記事一覧

イージーカバーと言うのを買ってみた。

妖しげなバッテリーグリップを外してからこの方、超快調に動作しているマイバディのD500ですが、実は幾度となく落下の危機を乗り越えていたりします。その何れもが家の中や車の中での柔らかい所に転げ落ちているので大事には至っていないのでありますが、これが地面やコンクリートの上だったらと思うとやはり冷や汗が出ます。それに私は結構過酷なステージにも足を運んで荒い使い方をする事があるので、本体に小傷がビシビシ着いたりする事もままあります。
と言う訳で、現在はまだ奇麗ななりをしている相棒の為に、カメラ本体をシリコン製のカバーで覆って保護するというイージーカバーという物を買ってみた。百聞は一見にしかず、要するにこういう物だ。
ファイル 106-1.jpg
カラーは黒、黄、迷彩とあったが、あまり人が選ばなさそうな気がした黄色を購入しました。笑
概ね本体全体を覆っているものの、操作性には極力影響を与えないようにと考慮されているのが特徴だ。カメラカバーは使う時には外して荷物になるが、これは相変わらずレンズには気を遣う必要はあるが、そのまま稼働出来るのがちょっと良い所だ。
取付には少々悩んだが、シリコン製で少し伸びるので、カメラの上部から服を着せるようにガバッと被せるように取付ければ専用設計なので勝手にしっくり懐いてくれる。ストロボ接点の純正カバーは取り外してイージーカバーが代わりにはまります。これで完了。あ、ストラップは外さないとダメですよ。
ファイル 106-2.jpg
使ってみた感じは、少しカメラがゴツくなった感じはするものの、専用設計だけあって各ボタンの凹凸や、扉の開閉などが上手く工夫されていてレンズ交換、バッテリー交換、カード交換など特に違和感はない。巷の下馬評では上部のカバーが足りないとか、D500のエンブレムが隠れるなどと言った意見も聞かれるようだが、実際の操作性と言う事を考えたら、これがベターでは無いかと思われる。
ファイル 106-3.jpg
ただ、カメラ本来の手へのフィット感はイージーカバーに取って代わられてしまうので、新しいフィット感を持つ事になる。これに懐けるか懐けないかは使い手次第と行った所か。それと、シリコン製なのでやはり滑る。手から滑り落ちる事はほぼ無いとしても、少し困るのは三脚への固定の為のアルカスイスプレートやクイックプレートの取付時に、イージーカバーを挟む大きさの物だと滑るのだ。私は汎用のL型プレートを使っているのだが、イージーカバーを挟んでカメラに固定する事になるので、結構締め込んでもやはりヌルッと動いてしまう。自由雲台等のカメラを手に持って操作する系統の雲台の場合は、カメラだけがネリっと動くような気がして、ちょっと気を遣わされてしまう気がする。
ファイル 106-4.jpg
それでも、このイージーカバーによって多少のスレや衝撃からは守ってくれるし、撮影の合間の休憩時にカメラをポンと置く事もあまり気兼ねしなくなる。元々はそういう機能の物であって、落下の衝撃から守ってくれるという物ではないと思われる・・・。
そうなると、当初の目的からは外れてしまうのだが、そんな事どうでも良いくらい良い感じなので、当分はこのまま使い続けてみたいと思う。
ファイル 106-5.jpg