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ミラーレスカメラが盛り上がっているようですが・・・。

久しぶりぶりの更新です。
なんか色々と忙しくて、全く日記が書けませんでした。って、そういうのって日記って言うのかな・・・?
とか何とか言うのはひとまず置いといて、とりあえず出ましたなDX機のフラグシップD500が・・・。
D5のB面で開発していて「サプラーイズ!!」みたいな感じで登場したのは良いんですけど、いきなり発売日が1ヶ月延期になるというね・・・。まぁ、結局出たんだからいいとしても何だかなぁ・・・。笑

で、鮮烈デビューを果たしたD500ですがさすがにフラグシップだと銘を打つだけの事はあって、色んな機能がてんこ盛りで、ニコン様フラグシップのD5譲りの性能で、待ってましたの秒間10コマに14bit-RAWの連写バッファが圧巻の200コマ分!!先行のライバル機キヤノンの7Dmk2が秒間10コマでバッファ30コマなので大体3~4秒でバッファフルになるが、D500はフルスピードで実に20秒もの連写時間を維持できる事になる。カワセミの飛び込みを取り損ねたという言い訳など出来ないほどの充分すぎるバッファ容量だ。
しかし、その高速連写を生かす為の裏面の機能として大事なのが高感度性能だが、これもかなり改善されているようで、噂ではISO12800でも充分使えるという下馬評も上がっているが、私的には6400辺りが限度じゃないかとかなり割り引いて想像しているが、本当に12800等というインフレな値で高い画質が得られるというならD500は相当な進化をしているという事になるが、これについては実際にD500を入手してから見てみようと思う。
とにもかくにも、今使っている相棒のD7000がシャッター数が既に20万を超えているという状況で、なんだかもう悲鳴を挙げているという感じ。後継にD7200を考えていたのだがD500が出たなら、望遠+動体主体の人間なら普通にそっちにしたくなってくる。D750という誘惑もあるが、ミラーバランサーが付いていないという手抜き仕様に気付いたのでD750という選択肢は私にはございません。D7000でお勉強した事ですが、あれ付いていないと、お天道様カンカンの時以外は、まじで連写が使い物にならないんですよね~。あ、D750な人「まじでか?」とか思わせてしまったかも知れませんね。すいません。普通に撮影を楽しむ分には関係ない話という事にしておきますので気にしないでください。D750買って間もないし、フルサイズが嬉しい季節だし・・・。でも、ミラーバランサーがD500には付いている、D750には付いていない、そういう事実があるだけです。
ちなみにD7000には付いてない。D7100とD7200には付いている。D610には付いてない、D810には付いている。という感じ。なんかもう全部に付ければ良いのにって思うのは私だけ?そんなに高価な機構なのかな・・・?
とにかく、D500は今の所D7200と同様「買い」のカメラだと思う。ただ、あくまでD500はDXのハイエンドカメラなので、当然秒間10コマとか高感度性能とかなんじゃかんじゃはあっても宝の持ち腐れという使い手さんも当然多いだろう。そういう方はD7200と棲み分ける事になるのかな。前から言ってますが、私的にはニコンの一眼レフを買うならド素人であっても初心者であってもD7xxx以上のクラスを買えと言っております。どうせ欲しくなるんだし。
フルサイズかDX機かの選択については、フルサイズ信仰にシンパを感じるとか、フルサイズの方が所有欲が高いとか、フルサイズの方が自慢が出来るとか、フルサイズの方が偉いとか、ただただカメラ性能以外の部分でたくさんの満足度を得たい方はフルサイズを選んだ方が良いだろう。撮影現場を駆け回り、超望遠レンズを付けて振り回し、少しでも軽く、より機動力を求めるという向きはDX機も視野に入れて自分の撮影スタイルを良く鑑みて幅広い視野で選ぶと良いだろう。正直言うと、フルサイズ機をぶら下げて3000m級の山を歩いている人を見掛けるとちょっと浮いて見えますのよ・・・。
 
で、
そんなD500で盛り上がるのをよそに、密かに期待が高まっているのがニコン、キヤノンの二大メーカーがスタンバっていると噂されているAPS-C以上のセンサーを持ったミラーレス一眼カメラの存在。もしかしたらこの秋に発表か?という噂まで出ているので、話題は盛り上がる一方だ。何故そこまで盛り上がるかというと、ミラーレスは既に小型カメラで登場してはいるが、未だ発展途上の機能が多く、それらを克服してゆく事で、将来的に一眼レフの市場を塗り替えてしまうと予想される新機軸のカメラであるからだ。シャッターを押してもバタバタとミラーが動かないので、デジスコでしか実現できていない3000mmクラスの超望遠でも無振動撮影が可能であったり、電子シャッターによる秒間100コマと言った超高速連写が可能であったり、機構が電子部品中心なので小型軽量化が可能であったりと、これだけでも次世代感を漂わせるカメラである。
それが現在の二大メーカーの一眼レフクオリティのカメラとして登場したら、当然市場は騒がしくなりますわな。
そんなミラーレスがカメラの主流になったら、エンタメ系のテレビでよく見るフラッシュバシバシ、シャッター音バシバシの場面も程なくなくなって、とても静かな記者会見になるんだろうなぁ・・・なんて想像してしまいます。これはこれで何か面白いですね。
 
ところがよ。
 
二大メーカーのミラーレスで盛り上がるのも良いんだけど、実は私、ダークホースとして注目している物があります。恐らくこれが高いクオリティで登場すれば、それは恐らくカメラの最終形態となるであろうイノベーションだと確信します。それは現在パナソニックが着々と開発を進めていると思われる8Kカメラだ。
既に4Kカメラは発売済みだが、注目はされるがそれほど市場が騒がないのは4Kだとカメラ換算で800万画素相当の画像クオリティである為だと思われる。
しかし、
これが8Kとなると、実に7680×4320ピクセル、約3300万画素となる。D810には僅かに及ばないが、今あるスチルカメラのほぼ全機種の画素数を凌駕してしまうのである。仮にパナソニックが8Kで60fpsでの撮影が出来るビデオカメラを開発したとしよう。そのカメラはD810に匹敵する画素数で、秒間60コマの連写を持続して撮影できる事を意味するのである。つまり、被写体の動きのタイミングに合わせてシャッターを切るという反射神経を使う必要は無くなり、ただ被写体を画角に入れる事だけに専念してビデオを回し続けていれば良く。撮影が出来たら秒間60コマの撮影結果の中から、気に入ったコマを切り出しすればOKと言う事になる。つまり撮影のあり方その物がビデオに取って変わるわけだ。その8KカメラがAPS-Cやフルサイズのような大型センサーで登場したら・・・。RAWデータで30fps以上の記録が可能であったとしたら・・・。小型軽量で現在の一眼レフカメラのような玄人好きのする形をしていたら・・・。もはやミラーレスカメラなどと言う存在自体が虚しくなってしまう程の、お化け的存在になるのは間違いない。パナソニックはそんな市場の一網打尽を狙っているのではないだろうか?
ミラーレスは一眼レフの進化形だと思うが、8Kビデオカメラは、記録をするというカメラその物の最終形態だと私は思うのだ。本当に注目すべきは、パナソニックがどのような8Kカメラを構想しているかで、今後の動向がとても興味深い所である。