂きました。実は各ターンで一番もっさりするのがギガントドラゴンなので、レンジャーが如何ほど縛ってくれるかがポイントとなりますね。ダメージ99999のかめはめ波を2回打ち込みが確定すると、確実に10位以内に入れます。
私のように、中途半端に武器や防具を持っているプレイヤーでもワンチャンあるイベントにしてくれているのは、ゲームをするモチベーション維持という観点からはとても有り難いですね。
 
で、
そんな感じでちょこちょこと配布されるチケットで、その度にちまちまと福引きをやってはハズレを引いている私ですが、つい先日、驚くべき事がありました。
当時持っていたふくびき券は以下の通り。

1)ドラゴンキラーふくびき 2枚(配布)
2)魔力の神髄 復刻ふくびき 2枚(配布)
3)百獣の統率者 装備ふくびき 1枚(マイレージで交換)

私は課金しないので、上記は全て無料です(笑)。
で、このふくびきの結果、引き当てたのが以下の通りです。

1)ドラゴンキラー(★5ピックアップ)、ハズレ
2)旧あぶない水着(上)、おうじゃのマント(下)両方★5ピックアップ防具
3)百獣の暗黒鞭(★5ピックアップ)

ちょっと凄くないですか?
5枚中4枚が★5ピックアップアイテムに化け、そのうち2つが武器です。出る時は出るもんですねぇ・・・。と、改めて思わされましたが、これだけ引き当ててしまうと向こう1年はハズレを引き続けるのかも知れないという一抹の不安も・・・(^◇^;)。

兎にも角にも、百獣の暗黒鞭のお陰で今まで無縁だった「ブレス」という攻撃手段を始めて持つに至ることが出来ました。それと単体攻撃では過去最強と言われるドラゴンキラーのお陰で強敵やほこらも攻略しやすくなり、きせきのつるぎ、ドラゴンの杖の4枚仕立てでレベル上げの周回がかなり楽になりました。
特に「おうじゃのマント」はドラゴンの杖を強化するアイテムで、これが上下揃いました。後は太陽の冠が出てくれれば一揃えになるんですが、そうはいかないんでしょうねぇ。ちなみにコンプリートには太陽の盾もいるんですけど・・・。
 
と、ここまでドラクエウォークには興味の無い方には全く意味不明な内容で書き綴ってみました。
ところで、なんでゲームばっかりやってるのかと言いますと、単純な話、撮影に行く気が起こらないからです。
先日までは寒いばかりでまともな雪化粧にもならないし、桜が咲き出したら急に春を通り越したように暑い程になるし、ドカ雪だという割には白川郷なんて茅葺き屋根が剥き出しでサザエさんにはほど遠い雪の量だし、フォトジェニックな風景は本当に局所的だったようで、そんなのを追いかける気力も湧きませんでした。今冬の思い出は夜の富士山と格闘したことかなぁ。あれは忘れられない。カメラマンの端くれとして、それっぽい格闘をさせて貰った思いです。
 
ところで、
この桜が咲き始めた4月から、新緑で木々の枝が見えなくなるまでの5月に入るまでの間は、実は鳥屋が忙しくなる時期だったりします。カワセミ等の野鳥たちが一斉にペアリング→産卵の時期に入るからですね。なので、野鳥たちの動きも通年とは違った物になりますので、私も今年は久しぶりに野鳥撮りに出掛けてみようかな・・・等と考えております。
 
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EV車に限らず完全自動運転自動車の一般普及は無理。

世間では脱炭素だEVだと意見が分かれつつも世の中はEVの方向に向いているというのが多勢のようだが、それと並行するように語られるのが自動車の完全自動運転化である。今日はこのクルマの完全自動運転化に絞って私見を書き綴ってみたいと思う次第です。
自動車の完全自動運転化には、もはや誰もが知っての通りその自動化の程度によってレベル1からレベル5まであります。
ITMediaさんの以前の記事に掲載されていた表を拝借して載せます(アカンかったら言うてください)。
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今現在、日本国ではレベル3の機能を持ったクルマはありますが、法令的にはレベル2までとなっているため、レベル3の走行をしていても運転者の監視が必要となっています。つまりハンドルから手を離す(=運転をシステムに任せて脇見や居眠りをする)ことは基本的には許されていません。つまり「運転業務責任は運転者にある」という法体系になっています。
さて、責任論や法的にどうのというお堅い話はこの際置いといて、実際にこの日本でレベル5の完全自動運転の自動車を「OK」として一般ピーポーに解き放ったら、実際にどういう事が起こるのかを具体的に考えてみましょう。具体的に考える事で、私が向こう100年経っても無理とか夢のない事を言った意味が分かってくると思います。

さて、自分が完全自動運転のできる、いわゆる夢のロボット自動車に乗り込んで旅行へ行こうとしましょう。
マイカーを停めている自分の車庫から数百km先にある目的地をカーナビだかスマホだかでセットします。でクルマの「スタート」ボタンでも押すと勝手にエンジンがかかって、後はクルマが勝手に運転していつ着くとも知れない目的地に向かって走り出してくれる訳ですね。「レベル5は運転監視は不要」ですから、出発したらあとは寝てようが後部席で家族と団らんしてようが構いません。正に夢のような話ですね・・・。
と、ここでちょっと待ってください。
さらっと書きましたが、このクルマにセットする「目的地」ってのが問題なんですよ。この目的地って具体的にどこを指すんでしょうかね?
現在のカーナビシステムの場合は、運転者がいますので目的地周辺に着いたら運転者の判断で駐車場なり、旅館の停車場なりにクルマを滑り込ませて乗降します。何の問題もありません。しかし、完全自動運転の場合はどうなるのでしょうか?
具体的に目的地をどこにセットするのでしょうか。到着してからの判断もロボットたるクルマが判断しますので、どこかの広場、待避所、駐車場という事になりますね。となると目的地周辺に24時間開放されている広い駐車場があれば問題ありませんが、田舎の人が東京都内や大阪市内、道の狭い京都市内等に目的地とした場合はどうなるのでしょうか。私はまずここが問題としてひっかかるんですね。また、思っていた駐車場が何か事情があってパイロンやロープで入り口が封鎖されていた場合等はどうなるのでしょうか。仮にコンビニやスーパーの駐車場を目的地にしたとしても、この場合は迷惑千万な話だし、コンビニに未明の時刻に入ってきたクルマが、そのまま沈黙して駐車場の一角を占有してしまうとなると、コンビニのオヤジも黙ってはいないでしょう。到着予定時刻をセットすればロボットクルマはその時刻に到着しようとするのでしょうが、途中で事故があったり道路工事等で到着時刻が狂って真夜中になる事も考えられます。すると大型スーパーの駐車場も閉鎖されていますよね。コインパーキングだって同じ事です。観光地の駐車場だってシーズン中は夜中はロープ張ってますし昼間は満車は普通ですしね。
そうなると、運転者(?)がハッと目を覚ますと、幹線道路上で駐車場待ちの路駐状態になっていて大渋滞を引き起こしていた・・・なんて事にもなり得る訳で、コインパーキングに勝手に入られていたりすると、朝起きて出て行く際には数千円の駐車料金になっていた・・・なんて事もありますね。
つまり、この先時代がいくら進んでも「クルマの放置」はできませんので「目的地のセット」と言う時点で、寝てたら目的地に着くクルマってのは既に無理がある訳で、「近所に着いたら起こされる」というシステムになるわけです。ま、それでも楽で便利なんですけどね。
となると、完全自動運転のクルマが一般に普及するなんて、責任論や法律論の前に物理的な理由で既に無理って事になるんですよ。今から原発20基新調して、再生可能エネルギーだの火力だのを増強してEVを普及させて自動運転化しても、「寝てたら着くクルマ」は「どことも知れない目的地の駐車場を100%空いている」という状況になるまで整備しないと無理なんですね。そんな事って非現実的だと思うんですよね。特に駐車場については無頓着で居続けた日本では厳しいと言わざるを得ないでしょう。
 
しかし、完全自動運転車を一般普及させる方法が一つだけあります。
これを言うと自動運転マンセーな方に後出しジャンケンされるので気に食わないのですが、敢えて書いておきましょう。それは一般人の車の所有を規制で無くして全てハイヤーにする事です(ハイヤーは呼ぶ、タクシーは拾うと言います)。
つまり、通勤、帰省、旅行など移動したい時にスマホなどで「クルマを呼ぶ」と、自宅前などにクルマが来てくれて乗り込み、目的地をセットしてやれば自動運転で目的地まで運んでくれ、到着15分前位にはアラームで起こしてくれるなり知らせてくれる。目的地に着いたらそのクルマは乗り捨てます。するとクルマは次のご用人の所へ走り出します。となると、到着時の駐車場問題は解決します。恐らくこれしか方法はないでしょうね。
そうなると、クルマはもはや個人的な公共の乗り物という事になるのでしょうね。
さてさて、これ、バイクでもやりますか・・・?

「写真を撮る」という私の考え。

あちこちに出掛けては、写真を撮り集めている私でありますが、ここへ来て少し物言いを申し上げますと、私はこの日記やSNSの文中などで「写真を撮ってきました」という表現は、特別な理由がある時以外はできるだけ避けております。過去を見て戴くと分かるかと思いますが、私は「~~な、とても美しい風景が見られました…」という表現をしています。これは私の場合、写真に残すためにその地へ出向いている訳ではなく、どんな風景が見られるのか、どんな雰囲気に身を置く事が出来るのか、どんな感動を覚える事が出来るのか…という興味で出掛けて、実際にそれが見られた時に、この感動を少しでも多くの方にお見せしたい、という思いで撮影しているからです。だって、自分が感動もしていない風景を撮影して写真にしたって、人を感動に誘う事なんて出来ないと思っていますし、そう教え込まれもしましたしね…。
なので、私は実際に見てきた風景をできるだけ再現する形で現像処理を行っています。私の記憶色ですので、実際とはちょっと違うのかも知れませんが、雰囲気もこんな感じだったなぁ…、明るさもこんな感じで、色はこんなに濃くなかったなぁ…等と思い出しながら1枚の写真に仕上げてゆきます。撮影現場で記憶がアヤシくなりそうな時は、スマホで撮影したり動画を撮ったりもして、できるだけ記憶の補充が出来るようにします。
そうやって出来た光画、つまり私のその地で見てきた光景をSNSや自サイトにアップして、皆さんに見て戴く…というのが私の「写真を撮る」という基本的な考えであります。
なぜそうなのか、と言いますと、「面白い物を見てきました。それをカメラで撮ってきたから、みんな見てください」。写真ってそういう物だと私自身が思うからです。
 
ところが…。
 
取り敢えずデジカメで撮影してきておいて、現像処理で感動を後付けで演出する写真ってのが、デジタルな昨今では結構な幅をきかせてきているんですね。もう、幅広の電気自動車みたいに狭い道幅を食ってる感じですよ(笑)。
 
はっきり言います。
 
私は、後付けの感動を演出した写真など興味はないです。実は評価に値する物でも無いとも思っています。まぁそうですね、評価するとしたら写真ではなく現像処理とか画像処理がお得意なんですねって言いますかね。一方で、そういうのは写真サイトではなくイラストレーターさんが集うPIXIVの方へ出されてはどうですか?って言いたくなります。まぁそっちでも浮くでしょうけど…(笑)。
 
ちょっと強烈な言い方をしましたけど、最近のフォトコンだの何だので選ばれたという写真を見ますと、撮影よりもパソコンがお得意なんですねって言いたくなるような物がそれこそ幅を利かせているんですよね。
それを投稿し、選ばれたと喜んでいる撮影者に私は問いたい、「そこへ行けば、本当にそんな風景が見られるんですか?」と…。
それと、もう一つ言いたい。
そのお写真とやらを、A4サイズ位で良いので紙焼きに起こしてご覧なさい。紙焼きに起こした瞬間、そのデジタル絵画は馬脚を現します。その時「恥ずかしい!」と思えたなら、まだ写真の世界に引き返す余地があると思います。しかし「やっぱいいねぇ…」と自画自賛されるなら、やっぱPIXIVに投稿された方が良いと思います。
その写真を見た者をファンタジーの世界で感動はさせられたのかも知れないけれど、現実の世界では感動させる事はできない架空の絵画ですから…。まぁ、面白いとは思いますけどね。
 
以上、私がインスタで予めフィーチャーを断っているのも、フォトコンに出さないのも、そういう理由からです。でも、今は後付けの感動演出がもて囃されている時代のようですので、それはそれで一つのカテゴリーとして成立しているんでしょうね。
私は飽くまで「写真の道」を歩いて行きたいと思っております。だから偶にフィルムカメラでも撮影をしています。
でも、フィルムで撮った物をデジタルにしてSNSとかに投稿するくらいなら、初めからデジカメで撮れば良いじゃんと思うので、フィルムで撮った物はDPEで紙焼きに起こして見ます。今は高く付くよね。昔は1円プリントとか訳の分からない激安DPEショップが林立していたのに…。ちなみに私のフィルムカメラはキヤノンAE-1Pです。レンズは付属していたFD50mm/F1.8が壊れたので、ずーっとFD35-70mm/F4です。それしかありません。また中古で買ったモータードライブMAもカメラ側のネジが無くなったので、付けっぱなしです。AE-1Pだといい音で秒間4コマ撮れますが、さすがに今はフィルムでは連写は使いませんねぇ…。私のAE-1Pはもう長年のバディですが、未だに修理歴もなくシャッター鳴きもないアタリだったりします。フィルムは写真技術がそのまま出ますので、ある意味ゲーム性が上がって偶に使うと楽しい。が、その後が果てしなく面倒ですね。自己啓発の為だけに使い続けてるってのもどうなんだろう…。(^◇^;)

サイトを引っ越しました。

長らく自分で立てたサーバーで運営しておりましたが、Windows7 32bit版で構築していたり、セキュリティの関係だったり、色々と避けられない事情が出来まして、この度サイトを引っ越しました。と、同時に独自ドメインも取得しました。イェイ!!
と言う訳で、新しいアドレスは下記の通りです。
 
https://toki-ryutaro-photographic.art/
または
https://www.toki-ryutaro-photographic.art/
でもいけます。
 
なんとSSLも取得しましたので、もう以前のように「安全ではないサイト」とかそういうのも出なくなりました。ちなみにサーバー屋さんが発給してくれる無料SSLなんだけど有り難いですね~。
 
肝心の写真アルバムページなのですが、以前使っていたPHPの物が、このサーバーでは使えないようで、これを機会に以前使っていたアルバムCGIに戻す事にしました。って言うか、ずーっと使いにくいなぁ…、見にくいなぁ…などと思いながら使っていたんですけどね…。(^◇^;)
今度の方が、アップロードもし易いし、なんと言ってもシンプルで見やすいんですよね。何事も結局シンプルな物に帰結するって感じですね。
 
と言う訳で、今しばらくはGoogle先生にもYahoo先生にも引っかからない日々が続きますが、そのうち読んでくれるんじゃないかと言う事で、今後ともよろしくお願い申し上げます。

三脚はアルミかカーボンか・・・。

時流に乗って、何も考えずカーボン三脚をポチってしまう直前に、アルミ三脚ってどうなんだろうか・・・?
と、疑問を持ってしまい、ネットで調べ始めたら訳が分からなくなったという話をよく耳にします。実際にどちらが良いのでしょうか。これははっきり言って答えはお金と時間を使って自分で探すしかありません。本当にそうなのです。
この質問を知り合いのカメラマン等に聞いてしまうと・・・
カーボン万歳の人の場合、軽いとか振動が伝わりにくいとか、よいよいずくめの事を並び立てるし、経験は浅いけど何だか自信満々の人だったらカーボンに決まってるみたいな言い方で奨めても来るでしょう。
一方、目の前で大砲レンズが付いたフラグシップカメラが、風に煽られてジッツォの三脚と共にぶっ倒れてデカいレンズ玉がコロコロ~と転がる所や、そんな場面を幾度とみている私に言わせると、カーボンが必ずしも正解では無いと言いたくもなってくるんですよね。
カーボンとアルミ三脚の比較をしているレビューサイトはたくさんあるけど、私の経験から余計な話をそぎ落とすと、エレベーション無しで1.5m位まで伸びるサイズで、同じ雲台を乗せた場合のカーボン三脚とアルミ三脚の比較はネイチャーステージでの使用の場合凡そ以下のようになる。
 
1)カーボン三脚の方が700g位軽い。もう少し言うと600~1000g位軽い。これを大きなアドバンテージと捉えるかどうかは個人の感覚次第だろう。私個人は2kg位軽くなるなら買おうとも思えるが、1kg以下なら今の所はアルミを持ち出す。
 
2)振動吸収性に関しては、実際に差を感じた事は無い。体感するほどの地面や強風の揺れを感じる場合は、間違いなくどっちも揺れる。そんな場合は揺れない工夫をするか、インターバル撮影で数を撮ってアタリを引く撮影をします。地下鉄の振動があるとか凄い強風だからといって「ここはカーボン三脚だな」などと選ぶ事はまず無い。
 
3)強風下で倒れる場面を目にしたのはカーボンの方が多い。これはどうしてもヘッドヘビーのアンバランスな重量配分になるのが原因だと思う。強風で倒れるのを見た事が無いというカメラマンは、カメアシ付きのブルジョワ写真家か、国内外問わず幸運にも元々そういう所で撮影をした経験が無いのだろう。自然って、ものすげーんだぜ。でも、風速10m以上の突風が吹くような場面だとヘビー級のアルミ三脚でも倒れると思う。でもやっぱり倒れやすいのはカーボンだと思う。フックにバッグを吊して嵩増ししている人をよく見かけるが、あれははっきり言って余計に揺れます。鞄が地面に付く長さのチェーンとS字フックで嵩増しすると意味を成します。それが現実です。
 
とまぁ、時代はカーボンみたいな風潮がありますけど、今もアルミ三脚を開発販売されている現状を見ると、何でもカーボン、どこでもカーボンという訳でもない理由があると言う事を知っておいた方が良いです。フルサイズミラーレスになったからと言ってレフ機とそれほど重さも変わるわけでもありませんので状況は今まで通りです。要は三脚は撮影する場所に応じて選んで持っていくと言うのが正解です。それでもカーボンがどうとかと嘯くなら、カーボン三脚一本持って、伊丹空港の千里川土手の着陸機の軸線上に、ご自慢の機材を乗っけて撮影してみると良い。きっと三脚から手が離せないから・・・。私は161MK2Bで撮ったりするので余裕ですけど・・・と、しつこいヤツには悪態も突きたくなります。初心者の方は道具一つ購入するにも大いに悩みます。予算もそれほど掛けられる立場ではないかも知れません。果たして自分だけの経験で視野が足りたアドバイスが出来ているのかどうかは、常に考慮して回答しなくてはなりません。それが先駆者の責任だと思います。
私の場合、そんなに若い歳でもありませんが、カーボンでも700gほど軽くなるだけならあまり意味は無いと思い、鍛錬も兼ねてアルミ三脚をいつも持ち出しています。もう一度言います。機材選びは自分に合った物を全方位的に考えて購入する事です。主流だの流行だのと言った事はどうでも良いのです。
ちなみに私が一番持ち出す事が多い三脚はスリックの500DXとか言うAMT合金の三脚に昔からあるフリーターン雲台が付いた物です。風景ではマンフロットのアルミ055に410ギア雲台を付けた物です。花火や超望遠では重宝するセットです。長野のコハクチョウや北海道でのオオワシ撮影ではアルミの三段一脚に自由雲台またはマンフロットの475Bに498RC2自由雲台を付けていました。理由は敢えて申しません。私の行く場所では私自身にそういうニーズがあったので選択したまでです。
三脚は自分の大事な機材を預ける機材です。今はカーボンでしょ・・・等と言った本来はノリで選ぶような機材では無いのです。自分のニーズをよく考えて購入されてくださいませ。

今もバディはD500。だけど・・・。

私は使用機材のリストにもあるように、デジタル一眼レフではD500とD610の2台を使い回している。当初はD500の信頼性や操作性、機動性などが私の撮影スタイルによくマッチしてくれましたので、D500を中心に使用し、フルサイズのD610は持っている対応レンズの種類も少ない事もあって、まったりと風景写真を撮り歩いたり、下見用だったり、撮り歩きに使っていました。が、実は使用機材のリストには書いていない秘密兵器とも呼べるレンズを少し前に購入して使うようになってから、事態は一気に急転しD500は動き物を中心にやはり機動性のある撮影の際に持ち出し、D610は風景を撮影する際にレギュラーで持ち出すようになり、今では2台をある程度棲み分けする形で使用しています。
D610をレギュラーに押し上げた秘密兵器のレンズはシグマの24mm/F1.4 DG HSM Artという単焦点レンズです。これを購入する前まではD610には全く期待しておらず、オールドレンズで、露出も+1.7の補正をかけないと真っ暗な写真を撮ってしまうシグマ28mm/F1.8を使ってみたり、フィルム時代からあってD610で使うと左右1/8位が流れてトリミングしないと写真にならないニコンの24-120mm f3.5-5.6Gをつかってみたりして・・・写友からもD610の時は「今日は本気ではない撮影やな・・・。」と言われていたりしておりました(その通り:笑)。
しかし、気付かれないように24mmをしれっと使うようになってからは、それは言われなくなりました。撮った写真は嘘をつかないって事なのか・・・。
で、最近になってその写友から「何mmつかってんのん?」と不意に聞かれ24mm/F1.4の存在に気付かれてしまいました。
そうです。今の所フルサイズ対応ではこの24mm/F1.4は、私の一番信用できるレンズとなっていたので、ほぼD610のフタ代わりになっていたんですね。そりゃバレるわな(笑)。
今のZマウントになったミラーレスは、試写しかしてませんし興味ないので細かい写りまで見てませんが、このシグマの24mm/F1.4は正直私の思う通りの画角でファインダー像を見せてくれます。それ位使いやすい。あと、単焦点らしくヌケが良く、広角では毎度気になる周辺の歪みもほぼ無く、歪みもそれほどクセを感じません。
フルサイズに35mm/F1.8単を付けて撮影する写友の横で、こっそりと一回り大きく切り取った空間をカメラにしまい込んで、何食わぬ顔で写らないはずの部分までくっきり写っている写真を見せ合いするというのが面白かった(笑)。
D610は空間切り取り用、D500は時間切り取り用と、今では役割を与えて使い回しています。
ちなみにシグマの三兄弟レンズとして同じF1.4で20mmと28mmの物が存在しますが、私的にコスパが一番良いと思えたのは24mmでした。28mmは35mmとあまり代わり映えしない画角に思えましたし、20mmは
やはり画像の歪みが激しくて「私、広角してまーす!」っていう感じの絵面が私には好きになれなかったんですね。歪みという意味では24mmも歪みますが、私には案外気にならなかったのと、35mmよりも明らかに広いが画角が得られるのとで決めました。
ちなみにD500にこれを付けると、当然の事ながら今度は36mmとして働いてくれます。歪みのない真ん中の美味しい部分だけで36mmですので、集合写真など人物の被写体が視野に入ってきます。撮り歩き用途でも36mmは標準域で使いやすいですね。SAMYANGの14mmも持ち出せば21mmと36mmの単焦点2本で撮り歩きが出来ます。ま、こっちはマニュアルレンズですけど・・・。(^_^;)
しかし、なぜ今頃になってその秘密兵器のレンズを公言しちゃったのか・・・と申しますと、新しい秘密兵器を入手したからです。さすがに大三元は無理だし、私的には何を撮るねんっていうレンズですから違いますが、結構面白いレンズじゃないかという物を入手したつもりです。これもしばらくは使用機材に書き加えずに。しれっと使ってみたいと思います。
 
SIGMA 24mm F1.4 DG HSM Artで撮影
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