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Nikon SnapBridgeについての続報 (iOS10.3.2)

なんと、iPhone7Plusに入れたSnapBridgeとD500のそれが、今日になって再び連係動作を始めたので続報です。
 
事の発端は以下の通り。
 
4日の日曜日に、前々から気になっていたSIGMA 30mm/F1.4 DC Artを要約購入した直後、大阪駅前をステージにD500で撮影した画像を懐に入ったiPhone7PlusにSnapBridgeを使って送り込んでやろうと、iPhone7の方は正常に動いている事を前提にして、久しぶりにD500をRAW+JPEGの撮影モードに切り替えて、画像の自動転送をONにして撮影してみた。
ちなみに私の経験では1ヶ月以上開けて、こういう「正常に動作する事」を前提にした無線系の連係操作を行った場合、結果としてほぼ確実に正常に動かない。(笑)
適当に10枚程撮影した所で、適当な所に腰を掛けて懐からiPhone7を取り出して画面を見てみたところ・・・。
 
うん、思った通り全く画像が来ていなかったよ。(;・∀・)
 
SnapBridgeのアプリを起動し直して、しばらく放置しても転送は始まらない。D500のスイッチを切る入るして見るが、沈黙を保つ事数十秒・・・。何も起こらないばかりか、その後はD500を見失い、大阪駅前ではペアリングさえ出来ない状況に・・・。で、先日のiOS10.3.2では現在ノーサポートとニコン様に言われた日記へと概ね話は繋がってゆく訳です。
 
大阪駅前ではできなかったペアリングは、なぜが自宅へ帰ってくるととりあえず完了でき、カタチ的には連係動作準備完了状態になっていたが、今日AF調整をするためにD500をいじっていた所、いつの間にかiPhone7に画像が転送できている事に気が付いた。
以前のiOS10.2の時はiPhone7とD500がBluetoothで繋がり、SnapBridgeを起動すると、しばらくしてからD500の転送待ちJPEGがあると転送がヒラヒラと始まったが、現在はそう言う感じはない。
 
そこで・・・
 
どういうタイミングで画像が転送されるのかを試行と観察をしてみると・・・。
Bluetoothで繋がる前、或いは自動転送OFFの状態の時にD500でJPEGまたはRAW+JPEGで撮影すると、D500には転送待ちとしてのJPEG画像が溜まる。
その状態から、Bluetoothで繋ぐ、又は自動転送をONにして転送される状態にする。この状態にしても既に撮影済みの画像はiPhone7には(今日は)転送は始まらなかった。
放置していると数秒でD500からはBluetoothのマークが消え、iPhone7もBluetoothのアイコンがグレーアウトした。つまりスリープのような状態になった。当然転送は始まらない。
次にD500を手に持ってAF-ONを押したり、シャッターを半押ししてAE動作をさせると、Bluetoothが動作しだしてiPhone7と繋がった。
で、
「実際にJPEGまたはRAW+JPEGで撮影した。」
すると、D500に溜まっていた画像も含めて、iPhone7へ一挙に転送が始まった。溜まった分も転送するので多少時間はかかるが、ずーっと見ているとそのまま無事に全画像の転送は終了した。
その後は、操作をしないとBluetoothは切れるが、D500の撮影操作をするとすぐにiPhone7と繋がり、撮影すると片っ端から転送を始めるようになった。途中でRAWのみに切り替えると、当然転送は行われない。再びJPEGかRAW+JPEGにすると転送は普通に行われた。
 
要はD500の撮影するタイミングで転送が行われるようだ。
 
これはSnapBridgeの仕様が変わったからなのかなぁ・・・。私的には以前のように繋がったら溜まってた分を転送してくれる方が良いのですが・・・、これだと最低1枚撮らないと撮り溜め分が転送されないし、結局転送されるんだったらその方が面倒がなくて良いと思うのだ。っていうか、これがiOS10.3.2の場合の不具合だというなら、話は別なんですけどね・・・。
とりあえず、なぜか動作を始めたSnapBridgeですが、どんなもんなんでしょうね。
 
あと、ペアリングは、最後の操作が肝心だよ。
カメラがスマホ認識したらカメラ側とスマホ側、両方で操作が必要で、そうしないと正常にペアリングが完了しません。