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週明けに関東へ。その後は・・・?

写真仲間からお誘いを戴き、週明けから関東へ撮影行に行く事になっています。撮影の舞台は猿島という横須賀沖(?)に浮かぶ無人の島なのだそうな。その名の通り、無人の島に放った、たくさんの猿がいてるのかと思い、すごくテンションが上がったのも束の間、そう言う名前と言うだけで、実際は観光に特化した島らしい。どんな被写体があるのかと、そう言うのには結構詳しいはずの東京にいる従兄弟に聞いてみた所、「サルジマ?なにそれ?」という、生暖かいお返事が即座に帰ってきた。相模原に実家があり、都内に暮らし、高卒からメディア関連の仕事一筋に従事し、首都圏歴48年を誇る奴でさえ、その存在を知らないという、ある意味、透明感溢れるその島の実態とは、一体どのような物なのだろうか・・・?
少なくとも、ネイチャーフォトを専らとするカメラマンには、かなり縁遠い舞台であるらしき事は、ネット情報から朧気にではあるが掴む事ができた。

正直困った・・・。
ちなみに、今回の撮影行に参加する人数は私を含めて5人。そのうち3人は、つい最近まで、とあるプロカメラマンさんの元で写真をみっちり学んでおられた方達だ。一方私は流派もステージも違う他流の者。同行の皆さんのように、シャッターを切れるかどうかは推して知るべしであります。(笑)

一体何を撮るか。行くからには「写真」と呼べるテーマ性のある物を撮りたい・・・。等と春日三球・照代の地下鉄漫才のように眠れず考える事幾星霜。ホント、来週出発というこの段に来て、要約その構想が私の中で固まった。
固まったけど、私の思うような情景があるかどうかは未知数なので、ちょっとどうなるか分からないんだけど、そこで私の師匠の言葉が頭をよぎる・・・

「偶然で撮るのはアマチュア。必然で撮るのがプロ。」

改めて思うんですが、やっぱ私の師匠って鬼だよなって、今更になって思う次第であります。クソ師匠め、そんなん知るか、とりあえず固まったから、それでいいのだ。いいんだよ。たぶん・・・。