記事一覧

このところ、写真の話題から外れまくり。w

タイトルの通りでございます。w
今年はヒメボタルを見る事はしましたが、撮る事はしませんでした。新規開拓で行った所もあったのですが、ヒメボタルの生息地ではなかった感じで、それで心が萎えてしまいました。毎年撮りに行ってた近所の竹林に、今年は見に行っただけでございます。今年も割かしたくさん(?)いましたけどね・・・。
最近は城と月のコンビを思いつきで撮りに行っておりますが、この撮影がなかなか私の好みに合うようには行かないんですね。私の好みと言うのが以下の通りの条件です。

<月と城のコンビの写真の土岐的撮影したい条件>
1)天守はライトアップされておらず、背後の月のシルエットで浮かび上がっている。
2)あまり撮影の的にされていないお城を何とかドラマチックにしてあげたい。
3)満月は必須ではないが、半月以上が好ましい。
4)晴天でなくても良い、朧月だと最高かな。

という感じです。
これまで、あちこちの城をググったりしてリサーチしましたが、一番の障壁となるのが1)の条件。
実際に撮影できたのは伊賀上野城だけですが、城からの距離が1.3kmと近かった為、月の大きさが全然足りませんでした。これはフェイスブックに掲載しておりますので、良かったらご覧ください。
城の天守閣の大きさにもよるのですが、天守を月影が覆うとなると、最低でも3kmは離れる必要があります。一眼レフでの理想と限界は5km。それ以上になると2000mmクラスの超望遠撮影になる為、デジスコが必要になってきます。
つまり5km離れても天守閣を見通す事が出来て、背景に天守閣よりも高い山が覆っておらず、尚且つ城と月の出(入)の重なる軸線上に撮影場所を探さなければなりません。城は平地に建っているようで実は小高い所に建っているのが常で、巨城で平地に建っているのは、太平の世になってから建築(増改築)された江戸城くらいな物です。つまり、この条件を満たす事ができる城は結構あちこちにあるかと思いきや、ネットを駆使してリサーチすればするほど、それがそう簡単にはないという現実にぶち当たります。実際に3km以上の所から見渡せても、月の出入りの軸線上になければ月と城のコンビを写し留める事は叶いません。最終的には「この城、何とかならんもんかな・・・」と、実地踏査を兼ねて現地へ赴く事になるわけですが、ダメな物はダメというのが今の所、伊賀上野城と犬山城で食らっております。(^_^;)
しかし、
実は、この条件を余裕で満たせる城が実はあります。
その城は、古くは稲葉山、現在は金華山の山頂にそびえ立つ、信長の天下布部で有名な「岐阜城」でございます。
田園地帯が多い広大な岐阜盆地の真ん中に、標高329mの地点にぽつんとした形で天守が見えますので、正に私の条件に見合う素地を整えたお誂え向きのお城と言えますね。だから私も岐阜城へ行けば良いのです。ええ分かってるんです。しかし、そんな岐阜城を見上げながらもスルーして犬山城へ赴いたのにはワケがあります。

2)の条件を満たす為です。(*^▽^*)

岐阜城は、もうかなり昔から月とのコンビが撮れる事は存じておりまして、さすがに斎藤道三の居城(稲葉山城)だった頃は私はいませんけど(信長の時代もいませんけど・・・w)、古くはフィルム時代にまで遡ります。岐阜城のあの姿を見れば、写真をやっている者からすると、まず誰もが月とのコンビ撮影を思いつくのは推して知るべしで、実際にデジタルとなって手軽に撮影できるようになった昨今に至っては、月に何かのイベント(満月とか月食とか)が起こる度に、岐阜城と月のコンビが撮影されてネットに貼り付けられています。要するに「有名すぎるお城」ですので、私のような不肖者が撮りに行ってお茶を濁さなくても素晴らしい写真がたくさんありますのでスルーしている訳ですが・・・。そんな岐阜城、いくら待っててもまだ撮られていない姿がありますねぇ・・・(意味深)。

しかし、岐阜城と撮れる月と、例えば伊賀上野城や犬山城で撮れる月とは決定的な違いがあります。それは月の暗さというか赤さというか。城の建つ山の標高が低いので、月は赤銅色の姿となって天守の背後から姿を現します。この赤銅色の月、なかなか私好みなんですよね。
ちなみに月の出と城の重なる位置をどうやって事前に調べているかと申しますと、私の場合はGoogleマップと、マピオンの月の出のサイトと、距離測というサイト。現場に行ったらiPhoneに入れてるStar Walk2(有料版!)と言うアプリで確認しています。それほど緻密な計算をしている訳ではありません。これで大体の場所が分かりますし、最終的にはカメラ持って走るだけです。今の所、2カ所ともドンピシャすぎて、暗すぎる月の出を見逃す所でした。
ちなみに2kmほど離れますと、結構な望遠レンズが必要となってきます。私はDXのD500に150-600mmのレンズを使ってまして、都合750mmまで引っ張れるようにしていますが、3kmとなってくると恐らく1.4倍または2倍のテレコンも必要になるのではないかと思われます。また、月の動きは思った以上に速く、超望遠になればなるほど大気の揺らぎやピント取り、シャッター速度や感度など、撮影の難易度は倍々式に上がってゆきます。位置取りの調整も走り回る距離が長くなります。天守がライトアップされておれば難易度はグッと下がります。多分余裕です。シルエットだと数段難しい・・・ここにゲーム性を感じて私の場合は挑戦心を煽られてしまうんですね。
ちなみに今現在は、撮影不可能とされている城と月を、何とかできない物かと必死でリサーチしております。これは撮れる確率が低すぎますのでまたの機会に・・・。

4630万円のネコババ犯がついに逮捕。その容疑は・・・。

先日から世間を賑わせまくっている4630万円の交付金ネコババ男の件ですが、ついに警察が重い腰を上げて逮捕に踏み切りましたですね。容疑は「電子計算機使用詐欺」らしい。

刑法246条の2
前条に規定するもののほか、人の事務処理に使用する電子計算機に虚偽の情報若しくは不正な指令を与えて財産権の得喪若しくは変更に係る不実の電磁的記録を作り、又は財産権の得喪若しくは変更に係る虚偽の電磁的記録を人の事務処理の用に供して、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者は、十年以下の懲役に処する。

コンピュータを使った不正な利益を得んとする者を想定して昭和62年に設定された比較的新しい刑法の詐欺罪の追加条文である。
追加で知った事だが、男は入金を知ってからスマホを用いて何度も口座にアクセスし、複数回にわたって数十万から数百万を引き出して使い込んでいたようである。スマホを使って・・・という点を重視して警察は不当な利益を電子計算機で行ったという事で「電子計算機使用詐欺」の容疑で逮捕したように思える。
 
逮捕内容がそのまま書類化されて送検され、検察も「はいそうですか」とそのまま起訴する訳ではないので、最終的な起訴内容はまだ分からないが、とりあえずはそういう容疑という事だ。
しかし、
「電子計算機使用詐欺罪」というのも、過去に似た例で判例があったりして、それっぽく見えるし警察の気持ちも分かるんですが、私的にはかなりこじつけな容疑に思えるんですよねーー。
この刑罰の構成要件は以下の通り。

1)電子計算機に虚偽や不正な指令を与えて、財産を得たり、借金を減らしたり、名義を変更したりする事。
2)虚偽の電磁的記録を、担当者などに伝えて事務処理をさせる事で自分の財産を不当に得たりする事。

のようである。
サクッと言うと1)と2)の違いは、自分でやるか、人を騙くらかしてやらせるかの違いのようですね。
実際の裁判例を見た方が明朗かも知れないので、ネットに転がっていた例を書き出してみると以下の通り。

1)銀行のオンラインシステムにウソの振り込み送金情報を与えて不当に利益を得た。
2)信金の支店長が、入金の事実がないのに預金係に端末を操作させて、預金入金があったとする情報を与えた。
3)プログラムを改変して預金残高が減らないようにした。
4)他人のクレジットカードを無断で使用して電子マネーを購入した。

等々です。
最後の4)は該当していないと思われますが、最高裁の判例でカード保有者が関与していない事を理由として虚偽の情報の入力であると判断し、電子計算機使用詐欺罪を認めた特異な例です。
 
さて、条文から判例まで列記してみましたが、今回の男の行動で、どこかこの罪刑に該当する部分ってあるのでしょうか?
とりあえず起訴に持ち込めば、あとは裁判所が上手く取り繕ってくれるってな考えではないと信じたいですが、少なくとも私には、刑法246条の2に該当する部分がどこにあるのかさっぱり見えてきません。男は自分の口座に自分の情報を打ち込んで、誤送金された金を引き出して使い込んだ訳ですから、そこに「虚偽の情報を与えた」という事実や因果が全く見えてこないのです。
電子計算機使用詐欺罪というのは、わかりやすく言うと、ATMやネットバンキングシステム等の「機械=電子計算機」を騙くらかして金を搾取した時に成立する罪です。男は金を引き出すのに誰も騙してはいません。不当な利得があった事を知った時点で申し出る義務があるというが、それは電子計算機云々では無くただの詐欺罪で立件できます。やはり論理破綻しているように見えるんですね。
男が実際に行った行為は、スマホを使って人の金を、持ち主の意に反して自分の占有下に奪い取った事です。これは誰が見ても明らかな事実です。占有を奪う行為は窃盗罪です。それが回り回ってなぜ電子計算機何とかになるのか訳が分かりません。
ま、まだ、検察の判断などで今後の展開はまだ分からないですから見物する事にしましょう。
 
それよりも、人によったら職員は誤送金にいち早く気付いたんだから、その時点で男の口座を凍結して、銀行に掛け合ってとっとと取り返せば良かったじゃないか・・・と考える方も結構いると思いますので、この点について説明しておきたいと思います。
例えば、盗まれた物を自力で発見した場合、それを自力で取り戻して家に持ち帰ったら窃盗罪に問われます。変な話ですが、こういう自力で取り戻す行為を「自救行為」と言います。または自力救済とも言います。これは日本では原則的に禁止されている行為です(もちろん緊急性の理由から回復困難な状況等を勘案して例外となる場合があります)。
窃盗によって失った物を、近所の庭で見つけたので、自力で持ち帰ると自分が窃盗犯になる・・・。被害者にしてみればおかしな話に思えるかも知れませんが、仮に自救行為を認めてしまうと、あなたが身に付けているアクセサリーや鞄などを突然他人に指さされて「それは私が盗まれた物だ!返せ!」と、いきなりブン取られるような事が横行して社会が混乱してしまうからです。
この自救行為の禁止によって、今般の事件でも職員は男の口座に入った4630万円を確認はしていたのですが、取り戻す為にはその男の確認と自分の物ではないという公的な認定が必要だったのです。公的な認定とは、警察など行政機関の確認と認定です。これがあって初めて銀行は4630万円を元の鞘に戻す手続きが出来るわけです。件では、この直前で男は「公文書を出せ」と言って拒んでいますので、手続きが出来なかったんですね。しかし、口座の一時凍結は可能だったと思われますので、やはりそれは行うべきでしたね。

4630万円のネコババ事件の時系列と罪形

この事件については、ワイドショーやネット速報などでちまちまと情報を見聞きしていたので、刑法上の罪の考え方とか、民法上での審判の考え方について件に当てはめて書いていましたが、詳しい時系列をようやく知る事が出来たので、もう少しまとめて書いてみたいと思います。なるほど、詐欺罪が成立するのではないかと言う弁護士の橋下元大阪府知事の言う事も理解できます。(私は異論がありますけど)
 
4630万円のネコババ事件の時系列は以下の通りのようだ。

1)4月8日、阿武町の職員が4630万円をAの銀行口座に全額を送金してしまった。
2)すぐに誤送金と気付いた為、職員はAに電話で連絡を取ったが連絡が取れなかった。
3)朝9時50分頃にAの自宅に訪問した所、Aが寝起き姿で玄関口に姿を現した。
4)職員は4630万円が誤送金によってAの口座に入ってしまった事を説明し、Aもそれを確認した。
5)職員は事情を説明して銀行に同行して返還の手続きをお願いした所、Aは「風呂に入るので1時間欲しい」と一旦家内に引っ込んだ。
6)その後、銀行に同行したが到着後「やはり今日は手続きをしない、そう言う気分じゃない。後日、その旨の公文書を郵送して欲しい。」と言い始めて、結局そのまま引き返す事になった。
7)引き返す道中でAは「ここで良い」と途中で車を降りてしまった。
8)その後、Aとの連絡が途絶えてしまった。
9)4月21日、本人に連絡が取れず、居留守を使われたりしているのか昼間は応答が全くなかった。
10)同日夕方、職員が自宅を訪問するとAが野外でたばこを吸っている所に遭遇して、要約Aとの接触が出来た。
11)そこでAは「お金はすでに動かした。もう戻せない。犯罪になる事は分かっている。罪は償う。」と職員に言った。
12)実際にAは誤送金の発覚日に60数万円、1週間後に2000万円と動かしており、2週間の間に4600万円を国内の2銀行に動かしていた事が判明する。
13)Aは金の使い道について、数社のネットカジノで全部使ったとっているらしい・・・

以上が事の始まりと、現在の経緯のようです。

さて、私のここ最近の日記を読んでくださった方なら、占有離脱物横領罪、窃盗罪、強盗罪、詐欺罪等の判定ポイントがある程度分かっておられると思いますので、自分が検察官だったら何の罪で起訴するだろうか。被害に遭っている阿武町には申し訳ないですが、刑法上の観点からすると、一般人にとっては凄く勉強になる事例だったりするのだ。
多くの弁護士さんは「詐欺罪」の成立を主張しているようですが、私的には確実に有罪を取るなら「窃盗罪」ですかね。
ではなぜ橋下元大阪府知事を始めとする多くの弁護士さんが「詐欺罪」を主張するのか。ここについて紐解いてみたいと思います。
詐欺罪の成立要件には必ず相手を騙す「欺罔」という過程が必要である事は先日の日記で書いたとおりだ。その他にオプションとして「金品を被害者の意思で引き渡す」という要件も必要となる。オプションと書いたのは、私は「欺罔」した時点で詐欺既遂を唱える論者だからです(すいません、ややこしくて)。
この詐欺罪を件の時系列に当てはめて考えるとAが「欺罔」を働いたと考えられるのは5)と6)で、銀行まで同行までしてくれて公文書でとまで言っているのだから職員は「この人はお金を返還してくれる」と思ったと推察できる。しかし実際にはその後連絡が途絶して、次に会えた10)11)で、既に金を使い込んだと言われ事実上の返還拒否の旨を告げられてしまう。これだとAを多少なりとも信用していた職員は、後日豹変したAを見て「しまった、騙された」と思ったに違いない・・・という推察から多くの弁護士が「詐欺罪」を主張するに至っているのだと思う。
しかし、
私に言わせれば、これまた多くの弁護士が論調しているオプション(詐欺既遂となる要件)の「自分の意思での金品の引き渡し」の過程が「欺罔」行為の後に無いのである。弁護士は屁理屈を唱えるのも達者なので恐らくは
「欺罔と金品の引き渡しの時系列は関係なく、この件では1)の時点でオプションが成立している」
とでも言うのだろうと思うが、私はそれこそ論理破綻していると思う。
被害者が詐欺師に、無言でお金を渡して、その後返してくれないのは騙し討ちだ詐欺だ、と騒ぐなどマンガでしかないし、現実ではあり得ない過程だ。やはり詐欺罪は「欺罔」→「金品の引き渡し」の順番過程が必要と思われるし、刑法もそれを想定して設定されているはずだ。つまり詐欺罪は過程的に成立しない事になる。
ただし私のように「欺罔」行為だけで詐欺既遂と判定する場合は5)6)の時点で「詐欺罪」が既遂として成立しているととらえる事ができる。ところが、私的にはやはり金品の引き渡しが「欺罔」の後にない以上は、職員がAに騙されて金品を詐取されたとは言い難いので詐欺罪自体が成立しないと判定してしまう。
そこで以前にも言ったように、Aが誤送金だと知った上で「ネコババして使い込んでいる=金を自分の占有下に奪い取っている」という事実を重視して所有者の意思に反して占有を奪い取る犯罪である「窃盗罪」の成立が一番しっくりくると思うですが、どんなもんでしょうか。
ちなみにもし、職員が気付くのが遅く、Aの方が大金の振り込みに気付いてこれぞねずみ小僧か天の恵みと使い込んでいたとしたら占有離脱物横領罪だと思うが、時系列ではこの罪形は2)の時点で消えていますね。
と言う訳で私は窃盗罪派です。この後、警察はどのような捜査を行って書類送検を行い、検察は何の罪状で起訴するのか、或いはしないのか、注目してみたい事件です。

<窃盗罪>
刑法235条
他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

<詐欺罪>
刑法246条
1,人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。
2,前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。

<占有離脱物横領罪(遺失物等横領)>
遺失物,漂流物その他占有を離れた他人の物を横領した者は,1年以下の懲役又は10万円以下の罰金若しくは科料に処する。

※刑法で言う懲役、罰金、科料には全て前科がつきます。科料に似た「過料」と言うのがありますが、これは国や自治体など行政機関が執行する罰で財産の差押えがきますが前科はつきません。交通違反の反則金(青切符)は刑事告発前の警告制度でどちらにも属しません。

※当方は弁護士ではありません。あくまで個人的な見解に基づいてこれらをエッセイとして書いております。法律相談などは一切受けておりません。また、当日記を参考に行動を起こされ、不利益を被った場合であっても、当方は一切関知いたしませんので、そのつもりでご覧ください。実際の法律相談は、弁護士にご依頼ください。

コロナ禍が生んだ新興ビジネス・・・?

テレビのワイドショーというのは、時に耳目を疑うような、或いはびっくり仰天するような話を教えてくれる事がある。今し方見ていたバラエティに近いワイドショーを見ていて私的にびっくり仰天させられた話題が飛び出してきたのと同時に、まぁコロナ禍が生んだ新興ビジネスって事になるのかなぁ・・・いや「新興」ではないか・・・と、ちょっと首を傾げる事態になったので、自分的に話題の裾野を広げて考察してみた次第です。
 
そのワイドショーが教えてくれた話題というのが、女性(男性もいるのかな)が使用したマスクをネットのフリーマケットに出品して販売するという物であった。
折しも歴としたウイルス感染症である新型コロナ(Covid-19)が飛沫感染を要因として流行している昨今に、その感染の危険性の一番高いと思われる他人の口泡飛沫がたくさん含まれたマスクを売り、それを挙って購入する者がいるという事に仰天したのである。ちなみに新型コロナ感染症では口と口を付けた(=キス)場合の感染確率は、私の記憶ではおよそ57%とされているので、間接的ではある物の、買った人間がそのまま装着すると充分な濃厚接触という事になる。ちなみに私的にはコロナが流行っていなくても、他人のマスクの使い古しを「あげる」と言われても絶対に要らないのですが、まぁ、個人には嗜好という物がありますので、そこはとりあえず触れるのは止めておく事にしよう。
さて、法律の話題がちょっと続いたので、ついでにこの中古マスクの販売についてもちょっとだけ法的な事を触れておく事にしよう。
結論から申しますと、使用済みのマスクに口紅が付いていようと、唾液やタンが含まれていようと、売る事にも買う事にも法的には問題はございません。また私の記憶では各都道府県の条例にも(今の所)抵触していないはずです。東京都や大阪府などでは、下着類などの猥褻物品の売買は条例により禁止されていますが、使用済みのマスクは含まれていないからだ。詰まる所、自己責任で売買してくださいという状態になっています。ちなみにその使用済みマスクの価格相場は現在300円前後だとの事だった。これに対し西村ひろゆき氏は、1ヶ月分まとめ売りしても9000円だと考えると、普通にバイトをした方が収入になりませんか・・・?とツッコんでいましたが私も同感です。しかし売る側(女性?)からすると、使い古した下着や水着を売るよりもハードルが低い感覚があって、ゴミが金に変わるという感じで販売している事が多いのだろうと推測する。ちなみに完全裸体の写真や絵画、文書など直接的猥褻物の売買や配布に関しては刑法175条により猥褻物頒布等罪として規定されているので犯罪行為となる。売春防止法もそうだが、日本の刑法は犯罪の成否に被害者の有無は関係なく「要件を満たしたら罪」となっている(これ大事)。
しかし、下着類や生活使用物品などの売買(頒布)については事実上規定されていないので、実際はどこからが猥褻物でどこからがそうで無いのかの線引きがよく分からないのが実情である。と言うのも、性的な嗜好というのは年齢性別に拘わらず、個人によって千差万別に存在するからだ。わかりやすく言うと、下着類よりも帽子(のにおい)に興奮するという者もいれば、眼鏡に愛情を覚える者も実際にいるという事だ。
そう考えると、私もずっと以前から思っている事なのだが、「性的な嗜好」と言う物を考えると、ネットのフリマやオークションで普通に出回っている中古(使用済み)の衣服類と、今般の使用済みマスクの、どこがどう違うのかという疑問にぶち当たるのだ。私的には中古品の全てが使用済みマスクと同じ次元になってしまうのではないかと思うのだ。そこに反論として入ってくるのが「社会通念」という事になってくるのだが、その社会通念と言うのも水物で、時代や一般庶民の生活態様、考え方によって変遷するし、強いては議会での議決や裁判の結果如何によって一気に様相が変わる事すらある。ネットを媒介にした売買取引では、売った側も買った側も個人情報保護の観点から一定の匿名性が保たれており、実際の取引相手の氏素性は分からないので、例えば普通に着ていたセーターを売ったが、買った側は実は性的嗜好で購入した可能性もあるわけで、実は売る側がそれを想像できるか否かによって社会通念=ハードルが上がったり下がったりするのである。だとすれば、下着類の販売を禁じているという各都道府県の条例も、社会通念上は理解できるが、突き詰めてゆくと、実効性があるのかどうか・・・という所に行き着くと私は思う。
そう、法の実効性である。
これが無ければ、いくら立派な主旨で法律を作っても無意味な物になってしまうので、とても大事な要素だ。ここまで話が来ると、もう少し裾野が広がって日本国憲法21条で保障されている「表現の自由」という所に行き着くのである。これは、例えばカバネルなど昔の有名芸術家が描き遺した女性裸体の絵画を猥褻画とする者はほぼいないだろう。しかし一方で、以前には写真家の加納典明氏が撮影した女性のヌード写真は芸術では無く猥褻物であるとして摘発対象になった事もある。ではその境界線はどこにあるのかという話である。もっと解りやすく言うと、女性が自分の使用していた下着をそのまま売ったら猥褻物を売ったとして条例違反に問われるならば、その下着を立派な額縁に入れて豪勢な装飾を施し、ご丁寧に表題まで付けて芸術品であるとして出品したとしたら・・・。
とどのつまりは、無名監督のエロビデオはダメで、黒澤明監督のエロ場面のある映画はOKなのかと言う話に発展し、結局刑法175条は、日本国憲法21条に抵触しているのではないか・・・?
という話になってくるのである。
実際に刑法175条違反で公判(刑事裁判)となった場合、憲法21条等を用いて争われる事が非常に多く、最高裁まで話が行く事も少なくない(刑事裁判は三審制度が敷かれているが、一審で憲法違反の判断がなされた場合、高裁を飛び越して最高裁への跳躍上告が可能となっている、これは最高裁だけが違憲立法審査権を持っているからです)。これには有名な裁判例がたくさんあり、ネットで調べるとすぐにヒットすると思うので、興味のある方は検索してみると良い。
こうやって一つ一つの話題を法的に照らし合わせてゆくと、法律があるのだから結果は一本道だとは決して言えない現実がある事がよく分かると思います。弁護士や検察官によっても法の解釈によって意見が分かれますので、ここに法廷で争う余地が残されているという事です。

さて、
1枚300円で女性が販売する使用済みマスクの話が、なんと日本国憲法にまで及び、法曹でもない私には手も足も知識も届かない議論がされている範囲にまで到達してしまったので、法律的な話はここまでにしますが、私的な結論として、ネットのフリーマーケットというツールで、個人が匿名でいとも簡単に世界中の人間を相手にアピールをして商売ができる時代となった昨今、今まで普通に捨てていたゴミが、意外な収入をもたらす事もあるという事例であると捉えておきたいと思うが、切った爪や、剃ったスネ毛なども売られているのかな・・・等と想像すると、何だか薄ら寒い気がしてくる昨今です。

詐欺罪とな!?

昨日は、誤送金されてきた4630万円をちょろまかした人間が、どういう罪に問えるのか、その大金の行方はどうなってゆくのかを、法律点から考察して私なりに予測を立ててみた訳ですが、今日、ワイドショーを何気なく見ていると、この事件に関して「詐欺罪」が成立するのではないか?という話が出てきており、私的には少々驚いたので、今日は刑法で言う「詐欺罪」と言う物をテーマに考察してみたいと思います。
日本の刑法の中で謳われている「詐欺罪」の条文は246条にあり、以下の通りである。
 
第二百四十六条 人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。
2 前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。

サクッと説明すると、一項では詐欺罪の成立要件と量刑を定めており、二項では自分が利益を得ても、他人に利益をもたらしても同罪である旨を謳っている。テーマ的にひもとく必要があるのは、やはり一項の方だろう。
詐欺罪とは、世間的に分かりやすく言うと、人をあの手この手で騙くらかしてその者から金品を奪取する事だ。近頃ではオレオレ詐欺や交付金詐欺などと言う犯罪も多く流行っているので、何となく多くの方も理解しているだろう。
しかし刑法で言う詐欺罪の成立要件というのは、実は「奪取する」の少し前段階の「人を騙して・・・」という過程で成立することになっている。これを法律用語で「欺罔(きもう、ぎもう)」と言います。
欺罔とはググると分かるが「詐欺的行為で、相手に虚偽のことを信じさせ、錯誤させること。」です。
つまり、この「欺罔」という過程を踏むと詐欺罪は既遂となる。その後の金品を実際に奪ったかどうかは関係ないのである。詐欺師の皆さん?電話で嘘っぱちを言ってる瞬間から詐欺罪は成立しているんですよ~。ちなみに詐欺未遂とは相手を「欺罔」しきれず気付かれてしまった場合に未遂となる。更に言うと詐欺師が「欺罔」を犯している最中に相手に情が移ってしまい、何だか可哀想になったので「騙すを止めた」場合は詐欺未遂で公訴はされるが「中止犯」という事になり、これは刑法43条によって「刑が必ず減刑、または免除」される事になっている。中止犯は、駆けつけた警官に説得されたとか、通行人の邪魔が入ったので中止した等の場合には適用されないので勘違いしないように。

さて、少々話が横道にそれてしまったが、話を元に戻そう。
詐欺罪の成立要件には、犯人が「欺罔」という過程を踏んでいなければならない。日本は法治国家なので条文にある以上は、これは絶対条件だ。では、4630万円のネコババ事件に当てはめて考えてみよう。
さて、
A(昨日の続き、ネコババした本人の事)は、一体どこで詐欺を働いた事になるのか・・・?
少なくとも、誤送金をした職員に対しても、阿武町に対しても「欺罔」という騙くらかして陥れるような事は何一つしていないのだ。ではなぜワイドショーでは「詐欺罪」等という突飛もない罪状が話題に上って来たのか。これは実はAと阿武町(職員)との間に成立している罪状ではなく、Aと送金を請け負った銀行との間で「成立するのではないか」と言う話だったりします。
例えばAが4630万円ものお金が自分の口座に振り込まれている事をスマホ等で知り、早速その金を引き出して我が物にする為に印鑑と通帳を持って窓口へ行ったとする。当然それだけの額面となると、特に振り込み詐欺の多発している昨今なので、窓口の銀行員は「何かのお支払いですか?」等、Aに一言かけるだろう。そこでAは窓口で「何らかの嘘をつく」事になるのは推して知るべしだ。その嘘=欺罔によって銀行員を納得させ、大金を引き出したという事で「詐欺罪が成立」という事を言っている・・・と思われる。が、残念ながらAはこの金を引き出して動かすのに窓口は利用していない。つまりちまちまとATM等を使って引き出していたようなので、そうなると、私が思うにはAと銀行との間には、どこまで行っても「欺罔」という過程がないワケで、これに詐欺罪を当て込むというのは、それこそ風が吹けば桶屋が儲かるような話で欺罔をこじつけていく必要があり、公判では弁護人と検察官の間で裁判官を欺罔し合うような、まるで禅問答的な尋問合戦が展開され、恐らく担当検事もそんな予想をして「詐欺罪では法廷が維持できんよ」となる気がするのだ。ちなみに該当しない、とんちんかんな罪状で起訴すると無罪判決が下る場合があり、検察は赤っ恥をかく事になる。だから警察が書類送検をした後に、実際に起訴できるだけの証拠があるかどうか、どの罪状で起訴するかを吟味する権限を検察は持っているのだ。これを二次的捜査権と言い、かつてのキムタクのドラマでも松たか子さんと組んで証拠集めの捜査をしてましたね。
それはそうと、詐欺罪の成立要件として「不作為の欺罔」と言うのも考えなければなりません。これはわかりやすく言うと、買い物をして釣り銭を多く受け取ったのに気付いたが、そのまま黙ってネコババした場合に成立する。つまり気付いたけど申し出なかった=不作為によって相手を欺いて不当に金品を授受したというワケだ。Aが銀行窓口でなくATMを使った場合もこれに該当するのではないかという説を唱える弁護士さんも出てくるかも知れないが、私はこれも無理があると思う。確かに、阿武町(職員)も銀行員も気付いておらず、Aは大金が誤送金されたのを申し出なかったと言う点で不作為の欺罔による詐欺罪が成立すると言えなくもないが・・・。ここは私如きが論説する箇所ではないのでやめておきます。と言うのも、この点については法曹の間で大論争が起こっている事案だからだ。でも私個人の考えとしては、この誤送金の事例を釣り銭の事例に重ねて詐欺罪に持っていくというのは、どうしても無理を感じます。だってAはATMの向こうに銀行員がいるとは言え、人外の物に「不作為」を働いたワケで、それってどうなの?って話になるんですよね。ま、これ以上はやめときます(笑)。

ワイドショーではもう一つ、ATMを使ってAがお金を引き出したのなら、電子取引何チャラとか言う罪に当たるのではないか等と議論をしていたが、私はこれにも該当しないと思う。Aはべつに電子取引のシステムを悪用して不当に金を手に入れた訳でもないからだ。
結局、やっぱり詐欺罪に持ち込むのはちょっと無理があるように思われますね。窃盗罪の疑いを持ちつつも、現時点で起訴できる罪状というのは「占有離脱物横領罪」という事になるのではないかと思われます。
う~む。聞くとこのネコババ犯、二十代の青年との事。本当にここまでの法律知識があっての狼藉なのか、或いは法律に詳しいバックがいるのか、私的にはやはりそこが一番気になります。

<追記>
詐欺罪の既遂と未遂の判断基準として、
1)金品の搾取が行われたか否か
2)上述のように欺罔行為を行い、相手が錯誤したか否か
で、諸説があります。多くの弁護士は1)を採用されているようですが、私が習った詐欺成立要件は2)でした。私は弁護士ではありませんが、法律を多少なりとも囓った者として、この考えは今も変わりません。なぜなら1)では詐欺師が既遂として逮捕されるケースが少なくなり、刑法246条の趣旨である善良な民の財産を保護するという目的は薄まってしまい、代わりに「実際に金品が搾取された訳ではないから良ろしかろう」という詐欺師という犯罪行為を生業とする者の人権を守る立法趣旨になってしまうと考えるからです。詐欺未遂と詐欺既遂、同じ罪の内容で起訴するのだから問題ないと考えるのは、被害者になる一般人に対する法曹の欺瞞という物だ。既遂と未遂では裁判官の心証も違う物となるし、被告人もしみじみとした弁解の余地も出来てしまう。下手をすれば中止犯を狙ってくる可能性もある。ただでさえ逮捕が難しく、起訴しても立証が難しい詐欺罪について、そこまで気を遣う必要は無いと思いますが、いかがなもんでしょうか。

4630万円の誤送金と、使い込みの犯罪について考察してみた。

山口県阿武町の職員が、個人の口座に4630万円もの大金を誤って送金してしまったという事案が先日発覚した。

で、
その誤送金されたお金を犯人?(仮にAとします)がそのままアリガタヤとばかりに使い込んでしまい、事件が発覚し職員が返還を求めて連絡をするも、「罪は認める、が、お金はもう払い込みに使って無いので返還は拒否する」と返答したもんだから騒ぎは一気に全国区へと広がった。4630万円もの大金が、いきなり個人の口座に振り込まれてきて、これ幸いと使い込むのは常識的におかしい、Aは何らかの罪に問われるのではないか。と言う論調でネットの書き込みは溢れ、同じく今もワイドショーを先頭に、ネットニュース等でも世間を賑わせている事件となっているようだ。
ネットの書き込みを見ていると、使い込みと返還拒否に関しての犯罪性を問う内容の意見が多い事にちょっとばかり個人的に興味を抱いたので、この事件を出汁にして少し考えてみたい。

この事件は、刑事事件と民事事件の両方が混ざり合うような経緯を持っているので、多くの方がその両方をごっちゃに考えてしまう傾向があるようだが、日本の司法制度ではこの二つは厳密に分けて考えなければならない。
まずは刑事部門から考えてみよう。
Aは普通の生活を営む人間のようで、毎日のように5000万円前後のお金を右から左に取引をしているような者ではないようだ。どちらかと言うと毎月の支払いも厳しい生活をしていたフシも見られる。となると、誤送金されてきた4630万円を見た瞬間にAは絶対に自分とは関係の無いお金だと認識したと同時にびっくり仰天したはずである。しかしAは罪の意識はありつつも、差し迫っていた借金の返済に充ててしまったという顛末である。他人のお金だと分かっていて、それをネコババして使い込んでしまう事を刑法では「横領罪」という名前で定義している。この場合は、役所の職員が、間違いに気付く事も無く(=悪意無く)4630万円をAの口座に振り込んだ時点で、お金の所有者である阿武町の占有から離れている事になる。それをAがネコババしたわけだ。Aの罪を正確に言うと「占有離脱物横領罪」という事になる。何やらややこしい名前になったが世間的に言うと「拾得物横領罪」と言えば分かりますかね。要は「落とし物=持ち主の占有を離れた物」を「ネコババ=横領」したという罪になるわけです。この罪の刑は「1年以下の懲役又は10万円以下の罰金若しくは科料」と定められている。4630万円もの大金をネコババした犯人に問う罪にしては軽すぎるだろ・・・という話もあるが、これが刑法の考え方なのである。
いや、職員が間違えて振り込んだとしても、その数字は銀行によっても管理されているので占有を失ったとは言えないので窃盗罪に問えるのではないか?
と、どうしても納得がいかず、そう考える人もいるだろう。
と言うわけで、少し回り道するが、占有離脱物横領罪と窃盗罪と強盗罪についてそれぞれがどう違うのかを考えてみよう。検察がこの手の事件をどう言う判断で罪状に問うているのか、今後のニュースを読む上で大いに参考になると思います。
本来なら警察に届けなければならないとされている落とし物を、拾い主がネコババしてそのまま持ち去ったら「占有離脱物横領罪」になるという事は上述の通りだ。これには異論は無いだろう。ちなみに拾得物横領罪と言う言葉もあるが、法律の世界では通常は前者の言葉を使う。
一方「窃盗罪」というのは読んで字の如く他人の所有物を窃(ひそかに)盗(ぬすむ)という罪である。つまり他人の所有物で占有を離れていない物品を、ひそかに自分の占有下に置く事で「占有を奪う」と窃盗罪が成立する。わざわざ大事な所にカギ括弧まで付けて、私って試験官だとしたら優しいなぁ・・・(笑)。ちなみに電車のキセル乗車や食堂での食い逃げ、ホテルの無賃宿泊での逃亡等もサービスを盗んだという概念で窃盗罪となる。こういうのを利益窃盗と言う。
さらに凶悪で、他人を凶器で脅すなり傷つけるなりして、所有者の意に反して強引にその所有物を奪ったら「強盗罪」となる。奪った物が金品でなくとも、例えばナイフを突きつけて無銭飲食をした場合はもはや窃盗ではなく強盗罪が成立する。
と言う、以上の三つの罪状の成立要件を頭に入れておいた上で、次の例を考えてみよう。

通り魔がすれ違いざまに突き立てたナイフが、思いの他急所を突いてしまい、刺された被害者がたくさんの血を流しながら呻き声を上げた後にその場で倒れ込んで頭を強打し、そのまま動かなくなってしまった。通り魔は慌てたが、倒れた被害者の鞄が高価そうな物だったので、咄嗟に被害者の鞄をひったくってそのまま逃走した・・・。

さて、この通り魔は警察に捕まると、最終的には何の罪状で起訴される事になるだろうか・・・?
多くの方は、被害者を傷つけた(或いは殺した)挙げ句に「その者の意思に反して」鞄(金品)を奪って逃げているのだから強盗罪が成立する・・・と、考えるのではないだろうか。確かに法曹の人達の間ではそういう論評をする向きもあるのは確かである。況してや被害者が最終的に死亡したとなると、会った事もないイカレポンチに刺された挙げ句、大事な物まで奪われるなど気の毒以外の何物でも無いと考えるのが普通だろう。それに強盗の成立要件である「その者の意思に反して」という部分も成立しているので強盗で問題ないはずだ。
しかしこれは少数派の考えだったりします。
タネ明かしを話すと、通り魔は始めから金品を強奪する目的でナイフを突き立てた訳ではなく、単純に通り魔らしく(?)ナイフでちょっと傷を付けて逃げてやろうと犯行に及んだ物だ。この時点で強盗罪は成立しない事になる。ところが思った以上に深くナイフが突き立ってしまい被害者はその場で倒れ、頭まで強打して意識を失ってしまった。通り魔はその行きがけの駄賃という形で被害者の鞄を奪って逃げたのが事の顛末だ。つまり、通り魔はナイフを突き刺して最終的に被害者の意識を失わせ=占有を奪って、鞄を持ち去ったという解釈ができるのである。私は上述でカギ括弧まで付けて窃盗は「占有を奪う」事だと申し上げました。詰まる所このケースでは、この通り魔はナイフで傷を付けたので「傷害罪」もし被害者が死亡すれば「殺人罪」、それと鞄の占有を奪ったので「窃盗罪」の二罪が成立する事になります。これが私の習った刑法典の多数派(=一般論)の考え方です。

では、このケースで少し話を変えて考えてみよう。

通り魔がナイフを突き刺して、被害者が倒れ意識を失った後、通り魔は慌ててそのまま何も取らずに逃げてしまった。しかし、暫くしてその後どうなったのかやっぱり気になった通り魔は、その現場に再び戻ってみた所、刺された被害者は大量に出血した状態で既に事切れていた。通り魔は再び逃げようと思ったが、傍らに高価そうな鞄を見つけたので、咄嗟にその鞄を奪って逃げ去った・・・。

先の例と違う点は、通り魔が一旦現場から離れている点だ。この場合も結局通り魔が占有を奪った張本人なので、しかも殺しているので文句なしに殺人罪と窃盗罪に問われると思う人が多いかも知れないが、文句なしなのは殺人罪で、鞄を奪った事に関しては、すでに被害者は死んでいるので「占有から離れた物」と見做され占有離脱物横領罪という事になる。これが刑法典の多数派(=一般論)の考え方です。

「そんなバカな・・・。」

と、思う人も多いかも知れないが、刑事法や刑事訴訟法を習った事がある人間なら弁護士でなくともこう言う考え方をするのが普通だと思います。が、これはあくまで一般論であって、法廷は水物とか生き物と言われる場所でもありますので、警察の立件趣旨、実際の法廷を維持する事になる担当検事の考え方や、強いては裁判官の考え方によって罪状が変わる事は大いにあり得ると思います。何れにしても結果は同じなのに強盗罪には問えない点に留意すると、法律的な考え方とかが少し見えてくるのではないでしょうか。
 
さて、
長い回り道になりましたが、占有離脱物横領罪、窃盗罪、強盗罪の成立要件を理解できた所で、話を4630万円のネコババの話に戻しましょう。もう分かると思いますが、このネコババしたAは阿武町からも担当職員からも「占有を奪って」はいません。本当にどこからともなく降って湧いてきたようなお金だったわけです。つまり刑事裁判において窃盗罪には問えず占有離脱物横領罪で起訴するのが関の山という事になります。そうなると求刑内容は大金の割には軽い物になるし、間違えて振り込んでしまった職員の過失は非常に大きいので、弁護人は必ずその点を突いてくるでしょう。しかしAにも「分かっていて使い込んだ」という重過失があるので、実刑判決は取れるかも知れないが、罪刑が1年未満の懲役、10万円以下の罰金、科料で、しかも「罪は認める」としおらしい事を言っている点から、執行猶予が付く可能性も高く、警察も検察もいまいち力が入らないというのが本音ではないかと思います。

一方で、
4630万円の行方はどうなるかという事ですが、これは罪に問う刑事裁判ではなく、阿武町とAとの間で争われる「民事裁判」のお話となります。ちなみに先に言っておきますと「即時取得」という事にはなりません。即時取得というのは、明らかに所有権が放棄された物品(無主物と言う)に対して、それを拾得した者に与えられる新しい所有権であり、今回のように占有は離脱したが所有権が放棄されておらず、しかもお金となると即時取得は成立しません。
刑事裁判と民事裁判の行方は基本的には別々に進むので、刑事裁判でAが実刑を言い渡されたからと言って、民事裁判で「あんた犯罪者になったんだから全額返しなさい」とはなりません。裁判所は飽くまで阿武町側の言い分と、Aの言い分を勘案して、過失の割合を判定した上で審判を下します。ちなみに民事裁判では何でもかんでもお金に見積もって審判を下します。
ところがだ。
仮にA側に「阿武町側の過失分を差し引いて金2800万円を支払え」という審判が下されたとしましょう。
しかし、Aにその弁済能力が無かった場合は、阿武町側が今後いくら裁判謄本をA振りかざしたとしても、返金される事は無い事になります。つまり「相手の身体を奴隷に叩き売ってでも取り返す」という事は日本の法律は認めていない訳です。という事はどういう結果になるかを予想しますと、恐らく阿武町側が優位に進むとは思いますが最終的には調停によってA側が「無理のない範囲で毎月弁済する」という事に落ち着く気がします。もちろん、弁済中にAが死亡して相続人がいなければ、税金の塊は永久に返ってきません・・・。
もしかしたら、Aはここまでの事を見越して、突然手にした4630万円を使い込んでいたのだとしたら、相当な法律の知識がある事になると私は思う。或いは、そう言う知識を持った人間がバックに絡んでいる可能性が高い。つまり、かなり厄介な相手だという事だ。
しかし、しかしである。
実はAは4630万円を使いこんでなどおらず、法律知識を駆使して引き出した現金をどこかに隠していたとしたらどうだろうか。この場合は「占有を奪う」という要件が成立するので窃盗罪が成立する。窃盗罪の公訴時効は7年なので、警察も今後Aの行動には目を光らせる事になるだろう。仮に向こう7年間、Aがその金に手を付ける事無く時効で罪を免れたとしても、民事上の責任は逃れられないので、その現金が出てきたら返還しなければならない。そう考えると4630万円は大金ではあるが、Aの今後の人生を考えると決して遊んで暮らせるような大金ではないことが分かる。そう考えると、やはりAを出汁にして濡れ手に粟の如く大金を手に入れようとしている小賢しい人間がバックに潜んでいる事が充分に考えられる事件だと私は思うのですが、いかがなもんでしょうか。

<参考文献>
刑法おもしろ辞典(和久峻三)

女子のプロ野球リーグについて思うこと。

実は私、かつてあった女子プロ野球とは実は些少の縁があった身でありまして、最初2チームから始まったリーグも、最盛期には4チームにまで増えましたが、つい最近になって数年前に消滅していた事を知ってちょっと物寂しくなりました。
女子プロ野球機構が発足したのは実は大阪府にある高槻市で、公式戦ではわかさ球場などが使われていましたが、練習の本拠地としては高槻市にある大谷山グラウンド(現在は閉鎖)が使われていました。女子プロ野球ではチームに関係なく全員が大谷山グラウンドで練習をしていましたので、練習日は40名余りの全選手、審判員、コーチ陣が一堂に練習・指導に励む姿が見られました。ちなみに発足当初は「京都アストドリームス」「兵庫スイングスマイリーズ」の2チームでした。ちなみに大谷山グラウンドはそれ以前から高槻市のリトルシニアチームのグラウンドとして使用されており、女子プロ野球はリトルシニアが使わない平日昼間を主に使用していたようです。
私もカメラマンとしてグラウンドに足を運ばせて頂いたこともあって、実際にグラウンド内で撮影もさせて頂きましたし、元GのK投球にも会わせて頂きました。またリトルリーグ時代からよく知っていた女の子も入団を果たす(現・阪神の女子チーム在籍)など、これらの経験は今も楽しい思い出として心に残っています。(私の写真は著作権の問題から掲載は一切しておりません)

さて、そんな当時の思い出話はさておき、最近知ったのですがプロとしての硬式野球リーグはないものの、アマチュアレベルではチームや対抗戦があるようで、今も女子硬式野球が何とか実施されているというのは喜ばしい事なのですが、やはり女子ですね「美しすぎる野球選手」と言う呼ばれ方で加藤優という選手が話題になっていたようで、一旦野球界からは引退したもののアマチュア選手として復帰するなどしてタレント活動と並行して女子プロ野球の普及・活性化に尽力されているようです。が、その加藤選手もやはり「美しすぎる・・・」と言った女子特有の肩書きが付いて呼ばれてしまうことに違和感のような残念な気持ちになるような事があると仰っておられました。確かに、スポーツ界に限らずかつてのクリミアの検事総長を務めていた女性も「美しすぎる・・・」という呼ばれ方をされて話題になっていましたね。でも、加藤選手にしてみれば、もっと女子選手のレベルを上げて、男性と同じくらい野球が出来るんだという事を示さないとプロリーグは成り立たないとも仰っておられます。実はこの点については、私も激しく同感する次第であります。

男性のプロ野球リーグは、戦前戦後も隆盛を誇り続けており、今では年俸1億を超えるプレイヤーも珍しくなければ、メジャーリーグに移籍してイチローのようにレジェンドになったり、ダルビッシュや大谷のようにスーパースターになる選手もいたりする。一方で女子硬式野球となると経営が成り立たずプロが無くなったばかりでなく、実際には加藤選手の主張とは裏腹にリーグが消滅して以降も、いまいち盛り上がってくる気配も感じられないのが現状だ。何故ここまでの差が付いてしまうのか・・・。と言う辺りを私なりにちょっと考察してみました。かなりきつい内容もあるが、包み隠して書いてもしょうが無いので一応書いてみる。
女子プロ野球の問題点は主に以下の通りと考える。

1)迫力が無い。
2)実力が中学生レベル。
3)各チームに地域色や独自性がない。
4)存在感のあるスター選手が生まれない。

と、まだあるけど大きな所ではこんな感じだと思う。
結果的に彼女らの試合を「お金を出して何度でも見に行きたい」と、一般人に思わせる所にまで行き着けないので、経営的に苦しくなり、年俸もサラリーマン並みで夢が無く、プロを目指す必要が無いので有望な選手も集まらない・・・という負の連鎖に陥ってしまうわけですね。
野球ファンがお金を出してでも見に行きたいと思うのは、やはりプロならではの職人技のような華麗なプレーや迫力のあるピッチング、バッティングを見たいからだ。女子プロ野球ではまず1)2)が大きな問題となる。特に2)はコアなファンからしたら激怒されるかも知れないが、ここでは言えないんだけど、これには実は裏付けがあったりします。ちなみに数年前の女子プロ野球チームが、大阪桐蔭の野球部と試合をして勝てると思えますかね?100%近い確率で勝てると思えるならば、女子プロ野球リーグはもっと迫力があって今も残っていると想像できるくらい活況に満ちていたと思いますよ。私は当時の総力戦でもってしても10戦中1回勝てれば幸運かなと思える実力だったと思います。つまりプロ野球と言うには力による迫力が無いんですね。
3)4)も連動するかも知れません。チームの地域色と独自性が重要なファクターです。プロ野球のセ・リーグに横浜ベイスターズという球団がありますが、前回優勝したのは佐々木主浩投手の時代の1998年です。この時に日本シリーズも制覇していますが、これ以降リーグ優勝はしていません。にも拘わらず今もホームの横浜球場で試合をすると、それなりに観客が入るのは根強い地元のファンがいるからです。リーグ一少ない予算、リーグ一少ない年俸、リーグ一スター選手不在などと色々と言われる球団ですが、横浜の人達はベイスターズを愛し続けており、プロ野球を楽しみに足を運んでいます。スター選手は確かにいませんが、これもその根強い地元のファンがスターを作り出す事も多々あります。それがかつての高木・加藤・屋敷の「スーパーカートリオ」であったり、ハマの大魔神と呼ばれた「佐々木主浩(98年優勝投手)」であったり、「ハマの番長」こと「三浦大輔」だったりします。つまりチームの地域性、独自性はそのチームのスター選手の排出と微妙にリンクするんですね。この点も女子プロ野球リーグには無かった点で、地元チーム、地元排出の選手と言った熱烈なファンを造り出し盛り上げに一役買う素地がなかったのではないかと思います。

では、もし今後女子プロ野球リーグを再興または新興するとして、実際にはどうしたらよいのかを、私なりに考えてみましたので、記しておきたいと思います。

男性のプロ野球選手並みの実力を女子選手も付ける事を目指すことは選手としては、叶う叶わないは別として良いことだと思います。選手というのは愚直なまでに身体を鍛え、技を磨き、日々の研鑽を怠らない者だと思うからです。しかし、男子プロ野球の中に交じってプレーをしても違和感の無い程の実力を付けるとなると、これは方向性が間違えていると思います。プロ野球界では、一人一人が選手であると同時に、エンターティナーでもあるのです。強いて言えば監督やコーチ、スタッフ、審判員も含めてそれらが一丸となってプロ野球という一つの「興業」を成立させています。この中に鍛え上げた身体を持った女子をねじ込んで行く事は並大抵の事では無いと思います。女子がどれほど鍛え上げても、やはり究極では男子の体力や筋力には敵わないからです。現実はそんな水島新司の漫画のようには行きません。なので、やはり女子は女子だけで女子プロ野球リーグという興行を新興するのが正解だと思うのです。しかし、「男性と同じ程度の迫力・技量を持った野球を見せる」というのも私は微妙に方向性が違うと思います。少し横道にそれますが、「興業」という観点から見ると、男子、女子それぞれで新興して成功を収めていた物として私が真っ先に思いつくのは「プロレス」です。最近ではお笑いや男女混成等、色んな団体が出来ていますが、私が言っているのはかつて隆盛を誇った頃のアントニオ猪木が興した新日本プロレス、ジャイアント馬場の全日本プロレス、女子の全日本女子プロレスの時代です。プロレスが一番盛り上がっていた頃の時代ですね。
この頃は男女混成での試合というのはほぼ無く、私の記憶では神取忍が天龍源一郎に挑戦してボロクソにやられた試合しか知りません。つまり男子は男子、女子は女子でそれぞれがそれぞれのファンを掴んで盛り上がっていたわけです。注目すべきはこの男子と女子の盛り上がり、つまりは興行内容の方向性ですね。
男子は、筋骨隆々の選手、必殺技を持った選手、華麗な技を見せる選手、凶器を使うヒール選手など多種多様で、個々の選手の魅力でファンの心を掴み取っていたように思います。
一方で、女子プロレスは確かにスター選手はいましたが、男子とは違った方向性がありました。一貫していたのはベビーフェイス(ヒーロー選手)とヒール(悪役選手)が明確に分かれていたことです。これはマッハ文朱から始まって、ビューティペア、クラッシュギャルズと受け継がれていますし、その他、小柄な選手が大柄な選手にボロクソにやられても最後は彼に勝ったり、やっぱり負けたりでファン心を揺さぶったりしていますね。そしてヒールとしては代表格はやはりダンプ松本でしょうか。彼女は最終的に極悪同盟という物を結成して、なんとレフェリーまで悪役にするという事までやってのけましたね。これによって正義VS悪者という構図を作り続け、男子とは違った雰囲気で盛り上げて行きます。しかし、ある意味ショー的であり、悪い言い方をすると茶番的な一面もある一方で、正統派のプロレスも忘れてはおらず、特に神取忍と北斗晶の血みどろの試合は、今もファンの間では語り草になっているのではないでしょうか。男子プロレスと女子プロレスの違いは興行的にはそれぞれ独自のスタンスを持っていた事も確かですが、特に見るべきは圧倒的に違う体力と迫力の差を女子プロレスがどうやって埋めていたのかです。それは、女性ならではの柔軟な身体を生かした男子では滅多と見られない技がいとも簡単に出てくる事、登場する凶器がスタンガンだったり一斗缶や竹刀、針金バットだったりと、洒落にならない物だったり、本当に血みどろで手抜かりを感じさせない「死闘」を繰り広げる事もあったりと、男子プロレスだと本当に殺し合いになるような事でも、女子特有の身体性能を生かした試合をプロレスとして見せていたのが、当時の女子プロレスの隆盛の大きな要因では無かったかと思います。
ここに、女子プロ野球リーグの再興のヒントがあるように私は思います。
今、男子がやっている事を後追いし、食い込んでいく事では無く、また女子だけで同じ船を出して男子と同じ漁をするのでも無く、女子だけで船を出し、女子ならではの要素をふんだんに盛り込んだ野球を見せる事こそが女子野球再興の道になるのではないでしょうか。そういう意味では「美しすぎる・・・」という選手の表現は女子ならではです。それだけでエンターティナーとしてファンを呼べるならそれもありだと思うのです。ソフトボール選手のような多少露出の多いお洒落なユニフォームも女子特有でしょう。審判員も女子が混じっていると雰囲気が変わりますし、ラッキーセブンの攻守交代時には五輪選手のショータイムを挟んでみたり、運動音痴なお笑い芸人に野球をやらせるようなサプライズを挟むのもよいでしょう。今、男子のプロ野球界がやっていない事をどんどんやればよいのです。できればそれだけで華々しくなります。
プロ野球は一見一丸となっていますが、実は個々のエンターティナーの集団なのです。選手一人一人が、色々な技術、手法でファンを楽しませなければいけません。それにいち早く気付いて今、監督となって実践しているのがビッグボス・新庄剛志監督ではないかと思います。今は彼を見て参考にするしかありませんが、彼が監督業を引退したら、女子プロ野球リーグ再興を目指す人たちは、いち早くプロデューサーとして取り込んだ方が良いと思いますが、いかがでしょうか。

今、コロナ騒ぎに思う事。

過去には色々と予想めいた事も書いたりしてた新型コロナの話題ですが、今回はそういう事ではなくて2022年5月現在においてのコロナ騒動に対して思う事を書き綴っておきたいと思いキーボードを叩く事にしました。
相変わらず、

1)マスコミは毎日~~人の感染者が出ました。と国民を報道という美名の元に煽りまくって金を稼いでいる。
2)政府は、感染対策を万全にして頂きたいと繰り返すばかり。
3)地方自治体も、感染者が増えてくると、蔓延防止措置を国に要求する。
4)国民は、もはや予防接種をする意味すらも見失って、訳が分からなくなっているばかりでなく、別に強制でもないのにマスクすらはずせない集団圧力による生活を余儀なくされている。

と言うのが現状です。
このうちの2)の国の対応(?)と、3)の自治体の対応(?)については、私に言わせるとコロナ対策ではなくて明らかに一部の国民がぶちまけてくる「クレーム対策」ですね。これをもっともらしく行う事で「選挙対策」にもなるわけです。少なくとも「感染対策」も「経済対策」も実質的にはやっておりません。

4)はマスコミの煽動と政府の対応策の話の内容から、もはや訳が分からなくなっている国民が大半になっていますね。国民が出来る事と言うのはワクチン予防接種や手洗い、消毒、マスク等をしてウイルス感染から我が身を護る事位ですが、これがなぜか気が付くと世のため人のためにやれと圧力をかけてくる人間が一部にいたり、ムラ社会特有の集団圧力による強制を強いてくる会社、地域も存在するようで、要するにもはや訳が分からなくなっています。何度も言いますがワクチン接種もマスクや消毒も自分の為にする物であって世のため人のためにする物ではありません。他人に求めるのはもはやただのモンスターです。
 
しかし、そんな政府の対応や、国民のモンスター化の主原因を作りだしているのは、私はハッキリ言って1)のマスコミの連日の報道だと思います。国民は例え嘘っぱちの内容であっても、案外信じやすい物です。また信じたくなる者もいます。それはロシアのウクライナ侵略の国内向けプロパガンダによるロシア国民の反応を見ていれば理解できる事です。それに呼応しない国民は1割もいないでしょう。これによって、国民は半ばパニックを起こし、政治家と役所に対策を求め、強いては周囲にも対策を求めるようになります。あらゆる施設、店舗のマスク着用条件を見ていると理解できますね。繰り返す事になりますが、店舗や施設のマスク着用条件は、コロナ対策ではなくネットクレームとマスコミ対策です。結局、多数の国民が騒ぐので国も自治体も対応を余儀なくされ、歯の浮くような事をテレビカメラの前で話す訳ですね。こう見てゆくと、さして感染者も死者も出していないのに、今の世界から立ち後れた国の状況を作り出している主犯は間違いなく「マスコミ」という事になると思います。それ以上でも以下でもないです。こんな私の意見に反論してくるヤカラがいるとしたら、それもマスコミにやられちゃっている証拠なんです。
 
では、
今現在から明日以降に向かって、実際にどのようにすべきなのか・・・。私見ではありますが、記しておきたいと思います。

1)国は新型コロナウイルスは2類相当据え置きで構いません。しかし、あくまで2類「相当」という扱いだけです。それは感染者の医療費対策の観点からです。しかし隔離、治療などを行うのは「発症者」だけでよろしいです。つまり、医療費という観点では2類相当とし、治療という観点からは5類相当の扱いをするのです。それが一番しっくりくるのではないでしょうか。
2)マスコミへ提供している感染者数を、PCR陽性者ではなく「コロナ発症者数」とする事です。つまり無症状者はカウントしなくてよいです。そうすればグッと数は減るはずです。ハッキリ言って「無症状なのに病人だから2週間も完全隔離」って意味不明なんです。
「私、無症状なんだけど病人なんだよね~」
なんて事、数多の感染症をくぐり抜けてきた人類史上で、一度でもあったでしょうか。HIVもHCVも「発症者」をカウントして「患者」と呼ぶんですよ。現在のコロナはそうしても何ら差し支えのない状況にまでなっています。
3)かつてのペスト、スペイン風邪など世界的なパンデミックによる発症者数、死者数と今般のコロナウイルスの発症者数、死者数とをグラフ化して国民に周知させる事です。断然少ないという事実を徹底的に周知させる必要があるのです。
4)最後に政府、自治体のマスク解除の大号令です。日本人はこれをやらないとマスクを外そうとはしません。一方で、いくら蔓延防止措置や緊急事態宣言を解除しようとも、GOTO等のキャンペーンを張ろうとも、マスク制限がある以上は絶対に経済は上を向きません。それは海外でのマスク制限と解除を見ているとよく分かります。特に日本人は変な所で真面目な国民なので、大号令が必要なのです。2)3)でマスコミ対策は出来ていますから、4)のマスク解除の大号令も可能になります。「マスク制限をしている企業には補助金は出しません。」の一言で飲食店や飛行機なども、こんなアホらしい茶番など一斉に止めますよ。何度も言いますが彼らはコロナ対策ではなく「ネットクレーマー対策」でやっているだけですから。岸田首相も小池都知事も吉村市長も分かっちゃいるけど止められないってなもんなんだよな。
 
ま、今現在やるべきはこんな所ですかね。できればセンモンカとか言う政府に纏わり付く集団も、今はもう不要なので解散して良いと思います。ここまで来たら別に岸田政権の判断だけで対処は取れるはず。

2022年5月現在、米国の利上げによるインフレ対策によって円はどんどん安くなっていっております。そんな中でロシアによるウクライナ侵略の影響で原油、食材など景気と生活に直結する物が高騰しています。にも拘わらず日本は経済を本格稼働させようとしない。これって一体誰が得するのかと考えると、一部の政治屋達なんだよな。ウクライナ危機でロシアや北朝鮮が日本にもミサイルを撃ってくるとか騒ぐ奴らがいるようだが、この日本を巣くう政治屋の所へなら、遠慮無くミサイルを撃ち込んで頂いて構いませんけどね。

ドラクエウォークだよん。

最近、お医者さんに指摘された事もあって、ほぼ毎日30分程のウォーキングをするようになった。今まではドラクエウォークで目標値にしていた5000歩/日がクリアできたり出来なかったりしていたのだが、今は平均して10000歩/日になっているので余裕でクリアしている。このゲームってほぼ毎月何かとイベントを差し込んでは、ゲーム内の通貨アイテムとかをくれるんだけど、そのイベントが始まると、これだけ歩くだけでイベントの進み具合がすごく捗るようになりますね。まぁ、歩く事で進むゲームなんだから当たり前と言えば当たり前ですけど・・・(笑)。
 
で、
以前にこのゲームのプレイヤー間で真しやかに囁かれているアカウントによるアイテムなどの有利不利の話をした事がありましたが、私的な都市伝説としてアカウントによる入手アイテムの種類で攻撃タイプ、魔法タイプ、回復タイプに分けられている・・・としたならば、私の場合は今も尚、完全な「超攻撃タイプのアカウント」という事になります。これは間違いないです(笑)。
まぁ、そんな分け隔てを運営側が実際にやっていたら公取法違反になる可能性があるので、これは飽くまで都市伝説上のお話という事で記しております。
一応ここでも記しておきますが、ドラクエウォークというゲームは、良くも悪くも強い敵とまともに戦う為にキャラクターを強くするためには、強力なアイテム(武器や防具)を手に入れる必要があり、その全ては確率0.5%という超シビアな「ふくびき」によって引き当てる必要があります。私は全くの無課金ですので、配布されるふくびき券とジェムという通貨のようなアイテムだけで勝負しております。ジェムは購入できますので課金する人は、このジェムを購入してプラスαの回数をふくびきに当てる事で、強力なレアアイテムを入手できる機会を増やしている訳ですね、でも課金しても実際に入手できるかどうかは運次第で、そこが曲者なんですけどね。
で、私はずーっと無課金ですが、この強力なアイテムで、とにかく攻撃用アイテムが、特に最近バシバシを引当てさせて戴いております。復刻アイテムと言って、過去のイベントで登場したレアアイテムもふくびきに仕込まれたりしてるのですが、それについても回復アイテムは皆無で、とにかく攻撃用アイテムが当たりまくります。
直近では、メタスラのオノが当たり、錬成アイテムがまた一つ増えました。1ターンで6回も攻撃するので、ストレス解消に良いですね(笑)。
そんな折、GWイベントとして始まったのが「復活のアレフガルドふくびき」と言う物なのですが、正直言ってあまり魅力的な武器ではなかったので、まだやっていた一つ前のイベントの「ミリオンダガー」が当たるふくびきを3000ジェムを注ぎ込んで10連でやってみました。

すると・・・
引き当てたのは、なんと「ドラゴンロッド」でした・・・w。

これは私にとっては「トワイライトブルーム」以来、約1年半振りの「回復アイテム」という事になります。
とにかく爆裂な攻撃アイテムで押しまくれ!と私に言っていたゲームがヒョイとくれたのがドラゴンロッドという微妙な回復アイテム・・・(もちろん旬の過ぎた復刻アイテムです・・・笑)。
何が微妙かと言いますと、回復能力として「いやしのかぜ」というのが付いているのですが、これってドラゴンロッドじゃなくても、既に私は「ひかりのタクト」というアイテムを4凸で2本3凸で1本、無凸で1本持っているんですね。しかもひかりのタクトには味方を生き返らせる「ザオラル」が付いていますがドラゴンロッドにはありません。代わりにちょっとした攻撃能力と味方の攻撃力を上げる「バイシオン」が付いています。微妙ですよね・・・。
だったらこれって攻撃用アイテムでは?と思われるかも知れませんが、私が「回復アイテム」としたのには理由があって、実はこのドラゴンロッド、一定数味方に持たせて戦うと「錬成」という事が出来るんですね。すると「いやしのかぜ改」となって回復能力が2割程度上がります。復活能力は無いけど回復能力は「ひかりのタクト」を上回り「トワイライトブルーム」に迫りますので、私的には「回復アイテム」を貰った感覚になるわけです。
更に「バイシオン」が付いていますので、味方の攻撃キャラの攻撃力を上げる事が出来ます。賢者に持たせると魔法の「やまびこ」効果が出ると一発で2段階上がって攻撃力が倍加できる時もあります。攻撃アイテム盛り盛りな私には、今まで強さが微妙な魔法戦士にしか使えなかったバイシオンが、アイテムに付いた事でとても有り難い状態になった訳です。
超会心の一撃があるミリオンダガーを攻撃力のあるバトルマスターに持たせて、会心率(私は30%が限界)を上げて、バイシオン2段階状態で使うと爽快その物です。12章の周回では2度目の攻撃はほぼ回ってきません。スライムヒーローズって何ですか?ってくらい楽勝です。
と言う訳で私的には結局、攻撃補助アイテム機能がうれしいドラゴンロッドだったりしますけど回復にしても少し改善され「いやしのかぜ改」と「トワイライトヒール」があれば、今の所、メガモンも強敵も強いほこらも、何の苦労もなくなりましたね。このゲーム、結構な割り振りをしてきますねぇ・・・って感じです。
ちなみに今実装されている「ルビスのやり」シリーズですが、ハッキリ言って私はいらないと思います。これにジェムを注ぎ込むのなら一つ前の無属性のミリオンダガーのふくびきを引いた方が絶対にお得でしょうね。
ルビスのやりは基本的にジバリア属性の攻撃アイテムなので、もうだいぶ以前から設定されている「王家のレイピア」を4凸していればそれで充分代用が利くからです。私は4凸と3凸の2本を持っていますので、ジバリア全体攻撃は全然不要です。だからミリオンダガー(の装備)を狙ってそちらにジェムを注ぎ込んだんですね。結果ドラゴンロッド(一応、大海の探求者コート上も)が来ちゃったんですけど・・・(^◇^;)
さて、こんな話ばかりしていてもしょうが無いので、まだ途中なのですが現在Lv26までオートで攻略できてるスライムヒーローズ攻略の私のパーティ編成を紹介します。Lv30まで行けるかは分かりませんけど、多分行けるかと思っています。助っ人はアテにしていません。

1)パラディン(盾と回復)
装備:トワイライトブルーム、トレジャーキャップ4凸、トレジャーコート上4凸、トレジャーコート下2凸、ルーンバックラー4凸、鞠の指輪、梅紅白のかみかざり
こころ:ボボンガーS、シドーS、はくろうじゅS、タコメットS
心珠:耐・スライム系A、耐・デイン属性S

2)レンジャー(攻撃と縛り)
装備:王家のレイピア3凸、バトルティアラ1凸、トレジャーコート上4凸、トレジャーコート下1凸、聖盾騎士の大盾、紅蓮の竜玉、ロトのしるし
こころ:ごうけつぐまS、アトラスS、キラーアーマーS、ギガンテスS
心珠:撃・スライム系A、耐・スライム系A

3)バトルマスター(攻撃)
装備:王家のレイピア4凸、バトルティアラ4凸、トレジャーコート上4凸、トレジャーコート下4凸、おやぶんの大盾4凸、怒りのタトゥー、にげにげリング
こころ:ギガントドラゴン覚醒、ごうけつぐまS、アトラスS、ヘルコンドルS
心珠:撃・スライム系S、撃・スライム系A

4)賢者(回復と攻撃力上げ)
装備:ドラゴンロッド改3、トレジャーキャップ4凸、トレジャーコート上4凸、トレジャーコート下4凸、おやぶんの大盾4凸、スライムむすび首飾り、金梅花の玉かんざし
こころ:バラモスS、シドーS、あくま神官覚醒、ボボンガーS
心珠:いやしS、耐・ヒャド属性(スライム耐性付なので・・・)

以上です。
Lv30に向けて、まだまだ改善できる余地がありますが、面倒くさいのと、今の所はイケてるのでこれでやってます。正直Lv26はパラディンに王家のレイピアを持たせ、レンジャーにはミリオンダガーを持たせて攻撃3枚でもノーデスクリアがイケる感じでした。
最終的には勇者スライムと僧侶スライムが残って、持久戦になりますので、結局破壊力で勝る攻撃力が必要になりますので、ルビスの槍があると有利なのでしょうけど、別に無くても何とかなってしまう相手ですね。
特筆はやはり僧侶のこころ装備でしょうか。回復量10%アップのこころを4つ付けて、心珠でも10%アップしていますので回復量が5割アップです。ドラゴンロッドのいやしのかぜ改ごときで210~230回復してくれます。あとバイシオンが凄まじいです。パラディンを思い切って魔法戦士にすると、フォースブレイクとバイシオン1ターンで最大3回ですので、圧倒的な攻撃力となるかもですね。ただ、回復が賢者だけだと高レベルになるとバイシオンをする暇が無くなってしまいそうですから、やっぱダメかな・・・。
注意点は、思わずレンジャーに使いたくなるドルマ系ブレスの百獣の暗黒鞭ですが、オートだとブレスは使わずメタル切り裂き打ちを連打するので使えません。って言うか面白くないです。やっぱミリオンダガーが面白いでしょうね。やってみようかな。

ウクライナ情勢を私的に斜め切りします。

あまり政治的な事はここでは語りたくなかったのですが、こうも連日のようにロシアのウクライナ侵略の情勢をテレビだのネットだので持ち上げられますと、やはり色々と考えさせられる事が多くなってしまいます。そんな毎日を送っていた私ですが、今日ふと特に日本人に対して問うてみたくなった事柄が頭に浮かんだので、この日記に記して見ようと思った次第です。
 
ロシアと言う国は誰もが知っての通り、第二次世界大戦の戦勝国の筆頭5カ国に在しており、国際連合(UN)の安保理常任理事国となっているばかりでなく、核兵器保有国として認知されている国であります。現在はロシアですが第二次大戦当時はソ連でありましたが、その後のソ連が崩壊した後、その全国土の70%がロシア共和国でありロシアの首都モスクワがソ連の事実上の首都であった事から、その立場を引き継いでいます。
国連の安保理(安全保障理事会)の議案決議には法的拘束力(政治的従属性)と実行力(軍事的強制性)があり、ここで決められた事に背く事は、国連に加盟する190カ国以上、つまり世界中を敵に回す事になります。が、アメリカ、ロシア、フランス、イギリス、中国の常任理事国には拒否権があり、このうちの一国でも反対に回れば、安保理決議は採択されません。つまり今回のウクライナ侵略に置き換えますと、常任理事国であるロシアが一方的な理屈を付けてウクライナを侵略している訳ですから、国連安保理で「即時停戦」を議決しようとしても拒否権を持つロシアが反対に回れば実現しません。そんな理由で今もロシアは好き勝手に侵略、略奪、虐殺をウクライナに対して行っているのが現状です。
テレビやネットのコメントには、ウクライナにも攻められる理由がどうこうと言った内容の物が散見されますが、全くの不見識な意見であり、こういった考えこそ時代錯誤の非人とも言うべき思考と言えると思います。その理由はただ一つ。ウクライナは自国の国境線を越えた所には1mmも侵攻していませんし、ミサイルや砲弾、銃弾でさえ一発も撃っていません。ロシアが悪。これ以上の理由はないのです。ロシアの侵略戦争を肯定したい部分があるのなら、日本国内で言論せず、大手で肯定している中国か北朝鮮、果てはロシアへ行くなり亡命するなりしてやってください。侵略戦争を行うロシアに肯定する事は、いくら日本でも言論の自由の範疇を超えており、その意味すら理解できていない人間のする事です。即刻日本から出て行き、侵略、略奪、虐殺を是とする国で散々己の言論をぶちまけてきてください。くどいようですが日本国にはそのような言論の自由など存在しません。
 
と、これまた日本に点在する勘違いな左巻きモンスターの人間を口撃したところで本題に入ります。

ロシアは上記の国際的な立場を利用するばかりでなく、実際に「核兵器の使用」をチラつかせながらウクライナを侵略しています。詰まりはNATOの中心となっている米英仏の三国がウクライナの戦争に国連軍として干渉を渋るのは、(第三次)世界大戦に発展してしまい、最終的に核戦争へのキックオフを追い詰められたプーチン・ロシアがやってしまうのではないか・・・という恐れがあるのも遠因となっています。だからウクライナはNATO加盟国ではない等、あれこれと理屈を付けては直接対決を避け、ウクライナ支援、ロシアには経済制裁という回りくどい方法で戦争に参加しているのです。
さて、ここでキーとなるのがロシアがチラつかせている史上最悪の最終兵器である「核兵器」という物です。
私は今日、日課のウォーキングをしながらふと思いました。
ウクライナのゼレンスキー大統領が下述のような覚悟を決めたとしたら日本人はどう考えるのだろうか・・・と。「核兵器」というロシアの脅迫材料を主体に、すごく具体的に考えてみました。

仮にゼレンスキー大統領が・・・

ウクライナの戦闘員を含む民衆で、避難希望者をポーランドなり難民受け入れ国にできうる限り避難させた上で、本当に死を覚悟して戦うと決めた人達だけを国内に残し、プーチン・ロシアに対して
「我々はロシアの核による脅しには決して屈しない。我々は徹底的にロシアに抗戦する。祖国ウクライナの地は、お前達ロシア人には1平方ミリも絶対にやらない!」
と、徹底抗戦を宣言したとします。
ウクライナ国内に残ったのは士気の高い兵士ばかりです。いくらロシアが最新兵器を用いたとしても、西側の援助があるウクライナ軍との戦闘情勢は混迷するでしょう。

さてこの先です。
 
実際に政治的にも金銭的にも追い詰められたプーチンがトチ狂って核のボタンをウクライナに対してポチってしまったとしましょう(可能性大です)。

この瞬間、プーチンは太平洋戦争後で、核のボタンを押した唯一の人間として、ロシアは核を使った国として歴史に刻まれる事になります。
一方のウクライナは、大統領をはじめ戦闘員の殆どが殲滅され、ウクライナは放射能まみれの焦土と化し、事実上戦争は終結してしまうでしょう。
さあ、この状況にまで行き着いた時、私達日本人は・・・

1)核のボタンを押し、無差別殺戮を行ったプーチン・ロシアを非難するのか。

2)百万人単位の自国民を、自己の判断で死に追いやったゼレンスキー大統領を非難するのか。

どちらの意見が優となるのでしょうか。私は今もウクライナ情勢を見続ける日本人が、どちらの考えを持つのか、もの凄く興味が湧きました。
 
ちなみに、ここからは全くの私見であります。
かつて、この日本という国には、たった3000人で25000人の敵を前に臆する事無く戦って勝利した織田信長という武将がいました。
かつて、この日本と言う国には、たった500人で天下の豊臣20000人の軍勢を相手に籠城戦を繰り広げて、決して負けなかった城代(城主ではない)成田長親という武将がいました。
現代の日本人には、彼らのDNAは果たして受け継がれているのかどうなのか、本当にもの凄く興味が湧きました。
もし仮に2)が優勢であったならば、私は現代の日本人には、もはや明治維新をやった時のような改革心など微塵もない、もはや日露戦争を戦った時のような武士道の微塵もない、ただの東洋の端に住む、捻くれた負け犬根性と遠吠えの声だけが立派な国民の塊であると理解する事になると同時に、こんな国民にこの先「憲法改正」だのと言った「改革」など到底無理で、ひたすらに存在自体が無駄な民族だと理解するでしょう。言い換えると、そんな日本などどこの国も恐れませんし、いつでも領土など奪えるし、外交でもまともに相手もしません(そういう国、すでにありますよね)。
真に日本人が世界に誇れる物とは一体何なのか、日本人であるなら日本人の歴史が紡ぐDNAを呼び起こすように胸に手を当てて、今こそ深く考えてもらいたい物です。

本日は以上です。