記事一覧

三脚がつべたい・・・。(;´Д`)

本題の前に。
実は新兵器の小道具を導入し、昨日ホームセンターで小細工部品を購入し実戦投入が可能な状態になりました。デカい三脚でごちゃごちゃしている傍ら、コソコソと何かやっておりましたです。
あ、新兵器と言っても今流行のドローンではないです。試しに玩具のマルチコプターを買って可能性を試してみて、面白そうだなとは思いましたけど、軍事用ドローンを除いて機能的にはまだまだ発展しそうな感じがします。色んな機能が付いているようですが、やはりどのドローンもバッテリーがネックになっている感じがします。新型バッテリーの発明で、800g前後の重量で3時間位の飛行が可能になると良いですねぇ・・・。それよりも、ドローン関連の法令と地域の不文律が交錯しまくって運用するにはややこし過ぎるんですよね・・・。早い話が誰の断りもなく自由に飛ばすには、ど田舎か郊外の水際で、しかも日中しか飛ばせないという事のようで、それ以外は関係方面にお伺いを立てよ・・・との事のようだ。そこら辺が私の趣味には合わないんですよね~。まぁドローンは動画が主体だし、あの音で野鳥はもちろん動物はみんな逃げちゃうし、この分野はプロの方に任せよう。ラジコンヘリの時代から「Cue Air Picture」さんのファンなんだよね。ラジコンヘリだとドローンほどの制約はないんだろうか??
ちなみに私が一番欲しいのは飛行船型のドローンなんだよね。音がせず動物を驚かす事もないサイレントなドローン。基本風任せなので風切り音もない。プロペラも付いている。省エネなので長時間飛行も可能だろう。飛行中はデカいけど、畳むと小さくなりそうだし。でも色々と機能を考えると、どうせたっかいドローンになるんだろうなぁ・・・。
 
さて本題。
冬も深まり、三脚がつべたい季節がやって参りました。カーボン三脚ならまだしも、アルミ三脚はとにかく冷たい事山の如し。なんでアルミ三脚はこれほどまでに冷たいのかと素朴な疑問を持った方に一応返答しておきますと、それはアルミ三脚だから・・・。(;^ω^)
すいません不親切でした。
要するにアルミは熱伝導率が高く、熱しやすく冷めやすい金属だからです。お隣の熱を奪い取って放熱する性能(熱伝導性)に優れているので、パソコン内部のアツアツになる部分にもそこかしこに使われております。そんな性質なので当然寒い日はすぐに必要以上に冷たい塊になってしまうのです。
 
今回はこれの対策方法を考えてみよう。
 
<対策その1>
どうせ寒いので手袋をする。
ファイル 76-1.jpg
今回のテーマとしては元も子もない、しかし万能な対策方法だ。軍手をはめているだけでも効果はありますね。実は先日デカ三脚をデビューさせた時も、これで対応しました。私は緑色のゴムが付いた安い軍手でしたけど、これはちょっといいやつですね・・・。
 
<対策その2>
スポンジ筒を取り付ける。
ファイル 76-2.jpg
至極真っ当な方法だと思います。ホームセンターでどこのコーナーだったか思い出せないけど見た事があるであろうアレですわ。もう三脚用に作られてるんじゃないだろうか?って言うくらいしっくりくる姿形の小道具ですよね。しかし、綺麗なバラにはトゲがありまして、太い三脚に合う物がありません。あと、綺麗に三脚に取り付けるには、三脚を一旦バラさないといけません。世の中には簡単にはバラせない三脚もあるので、そういうのには使えないっす。あと、脚が太るので三脚が畳みきれなくなる場合もあるよ。ちなみにはめ込む場合は三脚側に両面テープを巻いておかないと、スコスコになります(笑)。
 
<対策その3>
自転車用とかテニスラケット用とかのグリップテープを貼ってみる。
ファイル 76-3.jpg
結構使用人口が多いみたいです。特にラケット用は3巻セットの物があったりするので、三脚にはもってこいみたいな商品ですね。でも実は1本か2本、持つ所だけを巻けば良いので、2本入りの自転車用の方がクッション性もあって心地よかったりします。テープなので脚の太さに関係なくクルクルと巻いて終わりですが、両端をフィニッシュテープで留めておかないとベロベロと剥がれてきたりします。あと、テープを巻く時、上から下へ巻くのはど素人の腐れ外道です(笑)。上からだと巻くのは簡単ですが、テープの端が上に来るのでホコリや水が浸潤しやすく剥がれやすくなります。必ず下から上に向かって巻き上げてゆくのがプロ、いや人間の業というものです。知識と技術を見られる所ですので、上から下に巻いてしまっている方は「知るは一時の恥」と言う事で、今からでも買い直して腐れ外道から卒業しましょう。(;^ω^)
 
<対策その4>
三脚ストラップを付ける。
ファイル 76-4.jpg
嬉しがりの人は、三脚とセットで純正品を買ったりする人もいるだろう。かくいう私も055にマンフロットの純正ストラップを付けて嬉しがっている一人である。(^_^;
ただ純正の専用品に拘る必要も無く、写真のような汎用性のあるタイプの物が安くて使い回せて実は便利だったりします。
三脚の設置と撤収には欲求を満たしてはくれませんが、持ち運びの際の冷たさからは完全に解放してくれますし、運搬も楽になります。原理としては三脚の上下2点をベルクロテープで巻いて、把手となるベルトで橋渡しすればストラップになります。極端に言うと把手はその気になれば梱包に使われる取っ手でもOKだ(笑)。
取付のコツは、三脚の重心に取り付ける事。肩から掛ける時はヘッドを下にして提げると自然で楽になります。ちなみに私のデカ三脚にもこれを取り付けようかと画策中です。写真のはハンドキャリングストラップという名前でAmazonで1000円位で売ってるよ。
 
<対策その5>
三脚ケースを買ってしまう。
SLIKのアレとか、最初から付属されている物はさておき、欲しがり屋さんは純正のメーカー名が入った物が買いたくなってくる分野のものですね。冷たさ対策と呼ぶには余りある機能を提供してくれます。純正品でなくともサードパーティから色々と大同小異の商品も出ています。
しかし気を付けないとこれも綺麗なバラにはトゲがある類の商品です。特に気を付けないといけないのは三脚の長さ。よくやっちゃうのが持っている三脚のスペックをメーカーサイトへ見に行って、その長さでケースを買ってしまうパターン。実際に使おうと思ったら雲台の分だけ長くて入らなかった・・・というアホな事に。或いは、念願のジンバル雲台を思い切って購入し、喜んでメイン三脚に付けたら、ケースに到底入らなくなったというドアホな事態。
将来も含めてどんな雲台を載せるかを考えた上で、最大限の大きさでケースを購入しておく必要がある。ケースは大は小を兼ねるのだ。ちなみに162MK2Bにはケースという選択肢は今の所ございません。縮長で1mを超えるような三脚を収容するケースはないし、あっても大きくて邪魔ですからメリットがありませんしね・・・。
 
キワモノとか、流行の先端から飛び出たような物とか、アイデア手法などを含めるとまだまだありそうですが、まぁ大体こんな感じの対策方法が考えられますね。
私的にはテープを巻くかストラップを付けるのがいいかなって思うのですが、テープには巻きの物ではなくてA4サイズとかの面テープもあります。実はSlick(今のSlik)のMasterには北海道で投入した際の名残で、面タイプの発泡テープが貼ってあります。巻くというよりも簡単です。何度も言いますが欲張って余り分厚い物を選ぶと脚が閉じきらなくなり、運搬などでかえって支障を来しますので要注意です。161MK2Bは重心点の脚部の太さが直径40mmですので1周で約12cmのテープを使います。テニス用だと80~90cmですの7周程度しか巻けませんのでストラップが有効かなと思っています。自転車用は長さが不明の物が多いですが、期待は出来そうかな・・・。
 
というわけで、今回は冷たくなる三脚の対策という事でした。
さて、冒頭の新兵器、いつ実践投入すっかな・・・。