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気が付いたら桜も散っていたという・・・。

仕事の合間に遊び撮影・・・みたいな事を繰り返していたら、日記の方がぶりぶりの更新になってしまいました。(;^ω^)
今年の冬は、もの凄く雪が降りました。特に福井の国道上で三日三晩程の立ち往生をさせられた運転手の方々には、ほろ苦い冬の記憶となった事でしょうね。本当にご愁傷様です。
一方のマスコミは、連日全国区で大雪が降っているかの如く煽り入りの天候報道をしていた為、今年はΣ(゚Д゚)スゲェ!!って感じの雪景色になっているんじゃないかと、期待して白川郷や地獄谷野猿公苑と言った雪あっての撮影地へ赴いた方も多かったんじゃないでしょうか。
 
ところがよ・・・。
 
実は降っていたのは本当に局所的で、しかも撮影地とは的外れな場所で大雪が降っていただけで、実はドカ雪だとオイシイ景色や演出になるような場所では、それ程降っていなかったんですねー。それを見越していた私(とその写友)は「降ってないね・・・」という独自の分析で、出掛ける事はございませんでした。結果は、実際に足を運んだ方なら分かると思いますが、騒ぐ程降ってなかったっしょ?
だーかーらー「降ってないよ」って言ってたのに・・・。(笑)
白川郷も、サザエさんどころか茅葺き屋根がむきだしになってましたねー。
温泉ザルも、頭の上に殆ど雪が積もりませんでしたねー。
ま、そう言う事もあるんです。冬は例外なく巡ってきます。また来年頑張ってください。よく調べて、先読みしてからね・・・。
あとね、北海道の鶴居村にある音羽橋の白い風景は、氷点下18℃以下にならないと見られません。道東の寒い地域ではあるんですが、氷点下18℃は、そんな簡単には実現しません。パカッと晴れた放射冷却の強く起こる日でないとならないんですね。確率は10日に1日あるかないかです。これは確実なので覚えておくといいですよ。氷点下18℃以上なら鶴見台かサンクチュアリへ行った方がきれいな鶴が撮れます。
 
さて、もはや桜も散る季節に真冬の話ばかりも何ですので、最近の話を記しておこう。そうだ、これは日記だった・・・。
今年の桜は大阪では最速を記録する程の早い開花で、しかもあっという間に満開になりました。月曜日にチラホラかと思ったら水曜日にはほぼ満開で、土曜日には散り始めという、潔いにもホドがあるという感じでした。しかし天晴れな程の晴天が続き、雨もほぼ降らず、風もほぼ吹かずで、桜吹雪が舞い上がる事もなくただだらだらと花びらが散って週明けには終了・・・という感じでした。しかし、かなり局所的に開花のバラツキがあるようで、少し山を登るとやっと満開という山桜も散見される程ですから、ほぼ予定通りの開花をしている桜もあるんでしょうね。
 
そんな中、長らく私のバディとして活躍してくれていたD90とD7000の2台をお嫁に出す事になりました。キレイキレイにしてあげて、嫁入り道具(付属品)もかき集めて、D90のオーディオケーブル以外は全ての付属品を揃える事が出来ました。あとは下取りに某K社に査定を出すだけです。ちなみに別の某M社では、すでにある金額で買取の約束(結構いい金額)を取付けており、K社が不誠実な査定をはじき出した時は、M社に嫁に出す事が決まっています。担当によって色々と変わるらしいので、こちらとしても冷徹に対応しないとと考えています。ちなみに基本的に関西は査定が低い傾向がありますね。
そんなわけでD90とD7000は星の撮影、そして桜の撮影にて私の元での全てのお仕事を終えました。長い事有り難うございました。また必要とされる方の元で活躍してくださいね・・・。ウルウル・・・。
 
賑やかだったデジイチ環境ですが、D500だけとなりました。こちらは現在バリバリに活躍してくれています。しかし、やはりサブ機は必要というわけで、実はもうサブバディが私の元に向かっております。隠したってしょうがないので申し上げますが、中古良品で出ていたニコンのD610をゲットいたしました。そうです。フルサイズです。フルサイズと言えば私の実経験を元にしたイメージでは、何かとやたら金がかかる。やたら重い。やたらデカい。フラグシップ以外は連写が遅い。とにかくバッファがない。RAWファイルのサイズがやたらデカい。野鳥撮影を主としている者としては、機動性にもやや欠ける面で、特にD500がある今はD5以外はアドバンテージはほぼ感じないです。実際にフルサイズにデカいレンズ組を尻目に何度もAPS-C機の機動力で出し抜いてきてますからねー。手持ちで900mmとかいけますから。ね、フォーサーズ組さん。(^^)
 
じゃあなんでフルサイズのD610を選択したのか。
答えは・・・、
・フルサイズにしては割と軽かったから。
・D7000のメモリや機材がそのまま使えるから。
・風景やスナップ専用にしたらD500の負荷を減らせられるから。
・フルサイズは高感度が良いとの下馬評を信じて、星も撮れると思ったから。
・50mm/F1.4のレンズの出番がほぼ無い状態だったから。
・中古で安くなっていたから。
・短、中、長のフルサイズ対応レンズを一応持っていたから。
・中古品で純正バッテリーが2つ付いていたから。(^□^)
とまぁこんな感じです。
D750でも良かったんですが、中古のくせに割かし高額で、しかもD500と被る機能が多いくせにどれも勝てていないので、使い分けが面倒臭い気がしたのと、お金が勿体ない気がしたので却下しました。D800系は・・・みんなパソコンどうしてるの?って感じ。はじめから買う気などございません。D5なんて買えないし。
 
まぁD610は風景とスナップ用ですね。気軽に持ち出して使おうと思っています。機能はもちろん、装着するレンズ的にもD500の邪魔はしなさそうだし、私的には一番お利口さんなカメラとして選択しました。
バッテリーグリップの購入予定もありません。
秒間6コマでバッファ14コマは、実はD7000よりも4コマだけ優秀。
しかしD500を使うと、はっきり言ってこのバッファは無いに等しいD750も含めてこの頃のニコンはとにかくバッファがなかったですねー。だからD800系をDXモードにしてカワセミを撮っている人の多かった事・・・。多くが愛想を尽かすようにキヤノンの7D2に移っていったっけ・・・。
そんなD610に野鳥撮影のサブ機としての活躍は期待しておりません。操作系統もD500の機動性にとおく及びませんしね・・・。一応言っておきますけどD500はDX機(APS-C)ですけどフラグシップですからね。比較するのはD5であってそれ以下ではありません。よく比較されるD750なんて、実は格下もいい所ですから比較対象ではないです。D610はさらにその下です。ただフルサイズだ。それだけの事です。撮るという事に関してはD500は遙かに先を行ってます。楽しさもあります。出来なかった事、撮れなかった物が撮れるようになります。申し訳ないけどこれだけは確か。D750でカワセミが撮れたらラッキー。D500は必然で撮れます。風景はどちらも撮れます。ただフルサイズ、それだけの事です。これはD750で撮った画像だね・・・なんて分かる程の差はありません。悩んでいる人はD500も必ず触りまくってから決めた方が良いです。いい加減な比較サイトを参考にするよりも、触って楽しいカメラを買いましょう。
 
というわけで、本日はこれにて・・・。
さよなら、さよなら、さよならぁ・・・。