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三脚の体制を再考。 ・・・のつづき。

つづき・・・。
 
で、あの後在庫有りの返事だけで良かったのに、売り場担当となぜかそこにいたSLIKの社員が、「在庫ありました!」という声と共に、マンフロットの161MK2Bが入ったドデカい箱を担いで売り場に戻ってきました。周囲の眼を集めるから、そういう出し方やめてってば・・・。(;^ω^)
 
脚だけで縮長105cmなので梱包状態になると175cmの私の胸当りまでくる箱寸である。デカい。とにかくデカい。
箱を見るとちょっと引いたが、しかし開けてみればマトリョーシカと言うわけではないが、結局は1m程の三脚というわけで475Bよりもちょいと大きい位の物だと考えると、そういう気は失せて、そのままレジに直行とあいなり、そのまま購入させて戴きました。
 
大きさは分かりませんが、これが161MK2B本体だ。
ファイル 73-1.jpg
一番太い脚径は40mm。センターポールを伸ばすと2.67mあるので、これに雲台とカメラのアイポイントを考えると3m近い高さになる。
理論的にはジャイアント馬場級の方が直立不動状態で最前列で撮影に興じておられても頭越しができる高さである。
何よりもセンターポールなしで475Bの高さを超える事が出来るのが嬉しい。実は縮長にも惚れた理由があって、強風下や星景などではどうしても脚を伸ばす事に躊躇するわけですが、縮長で105cmの高さがあるのは、非常に有難い場面が来るはずである。まだ使ってはいないが想像するにとにかく安定度はそこらの三脚に比して段違いだろう。
これで一応三脚についても一通りの手駒が出来ました。
フィールド用や車から遠い撮影場所では足軽な055XPROB。
少し悪条件な撮影や簡易頭越し、150-500m使用時は475B。
花火など人垣が予想される場合は、場所取りに左右されない161MK2B。
基本的にはこんな感じで棲み分けかな。
ちなみに谷底に落としても多分何とも思わない山行用のSLIK激安三脚というのも現役だ(笑)。
 
念願の2.5m三脚を入手する事は出来たのだが、一つ後回しにしたのが雲台。055に付けている498RC2を流用して055には496RC2でも・・・と考えたのだが元々055クラスを想定しているようで8kgの耐荷重は、20kgの耐荷重を誇る161MK2Bからするとちょっと雲台としての役不足感は否めません。ちなみに475Bにも適当にあった496を付けたので耐荷重6kgになっているという・・・。それでも475Bの方が剛性感が高いので4kg弱のD500とシグマ150-500m程度なら、とりあえず498RC2でも大丈夫だと思うのですが、何だかムキムキの体躯に似つかわしいやさ男の顔がのっかているコラ写真的アンバランスなイメージですね。(^_^;
 
正直雲台は今も悩んでおります。
試しに買う時に売り子に聞いてみたが、お奨めされたのは3ウェイのギア式雲台だった。正直言うと風景以上に野鳥など動き物を撮る私ですので3ウェイとかは始めから選択肢にないです。あとSLIKのフリーターン雲台でビデオ三脚の真似事をやってみた事もありましたが、私はどうもあの棒に片手を奪われた状態で撮影するのが苦手です。ビデオ雲台は滑らかな動きで慣れるととても良さげですが、私的にはイージスシステムを搭載した、目標全自動追尾で撮影してくれる三脚とデジカメが出て、めでたく入手した時に使いたいと思います。棒を外して・・・。(笑)
 
とりあえず私の頭を通過していった雲台はジンバルと自由雲台。
 
ジンバルも超望遠のデジスコで使っていてとても便利だと思うのですが、やっぱりなんか感覚が掴みにくいというか、元々長玉を付けたカメラを想定した造りになっているので、標準クラスのレンズを付けたカメラだとすこぶる使いにくい。と言うわけで、結局私の万能雲台としての選択肢は自由雲台という事になるんですよねー。
で、
今、161MK2Bにマッチする雲台を物色中です。
一脚も055も200PLのクイックリリースタイプの雲台なので、その範囲で探そうかと思ったりしたが、実は嫌いなんだよね、クイックリリース。あの板をジャラジャラ持ち歩かないといけないでしょ・・・。
加えて現場ではガサツな私。そうです200PLを現場でもう2枚ほど無くしております。加えてプレートを付けたままのレンズをうっかり居残りにしてしまい、055が現場でまさに無用の長物になってしまうと言った事もしばしば・・・。結局496のような直付けタイプの物が私の性分には合っているという事なんでしょうね。
161MK2Bはしっかりした三脚なのでコバンザメ(脚部にバイスなどで取り付けられる小型の三脚)も使えそうだし、レンズ交換もそう頻繁ではないと考えると、(私的に)何かとトラブルメーカーなクイックリリースは不要と言う事に・・・。
 
正直言うと今、一番の熱視線を向けているのがマンフロットのMH057M0という商品。
ファイル 73-2.jpg
 
055よりも大きくカーボンな057という三脚を想定してラインナップされているようで、実は写真での見た目よりもデカい。
軽量なマグネシウム仕様となっているが重量は1.2kgとヘビー級だ。しかし耐荷重は161MK2Bに相応しい15kgを謳っている点が私の注目点ですね。9kgの三脚ですから、今更雲台で数百グラム重いか軽いかなんて、どうでも良い事です。それよりも安定性と耐荷重性。
兄弟商品でプリリースシステムにアルカスイスの物等がありますが200PLの物はないので、私の選択肢は要するにこれを買うか買わないかというだけです。
 
はい、欲しいです。
 
ただ、お金がないです。(;^ω^)