記事一覧

デカ三脚をテスト。

皆様、明けましておめでとうございます。
色々と悪態も突く事が多い当辺境のサイトではありますが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げまする・・・。でんでん。<(_ _)>
 
本題の前に、年末に車を乗り換えました。
20歳の終わる頃に18万円ほどで免許を取り、この歳になるとまぁ色々と車を乗り換えてきたわけですが、今回の乗り換えは今までに無い程感動のない乗り換え劇になりました(笑)。それはまぁ、次回の講釈で・・・。笑
 
さて、マンフロット最大級の161MK2Bですが、1kg程あるマグネシウム雲台を載せて、要約稼働状態に入ったところで、D500にはSIGMA150-500mmとD7000にはSIGMA18-300mmを付けて、雲台にはD500を載せてD7000はコバンザメで脚に固定し、フィールドに出る前に試験的に試してみました。小汚い事務所で撮影したので背景は視界から外してくださいね。(;^ω^)
ファイル 75-1.jpg ファイル 75-2.jpg
こんな感じです。
ちなみにD500単独だと、当たり前のように安定しております。安定してないと可笑しいだろって感じです。私的に興味があったのは前からやりたかったコバンザメ。要するに小型のバイス式三脚をメイン三脚にだっこちゃん人形(古っ)よろしくへばり付かせてサブカメラをスタンバイさせる方法。
素直に2台載せられるバーを買えよって話なんですが、アレって写友が使っているんだけど、展開撤収が面倒だし・・・、おいら鉄ちゃんじゃないし・・・・・・。(^_^;
と言うわけで、どこのメーカーだっけ?バイス付きの小型の三脚でコバンザメしてみました。結果はさすがに161MK2B。お部屋の中とは言え、コバンザメでアンバランスになったとは思わせないほどの安定ぶりぶりでした。475Bでもやってみた事はありましたが、脚を思い切り広げると安心感はありましたが、やはりどこか不安定でちょっと二の足を踏む結果だっただけに満足な結果となりました。それにしてもぶっとい脚だな・・・(女性には言ってはいけない言葉)。
 
この161MK2B、実際にカメラを載せたり、弄くったりして分かった事があるので少しご紹介。
一つは、脚を伸ばさなくともぶっとい首のギア付きエレベーションをにゅにゅにゅっといっぱいまで伸ばすと、身長173cmの私でもカメラの高さが結構言い高さにまで来てくれます。とにかくぶっとい首なので「ぶれるのでエレベーションは極力使わない」というセオリーは余り考えなくて良い程です。055の脚延ばし状態よりも161MK2Bの「脚伸ばさないエレベーション状態」の方が安定しているんじゃないかという感じです。っていうかこの三脚と475Bがあると失礼ですが055がおもちゃに見えます(本当)。
もう一つは、475Bのように、センターの支柱に向かって3本のビームがありますが475Bとは違ってこのビームはセンターポールの下端に固定されています。足の開き具合は475Bと同じ3本のビームが水平になるまで開脚できますが、下端に固定されていると言う事は、ビームに付いているネジで固定しないと、脚はどんどん広がってしまうと言う事です。475Bにはビームの2カ所に留まり場所が設けられているのと、どこまで開くかの制限を付ける事が可能になっています。同じ仕様にして欲しかったなぁ・・・と、唯一残念な所ではありますが、使い始めるとそんな事は些少な事と思わせるだけの説得力がヘビー級の161MK2Bにはあるのも事実ですが・・・。
 
雲台にはMH055M0を選択しました。一脚(681B)にも055にも200PLを使っているのでこのシリーズの雲台に200PLの設定がなかったというのもありますが、何よりも安定を優先したかったので、カメラ直付けになるこれを選択しました。時代の流れを考えるとアルカスイスだろって感じですが、アルカスイス・・・脱着も簡単で固定力も抜群で、とても優れたシステムだと思うのですが、アルカスイス互換の三脚座を持ったレンズなど私には無いし、結果プレートを持ち歩かないといけないし、その辺を管理するのが面倒臭いし・・・。と言うわけで実はあまり好きではないんです。全く無縁というわけではなく、アルカスイスはデジスコのED82を固定するのに使っています。デジスコは長大なシステムを三脚に載せるのと、カメラが変わると固定具も変わって重量配分がコロコロと変わるのでプレートの長さによって前後の重量バランスが取りやすいアルカスイス互換が普通に選択肢になったからです。まぁジンバル雲台がアルカスイス互換と言う事もあったんですけどね・・・。
私の望遠カメラセットの場合は、既に150-500mmの三脚座の所に重心が来ており、バランスを取る必要性がない事と、ここまでのデカい脚立必須の三脚ではサブ三脚を使うなりして、レンズ交換はほぼしませんので、余計なパーツいらずのネジ固定を選択したわけです。ちなみにアルカスイスの物をネジ固定にすることは事実上出来ませんが(する人いないって・・・)、ネジ固定の物は2000円足らずの投資で簡単にアルカスイス互換の雲台にする事が出来ますので、その時が来たらクランプパーツを追加購入するかどうかを検討したいと思います。
 
さて、161MK2Bの実戦投入ですが、どこでデビューさせるか悩んでおります。一番に思いつく場所は柵越えが必要な伊丹空港の千里川土手ですが、正直475Bでも充分なんだよね~。でもいっちょ持ち出してみっかな。