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フルサイズカメラに使える所有レンズ

例の純正バッテリー2個付きという中古のD610を某K社に予約依頼して2日経つが最寄りの店からは未だ連絡が来ず。4日位かかるから待っててねって言われているので待っています。別に急いでないので1週間先でもOKOKよ。でも嫁ぎ待ちのD90とD7000が部屋で若干邪魔に思えてくるというね・・・。(;^ω^)
それにしてもネットの下馬評を見ていると「中古は止めとけ」って情報が多いですね。皆さん何かしら不憫な思いをした方達なのでしょうか・・・。この方達は多分お車も新車ばかり買い繋げられるお金持ちーな人達なんだろうな~とか想像してしまいます。だって、カメラもクルマも精密機械。中古のリスクはどっちかって言うと値段的にも機能的にもクルマの方がデカいっすよ。
私は中古大好きです。今回のD610も写真ではとても奇麗で、過去にK社で中古デジカメを2台購入していますけど、写真の通り奇麗なお姿でうちに来ていますしね。しかも保証もきちんと付いていますし。精密機械なので故障のタイミングなんて分からないです。シャッター数5000枚で不調を来たす個体もあれば、10万枚以上撮っても何も起こらない個体もあります。中古8万円のよりも8万5千円の物の方が長持ちする保証もありません。新品が中古よりも必ず調子が良い期間が長いという確証もないわけです。よく言われる「誰がどう使ったか分からない中古デジカメ」も、買ってから半年程使い回していると、それはもはや自分流になっています。AIが入っているわけではありませんが、そう言う気がしてきます。ならば、要は自分が使っている期間「調子よければ全て良し」という訳です。精密機械ってそう言うもんじゃないですかね?
 
と言う訳で、いづれサブバディとして来るD610で、所有レンズの中でフルサイズ対応のレンズを改めて見て見た。ちなみに私は純正レンズはDX用の35mm/F1.8しか持っていない。笑

・SIGMA 15mm/F2.8 DG FISHEYE
これ、今も5万円くらいする現行品なんですよね。オークションで5千円程で落としたんですが、手に取るとカラカラ音が・・・。バラしてみると中でネジが外れてました。今では分解整備が出来るレンズになりました。レンズ内側のホコリも何のその。DX機では歪みが少ないですが、とにかく写りはピカ一です。(^^)

・SIGMA 27mm/F1.8 Asferical
オクで3000円程で落としました。ファームアップも出来ない程古いレンズですが、これも写りはピカ一。惜しむらくはオートだと+1.7の絞り補正をしないと適正露出が得られない点。つまりデジカメとは相性問題を抱えている。なのでフィルム機のF5のお供にしていますが、当然D610で出番が多くなりそうです。+1.7補正で・・・。w
 
・SIGMA 50mm/F1.4 EX DG HSM
Artラインになる前の旧モデル。中古で2万円弱で購入しました。はっきり言ってDX機では使いにくいです。出番がほぼありません。が、ヒメホタルの撮影と夜間着陸の飛行機撮影では活躍しました。
いつか使いでが来るだろうと出番も少なく保存していましたが、ようやくまともに日の目を見そうです。超音波モーターらしいですが結構音が鳴ります。D610では神レンズになって欲しいですね。
 
・TAMRON SP 90mm/F2.8
いわゆるタムキュー。これもオークションで8千円位で買いました。手ぶれ補正も超音波モーターもない旧式ですが、タムキューDNAを引き継ぐ最後の玉(後継品と現行品は私的にはアヤシいです)。絞りは実はF2.8通しではないインチキな感じですが、マクロとしてもポートレイト用としても申し分の無い写りをします。リングを動かしてのAF切入の操作性も良い感じです。DX機でも60mmではなくこちらがお奨めです。
 
・SIGMA APO 150-500mm DG OS HSM
D500で野鳥撮りに使うレンズですが、フルサイズ対応なのでD610でも使えますので一応ラインナップ入り。AF専用エンジンが付いているD500と違って、D610だと劇的に遅いAF動作を見せてくれそうな予感バリバリだ。現行の150-600mmほしいなぁ...。これはまぁ遠征でD500がトラブらない限りはD610には殆ど装着する事はないでしょう。
 
あとは1.4倍と2倍のテレコン。これが使えるのは150-500mmだけなので都合1000mmまでクビが伸びるという事に。いやいやD610では使いませんって・・・。
 
昨日も言いましたが、短、中、長ととりあえずのレンズが揃っている訳ですが、単焦点ばかりでワクワクしますね。DX用にズームもありますが100mm以下はD500でも単焦点で撮る事が多いので、ここら辺でD500への負荷が減らせられるんじゃないかと期待しているわけです。27mmでは花火を撮ったらどうなるか試してみたいですね。
AF激速のD500はズームを、豊かなボケで風景が得意なD610には短~中で単焦点というわけです。いやぁ、我ながらそれぞれの特性に合わせた使い分けで、ちょっとワクワクしてきました。実際はどうなるか知らんけど・・・。
 
それにしてもD610はD800と悩んだ。
同程度の中古価格で1万円の差額なのだ。性能では当然D800の方が全てに於いて凌駕している。これは間違いない。しかししばらく考えているとD800の扱いにくさも思い出されてきた。3600万画素のカメラはその高画素故にレンズを選ぶのだ。知っての通り私は高価な純正レンズは1本も持っていない。今更高いレンズを取りそろえようなどとは非現実的な気がしたのだ。それとD7000で使っていたレリーズや視度調整、アングルファインダーなどがただのゴミになってしまうというのもネックになり、ハッと思い直してD610という選択をしました。それに申し訳ないけどD800って、確かユニットの剛性不足でシャッターブレを機械的に引き起こしてしまう欠点があったはず。だから間髪入れずにD810がリリースされたんだよね。あれだけの値段だった物が、格下のD610と変わらない中古価格、それなりに理由って物があるわけですよね・・・。
 
しかし、初めてのフルサイズ機はD3xと決めていたのですが、あっさり放棄してしまった。タマ数が少ないので程度の良い出物が殆ど無くなってきた事と、未だに中古相場24万円は、私にはあまりにも高すぎる・・・。でもあの孤高のフルサイズ機と言わしめたD3xだけは、いつかはこの手にとってみたい物だ。