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今もバディはD500。だけど・・・。

私は使用機材のリストにもあるように、デジタル一眼レフではD500とD610の2台を使い回している。当初はD500の信頼性や操作性、機動性などが私の撮影スタイルによくマッチしてくれましたので、D500を中心に使用し、フルサイズのD610は持っている対応レンズの種類も少ない事もあって、まったりと風景写真を撮り歩いたり、下見用だったり、撮り歩きに使っていました。が、実は使用機材のリストには書いていない秘密兵器とも呼べるレンズを少し前に購入して使うようになってから、事態は一気に急転しD500は動き物を中心にやはり機動性のある撮影の際に持ち出し、D610は風景を撮影する際にレギュラーで持ち出すようになり、今では2台をある程度棲み分けする形で使用しています。
D610をレギュラーに押し上げた秘密兵器のレンズはシグマの24mm/F1.4 DG HSM Artという単焦点レンズです。これを購入する前まではD610には全く期待しておらず、オールドレンズで、露出も+1.7の補正をかけないと真っ暗な写真を撮ってしまうシグマ28mm/F1.8を使ってみたり、フィルム時代からあってD610で使うと左右1/8位が流れてトリミングしないと写真にならないニコンの24-120mm f3.5-5.6Gをつかってみたりして・・・写友からもD610の時は「今日は本気ではない撮影やな・・・。」と言われていたりしておりました(その通り:笑)。
しかし、気付かれないように24mmをしれっと使うようになってからは、それは言われなくなりました。撮った写真は嘘をつかないって事なのか・・・。
で、最近になってその写友から「何mmつかってんのん?」と不意に聞かれ24mm/F1.4の存在に気付かれてしまいました。
そうです。今の所フルサイズ対応ではこの24mm/F1.4は、私の一番信用できるレンズとなっていたので、ほぼD610のフタ代わりになっていたんですね。そりゃバレるわな(笑)。
今のZマウントになったミラーレスは、試写しかしてませんし興味ないので細かい写りまで見てませんが、このシグマの24mm/F1.4は正直私の思う通りの画角でファインダー像を見せてくれます。それ位使いやすい。あと、単焦点らしくヌケが良く、広角では毎度気になる周辺の歪みもほぼ無く、歪みもそれほどクセを感じません。
フルサイズに35mm/F1.8単を付けて撮影する写友の横で、こっそりと一回り大きく切り取った空間をカメラにしまい込んで、何食わぬ顔で写らないはずの部分までくっきり写っている写真を見せ合いするというのが面白かった(笑)。
D610は空間切り取り用、D500は時間切り取り用と、今では役割を与えて使い回しています。
ちなみにシグマの三兄弟レンズとして同じF1.4で20mmと28mmの物が存在しますが、私的にコスパが一番良いと思えたのは24mmでした。28mmは35mmとあまり代わり映えしない画角に思えましたし、20mmは
やはり画像の歪みが激しくて「私、広角してまーす!」っていう感じの絵面が私には好きになれなかったんですね。歪みという意味では24mmも歪みますが、私には案外気にならなかったのと、35mmよりも明らかに広いが画角が得られるのとで決めました。
ちなみにD500にこれを付けると、当然の事ながら今度は36mmとして働いてくれます。歪みのない真ん中の美味しい部分だけで36mmですので、集合写真など人物の被写体が視野に入ってきます。撮り歩き用途でも36mmは標準域で使いやすいですね。SAMYANGの14mmも持ち出せば21mmと36mmの単焦点2本で撮り歩きが出来ます。ま、こっちはマニュアルレンズですけど・・・。(^_^;)
しかし、なぜ今頃になってその秘密兵器のレンズを公言しちゃったのか・・・と申しますと、新しい秘密兵器を入手したからです。さすがに大三元は無理だし、私的には何を撮るねんっていうレンズですから違いますが、結構面白いレンズじゃないかという物を入手したつもりです。これもしばらくは使用機材に書き加えずに。しれっと使ってみたいと思います。
 
SIGMA 24mm F1.4 DG HSM Artで撮影
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