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今更Apple純正のLightningカメラアダプタとか言うやつを買った。

表題の通りです。
欧州でのオトナの事情でアップルご自慢のライトニング端子がUSB-Cに統一されるという昨今、未だiPhone XSmaxを使っている私は、少なくとも充電ケーブル以外はもうライトニング端子の小物は買うまいと思っておりました。アップルさんも「もう造らんし売らんし・・・」とか言ってたしね。だから、ヤマハのミキサーへの楽曲入力にもAUX端子にライトニングから3芯の変換端子のケーブルでぶっさして使っていた訳なんですが・・・。
そのAG03MK2のマニュアルをダウンロードして少し読んでみると、iPhoneのアプリでヤマハ純正のRec'n Share というアプリがリリースされていることを知りました。ヤマハのアプリと言えば、iPhoneに入れた曲のコードを解析表示してくれるChord Trackerが私には紙なのですが、このRec'n Shareにはなんと、楽曲内の楽器音のうち3つまで選んでボリュームを上下できる機能があったりするんですね。例えばギターを選んでボリュームを0にすると、ギターの音が消えます・・・。高度なイコライジングで実現しているようで、よーく聞くと聞こえるのですが、演奏してみると完全にレス状態なので、楽曲内に唯一のギタリストとして参加できるようになります。いやぁ、最近のアプリってすげーな。昔はMIDIデータとシーケンサーが無いとできなかったもんだが・・・。
で、実際に私のiPhoneにインストールして使ってみると、1~2分ほど解析の為に待たされるものの、見事に指定したギターやドラムをレスしてくれました!!
 
しかし・・・
 
よく見ると、その解析に「残り回数」のような物があって「3」~「2」に減りました。
 
え?
制限解除の課金が必要なの?

と思って、App Storeのアプリ説明を見ると、アプリ内課金の文字はなく「無料」と誇らしげに書かれています。
 
どゆこと?
 
よくよく読んでみると、ヤマハさんのデバイスに繋いで使用する場合は「回数無制限」になるらしい・・・です。
ヤマハさんのデバイス(AG03MK2の事)に繋いで使用しているんですけど・・・??
ええ、私もパソコン歴は第1期生と言っても過言ではないくらい昔からやっていますので、薄々分かってはいましたよ。AUXへのぶっさしではデバイスに繋いだことにはならないって事くらいさ。
AG03MK2のUSB-C端子にiPhoneを繋ぐと、iPhoneは「パソコンに繋がったぜ」みたいな反応をするので、その時初めて「ヤマハのデバイスに繋いで使用している」状態になるんすよね。
で、それを実現する為には、単純にライトニング端子をUSB-C端子に変換するネットで激安販売されているケーブル1本では叶わず、なんとアップル純正のライトニングUSB-Cカメラ変換アダプタが必要になるのです。ヤマハもそれを使うように推奨しています。
実際にどういう物かと言いますと、こう言う物です。
ファイル 247-1.jpg ファイル 247-2.jpg

上のライトニング端子をiPhoneに刺して、下のUSB-A(四角い端子)とAG03MK2の背面にあるUSB-C(PC側)端子に繋ぎます。このケーブルはAG03MK2に付属されていますので問題ありません。もう一つのUSB-C端子(楕円の端子)は電源と繋ぐことで、iPhoneを充電しながら使う事が出来るようになり、電池残量の呪縛から解放してくれるというスンポーです。この繋ぎ方をするとAG03MK2とiPhoneは晴れて完全カップルとなり、AG03MK2のツマミでiPhoneから出力される楽曲の音量をコントロール出来るようになります。
 
でもこれ、アップル純正で6800円とか厳つい値段するんだよな。
それに、iPhone16に乗り換えたら、USB-Cケーブル1本で繋がるので要らなくなるし・・・。
 
とか思っていたんだけど、やっぱりギターレス音で好きな楽曲を弾いてみたいという欲求には勝てず、アップルはもう造らない、売らないと言っていましたが、まだネット上にそこかしこに転がっていた本品をポチってしまいました。
ここで注意です。

なぜ純正なのか・・・。

もちろんネットの世界は広いので、このアダプタの類似品が安くで販売されています。物によったら1000円以下でもあったりします。当然私もそちらに食指が動きましたさ。当然ですよね。
しかし、しかしよ、iPhoneのアプデで使えなくなると言う話があちこちに散見されるんですよね。まじで。だからヤマハさんも純正を推奨していたりなんかするんですよね。それ以外のケーブル類なんかは特に推奨していないので、やはり何かあるのでしょう。
今更ライトニング端子の為に6800円・・・ここは家の階段の2段目くらいから飛び降りた気持ちになって純正を選択しておきましょう。或いは・・・やはりAUXぶっさしでやり続けるのが漢らしいかも。女であっても漢らしいと思う昨今です。
 
そんなわけで本日、この変換アダプタが無事に届いて、早速iPhoneとAG03MK2を繋ぎました。この瞬間、PCとAG03MK2を接続する手段はなくなりますのでご注意を。私のように専らギターの練習で使う場合は、やはりiPhoneに給電しながら、ボリュームもミキサーのツマミで調整できるのは便利です。
で、
問題のアプリ、Rec'n Shareの楽器レス化解析の回数も無事になくなりましたぁぁぁぁぁ!!
すげーぜ変換アダプタ!
しかし、凄いのは変換アダプタとアプリであって、私のウデではなかったりするのが悲しい現実なんですよね。( ̄。 ̄;)
実際の問題としてRec'n Shareには、コード解析をして表示してくれるという神機能はありません。だから、音楽理論も何も知らない私は、楽曲のキーを肌で感じて(^◇^;)リードを弾くという所までに留まってしまいます。なんて事だ・・・(ーー;)

ヤマハさん,
Rec'n Shareにコード解析して表示する機能を付けるか、Chord Trackerに楽器レス解析機能を付けてくださいませませ・・・。