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新型コロナウイルスって…。

中国の武漢(ウーハン)発の「新型コロナウイルス」が連日と言うよりも連刻の勢いでテレビやネットのニュースを賑わしている。テレビをつけると、とりあえずどこかの局がこの話題を取り上げているという状況だ。
で、世界各国津々浦々に広がりつつあるこの「新型コロナウイルス」だが、実際にはどんなもんなだろうか…。豚インフルエンザの時もそうであったが、とにかくウイルスに「新型」という単語が付くと、マスコミを中心にとかく人は恐れ慄き、大騒ぎとなり時にパニック状態になるようだ。
パニックと言えば、武漢市内の病院内部の映像もニュースでやっていたが、あれってパニックと言うよりも人類の終末的な様相さえ思わせる感じでしたね。まさに阿鼻叫喚と言う感じで病院はその機能までもが不全に陥っている感じで、昔見た小松左京原作の映画「復活の日」の一場面を見ているかのようでした(Amazonプライムで今も観られるね)。
そんな新型コロナウイルスだが、しかし映画「復活の日」に登場したようなMM-88菌のように人類を破滅に追い込むほどの恐ろしいウイルスなのだろうか…とささやかな疑問がわいたので、ちょっとググって調べてみたことろ、今のところではあるがざっくり書くとおよそ以下のようなもののようだ。
 
・感染源は武漢市内の食料品店である。
・宿主は食料として売られていた動物のようだ。
・人から人に感染する。空気感染能力はない。
・5マイクロメーターの飛沫感染をするので一般的なマスクは効かない。
・顔を触らない、15秒以上の手洗いが予防に有効である。
・接触感染をするので、同じ部屋での食事などでも感染する。
・感染力は強くインフルエンザ、SARSウイルスと同等である。
・致死率は2%であるが、非顕現感染者も含めるともっと低い。
・強毒性変異の可能性はウイルス自体に不利の為低いと思われる。
 
と言うような事を専門家がつらつらと喋ったことを記事にされていた。
要するに、世間様が恐れている

 「感染→死亡フラグ」
 
というプロセスを具現化するような、そら恐ろしいウイルスではないようである。まずは「怖い」と思う前に落ち着いて予防法を励行する事で自ずへの感染を防ぐ事が肝要だと思われる。
家に帰ったらうがい手洗いではなく、手洗いは出先でも励行する。公共施設のドアなどを触ったら顔を触る前に手洗いである。接触感染を恐れるならば、外食はや公衆浴場などは控えて家で済ませるようにすればよい。たったこれだけの心がけでほぼ防げる。
一番怖いのは、ニュースやネットの書き込みなどの文言に踊らされて半ばパニックに陥る事だ。これは冷静な判断を失わせて、余計な買い物をしてしまったり、逆に危険な行動をしてしまっていたりするものだ。落ち着いた冷静な判断と行動をしたいところだ。
ちなみに、さっきも書いたけど一般に売られているマスクは全く役に立ちません。買い占めたり、オークションサイトなどで高値で買ったりしないように。その行動こそがパニックに陥っている証拠ですよ~。