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やっぱり出てきましたな。(笑)

D7000という、かなり手抜き気味なメインカメラの故障から2ヶ月程が経った。普通の人間なら新発売で評判も上々のD750に飛びついている人も少なくないであろうシチュエーションである。あ、D7100は私の選択肢にはありませんから…。使っている方には悪いが、あんな手抜きカメラは見た事がないです。

で、そのD750。
私は少し前のこの日記で書いたよね。
ニコンは、見えない所まできっちりと造り込んでくるメーカーである思ったが、見えない所はきっちりと手を抜いてくるメーカーであったと…。
今は少し表現を是正しよう。
ニコン様は、昔は見えない所まできっちりと造り込んでくるメーカーであった。しかし今は、見えない所はきっちりと手抜きをカマしてくるメーカーである。
その典型的な症状がD600に続いてD750にも現れたようだ。それがこの撮影例だそうだ。(某サイトより転載しました)
ファイル 13-1.jpg

逆光環境で撮影すると、ゴーストやフレアと言って、強烈すぎる光源が撮像に対して少々の悪戯をする訳ですが、このD750での撮影例は不自然なフレアの写り込みを指摘している。っていうか、もう一目瞭然ですね。新米アシスタントがハレ切りに失敗して、やっちゃいました~、てへペロ。(^^;)
って言う感じのフレアになってます。
ちなみにこれは、ファインダーでは確認出来ず、撮ってから分かるというオマケが付いている。最悪ですなぁ…(苦笑)。
これの原因と対策については、もう1ヶ月程前から海外を中心に議論がされているようですが、原因は某サイトの書き込みに非常に簡潔で分り易い物がありましたので要約して拝借させて戴きます。

①通常レンズで作られるフレアはサークル状であって斯様な四角ではない。
②これはレンズの下の部分がAFユニット(四角い)に当たって反射した物である。
③ミラーダウンの時はミラー自体が遮蔽物となるので、ファインダーでは斯様な事になっているのは確認出来ない。撮影の瞬間またはライブビュー時のミラーアップ時に確認できることになる。だからLV撮影以外は、事前に防ぐ事は難しい。
④D700等では、センサー前に可変の衝立があり、この現象を防いでいるが、D750に限っては省略されている。
⑤この現象の発現には個体差がある。(でない物もある)

と言う事のようだ。
ネットで色々物議を醸しているが、レンズのせいではないです。一目で分かります。20万円も出して喜んで使っているカメラだろうから、撮影条件とかレンズの使い方のせいにしたい気持も分からないではないが、これはレンズではなくカメラの構造上の問題です。大体ファインダーで確認出来ない異形の物が写り込むなんて、心霊写真以外あり得ないでしょ。まさにゴーストですな(笑)。D750は心霊写真の製作に向いているトイカメラだと割り切れば、納得組の意見も通りますけど、私個人はそんなカメラに20万円も出すのは嫌ですねーー。つまり③の時点で私的には致命的。
で、④だよ。言ったでしょ?きっちりと手を抜いてくるメーカーだって。D7000だって、ミラーバランサーを省略して事実上連写を使い倒せないようにした実績があるニコン様だ。斯様な所で手を抜いてくるのは普通にあり得ると私個人は思います。ニコン様は分かっていて省略したようだから手抜きなんだろう。少し庇ってそういう事にしておくよ。まさか、先人の設計者が意味あって付けていたパーツを、若造の設計者が「なんだこれ?こんなもん不要やで。」と省いてしまったのでは無いと、ニコン様の名誉の為に、一応そういう事にしといたるわ。
それにしても笑ったのは⑤だな。個体差って…。(^_^;
ニコンファンの方は猛烈に否定した方が良いよ(笑)。
個体差があるって事は、出来上がったカメラの精度にバラツキがあるって事でしょ。いや、それは確かにある。どんな物でも多少のバラツキはあるさ。でも、撮像に影響を及ぼすレベルでバラツキがあるっているのは、全体的な技術レベルが非常に低い事を示しておりませんか?仮に100台に1台の割合って言われても、今までそういうのってありましたかね?

いずれにしてもD750は怪しい…と踏んでいた私のカンが的中してしまったようだ。だから新機種を買わずに今更F5等と興じて遊んでいた訳ですわ。F3ウエムラとか、ハイブリッドレリーズとかを世界に先駆けてやっていた頃のニコン様と今のニコン様は、全く別のメーカーだと思って間違いないでしょうな。多分植村直己さんが今も生きていたなら、絶対にニコンには依頼はしないでしょうし、それに応えられるだけの発想力も技術力も無いと思われる。

「カメラは機械ですので、必ず壊れます。」

私の壊れたD7000を持って、事も無げに言い放ったSCのフロントマン。この時点でニコンプレミアムはないという答えが出ているのである。ニコン様は先人達が連綿と築き上げてきたカメラメーカーとしての姿勢から考え直した方が良い。
D300sの後継がユーザーから望まれて久しいが、D400とやらを出さないのではなく、出せる発想力も技術力も無いのではないかというのが私の見方だ。今、7Dmark2を追う形でD300s後継機を出されても到底信用できるカメラではない事だけは確かだ。年明けにはD7200とやらが控えているという噂だが、あれも恐らくそれなりに手抜きが施されているのであろうと思われる。
キヤノンはAPS-Cというセンサーや現在のEFマウントで、一体何処までの事が出来るだろうか。という発想で7Dmark2を造り上げた感じがする。だから例えこの先不具合が出たとしても想定外の事であって、凡ミス的な手抜き箇所は出てこないと思われる。
ニコン様は、DXセンサーとFマウントだからこそ出来る事…なんて発想もないし、一つの答えなんてもはや求めてはおらず単に拝金主義に走っているので、D600やD750のような設計ミスに端を発したような取り返しの付かない不具合が出てくるのである。
さて、今回のD750は、どうやって終息させるのでしょうかね?D760を出して不良発現機種は交換対応ですか?それともリコール?
何でも良いわ。サポートが平謝りするから修理見積に出してあげた私のD7000。送ってから何の返事もなく梨の礫なんですけど??もうかれこれ1週間。早く直して返してくれませんかね。このまま年末年始のお休み突入ですか?相変わらずお偉い会社なんですなぁ…(苦笑)。