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撮影に行けないときは・・・。

実は忙しくてプライベートな時間を作る事が出来なくて、一向に撮影らしい撮影に行けていない日が続いている。まぁ今夏は花火をバシバシ撮りに行ったので、その反動が来ているのかな・・・なんて思ったりもして。
 
で、
満足に撮影に行けないときはどうするかと言うと、私の場合は手持ちの撮影環境、つまり小道具を買い揃えたり、グレードアップしたりして、次なる撮影の機会に備える事が多い。
実は今秋も若干の撮影に関する小道具を補充しました。
一つは、山行など極端な話、カメラにレンズ一本付けてしか持って行けないような時や、気軽に持ち出して行き当たりばったり撮影を楽しみたい時に、必ず鎌首をもたげてくる高倍率レンズを購入しました。買ったのはシグマの18-300mmというDX用のレンズ。このレンズに関するウンチクはその筋の方が飽きるほどネットで語ってくれていますのでそちらに譲るとして、とにかく16.6倍という高倍率ズームは便利。F3.5-6.3とやたら暗いレンズなんだけど、用途はスナップが主だし高感度にやたら強いD500に付けて持ち出せばレンズの暗さよりも便利さが前面に来て撮影自体が面白くなります。1:3ながらもMACRO機能まで付いていますので、まぁそこら辺で見つけた物は何でも撮ってくださいなって言う感じのレンズです。
早速D500のフタ代わりになっておりますこのレンズですが、シグマではContemporaryとか言うラインナップのレンズだそうで、何だかよく分かりませんけど、良い感じに仕上げたレンズらしいです。ちなみに私はシグマレンズに埋もれている立場ですが、このContemporaryだとかArtだとか言うラインナップにちなんだレンズを手にするのは初めてであります。要するに全部旧型レンズなわけですが、すいません、全然違いが分からないです。(笑)
いつもすいませんね~。レンズマニアではないので・・・。光学系がどうとかDxOが何だとか、そういう事は今更知りたくもない人間でして、用は自己のカメラに付けて自分的に「良い」か「良くない」か。それだけの事であります。今回も信頼しているシグマの製品だから買った。不満がないのでこのレンズは私的に「良い」。それだけの事であります。高倍率ズームに単焦点レンズのクオリティを求める方がオツムがちょっとアレなんじゃないか?って思う次第であります。
このレンズを手にした事で、今まで150-500mmに加えて、17-50mmと50-150mmの2本を持ち出していたんですが、18-300mmの1本で済むようにもなりますね。良い事か悪い事か分かりませんけど、150-500mmがF5-6.3なので、絞り値もほぼ同じって感じです。何より焦点距離がクロスしますので、レンズ交換の機会がダントツ減りますね。ただ、旧式とはいえ17-50mm/F2.8と50-150mm/F2.8の写りはダントツに上です。ま、本気モードの時は3本持ちだしで、18-300mmはサブになったD7000のフタと言う事にしましょう。いや、D7000には50-150mmを付けておいて、D90のフタでも良いかな・・・。
と、18-300mmというメイトを入手した事で、マイレガシーなカメラも生きてくるわけですな。
 
ところがよ・・・。
 
それだけの機材を持ち出すには、それなりのバッグが必要になるってもんですよね。
今はどうしているかと言いますと、遠征の時は折り畳みコンテナにレンズをゴロゴロと入れていって、Lowproのフリップサイド400AWという私唯一のカメラリュックも同行させ、現場に着いてから、必要なレンズを選択してリュックに入れて車を後にしておりました。これはなかなか効率が良く、これからも続けるでしょうな。だから遠征時は無問題です。
問題が生じるのはプチ遠征時の撮影。
フリップサイド400AWは撮影する物が完全に決まっている場合は超便利です。D500に150-500mmを付けて、後は17-50mmと90mmマクロの3本で行く事が多いです・・・。
そうなんです。
50-150mmが持って行けないんです。なぜなら、150-500mmと50-150mmの2本をどうあがいても同時に収納できないから・・・。
これでいつもジレンマに襲われるんですねー。(;^ω^)
多分いらんだろうと言う事で、150-500mmを省いて50-150mmを持って行くと、野鳥を撮り逃がしたり豆粒撮影で泣き寝入りしたりという事に出くわすし、とにかくこの2本が同時に持って行けないのは、かなりのネックなんですよね。
というわけで頑張りました。
前々から目を付けていたVanguardのXcenior41というショルダー型の大型カメラバッグをゲットいたしました。
ファイル 70-1.jpg
メーカーサイトはこちら。
http://www.vanguardworld.jp/photo_video_jp/xcenior-41.html#go-sectionTop

400AWが17LでしたがXceniorは22.5Lと5.5L分大きいです。バッグの全幅も55cmもありますので存在感アリアリです。部屋に放置しているとカミさんに掃除機でガンガンやられる事必至です。(;^ω^)
しかしそれなら同じLowproの500AWにすれば25Lでもっと広かったのでは?という意見も来そうですが、あれはサンニッパ、ヨンニッパ等の大口径単焦点を想定して作られているようで、たくさんの機材をワンルームに入れるというのとは発想が違うようです。実際に400AWよりも一回り大きいですが、主にリュックの厚みが増して容量を増やしており、楽に150-500mmと50-150mmが収納できる様な気がしません・・・。ので却下しました。それにメッセンジャーのようにも使えるショルダー式が欲しかったんですよねー。
実際に収納してみると、D500に150-500mmを付けてごっそり入ります。その他に50-150mm、17-50mm、8-16mm、90mmマクロ、35mm単が平面に入りました。あと仕切りをかませて2階建てにすると、50mm単とD7000に18-300mmを付けた状態で追加収納できました。まさに大容量のカメラバッグです。
これだけの機材を入れると、私の持っている機材のほぼオールキャストとなりますので、重量も相当なものです。車停めてから1kmも歩くような撮影現場には行きたくない程です。(笑)
しかし、大は小を兼ねるで、選択させられるというジレンマとストレスから解放されるのは間違いなく、コンテナを使うまでもないプチ遠征も少し楽で楽しくなりそうです。
ちなみにこのXcenior、とてもしっかりした造りになっております。これだけの機材を入れて持ち上げても、形がゆがむ事は殆どありません。大概のカメラバッグは底が出張ったりして、次に置くときに気を遣ったりしますが、このバッグはかなり頑丈に作られています。まぁ値段もそれなりですけどね。でもちょっと格好いいです。(^^)
 
あと、実はもう一つ補充した物がございまして。
プチ山行の際のアウトドアな場面でのカメラリュックです。例えば日帰りハイキングの時のカメラリュックが欲しい・・・。
私はテント泊の山行も何度かやってますのでグレゴリーのバルトロ85を持っているのですが、こんなの背負って日帰り登山とかあり得ないでしょ。でも私、安物45リットルを売ったので、今はこれしかないんですよね・・・。何度か前出の400AWで出かけもしていますが、カメラリュックって、それ以外の物が全く入らないんですよね・・・。やっぱプチでも山行ですから雨衣とか食料とかいるわけですよ。でもそれらの収納が想定されていないので、事実上使えないんですよね-。
出来れば雨衣、着替え一揃えと、食料、ストーブやコッヘルなどが入る兼用カメラリュックが欲しい・・・と前々から思っていたわけですが、私の希望を叶えるような商品が、実はマンフロットからオフロードシリーズというラインナップで出ておりまして、これもゲットいたしました。20Lタイプと30Lタイプがあるのですが、私は大は小を兼ねるで30Lタイプ(白)を選びました。単に大きさだけではなく、少し仕様も変えてあるようです。
https://www.amazon.co.jp/Manfrotto-%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E4%BB%98%E5%B1%9E-MB-BP-30GR/dp/B00T8RETYO
 
ついでにハクバのこれも買いました。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%82%AF%E3%83%90-KH-STH-HAKUBA-%E9%A6%96%E3%81%AE%E8%B2%A0%E6%8B%85%E3%81%8CZERO%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B00FG1UEQS/ref=pd_lpo_421_bs_t_2?ie=UTF8&psc=1&refRID=88WC1EVRFSK1HS2TVHEY
 
まだ一度も使っていませんけど、さすがにカメラの用品メーカーのプロデュース製品というだけあって、カメラマンにとってはかなり使い勝手がよさげに考えられています。
リュックは二気室の構造になっており、カメラの収納はリュックの下段で横からチャック開けて収納できるようになっています。インナーソフトバッグが横向きに入っているんですね。18-300mmを入手した現在では、カメラとこのレンズだけで良いのですが、もう1本レンズの持参が出来るような造りになっています。上段部分は完全フリーで、ここに1泊分くらいの山行荷物が収容できるようになっています。これこれ、これですよ欲しかったのは・・・。(^^)
外側も色々と考えられていて小型の三脚も取り付けられるようになっていたり、首から提げたカメラがブラブラしないように、ベルトで身体に固定できるようになっていたり、山歩きカメラマンには涙がちょちょ切れる様な便利機能が散りばめられています。(笑)
 
というわけで、撮影がいけない今秋の私。
ちょっと散在気味ですが、撮影機材の充実に振り向けております。
肝心の撮影の方はと言いますと・・・。
計画だけはしているんですけどねーー。計画だけは・・・。(;´Д`)