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やっとD810を入手しました。

仕事や用事で購入予約をしていながら、なかなかキタムラへ足を運べず、店に来ましたメールをもらってから3日目の今日、要約我が手にD810を持つことができました。代わりにD610はドナドナとなりましたが、外箱は無いものの全ての付属品が揃っていて(買ってから充電器以外は使ってなかったから当たり前)、本体も中身も大変綺麗ですねと言って頂き、査定格はABで+オマケをしてもらって、何とか予算の追銭でD810を入手できました。何と言ってもD610はそのキタムラで中古購入して、そのまんまお返しした感じですからね。4年ほど使って4万円ほどすり減った事になるのですが、まぁ1年1万円としたら安いもんなのかなぁ・・・?
と言う訳で、D500とD810で、めでたくニコンの丸目機2台体制になりました。予定通りのフタレンズとなるシグマの24-105mm/F4(ART)を取り付けてファインダーを覗いてみます・・・。
 
ん。良い感じ。
フルサイズのファインダー像は眼がちょっとアレな私には特に見やすいです。って言うかめっちゃ見やすいですね。(後述)
でも視度調整のレンズを噛まさないと、カメラ内蔵の視度調整だと私の場合ギリなんですよね。と言う訳でD500にも施しているファインダー周りのカスタマイズを行うことにします。
必要な物は、ニコン接眼補助レンズDK-17Cの私は-3。
それと、ニコン接眼目当てDK-19。しかし、これは中古の利点というのか買ったD810に既に付いていました。先に買っていたのであちゃーだったのですが、まぁ新しいのに変えるという事で。
D500にはこれにファインダー像が1.2倍になるマグニファイングアイピースDK-17Mというのも付けているんですが、今回はフルサイズ機という事でこれは購入しませんでした。見ると絶版品でamazonさんでも高額で出品されたりしますね。まぁフルサイズ機は0.7倍ありますから必要ないでしょ。

という事で、まずは既に付いてきた接眼目当てを取り外します。ここでマジ注意なのですが、丸目機の場合はファインダー幕を閉じないと外せないようになっています。強引にネジを回すと壊れますのでホントに要注意です。幕を閉じると素直に左に回って接眼目当てが外れます。
と、ここである事に気付きました。接眼目当てって、早い話がゴムで出来たアイカップです。所が私が外した接眼目当てには、何やら小さな寸胴が差し込まれています。なんだ?と思ったら・・・
 
「マグニファイリングアイピース!!」
 
なんと!なんと!その絶版品の1.2倍像にしてくれるニコン純正のDK-17Mが付いていました!!
おぉ~マイゴッド。今回のD810にはシンプルに本体とバッテリーと充電器とHDMI-USBしか付属してこなかったという無味乾燥的な中古品だった(一応キタムラのABランク・プロメンテ品)のですが、こんな隠れた小粋な計らいがされていたとは・・・。
本当にプロメンテ品なのかなぁ・・・?
とか、思いつつもなんか(今は)得した気分で嬉しい私でした。なるほど~、それで先ほどファインダーを覗いた時、めっちゃ大きくて見やすい!ってなった訳ですね。
ちなみにD500にDK-17Mを付けるとファインダー倍率は0.8倍になってFXの0.7倍(レフ機)よりも大きくなります。だからメリットが大きかったんです。FX機に付けると0.84倍になりますのでD500よりも少し大きく見える事になります。実際にそんな感じですが、D810から取り外したついでにノーマルのFXのファインダーを覗くと・・・。「ちっさ!!」みんなこんなファインダーで撮ってたの?って思うくらい小さいですね。たったの1.2倍って思うかも知れませんが、この差ってかなり大きいです。でもミラーレスな方は素でもっと大きいのでしょうね。知らんけど。
 
そんな訳で、DK-17Mも加わって、久しぶりにD500と同じ感じの小細工をする事になりました。ちなみにニコン公式ではDK-17CとDK17Mの同時併用は出来ないことになっています。しかし、以前D500の時に記事にしたように接眼目当てを使う事で裏技的に併用が可能になります。
準備は視度調整レンズのゴムを取り払っておくこと。Made in JAPANとかの文字が出てきて見栄えがしますよ。(*^▽^*)
あと、ゴムと金属に対応した接着剤。瞬間接着剤よりも、一晩かけて固まる強力接着剤の方がオススメです。これだけです。
 
1)接眼目当ての内溝にカメラ本体側方向からDK-17Mのリングをはめ込みます。綺麗に簡単にはまり込むはずです。
2)次に眼側から視度調整のDK-17Cを強引に押し込んでアタリを見ます。
3)一旦DK-17Cを外して、DK-17Cと接眼目当てとのアタリの部分に、接着剤を塗ります。
4)再び接眼目当てにDK-17Cをしっかり押し込んで、接着させます。そこからは接着剤が固まるまで、できるだけ触らないようにしましょう。ちなみに接着剤が無しだと、知らない間に落として無くしてしまう事がアリアリなので、接着はして置いた方が良いです。
5)で、形が出来上がったらD810のファインダーに作ったアッセンを取り付けます。ファインダー幕の開閉スイッチに注意ですね。
 
以上です。
すると、こんな感じになりました。
ファイル 212-1.jpg
多少デベソになりますが、飛躍的に撮りやすくなります。
あと、私的なもう一つの儀式として、液晶カバーをポップアップフードに変えるというのがありまして、ついでに買っておいたそれも取り付けました。
ファイル 212-2.jpg
液晶部が分厚くなるのでファインダーのデベソ状態が多少緩和されます。これを付けていると、普段撮る時は面倒くさいんですが、タイムラプス等の自動撮影をする場合や、思い切り順光での撮影なんかでは重宝します。慣れるとデフォで手が動いて面倒さもなくなります。あとはD610の時に使っていた革製のストラップを付けて完了です。わざわざ二寧坂へ買いに行ったシンボルの瓢箪も健在です。CFカードは予定通り買いません。前のユーザーさんもCFカードは使っていなかったご様子です。D500の場合は秒間10コマの連写機能に響いてくるのでXQDを買いましたけど、D810の場合は多少転送速度が速いからと言ってCFカードにする意味って、あまりない気がするんだよね。正直このカメラでそんなガチ連写なんてしないし。と言う訳で、サンディスクのSDカードが1枚寂しく刺さっております。
32GBなので、D610だと600枚程撮れたんですが、D810だと396枚なんですね。ま、増量するかどうかはそのうち考えましょう。
と言う訳で、おくらばせながら3600万画素という高画素機を手にしてしまいました。これで春までの間、何を撮りましょうや。