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我の姿を振り返ってみた。

ネットで、とある花火の写真を色々と見て回っていると、こんな面白い記事を発見しました。このブログの方の敬意を表してリンクを載せたいと思います。アクセス数が少しでも増えますように・・・。

登山と写真で仕事をしている人。
https://yamasha.net/camera-wrong
 
商売でカメラマンをされている現役の方のブログのようですが、いやはや全くその通りと共感する点が多かったので、自分にも当てはめて振り替えてて見る事にした。この方が仰っている「一眼レフに慣れてきた人が犯す14の間違い」とは以下の内容でした。抜粋失礼します。あかん場合は言ってくださいね。m(_ _)m
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1 ストロボ直射を嫌う
2 F3.5~F5.6の絞りに劣等感を感じる
3 APS-Cレンズや18-200mmのような万能レンズを見下す
4 望遠を開放で撮ることに美学を感じる
5 レンズ交換にこだわりすぎてシャッターチャンスを逃す
6 広角の歪み、望遠の圧縮を異常なまでに気にする
7 手ぶれを気にするシャッタースピードができる、しかし被写体ブレは気にしない。
8 コサイン誤差にこだわる
9 ISO感度に余裕がない
10 無意味にバッテリーグリップが欲しくなる
11 自分が使用してるメーカーが好きすぎて他メーカーを貶す
12 一度に高価な機材を買いすぎて色々と扱いきれずにアンバランスになる
13 覚悟もなく友人の結婚式や子供の写真撮影を引き受ける
14 一般の人からみたらゴミ以下の存在であることを忘れる
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です。
では、自分自身に一つ一つ当てはめて見ていきたいと思います。
ここを読んだ方も、ブログをお読みになり、ぜひ自己回顧して頂きたいと思います。
 
1)ストロボ直射を嫌う
今のバディであるD500には内蔵のストロボがないのと、重くてでかい(しかも古い)SB24を持ち歩くのが嫌で使ってませんね。D90、D7000の頃はこのSB24をバンバン使ってました。

2)F3.5~F5.6の絞りに劣等感を感じる
アクティブに撮影する時はf4~f5.6辺りで、風景など落ち着いて撮影出来る場合はf8~f11ですね。開放がF1.4の単焦点だとf2.2とか使いますけど、要は被写界深度よりもそのレンズの美味しい絞り値を中心に被写体によって使い分けてる感じです。飛行機の夜間着陸など、開放止むなしも多々ありますけどね~。
 
3)APS-Cレンズや18-200mmのような万能レンズを見下す
そんな奴いるのか?って感じ。私のメインバディはAPS-CのD500。最近はシグマの18-300mmに味をシメてフタ代わりです。サブのD610はフルサイズですが、如何せん50mm/F1.4しか標準域のレンズがない・・・。フルサイズ用の便利ズーム欲しいっす。
 
4)望遠を開放で撮ることに美学を感じる
ずーっと使っていたシグマのAPO150-500mmはF9が一番キリっと写るレンズだったので開放を使ったのは約7年間で夜間の飛行機撮影の時の数回だけでした。今は150-600mmCに買い換えたので、キリっとしているなら開放も使いたいなぁ・・・なんて考えてます。
 
5)レンズ交換にこだわりすぎてシャッターチャンスを逃す
こだわる気は無いが、18-300mmを手に入れるまでは17-50mm、50-150mm、150-500mmの3本のズームで勝負していたので、レンズ交換をしなければいけない事が多々ありました。だから野鳥撮影ではシャッターチャンスを逃す事は多少あったかな。でも山道(大台ヶ原しおから谷)で150-500mm付けて歩くってあり得ないっしょ。さっきも言いましたが18-300mmを手にしてからは、レンズ交換がかなり減りました。ありがたや。
 
6)広角の歪み、望遠の圧縮を異常なまでに気にする
超広角の誇張効果は好きだけど、あの両端のトールな被写体が倒れ込んでくるような歪みは正直嫌い。だから魚眼を使います。24mmとか35mmとかは気になりませんね。望遠の圧縮効果はむしろ大好物です。
 
7)手ぶれを気にするシャッタースピードができる、しかし被写体ブレは気にしない。
手ぶれは嫌なので、そういう撮影は基本しません。被写体ブレも作品として成立するならOKですが、大抵はしないので撮影しません。そう言う状況にハマったら、流し撮りで遊んで終わりです。
 
8)コサイン誤差にこだわる
ボタンをチクチク押してAFポイント動かして・・・面倒なので、いつもカメラ動かしてピント合せてってやってます。ピントずれた事無いし。
 
9)ISO感度に余裕がない
実際にISOは低いほどノイズが少ないからね。でもブレるくらいならISOを上げて撮る。それって普通の事だと思ってた。今は光量さえあれば6400とか使えますしね。
 
10)無意味にバッテリーグリップが欲しくなる
フィルム機で長年バディだったAE-1Pにモードラを付けたら、縦位置とかが凄く楽になったので重さなど気にせず連写よりも縦位置の為に付けてましたね。今もD500とD610には基本付けています。でも軽い社外品でバッテリーも入っていたり入っていなかったり・・・。笑
 
11)自分が使用してるメーカーが好きすぎて他メーカーを貶す
写れば何でもいい派。だから貶した事なんてない。今はニコンユーザーだけど、ミラーレスはSONYがいいなぁとか、8K動画時代になったらパナソニックなのかなぁ・・・なんて思ったりします。機材を語るより技術を語れって師匠にも言われてたし。
 
12)一度に高価な機材を買いすぎて色々と扱いきれずにアンバランスになる
羨ましい限りですな。中古でもいいからそんな高価な機材を大人買いしてみたいもんですわ。
 
13)覚悟もなく友人の結婚式や子供の写真撮影を引き受ける
これは、このブロガーさんの仰る通り、本当に安請け合いしない方が良いと思います。私は元商売カメラマンで、芸能人相手とかこのような場面はかなりくぐり抜けてきていますので緊張もしませんし、その場で撮影条件を作っていく事もできますが、それができる自信がないなら断った方がマジでお互いの為ですね。ちなみに私は当時の後輩カメラマンに頼みましたが全て失敗されて結婚式の写真は1枚もございません。
 
14)一般の人からみたらゴミ以下の存在であることを忘れる
いるよねーーみないな。笑
撮影地では常に周囲に目を配る余裕がないとね。私は車の運転と同じくらいの頻度で後ろを見ますね。自分が邪魔になってたら申し訳ないし・・・。どうしても邪魔になるならそこでの撮影は諦めますね。撮影場所に関しては、結構あっさりしてると自分でも思います。
 
と言う感じですね。
幸か不幸か99%は該当しませんでした。だって、そんな身を入れて撮影に臨んでないしなぁ。デジカメはフィルム撮影に較べたら失敗なんてほぼしないでしょ。緊張なんてした事無いし。

私が適当なだけなのかな・・・。それにしても撮影地に行くと本当に"いらん事しぃ"っていますね。堂々と真ん前に三脚を立ててみたりとかよくやるわって感じ。で、揉めに揉めて諍いになって、結局その撮影場所から全員追い出されるとか・・・。みんないい年した分別の付くオトナなんだから・・・っていつも思います。
さて、皆さんは一体いくつ該当していましたでしょうか。該当するものがある場合は、すべからく自身で戒め改めて頂きたいと思います。と、ちょっとエラそうに言ってみたりして。(^□^)