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カメラのバッテリーグリップ。

今一番悩んでいるのがD500のバッテリー。
D7000と同じEN-EL15というバッテリーなので、合計3つ持っているんですが、とにかくD500のバッテリーは減りが激しい。ニコン様はD500での使用の際に問題ありとの事でリコールを発しましたが、既に交換済みで使用しているのですが、それでも減りが激しい・・・。
D7000では、北海道の氷点下20℃でのステージだろうと、一晩中の夜景撮影であろうと、ほとんどバッテリーの事など考えた事は無かった。更にバッテリーグリップを付けた日には、3泊4日の立山での山行もノー充電ノー予備で余裕でこなせる程だった。所がD500だと先日のブッポウソウの撮影でガシガシ撮影していたら、3時間程で2個目のバッテリーに交換という、凄まじい減り具合を披露してくれた。D7000の何倍電気を使っとんねんっちゅう話ですわ。
で、バッテリーグリップを検討中・・・なのですが5万円って・・・。(^_^;)
そう、ニコン様は昔からこういう所があります。本体を買ったら、オプション機器はべらぼうに高いという・・・。
そりゃあマグネシウム合金製だったり、防塵防滴だったりと至れり尽くせりの仕様なのは分からなくも無い。だから高いとは思わないという方もいるのも理解できる。しかしね、エアガン市場を彷徨いた人には分かるんですよ。多くの方はマグネシウム合金という、何だかそれだけで天竺にあるという、ありがた~いお経のように崇高な感じがするのでしょうけど、エアガンのオプションパーツでは割かしマグネシウム合金というのは結構ありまして、バッテリーグリップよりも複雑な組み立ても精度もあるにもかかわらず、手のひらサイズで5万円という値段の付いた部品はないです。KSCのイングラム(M11A1:当時21000円位)のオプションだった軽量のマグネシウムボルトでも当時8000円位だった。今はほぼ同価格で標準装備されている。畑は違えどオプションで5万円という価格が、いかに現実離れした価格であるかが理解・・・できないかな。(;^ω^)
エアガンのそれと精密機械のカメラ部品とを比較するなと言われそうだが、それはエアガンをカスタマイズした事が無い人間が言える事だと思う。エアガンは6mmのBB弾をエアの圧力で飛ばすために、非常に精密、緻密に作られていて、適当なパーツで適当に改造すると、まず間違いなく純正よりも精度も威力も落ちてしまう。東京マルイの電動ガンともなると、イラクの市場で3000円以下で売っているAK47の実銃よりも10倍高額なのだ。(笑)
 
まぁ、何でもいいさ。閑話休題。
 
そんな訳で、思い切ってD500にバッテリーグリップを買って付けても良いのだが、縦位置の撮影はやり易くなると言うおまけは付いてくるが、単純計算で3時間の撮影時間が6時間になるというだけの事。私的には5万円払う代償としては、あまりにも寂しいというか何というか・・・。で、撮影現場でたまたま隣り合わせた同じD500の方のアドバイスだと、バッテリーグリップよりもバッテリーその物をたくさん買う方が良いと言う事だった。確かに純正バッテリー10個買える値段だしね。そうすると3時間は30時間になる。
さすがに10個も買いませんけど、しかし毎回4個も5個もじゃらじゃらと持っていくのも何だかなぁ・・・。まぁいる物はいるんですけどね・・・。
 
と、こんな風に堂々巡り(?)で日々悩んでいる訳ですよ。
 
で、結局何がそうさせるのかと考えてみると、要するに純正バッテリーグリップの価格が高すぎるという所に結論が落ち着くのよね。
一番良いのは、バッテリーグリップを安くで入手して、浮いたお金でもう2つ程バッテリーを購入するという結果を生む事。
そこで、待ってましたのD500用バッテリーグリップ互換品。
世の中のD500ユーザー様は、単に気付いていらっしゃらないのか、人柱になるのを嫌がっているのか、実はもう少し前からMB-D17の互換品はamazonでも販売されております。
 
「D500 MB-D17 互換品」
「D500 バッテリーグリップ 互換」
 
ってググっても、その商品は現在も検索では引っかかってきません。amazon内で検索しても引っかかってこないです。
ではここでこっそり教えませう。

amazon内の検索で、
「D500 D17」
と入れて検索をかけると、一番最初に引っかかってきます。商品名は「Pixel Vertax D17」と言います。価格は10998円。
ずーっと見守っておりますが、ずーっと残り14点から動きません。つまり、ずーっと1個も売れていない訳です。
そりゃあ、こんな一捻り必要な検索をかけないとひっかかってこないんじゃあ、売れる物も売れませんわな。ちなみに動画の方でも「買ってみた」な人を期待して検索しましたが、現在も一つも引っかかってきません。マジで今、日本で気付いているのは私だけ?みたいな優越感バリバリの勘違い男になってしまいそうです。(笑)
ちなみにこのPixel製D500用互換バッテリーグリップは、大型のEN-EL18aには対応しません。EN-EL15がもう1つ入るか単三乾電池8本で対応するだけです。誰か買わないかなぁ・・・。私が買えってか・・・。
 
では、この商品について、もう少し耳寄りで詳細な情報を・・・。
届くまでに少し時間がかかってしまうんですが、実はamazonで買うよりも、aliexpressにてドル建てで買った方が安く買えます。aliexpressの検索窓で同じように「D500 D17」で検索するとPixel製D500用互換バッテリーグリップが、たくさん引っかかってきます。そう、実は海外ではすでにメジャーな存在だったりします。送料込(Free Shipping)で$75から販売されておりますので、日本円で約8000円という感じになります。amazonの販売業者は、恐らくここから仕入れた物を転売しているのではないかと思われます・・・。知らんけど。(;^ω^)
amazonで、海外の製品を見掛けたら、aliexpressでも見てみた方が良いですね。めっちゃ安い場合があります。それに、海外のショッピングサイトではありますが、きちんと届きます。それは業者がきちんと出荷して荷物到着が確認されないと、aliexpressに託された購入者からの代金が販売業者に支払われないからです。
私は既にaliexpressでD7000と日本ではまだ販売されていないD500対応の液晶フード(透明シールじゃなくて、フタが付いているカバーフード)を格安で購入しております。D500は純正のプラカバーもないし保護シールをしていても、カメラを肩に掛けてガシガシと身体にこすれながら歩くのは、やっぱりちょっと抵抗がありますので、カバーフードは私的には必須アイテムですね。日差しの強い日も画像確認し易いし・・・。2000円もしないアイテムですから、壊れたらまた買えば良いという値段ですしね。
 
と言う訳でD500用互換バッテリーグリップ、買おうかなぁ・・・。
ただね、多分買うのを躊躇している方がいるとすれば、理由はただ一つ。D500の未来のファームアップで、純正バッテリーグリップを装着すると連写コマ数が11コマとか12コマ/秒という感じで増えるのではないか?という淡い期待。
ないない。絶対に無い。
MB-D17は同時発売されているし、D500の発売後、既にファームアップは2回行われているが、そのようなお祭り仕様の兆候はまったくございません。出来るものならもう既にやってますよ。仮に純正品でしかそうならないようなファームアップをしたとしても、互換品もすぐに対応品を出すはずです。それを買い直してもお釣りが来ますからね~。で、最終的にオークションなどで出回る純正品を1万円前後で入手出来たら、めでたしめでたしでしょ。D7000は実はそうやって互換品を使ったあと、現在は9000円で買った中古の純正MB-D11を装着しております。互換品とは別に何も変わらないっすね。私は使い方が荒いので周辺機器は中古や安い互換品の方が良いです。カメラを普段床の間に奉っているかのような使い方をする方は、高価で美しい純正の新品を買えばよろしいと思います。
なお、バッテリーだけは私は新品の純正品を使っております。その上で申し上げますが、互換バッテリーグリップを使っていて、カメラが壊れたとか、不具合が出たとか、きな臭くなったとか、煙が出てきたとか、爆発したとか、木っ端みじんに砕けたとか、そんな事は今まで一度もございませんでした。ただ、7500円で買ったMB-D11互換品は2年で壊れた。それだけです。転んだら泣いちゃう人は、ごちゃごちゃ言ってないで新品純正使うがよろしあるね。
さて、aliexpressに注文入れてみよう。
http://www.aliexpress.com/wholesale?catId=0&initiative_id=SB_20160718035759&SearchText=d500+d17